【レビュー更新】勝負弱さよりも、基礎力が課題(2015上海3回戦)

2015 Shanghai (Masters 1000)
3rd Round
Kevin Anderson[12] def. Kei Nishikori[6], 7-6(10),7-6(3)

負けました。スコアだけ見たら勝負強さが見られなかったということになると思いますが、問題はそこではないような気がします。
プレースタイル上、タイブレークになる前にどうにかしないといけないと思います。
アンダーソンは200km/h超えサーブを次々入れてくるのに対し、錦織は180km/hのサーブを勝負どころで入れるところに苦労しています。
勝負所だけ強くするってのは難しく、基礎力を上げることで勝負所が強くなるのだと思います。
言い換えれば、基礎力の高さがマージン(余裕度)を生み、マージンによって勝負所で有利に立てるのだと思います。

錦織だって200km/hサーブを打てます。錦織が打ってもアンダーソンが打っても200km/hは200km/hです。角度は違いますがスピードは同じです。
同じ速度のサーブでもどれだけ余裕をもって打てるかが、勝負どころでの確率に反映されます。余裕があるということはオプション(選択肢)があるということでもあります。錦織はストロークで沢山のオプションを持っていますが、そのオプションを使うことができるのはリターンが返ったあとのみ、あるいはサーブが入ったあとのみです。またサーブでも2ndになってしまえばオプションは少なくなります。

今日の試合は2nd 4-4まではお互いにブレイクポイントすら握らせないキープ中心のゲーム。
1stセットのタイブレイクを12-10で落としたところまでは仕方ないと言えるかもしれませんが、2ndセット中、自分のサービスゲームが機能している間にリターンゲームもどうにかしなければならなかったと思います。

2nd 4-4のゲームはストロークでミスを出したあとのダブルフォルトで落としました。もっともやってはいけない場面でもっともやっていけないミスです。

普通ならここで簡単に終わってしまうところですが、次のゲームで錦織はラブでブレイクしました。
ここは非凡なところです。
非凡なのですが、そんな状況に追い込まれること自体が問題です。
ビッグサーバーがいいサーブを入れたら厳しいのは仕方ありませんが、No.1になるためにはそれでも返さないといけません。リターンのポジションを工夫したか、返球率を重視して打たせるプレーを試したか、読みを入れていったか、などあらゆる手段を尽くしたかどうかはよく分かりません。

2ndセットタイブレイクは、バックハンドのストレート(課題ですね)でエラーを出してしまい、あっという間に0-5です。
そこから2本連続でリターンエースです。ここはやっぱり非凡です。信じられない。
でも、出すのが遅いのです。

錦織は類まれな挽回力を持ったプレーヤーで、不利な体勢からひっくり返す力を持っています。
でも、それには相手の「協力」も必要で、相手にしっかりプレーされてしまえばどうしようもありません。
神通力に頼ったテニスは1試合限定なら良くても、長い目で見ればきつすぎます。

と、何回も書いた同じ内容なのですが・・・。私はたとえ「そんなのプロのレベルでは通用しないよ!」と言われても、もっと打たせるテニスや確率重視の理詰めのテニスが見たいです。
「錦織のクリエイティビティを損なうとあれだから・・・」という論調もよく分かりません。ある程度まではそれでいいと覆いますが、No.1になるためにはそれでは限界が来ると思います。全てを吹き飛ばす圧倒的フィジカルや、常人には理解不可能なわけのわからないメンタリティ、あるいは誰にも真似できない天才的な面感覚とテクニック、そのようなものがあれば別ですが、錦織にはそこまでの圧倒的な武器はありません。どういったテニスが有利かということはある程度理論的に決まっています。その課題を一通りクリアした上でのオプションです。つまり、

・1stサーブを高い確率で入れる。
・リターンの返球率を高める。
・簡単な球をミスらない。
・深く球を打つ。

他にもあると思いますが、これらを行って、あるいは行える状態にしておいた上での様々な戦略でありオプションだと思います。上記は、ことあるごとに言っています。まるでアマチュアのような扱いと取られるかもしれませんが、全てのレベルでクリアすべき共通の課題だと思います。

逆にこれらが確率高くできないと、ラリーになったら100%近くポイントを取らないと勝負にならないとか、ボールを触った瞬間にエース狙いをして確率高く決めていかないといけないとか、アクロバティックなテニスを要求されてしまいます。

