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	<title>錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ &#187; テニス論</title>
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	<description>Die-Hard Nishikori Aficionado</description>
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		<title>体を鍛えると病気になりやすい？</title>
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		<pubDate>Thu, 19 Aug 2010 03:45:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.keinishikori.info/?p=3066</guid>
		<description><![CDATA[気になる記事を見つけたので紹介します。 体を鍛えると病気になりやすい？　－　雑学解剖研究所－LABORATORY－大疑問の研究１ リンク先の記事によりますと、 健康のためには、運動は欠かすことができない。体を鍛えれば鍛えるほど、抵抗力も高くなり、病気にかかりにくくなる―トレーニングが日課となっている人は、 そんな風に考えることが多い。 確かに、適度な運動は健康の維持に貢献する。しかし、「過ぎたるは尚及ばざるが如し」の言葉の通り、体を鍛えすぎると思わぬ弊害がある。なんと、免疫抵抗力が落ちてしまうというのだ。つまりは風邪を引きやすくなるなど、感染症にかかりやすくなってしまうのである。　体を鍛えれば抵抗力もアップして病気になりにくい…そう信じていた人にとってはショックである。　一体なぜこんなことが起こるのだろう？ ということらしいのです。 これを読んで、先日錦織が風邪を引いたこと（過去にも数回体調を崩したことがあった）、ロディックら多くの選手が単核症（mono）に羅患したことなどを思い出しました。 漠然と「アスリートの割にはみんなよく体調を崩すな、それだけツアーは大変なんだろうな。」くらいにしか思っていませんでしたが、こういう事実があるとしたら納得です。 理由をしては以下のように述べられています。 身体機能を極限まで高めることを目的とするようなトレーニングを行うと、以下のような現象が起こることが指摘されている。 免疫機能を担う白血球、リンパ球、ナチュラルキラー細胞（NK細胞）の減少。　感染症にかかる危険性の増大。　免疫力の低下。　活性酸素の過剰による筋損傷。ガンや動脈硬化、脳梗塞など各種疾病の危険。 なにやら恐ろしいことが書いてあります。数値が示されていないし過度に心配することはないと思いますが、アスリートのみなさん、一層の体調管理に対する気配りをお願いします。 しかしこういった情報は、複数のソースから裏をとることが必要だと思います。リンク先のサイトの信頼性を疑っているわけではありませんし、おかしいことを書いているとは思えませんが、これだけで鵜呑みにしてしまうのは危険かと思います。 インターネットは素早く情報を得ることができて大変便利ですが、すべて自分で情報の信憑性を判断しなければなりません。そういう意味では人の手とお金をかけてきちんと内容を吟味された出版社経由の書籍の内容については、一定以上の信頼がおけると思います。 （もっとも、中にはおかしなことを書いている書籍もあります。平均的レベルではネットより信頼性があるという意味で。） テニスの理論や指導法についても、明らかな間違いから素晴らしいものまで玉石混交の状態ですね。そして私を含め、見る側が判断基準を必ずしも持っているわけではありませんから難しいです。 話が脱線しそうなので戻します。この「体を鍛えると病気になりやすい」について専門的知識を持っていらっしゃる方がおられましたら、ぜひ教えていただけませんでしょうか。もしくは他に説明しているWebサイトなどご存知でしたら教えてください。私も興味があるので、ちょっと調べてみます（「信頼性」とか言いながらネット中心ですが・・・）Similar Posts: なんか目を鍛えるのが強くなる近道な気がしてきた 錦織が電話で記者会見、「数年で世界トップに」 錦織圭は２４時間振り回し練習しても大丈夫！（公式ブログ更新情報） 寒い日は足をつりやすいを実感 錦織、お疲れモード？楽天オープン以来の1回戦敗退で今シーズンを終える（2011パリマスターズ1000）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>気になる記事を見つけたので紹介します。</p>
<p><a href="http://why.mods.jp/contents/mystery.htm#15">体を鍛えると病気になりやすい？　－　雑学解剖研究所－LABORATORY－大疑問の研究１</a></p>
