先日紹介したCross教授の神本、「Technical Tennis: Racquets, Strings, Balls, Courts, Spin, And Bounce」はタイトルの通り、テニスに関する物理法則についたまとめられた本で、ラケットやガットによるボールの飛び、コートサーフェスの性質、スピンによる曲がり、ボールのバウンドの仕方について書かれています。
Technical Tennis: Racquets, Strings, Balls, Courts, Spin, And Bounce

衝撃の事実ですよね。
しかし、実験データが語る事実なのです。
ある程度以上(20m/s以上くらい)のスイングスピードでは、ガットを緩くしても反発力は1%程度しか増加しません。
「ガットを緩くするとボールは飛ぶ」
という経験則とは違いますね。
不評な「テニスの物理」シリーズ。趣味の世界です。
おそらく思いっきり読者を減らしていると思いますが、もう突き進みますw
これも錦織が復帰するまでのほんのちょっとの辛抱ですので、お付き合いくださいw
本日は「テニスボールに働く力」についてです。
なるべく数式は出さないようにします。
先日、テニスコートは思ったよりも縦長であるということを指摘しました。
どうしても実際のコートの寸法よりも縦方向が短いテニスコートを想像してしまう理由として、テニスでは左右に振られることが多いので、どうしても左右方向の広さを過大評価してしまうのではないか、と仮説を立てました。(前後方向は、待っていてもボールが来る)
しかし本日、テニス雑誌を見ていて気がついたことがありました。
良く言われること。
コーナーには有効なショットを打てれば良いが、追いつかれてしまうと角度をつけて返されてしまう。
センターに打っておけば、相手は角度を付けて返球できないので守りやすい。
果たしてそうでしょうか?( ̄ー ̄)ニヤリ
図に書いてみましょう。