何か最近の錦織を見てるといいイメージと追求しすぎているのか、いい球を打たなければならないという意識が強すぎてかえってプレーバランスを崩しているように見えます。
多分、ポイント獲得率が最高になるポイントはもう少しリスクの低い側にあるのではないのかなという印象です。
特にバックのストレートは高確率でミスしています・・・。入っても厳しすぎるというか、ラインの50cm~1m内側に安定して入るようなショットが見られません。安全に行きすぎてもやはり、ポイント獲得率は下がってしまいますので、ウィナー数とエラー数のバランスを意識したリスクテイクをしてくれたら勝ちきれるようになるのでは・・・と思っているところです。

好材料としては2セットで被ブレイク1ってのは安定感はあったと思います。
でも1試合通じてキープし続けるってのは難しいということは今日改めて理解したと思いますので、リターンゲームの工夫をもっと・・・。
2ndサーブのリターンエースをなくす、ゲームを落とすにしても長引かせる、ポイントを落とすとしても数多く打たせる、
そういった細かい積み重ねがプレッシャーを与えるということは、過去の経験から良く理解していると思いますので・・・。
勝ち方を思い出してくれれば、今年は1年通じて安定感はあるので、どこかで爆発もできると思います。
今は、我慢のときです。
やるべきことをやる、その継続でまずは良いと思います。

例によって、今日のように試合内容にはダメ出しすることもありますけど、錦織のテニスの今後に対しては大きな心配はしていません。進化した部分もあれば足踏みしている部分もありますが、長期的にはまだ進化中です。

332 件のコメント

  • 未だに圭君のブログ更新はなく、アプリもFacebookも音沙汰なしのようですが、今はとても更新するような気持ちにはなれないのでしょうか?体調、悪いのでしょうか?こうやってファンが心配し過ぎるのもよくないですよね。ついつい心配で。

      引用  返信

  • ラッキーワンコさん
    山口さんの記事、ありがとうございました。圭君の置かれている大変な立場を再認識すると共に、ファンとしてもどうすべきか改めて考えさせられました。何とか少しでも楽な状況になれば、と思いました。

      引用  返信

  • ラッキーワンコさん
    山口さんの記事ありがとうございます

    確かに今回の楽天でも圭くんの試合の時に相手選手がダブルフォルトをしたり ラリーの末でもない単発の明らかなイージーミスの時に嬉々として拍手をする方々がいたのは残念でした
    つい‥という感じではなく それはそれは嬉々としてです
    中には「イエーイ!」と言いながら拍手される方もいました

    スポーツ観戦は盛り上がった方が良いとは思いますが それは誰と誰の試合であってもすべき事ではないと思いました
    圭くんが勝てば何でもいいのかな
    テニスへの愛情や 他の選手へのリスペクトが感じられないのは残念でした

      引用  返信

  • 相手のミスやファーストが入らなかったときの「ラッキー」や「よっしゃー」の応援は
    ソフトテニス(軟式テニス)の応援に起因するのではないかと、個人的には
    思っていたのですが、いかがでしょうか。
    わたし自身、中学と大学の部活でソフトテニス部でしたが、
    まさに応援はそんな感じです。「ラッキー」の節のついたメロディがありました。
    お互い応援合戦で。ファーストのフォルト、ダブルフォルトの「ラッキー」は
    当たり前で口ぐせのように出てきてしまいます。
    大学時代はちょっとした全国大会にも出ていたので、
    たぶんどこの地域も大差ないように思います。

    新たにテニス観戦を始めた人は知らないんじゃないかな〜。
    悪意もない気がします。
    テニス観戦のマナーをきちんとお伝えして広めていくしか
    ないのでしょうね。いっきににわかファンが増えた今は、
    テニス観戦の雰囲気を感じ取って知っていくのは難しいかもしれませんね。
    楽天オープンで毎回「観戦マナー」を明記して広まっていったらいいですね。

      引用  返信

  • 圭君、まったく音沙汰がないみたいですね・・?
    ブログに限っては特に相当更新されていないような? 少し心配です。
    今週からVienna500があるとのことで、上海で早めに負けてしまった今となってはWCかなんかで参戦して欲しかったです。
    というか、それくらいの気迫を見てみたかった、気がします。ここでポイントとっておけば、ほぼ決まりでしょう。
    今はフロリダでしょうかねえ? 今週の木、金くらいには圭君もヨーロッパに旅立つかな〜