<p>リンク先の記事によりますと、</p>
<blockquote><p>健康のためには、運動は欠かすことができない。体を鍛えれば鍛えるほど、抵抗力も高くなり、病気にかかりにくくなる―トレーニングが日課となっている人は、 そんな風に考えることが多い。<br />
確かに、適度な運動は健康の維持に貢献する。しかし、「過ぎたるは尚及ばざるが如し」の言葉の通り、体を鍛えすぎると思わぬ弊害がある。なんと、免疫抵抗力が落ちてしまうというのだ。つまりは風邪を引きやすくなるなど、感染症にかかりやすくなってしまうのである。　体を鍛えれば抵抗力もアップして病気になりにくい…そう信じていた人にとってはショックである。　一体なぜこんなことが起こるのだろう？
</p></blockquote>
<p>ということらしいのです。</p>
<p><span id="more-3066"></span></p>
<p>これを読んで、先日錦織が風邪を引いたこと（過去にも数回体調を崩したことがあった）、ロディックら多くの選手が単核症（mono）に羅患したことなどを思い出しました。</p>
<p>漠然と「アスリートの割にはみんなよく体調を崩すな、それだけツアーは大変なんだろうな。」くらいにしか思っていませんでしたが、こういう事実があるとしたら納得です。</p>
<p>理由をしては以下のように述べられています。</p>
<blockquote><p>身体機能を極限まで高めることを目的とするようなトレーニングを行うと、以下のような現象が起こることが指摘されている。<br />
免疫機能を担う白血球、リンパ球、ナチュラルキラー細胞（NK細胞）の減少。　感染症にかかる危険性の増大。　免疫力の低下。　活性酸素の過剰による筋損傷。ガンや動脈硬化、脳梗塞など各種疾病の危険。
</p></blockquote>
<p>なにやら恐ろしいことが書いてあります。数値が示されていないし過度に心配することはないと思いますが、アスリートのみなさん、一層の体調管理に対する気配りをお願いします。</p>
<p>しかしこういった情報は、複数のソースから裏をとることが必要だと思います。リンク先のサイトの信頼性を疑っているわけではありませんし、おかしいことを書いているとは思えませんが、これだけで鵜呑みにしてしまうのは危険かと思います。</p>
<p>インターネットは素早く情報を得ることができて大変便利ですが、すべて自分で情報の信憑性を判断しなければなりません。そういう意味では人の手とお金をかけてきちんと内容を吟味された出版社経由の書籍の内容については、一定以上の信頼がおけると思います。<br />
（もっとも、中にはおかしなことを書いている書籍もあります。平均的レベルではネットより信頼性があるという意味で。）</p>
<p>テニスの理論や指導法についても、明らかな間違いから素晴らしいものまで玉石混交の状態ですね。そして私を含め、見る側が判断基準を必ずしも持っているわけではありませんから難しいです。</p>
<p>話が脱線しそうなので戻します。この「体を鍛えると病気になりやすい」について専門的知識を持っていらっしゃる方がおられましたら、ぜひ教えていただけませんでしょうか。もしくは他に説明しているWebサイトなどご存知でしたら教えてください。私も興味があるので、ちょっと調べてみます（「信頼性」とか言いながらネット中心ですが・・・）<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>左手でサーブを打って女性の気持ちになってみるの巻</title>
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		<pubDate>Sun, 08 Aug 2010 14:29:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

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		<description><![CDATA[サーブが苦手な女性が多い。初心者はまず90%以上、羽子板的打ち方になる。手首を外に折って、ラケットフェイスが開いてしまう。 で、内転とか薄いグリップとか肘を上げるとか、お決まりの教え方をする。結構分かってくれる。でも、構えた途端に無意識にグリップを握りかえる・・・。 ということを何カ月も繰り返す。でも、理解してないのかといえばちゃんと理解してる。教えている最中は一生懸命やってくれて、部分的には良くなってその日の練習を終える。 で、次回また元に戻っているわけなのだが、これは責められない。なぜなら、イメージができないから。 男の子は一度は野球を、いや最低でもキャッチボールをしたことはあるだろう。小学校ではドッヂボールなどもよくやっていたが、今はどうなのだろうか？ とにかく、ボールを投げるという動作は男性にとって特に「非日常」の動作ではない。 でも女性はどうだろうか。おそらく平均的には、男性と比べて圧倒的に「ボールを投げた」経験に乏しいだろう。もともとの体の構造（肩の強さ）などもあるかもしれない。 いや、ボール投げの経験に乏しいから、そもそも肩関節の稼働域が確保できていなかったり、必要な筋肉がついていないのかもしれない。 そう思って、もうずいぶん前になるのだが、女性の気持ちを分かろうとして左でサーブを打ってみたことがある。 当然ながらまともに打てない。ちょっと違うかもしれないが、女性はこういう感じでサーブを打っているのかなー、と思った。 イメージがあって、理屈は分かっているはずの私ですら打てないのだから、初心者、ましてや球技もしたことがない大人の女性が、何回かサーブ練習しただけで入るようになるわけはない。私だって、中学校から初めてまともにサーブが入るようになったのはいつのことだったか。初めて打ったスピンサーブは右90度に飛んでいった。 脳から出た命令が筋肉に正確に伝わるためには、神経回路網が整備されないと不可能。1回、2回と同じ動作を繰り返すことによって、シナプスの結合が強くなっていき、動作が安定していく。 最終的にまともにサーブが打てるようになるのに何百回、何千回打てばいいのか・・・国枝さんは、ショットをものにするまでに３万球必要、と言った。初心者女性がサーブをものにするにはそれ以上必要なのではないか。気が遠くなった。 ただ、私の左手の場合は比較的速く上達した。と言っても確率は低く、そこそこいい当たりができるようになっただけだが。右利き時のイメージがあることと、理屈が分かっているのでフィードバックが強く効いたのだと思う。（ただし、筋肉ができていないので脇のあたりが痛くなった）。 ここから分かることは、「やっぱりちゃんと正しいフォームを教えたら、上達は早くなるはず」ということ。イメージを確立するのはまた別の作業が必要で、目の前で何回も打ってあげること、動画を活用することくらいしかない。そしてやっぱり反復練習で筋肉と神経回路網を発達させる必要がある。なんとか初心者から始めて、「ビッグサーバー」と呼ばれる女性を育成してみたいと思う今日この頃。Similar Posts: 【リマインダ】本日夜7時WOWOWでサンノゼの試合を録画放送 最近の試合のサーブのstatsを分析してみた。 錦織のサーブはそんなに悪いか？ ジャパン・オープン、ＡＩＧがスポンサー撤退 【WB前更新祭り３】錦織圭の調整状況はやや不安]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>サーブが苦手な女性が多い。初心者はまず90%以上、羽子板的打ち方になる。手首を外に折って、ラケットフェイスが開いてしまう。</p>
<p>で、内転とか薄いグリップとか肘を上げるとか、お決まりの教え方をする。結構分かってくれる。でも、構えた途端に無意識にグリップを握りかえる・・・。</p>
<p>ということを何カ月も繰り返す。でも、理解してないのかといえばちゃんと理解してる。教えている最中は一生懸命やってくれて、部分的には良くなってその日の練習を終える。</p>
<p><span id="more-2961"></span></p>
<p>で、次回また元に戻っているわけなのだが、これは責められない。なぜなら、イメージができないから。</p>
<p>男の子は一度は野球を、いや最低でもキャッチボールをしたことはあるだろう。小学校ではドッヂボールなどもよくやっていたが、今はどうなのだろうか？</p>
<p>とにかく、ボールを投げるという動作は男性にとって特に「非日常」の動作ではない。</p>
<p>でも女性はどうだろうか。おそらく平均的には、男性と比べて圧倒的に「ボールを投げた」経験に乏しいだろう。もともとの体の構造（肩の強さ）などもあるかもしれない。</p>
<p>いや、ボール投げの経験に乏しいから、そもそも肩関節の稼働域が確保できていなかったり、必要な筋肉がついていないのかもしれない。</p>
<p>そう思って、もうずいぶん前になるのだが、女性の気持ちを分かろうとして左でサーブを打ってみたことがある。</p>
<p>当然ながらまともに打てない。ちょっと違うかもしれないが、女性はこういう感じでサーブを打っているのかなー、と思った。</p>
<p>イメージがあって、理屈は分かっているはずの私ですら打てないのだから、初心者、ましてや球技もしたことがない大人の女性が、何回かサーブ練習しただけで入るようになるわけはない。私だって、中学校から初めてまともにサーブが入るようになったのはいつのことだったか。<strong>初めて打ったスピンサーブは右90度に飛んでいった。</strong></p>
<p>脳から出た命令が筋肉に正確に伝わるためには、神経回路網が整備されないと不可能。1回、2回と同じ動作を繰り返すことによって、シナプスの結合が強くなっていき、動作が安定していく。</p>