      引用  返信

  • ブログなどの更新があると嬉しいですが、私は圭くんのいつもの気ままに任せたノリで逆に更新がないのもよい便りだと思いますよ。

      引用  返信

  • 圭くんからの音沙汰がないのは本当に寂しいですね。
    でも今は何も言わないで、テニスに打ち込むのが一番いいのでは?(~_~;)
    ATPなどの公式の記者会見などがあれば、それで十分だと思います。

    ebicciさまのViennaのWCでの参戦のご意見も、ごもっともとは思いましたが、圭くんは体力もマレーやフェレール……ほどの強さはないと思うので、現状でぎりぎりいっぱいのところで参戦計画を立てているのでは?
    とにかく目標を達成するためにやるべきことをやってくれていると、信じています。

      引用  返信

  • あかねさん

    そうですよね。
    いっぱいエントリーすれば出過ぎじゃないか〜、エントリーしなければ、もうちょっと頑張りをみたいとはほんとに欲張りだな〜と自分でも思います 笑
    今年、コンスタントにこれだけ試合に出られている、それだけでも感謝すべきですね!
    ただ単に圭ロスなだけです 笑
    今週の中盤にはバーゼルで練習風景もみれるでしょうし、残り2つとできればファイナルも全力応援ですね!

      引用  返信

  • @bucchiさん

    横から失礼します。

    >この2組が出れたら、俄然面白くなるんだけど♪

    そうなのです!この2組!
    ボレニーニは大丈夫だと思いますがPopSock!
    9位で微妙な位置にいますぅぅぅ(;д;`)
    バーゼルにSockがエントリーしてるのでダブルスもと期待しているのですが…
    ちょっとダブルスの平均年齢がお高めなので是非ともボレニーニ、ポップソックに出てほしいです(笑)

    …と錦織くんと関係のない話題で失礼いたしました

      引用  返信

  • @イナバヤ さん
    ダブルス、平均年齢ちょっとお高いですよね。でなくても、最近ベテラン勢が元気なので、若者にも頑張って欲しい(笑)。ボレニーニは、ファイナルズ出場決めたようです。
    9位のポップソックと8位のペアとの差は635p。ソックはストックホルムに出てますが、ポスピショルは今週出てないですね。そして来週はバーゼルにソック、バレンシアにポスピショルのようです。となると、次ペア組むのはパリMSかな?ここで決勝進出しないとポップソックは厳しいかもしれないですね。頑張って欲しいなぁ~。

      引用  返信

  • チャンコーチは今週末、エキシビションに出場予定とのこと、圭君のバーゼルへの帯同はあるのでしょうか?今こそ、コーチが必要な時だと思うのですが。またまた余計な心配、申し訳ありません。

      引用  返信

  • @bucchiさん

    にゃー!
    ポスピはバレンシアでしたか。
    そうするとパリで優勝すれば滑り込める可能性もアリですか。
    うううもうどんな勝ち方でもいいから頑張れ!平均年齢を下げるのよ!

      引用  返信

  • ミオ さん、お気持ちは理解出来ますが、戦うのは錦織選手ですよ~必要以上にコーチを崇めることはないですよ(^^)錦織選手を信じて応援しましょう( `ー´)ノ

    かぼちゃ さん、応援マナー、テニスに関するマナーは永遠のテーマだと思います。
    私は草トーナメントの運営の手伝いをしたこともありますが、ベテランの方ほど、間違った知識を主張したり、対戦相手に押し付けたりで困った例もあります(; ・`д・´)
    私が、実際に遭遇したのは、今の12ポイントTBシステムではなく、その前の9ポイントTBのルールを主張した年配の男性でした。もっと酷いのは、年配の方のミックスダブルスの大会で、相手の男性がサングラスをかけていたのですが「テニスは紳士のスポーツで、サングラスをかけてのプレーは下品でマナーに反するので失格!外さなければ対戦を拒否して失格です!」と主張した年配女性もいたそうですが・・・Σ(゚Д゚)サングラスが不可のルールなどありませんし、ましてや目の病気でサングラスが必要な方もいらっしゃいます・・・お前が失格だ!!!!!!!みたいな恥ずかしい輩ですね(; ・`д・´)
    今年の全豪でも、錦織選手 VS ドディグ選手戦 の大事なポイントのラリー中に「アウト!」叫んだ方が話題になって「にわかファンだろう?」との見方もありましたが・・・私はテニスをよく知っている方が粗相したのだと思いました。大事なポイントと理解している為に、思わず叫んでしまったと・・・
    実際にテニス誌のライターさんでも、若い頃の回想記事で、粗相を告白してらっしゃる方もみえます・・・
    なんにしても、にわかファンが粗相していると決めてしまうのは違うと思いますよ~m(__)m

      引用  返信

  • 私も最近テニスファンになった方がマナー違反をしているとは限らないと思っています
    今回の楽天で圭くんの相手選手のイージーミスやダブルフォルトで喜びの掛け声とともに拍手されてた方はテニスをされていて試合にも出ておられるらしい方でした
    (合間のお喋りもとても盛んで それによってわかったのですが話しぶりから長く経験がおありのようでした)
    なので余計に残念に思いました
    マナーを知らないのではなく 知っているはずなのに‥と

      引用  返信

  • 下団さん、ありがとうございました。私が心配しているうちに私は有料アプリには入っていないのですが、そちらに、フロリダに帰ったという報告があったみたいですね。やはり、心配し過ぎはよくないですね。

      引用  返信

  • スポーツは、結果を求めて皆頑張るものだけど、結果が全てではないんじゃないかな~、と思います。

    でなきゃ、ソチ五輪の浅田真央選手の涙の美しさ、メダルは取れなかったけれど、私たちに与えてくれた感動の説明がつきません。

    今、錦織選手は思ったような結果が出なくて苦しんでるかもしれません。彼はいつかきっと、素晴らしい結果を出してくれるだろうけれど、今は少し肩の力を抜いて、エアKでもドロップシヨットでも、彼らしいプレーでワクワクさせてほしいデス。真央ちゃんが、彼女のアイデンティティーのトリプルアクセルに最後までこだわり、決してその技を諦めなかったように。

      引用  返信

  • @m@ri さん
    わざわざありがとうございます。
    なるどほど、そのような理由だったのですね。来年は新しい家族の分奮起して復活して欲しいな~なんて

      引用  返信

  • すみません、全くスレチなのですが、いつどこに書いていいものかわからず、今に至りました。みなさん圭ロス中なので、閑話休題的に。
    10月初旬に、都内で開かれたマイケル チャンさんのトークイベントに参加することができました。テニスが主題のイベントではなかったのですが、そこここに圭くんのお話も登場しまして。そのお話を是非錦鯉のみなさまにもシェアしたいと思います。長くなりそうですが、興味のある方はどうぞ。

    その① 圭は最初から自分のことを信用していたわけではなかった。
    2013年末自分がコーチを始めた時、まず圭は、そのハードワークに驚いていた。それまで、そこまでハードワークをしたことがなかったようだ。また基本的なドリルを繰り返すことに、なんで?と懐疑的であった。しかし、1月にツアーが始まるとすぐに試合で反復練習の内容を実際に使い成功する場面が次々とあり、また良い成績としてすぐに成果を見ることができたので、そこでやっと自分との信頼関係も築けた。それ以後は良好な信頼関係が続いていると思う。目に見える結果が表れないと、なかなか相手を信じることができないのは、どんな人間関係でも同じですね、と。

    その② 謙虚...?
    インタビューアーの人が、チャンさんの謙虚さをたたえた後、その謙虚さが錦織選手にも注入されてきていると思うのですが、と水を向けたら、チャンさんは「う~ん」とちょっと答えに詰まって苦笑い。
    もうあとは相手のコートに打ち込みさえすればポイントが取れる、という場面で、観客を意識して、かっこよく決めちゃおうとする所が彼にはあるからね、と。その時の身ぶりは、明らかにエアケイのことと思われます。やっぱり、チャンさんからすると、エアケイはNGなんですね。でも、そのことを話すチャンさんの表情は、かわいい息子のことを愚痴るような、とても優しいものでしたよ。