<p>最終的にまともにサーブが打てるようになるのに何百回、何千回打てばいいのか・・・国枝さんは、ショットをものにするまでに３万球必要、と言った。初心者女性がサーブをものにするにはそれ以上必要なのではないか。気が遠くなった。</p>
<p>ただ、私の左手の場合は比較的速く上達した。と言っても確率は低く、そこそこいい当たりができるようになっただけだが。右利き時のイメージがあることと、理屈が分かっているのでフィードバックが強く効いたのだと思う。（ただし、筋肉ができていないので脇のあたりが痛くなった）。</p>
<p>ここから分かることは、「やっぱりちゃんと正しいフォームを教えたら、上達は早くなるはず」ということ。イメージを確立するのはまた別の作業が必要で、目の前で何回も打ってあげること、動画を活用することくらいしかない。そしてやっぱり反復練習で筋肉と神経回路網を発達させる必要がある。なんとか初心者から始めて、「ビッグサーバー」と呼ばれる女性を育成してみたいと思う今日この頃。<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>スライスを制する者は芝を制する・・・かもしれない</title>
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		<pubDate>Sat, 26 Jun 2010 14:16:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.keinishikori.info/?p=2729</guid>
		<description><![CDATA[連日のウィンブルドン観戦で完全に寝不足な私ですが、皆さまはいかがでしょうか。 ラリーを見ているとさすがウィンブルドン、スライスが他の大会よりも多用されています。 芝はバウンドが低くボールが滑ってくるため、逆回転となるスライスが活きるサーフェスなのです（ボールがさらに低く、滑る）。 どのようにスライスが活用されているか、ちょっと紹介してみます。 （１）強打を防ぐスライス スライスを滑らせて深く入れることにより、相手に低い打点を強制させます。 低い打点からはエースが取られにくく、無理して強打すればミスの元なので基本的にはスピンをかけて安全に入れに行きます。 そのショットが浅く入ったり、相手にとって打ちごろの高さに跳ねたりするのを嫌ってスライスをスライスで返球する場面も多く見られます。 緩いスライスをまた緩くスライスで返して「どうしてそういうことをするのだろう？」と思う場面があるかもしれませんが、こういうことです。自分はリスクを取りたくなく、相手にリスクを取らせたいのです。 （２）ストレートに流すスライス ストロークの基本はクロスのラリーです。その中で相手を走らせるためにストレートに流すスライスが使われます。ちょっと面を流すだけで打ててしまうので、クロスと見分けがなかなか付きません。 さらに、サイドスピンをかけることもできますのでバウンド後にコートの外側に跳ねさせることによって、相手をコートの外に追い出すことができます。 相手を走らせるという意味では必ずしもスライスでなくても良いのですが、スライスはバウンドが低いので追いつけたとしても返球は意外と難しいです。浅めに打つストレートのスライスは、特にグリップの厚い選手には効果的です。 フラットショットよりもボールスピードは遅くなるので確率高くコートにインするのが長所です。エースを狙うというよりは走らせてオープンスペースを作ったり、ミスを誘うためのショットです。 早いタイミングで捉えたらネットへのアプローチショットにすることもできます。 (3)ショートクロスへのスライス スライスはいやらしいショットですが、浮いてしまうと強打の餌食になります。そのため（１）（２）のショットを混ぜたり、時にはショートクロスに打って変化を付けることが重要です。ドロップショットとしてのショートクロスだけでなく、高い打点からは比較的スピードのあるスライスをショートクロスに配球することができます。 ここでもバウンドが低いスライスの特性が活きてきます。相手は追いつけたとしても、やはりスライスでの返球となる確率が高いでしょう。タイミングを合わせてネットに出ることができれば、あとはオープンコートにボレーを流すだけです。 ショートクロスへの切れるスライスはフェデラーのが絶品です。 (4)ブロックリターンのスライス クレーコートではベースラインより3mも後ろでリターンを構えるナダルも、ウィンブルドンではベースライン付近までポジションを上げます。クレーコートではバウンド後の減速が大きいので後ろに下がることにより返球率を高めることができますが、芝で同じことをしたらノータッチエースの山を築かれてしまいます。 リターン位置を上げると当然ながらボールへの反応時間を短くしなければなりませんから、速いサーブに対してはコンパクトにブロックリターンをしなければなりません。 ブロックリターンをするときはスイングスピードが稼げませんので、面が上向きになるスライスを使うことが通常です。