    その③ 戦略...?
    チャンさんは、現役時代、自分の試合に関しては、勝った試合も負けた試合も全てノートに細かく書き残していたそうです。そして、同じ相手と対戦する時は、必ずそのノートを見直して戦略を立てた、と。圭くんのコーチになって、試合前のアドバイスをするとき、同じような要領で、相手のことを細かく伝えようとしたら、最初圭くんは、「いや、そんなに細かくなくていい。大体の特徴を教えてくれたらそれでいいから。」とあまり聞こうとしなかったそうです。しかしチャンさんが「たとえば、ナダルはファア¥が強力でバックが弱点だ、などという誰にだってわかる特徴を伝えることに何の意味があるんだ?!」とずいぶん強く言って、それからは圭くんもちゃんと聞くようになった、と。

    その④ 日本のマスコミは...
    チャンさんが、日本のマスコミが聞くことはいつも同じ、と。圭くんがトップ10入りする前は、「いつトップ10入りするのか?」トップ10入りした後は、「いつトップ5に?」もしくは、「いつグランドスラムで優勝するのか?」と、同じことしか聞かない、と。

    その⑤ 勝つと信じる
    勝つと信じて戦うことの大切さをとても力説されていました。自分が現役時代のこと。客観的に力は相手の方が上かもしれない相手と戦うこともある。しかし、そんな相手も試合開始前にネットを挟んで向き合って目を見ると、「おや、こいつは、わたしに勝てると思ってないぞ。」と感じることが何度もあった。そいう時は、もうその瞬間に勝負が決まってしまっていた、と。

    その⑥ チャンさんはNo.1に1ポイント差?
    チャンさんがランキング最高位2位で終わったことについて。チャンさんが「みんな知ってるかい?僕は1位まであと1ポイント(one point away)だったんだよ。」と言ったので、最初、1位と1ポイント差だったの?!と驚いたのですが、さにあらず。1996年の全米オープン。サンプラスが準々決勝で相手のコレチャにマッチポイント握られるところまで追い込まれた。そのポイント、コレチャがスマッシュだかパッシングだか(すみません、忘れました)、決めれば終わりだったのに、たまたまサンプラスが動いた方向に打ち込んでしまい、サンプラスのラケットがかろうじて届き、ポイントをしのぐ。その後逆転勝利。この時のマッチポイントをコレチャがものにして、準々決勝でサンプラスが敗退していれば、翌週チャンさんはランキング1位だった、と。
    実際のところ、何故自分が1位になれずに終わったかは、自分にもわからない。神さまがそうされたとしか言いようがない。人生の全てのことにおいてそうだけれど、人は過去を振り返って、あの時、こうなっていれば、ああなっていれば、と出来なかったことを悔やみがち。でも、そうではなくて、自分が実際に与えられたもの、手にしたものを感謝し喜ぶことが大切ですよ、と。

    その他、奥さんのアンバーさんとの馴れ初めなども出てきて、奥様にメロメロなのが伝わりました。チャンさんご自身は、本当に真面目で、でもユーモアも忘れることなく、温かで、とても素敵な人物だと思いました。こんな素敵な方が圭くんのコーチで本当によかったです。
    次はバーゼルですね。どうぞ圭くんがシーズン最後まで元気に戦いぬくことができますように。
    長々と失礼しました。

      引用  返信

  • すみません、なんか誤解を招く文章だったようなので追記いたします。
    わたしも、伊達選手が復帰してからのテニス「にわかファン」のひとりです。
    初めてテニスの生観戦(錦織選手)をしたのが、4年ほど前になりますが、
    そのときに「わたしの知っていたソフトテニスにおける応援の仕方」を
    したところ、近くのお兄さんに睨まれた経験があります。
    「ラッキー」と声を出したか、拍手をしたか。
    もちろんテニスのルールそのものはわかっていたつもりです。
    全く悪気はなかったので、ショックかつ結構怖い思いをしたのですが。。。
    その頃はこういうマナーについてかかれた文章も読んだことがなかったので
    知っていれば、、、という想いが強かったです。

    同じような方がそれなりにいるんじゃないかと思い、
    書かせていただいたのですが、、、
    決っして「にわかファン」を批判したかった訳ではないです。
    以前に観戦マナーの書かかれたパンフレットのようなものが会場で配られれば、という
    意見がありましたが、わたしはそれに賛同しています。
    テニスファンが急増している今でこそ。

    いつも楽しく拝見しています。また一読者に戻ります。
    失礼いたしました。

      引用  返信

  • かぼちゃさん
    言葉が足らなくてごめんなさい
    かぼちゃさんが 最近テニスファンになられた方々を批判してらっしゃるなんて思ってないんですよ
    明らかにテニスを知ってるはずのような方でも残念な応援される方がいた事をここで聞いて欲しかっただけだったんです
    お気を悪くされたのなら お許しくださいm(_ _)m

    かぼちゃさんはご自身で「にわか」なんておっしゃいますが 私はテニスファンなら新しいファンも古くからのファンも関係なく同じだと思っています
    歴の長さよりも 要はテニスが好きという熱量ですよね
    圭くんの活躍でテニスが広く知られ 魅力も伝わって テニスを好きになる人が増えているのがとても嬉しいです
    マナーは守りつつ 選手も周りも楽しめるような元気な応援をして 更に日本でのテニスが盛り上がるといいですよね

      引用  返信

  • @ebicci
    同感!去年出てない ベーゼルにでるそうですネ! そして去年セミ対ジョーコで落とした パリです!
    セミまで 行かないと マイナスなので ベーゼルで 取っておきたいのでしょう? ちょっとイネプト気味?

      引用  返信

  • レースランキングはマイナスはありません。
    Parisは勝っただけ加点が付きます。
    Baselは180ポイント以上勝たないと,加点が付きません。
    つまり、決勝進出で加点が付きます。

    残る1枠に入れる可能性は高いと思っているいるのですが・・・・

      引用  返信

  • Chrisちゃん さん、96年全米QFの戦いは凄かったですよ~
    サンプラス選手、ファイナルのTBで嘔吐するほど疲れ果てていました・・・TB5-6のコレチャ選手のMPでサンプラス選手のサーブだったのですが、グランドストローク戦をする余力もなく、サンプラス選手が一か八かでネットにラッシュしたのでした。その試合、それまでコレチャ選手のストレートへのパスが素晴らしくて、そのポイントでもストレートへのパスを打っていればサンプラス選手のバッグ側になりましたし、届いてもラケットを弾いて終わっていたと思います。それが、そのポイントはクロスへ打ってしまい・・・6-6の後はサンプラス選手の2ndサーブでのエースとコレチャ選手のDFでゲームセット。壮絶な戦いでした。コレチャ選手も試合後のインタビューでクロスへ打ったことを少し後悔していたそうですが・・・No.1選手の執念がコレチャ選手を迷わせたのかな~と思ってしまいましたm(__)m

    かぼちゃ さん、すみませんm(__)m かぼちゃ さんの お気持ち分かります。私も軟式テニスからの転向した頃は色々と・・・あとは、しまちゃん さんに同意です(`・ω・´)ゞピシッ!

      引用  返信

  • TB5-6のコレチャ選手のMP ×
    TB6-7のコレチャ選手のMP 〇
    です。すみませんm(__)m

      引用  返信

  • Chrisちゃんさん、興味深いお話、どうも有難うございました。
    全然長くなんかないですよ!
    私もそのトークイベント、行ってみたかったです。

    日本のマスコミの話….耳が痛いですね。実際私もいくつかのテレビ番組で、チャンコーチがその質問を受けているのを見ました。

    試合後のメモの話….勝った試合はともかく、負けた試合のことなんて、普通思い出したくないだろうに、流石ですね~。

      引用  返信

  • 度々申し訳ありません。圭君の有料アプリにも圭君の写真やコメントはなく、チャンコーチの写真だけのようなのですが、圭君はスイスへはいらっしゃるのですよね。心配症ですみません。

      引用  返信

  • ところで、年下の選手に負けたのはラオニッチ以外に誰がいるんですか
    年下にはラオニッチ以外には負けてない気がするんですが
    誰か教えていただけませんか

      引用  返信

  • ツアーレベルでは
    10年のイーストボーン250で アンドレイ・クズネツフォフ選手 1991・2・22 生まれ
    13年の全米で ダニエル・エヴァンス選手 1990・5・23 生まれ
    14年の上海1000で ジャック・ソック選手 1992・9・24 生まれ
    に負けていますね~怪我や、疲労、スランプの影響が大きかったですが・・・

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。