スイングスピードがなくてもボールの飛距離が出ます。リターンの返球率を高めるために必須の技術です。 また、サーブアンドボレーをしてくる相手の足もとにボールを送ることも容易です。 (5)アプローチでのスライス スライスの利点の一つは、ボールを早いタイミングで捕えることが可能になることです。ボールの軌道の後ろに入りさえすれば、浅めの球に対して前に突進しながらボールを処理することができます。ボールスピードだけだったらフラットやドライブでの強打でしょうが、タイミングの早さやネットでのいいポジションに着くまでの早さまで含めて考えればスライスの方が有利な場合があります。 早めにボールを捕らえ、スライスで滞空時間で稼いでネットに素早く付き、かつ低いバウンドで強打させない、というのがスライスでのアプローチを行う目的です。 しかし一昔前と比べて、パッシングの技術は恐ろしく向上しました。ナダルのような選手が低い打点を苦にせず強烈なパッシングショットを打つようになりました。しかもミスしてくれません。昔ほどの優位性は無くなったと言ってよいでしょう。 それでも例えばロドラ、メルツァー、ロペス、鈴木貴男などのようにネットプレイを得意とする選手はスライスのアプローチを上手く使います。パスが強力だと言っても、ちゃんと狙った通りに打てればパスのコースをある程度限定させることができます。ネットプレイはパスを100％止めなくてはいけないというプレイスタイルではありませんので、抜かれながらもしつこく前に出続け、プレッシャーをかけて最終的には過半数のポイントが取れるようになればOKなのです。 スライスマスターのサントロ師匠のプレーが今年は見れないのは大変残念なことです。 男子の世界では昔よりはスライスは通用しなくなりました。これは間違いありません。しかしすでに述べたように多くの利点があるスライスは、必要なテクニックの一つとしてこれからも生き残っていくと思います。女子の世界ではスライスを有効に使う選手があまりいないだけに、逆に有効性が一昔前より高まっているように思います。昨年、クルム伊達公子がスライスを積極的に使ってウォズニアッキを苦しめた試合がありましたが、あの試合は女子テニス界に大きなヒントを与えたと思います（活用されているようには見えませんがｗ）。 伊達さんはスライスだけでなくボレーも非常に上手く、若い女子選手は学ぶものが多いと思います。ベースラインからの強打を主体にする選手ばかりの昨今、スライス系のテクニックに活路を見出す選手がもう少しいてもよさそうなものですが、なかなか現れませんね。 ちょっと話が脱線してしまいましたが、要は芝で勝ちたければスライス覚えて損は無いよ、でも昔（15年前くらいまで？）ほどの有効性はないので、「スライスを制する者は芝を制する」と言いきるにはちょっと苦しいかな・・・と思ってこのタイトルとなりました。 あーまとまらない記事。Similar Posts: Wii「グランドスラム テニス」日本版(錦織圭が登場)が正式にアナウンスされました 股抜きショットを成功させるコツ Wii「グランドスラム・テニス」発売日は7月2日 ゲータレードでも飲んで錦織の復帰を待ちましょう Cross教授のWebサイトの動画がすごい]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>連日のウィンブルドン観戦で完全に寝不足な私ですが、皆さまはいかがでしょうか。</p>
<p>ラリーを見ているとさすがウィンブルドン、スライスが他の大会よりも多用されています。</p>
<p>芝はバウンドが低くボールが滑ってくるため、逆回転となるスライスが活きるサーフェスなのです（ボールがさらに低く、滑る）。</p>
<p>どのようにスライスが活用されているか、ちょっと紹介してみます。</p>
<p><span id="more-2729"></span></p>
<p><strong>（１）強打を防ぐスライス</strong></p>
<p>スライスを滑らせて深く入れることにより、相手に低い打点を強制させます。</p>
<p>低い打点からはエースが取られにくく、無理して強打すればミスの元なので基本的にはスピンをかけて安全に入れに行きます。</p>
<p>そのショットが浅く入ったり、相手にとって打ちごろの高さに跳ねたりするのを嫌ってスライスをスライスで返球する場面も多く見られます。</p>
<p>緩いスライスをまた緩くスライスで返して「どうしてそういうことをするのだろう？」と思う場面があるかもしれませんが、こういうことです。自分はリスクを取りたくなく、相手にリスクを取らせたいのです。</p>
<p><strong>（２）ストレートに流すスライス</strong></p>
<p>ストロークの基本はクロスのラリーです。その中で相手を走らせるためにストレートに流すスライスが使われます。ちょっと面を流すだけで打ててしまうので、クロスと見分けがなかなか付きません。</p>
<p>さらに、サイドスピンをかけることもできますのでバウンド後にコートの外側に跳ねさせることによって、相手をコートの外に追い出すことができます。</p>
<p>相手を走らせるという意味では必ずしもスライスでなくても良いのですが、スライスはバウンドが低いので追いつけたとしても返球は意外と難しいです。浅めに打つストレートのスライスは、特にグリップの厚い選手には効果的です。</p>
<p>フラットショットよりもボールスピードは遅くなるので確率高くコートにインするのが長所です。エースを狙うというよりは走らせてオープンスペースを作ったり、ミスを誘うためのショットです。</p>
<p>早いタイミングで捉えたらネットへのアプローチショットにすることもできます。</p>
<p><strong>(3)ショートクロスへのスライス</strong></p>
<p>スライスはいやらしいショットですが、浮いてしまうと強打の餌食になります。そのため（１）（２）のショットを混ぜたり、時にはショートクロスに打って変化を付けることが重要です。ドロップショットとしてのショートクロスだけでなく、高い打点からは比較的スピードのあるスライスをショートクロスに配球することができます。</p>
<p>ここでもバウンドが低いスライスの特性が活きてきます。相手は追いつけたとしても、やはりスライスでの返球となる確率が高いでしょう。タイミングを合わせてネットに出ることができれば、あとはオープンコートにボレーを流すだけです。</p>
<p>ショートクロスへの切れるスライスはフェデラーのが絶品です。</p>
<p><strong>(4)ブロックリターンのスライス</strong></p>
<p>クレーコートではベースラインより3mも後ろでリターンを構えるナダルも、ウィンブルドンではベースライン付近までポジションを上げます。クレーコートではバウンド後の減速が大きいので後ろに下がることにより返球率を高めることができますが、芝で同じことをしたらノータッチエースの山を築かれてしまいます。</p>
<p>リターン位置を上げると当然ながらボールへの反応時間を短くしなければなりませんから、速いサーブに対してはコンパクトにブロックリターンをしなければなりません。</p>
<p>ブロックリターンをするときはスイングスピードが稼げませんので、面が上向きになるスライスを使うことが通常です。スイングスピードがなくてもボールの飛距離が出ます。リターンの返球率を高めるために必須の技術です。</p>
<p>また、サーブアンドボレーをしてくる相手の足もとにボールを送ることも容易です。</p>
<p><strong>(5)アプローチでのスライス</strong></p>
<p>スライスの利点の一つは、ボールを早いタイミングで捕えることが可能になることです。ボールの軌道の後ろに入りさえすれば、浅めの球に対して前に突進しながらボールを処理することができます。ボールスピードだけだったらフラットやドライブでの強打でしょうが、タイミングの早さやネットでのいいポジションに着くまでの早さまで含めて考えればスライスの方が有利な場合があります。</p>
<p>早めにボールを捕らえ、スライスで滞空時間で稼いでネットに素早く付き、かつ低いバウンドで強打させない、というのがスライスでのアプローチを行う目的です。</p>
<p>しかし一昔前と比べて、パッシングの技術は恐ろしく向上しました。ナダルのような選手が低い打点を苦にせず強烈なパッシングショットを打つようになりました。しかもミスしてくれません。昔ほどの優位性は無くなったと言ってよいでしょう。</p>
<p>それでも例えばロドラ、メルツァー、ロペス、鈴木貴男などのようにネットプレイを得意とする選手はスライスのアプローチを上手く使います。パスが強力だと言っても、ちゃんと狙った通りに打てればパスのコースをある程度限定させることができます。ネットプレイはパスを100％止めなくてはいけないというプレイスタイルではありませんので、抜かれながらもしつこく前に出続け、プレッシャーをかけて最終的には過半数のポイントが取れるようになればOKなのです。</p>
<p>スライスマスターのサントロ師匠のプレーが今年は見れないのは大変残念なことです。</p>
<p>男子の世界では昔よりはスライスは通用しなくなりました。これは間違いありません。しかしすでに述べたように多くの利点があるスライスは、必要なテクニックの一つとしてこれからも生き残っていくと思います。女子の世界ではスライスを有効に使う選手があまりいないだけに、逆に有効性が一昔前より高まっているように思います。昨年、クルム伊達公子がスライスを積極的に使ってウォズニアッキを苦しめた試合がありましたが、あの試合は女子テニス界に大きなヒントを与えたと思います（活用されているようには見えませんがｗ）。</p>
<p>伊達さんはスライスだけでなくボレーも非常に上手く、若い女子選手は学ぶものが多いと思います。ベースラインからの強打を主体にする選手ばかりの昨今、スライス系のテクニックに活路を見出す選手がもう少しいてもよさそうなものですが、なかなか現れませんね。</p>
<p>ちょっと話が脱線してしまいましたが、要は芝で勝ちたければスライス覚えて損は無いよ、でも昔（15年前くらいまで？）ほどの有効性はないので、「スライスを制する者は芝を制する」と言いきるにはちょっと苦しいかな・・・と思ってこのタイトルとなりました。</p>
<p>あーまとまらない記事。<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>ネットプレイヤー激減はラケットの進化のせいか？</title>
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		<pubDate>Fri, 09 Apr 2010 14:20:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

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		<description><![CDATA[ラケットの性能は確かに上がりました。 しかしそれは20年前と比較してのこと。最近10年間、様々なテクノロジーが発表されてきましたが、果たしてそれらは有効なものではあったか個人的には疑問に思っています。 良く言われることに、「ラケットが進化したので、サーブアンドボレーヤー（ネットプレイヤー）がいなくなった」というものがあります。 確かに一昔前と比べてプロのストローク力は格段に上がりました。ちょっと苦しいところからでもエースを取ることができますし、まるでピンポンのようにボールが行き交っています。 しかしそれは、ラケットの進化だけで説明できるでしょうか？少し考えてみたいと思います。 そもそも「ラケットの進化」とは何でしょうか？私には以下の３つしか思いつきません。他にあるでしょうか？ 軽量化 反発力の向上 コントロールの向上 他には「ストリングの進化」もあるでしょうが、ここではラケットのフレームについて論じます。 まず１の軽量化ですが、新素材の開発により、ラケットは軽量化が可能になりました。今では200gそこそこのラケットを使うことが可能です。 しかしながらプロはおろか、一般の上級者でもそんな軽いラケットを使っている人は皆無と言ってよいでしょう。それは、ボールを飛ばすためにはラケットの重量が必要だからです。 軽いラケットの主なメリットは、「スイングスピードを高めることができる」ことです。これはサーブのスピードには大きく影響するでしょう。 しかし、プロや力のある上級者はラケットが軽くなくてもスイングスピードを速くすることができます。逆に同じスイングスピードなら重いラケットの方が面が安定します。 軽量化については、もうこれ以上はあまり意味がないところまで行っていると言ってよいでしょう。 次に２の反発力の向上ですが、これは確かにあります。 しかしその量は大きくないと思います。 ストリングを張ったラケットの上に100cmの高さからボールを落とすと、約85cmの高さまで跳ね返ります。 つまりエネルギーロスはわずか15％ということになります。 その15％をいかに0に近づけるか、というのが「反発力の向上」となるわけです。おそらく、1%上げるだけでも相当な工夫が必要になると思います。 ラケットの宣伝文句で「反発力が15%向上！」といったものを見たことがありますが、定義があいまいで何を指しているのかよくわかりません。 ボールやスイングのスピードによっても変わってきますし。 物理的にエネルギーロスは絶対に0にすることができません。 ボールとラケットの運動エネルギーはインパクト時、摩擦、振動、音、熱などに変換されてエネルギーロスとなります。 パワーが2倍や3倍になるようなラケットができるわけがなく、ニューモデルはわずかな「パワー」の差を必死に求めていると言ってよいでしょう。 最後にコントロールの向上についてですが、そもそも「ラケットのコントロール」とはなんでしょうか？ 考えてみると意外と難しいのではないでしょうか。 コントロールとは「狙った所に飛ぶかどうか」のことですが、打った人の狙った所を、ラケットが知っているはずもありません。 「良いコントロールを持ったラケット」を使っていても明後日の方向に向かって打てば、ボールはやはり明後日の方向に飛んでいきます。 私が思う「ラケットのコントロール」とは、以下のようなものです。 地面に水平に固定されたラケットのストリング面中心に対し、鉛直方向からボールを落下させたとき、跳ね返るボールの角度のばらつき ・・・難しい表現をして申し訳ありません。要するに、地面に置いたラケットに真上からボールを落とした時、跳ね返ってくるボールの角度は何度？ ということでして、一番よいのは「真上から落として真上に跳ね返ってくる」こと（これを「90度」ということにします）ですが、時には89度だったり、91度だったりすることもあるでしょう。 仮に跳ね返り角度が89～91度に収まっているとすれば、このラケットのコントロールは「2度」と定義することが可能です。 この角度幅が小さければ小さいほど、「コントロールの良いラケット」と呼べると思います。 この跳ね返り角度は別に90度前後である必要はなくて、例えば80度だったとしても（そんなラケットあったらすごいですが）、「常に80度」だとしたら、それはそれで「コントロールが良い」と呼べます。つまり、 いつも同じ角度で跳ね返ってくれること これがコントロールの良いラケットの条件であると言えると考えます。 これはご家庭でも簡単に実験できるので、床に置いたラケットに対してボールを落としてみてください。 おそらく、どのラケットもちゃんとまっすぐ跳ね返してくれ、目測ではばらつきを計測することは難しいのではないでしょうか。 跳ね返りのばらつき以前に、ボールをちゃんとストリング中心に落とすことが難しいと思います。 こう考えていくと、異なるラケットの「コントロール性能の違い」って何だろう？ひょっとしてごくわずかなんじゃないのか？ と思えてきませんか。「このラケット、コントロールが悪い」と言うとき、それはほとんどが、自分のテニスとの相性の悪さによるのではないかと思っています。 このへんのデータが数値的に示されて入れば検討のしようもあるのですが、残念ながらラケットメーカからは公開されていません。おそらく、昔のラケットと比べても大きくは違わないのではないかと思っています。極めて感覚的、主観的な宣伝文句が並ぶ商品パンフレットなどを読むことは参考になるどころか、誤った判断を導く原因になるとすら思っています。ストリングについても同様の現象が見られます。（メーカーさんすいません。正直な感想です。） 以上のように考えていくと、「ラケットの進化」とは、やはりウッドからグラファイトへ変わる過程のことを指すと考えるのが妥当だと思えてきます。この過程では確かに軽量化が進み、反発力もかなり上がったと思います。 それ以降は、多少の「進化」はあったと思いますが、ウッドからグラファイトへの移行と比べると小さなものだと思います。 そして技術の進化にはタイムラグが避けられません。 グラファイト製のラケットが使用されるようになったからと言って即、それに合ったスイング、技術が使われるようになるとは限りません。 グラファイトのラケットで育った選手が成長するのを待つ必要があります。15年くらいはかかるのではないでしょうか。 80年代にグラファイトのラケットが普及して、グラファイトのラケットで育ったプレイヤーが台頭してくる90年代後半ごろからサーブアンドボレーヤーが苦しくなってきました。時期的にも一致します。 ネットプレイヤー激減の背景には、ラケットの進化とそれに伴う技術の進化があった、しかしラケットの進化は近年のテクノロジーレースによるものではなく、ウッドからグラファイトへの進化によるものである、と結論付けたいと思います。 ＊以上の主張は、ラケットに関する不明なデータが示されれば多少変わる余地があります。Similar Posts: Wilson K-Tour [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ラケットの性能は確かに上がりました。</p>
<p>しかしそれは20年前と比較してのこと。最近10年間、様々なテクノロジーが発表されてきましたが、果たしてそれらは有効なものではあったか個人的には疑問に思っています。</p>
<p>良く言われることに、「ラケットが進化したので、サーブアンドボレーヤー（ネットプレイヤー）がいなくなった」というものがあります。</p>
<p>確かに一昔前と比べてプロのストローク力は格段に上がりました。ちょっと苦しいところからでもエースを取ることができますし、まるでピンポンのようにボールが行き交っています。</p>
<p><span id="more-2053"></span></p>
<p>しかしそれは、ラケットの進化だけで説明できるでしょうか？少し考えてみたいと思います。</p>
<p>そもそも「ラケットの進化」とは何でしょうか？私には以下の３つしか思いつきません。他にあるでしょうか？</p>
<ol>
<li>軽量化</li>
<li>反発力の向上</li>
<li>コントロールの向上</li>
</ol>
<p>他には「ストリングの進化」もあるでしょうが、ここではラケットのフレームについて論じます。</p>
<p>まず１の軽量化ですが、新素材の開発により、ラケットは軽量化が可能になりました。今では200gそこそこのラケットを使うことが可能です。</p>
<p>しかしながらプロはおろか、一般の上級者でもそんな軽いラケットを使っている人は皆無と言ってよいでしょう。それは、ボールを飛ばすためにはラケットの重量が必要だからです。</p>
<p>軽いラケットの主なメリットは、「スイングスピードを高めることができる」ことです。これはサーブのスピードには大きく影響するでしょう。</p>
<p>しかし、プロや力のある上級者はラケットが軽くなくてもスイングスピードを速くすることができます。逆に同じスイングスピードなら重いラケットの方が面が安定します。</p>
<p>軽量化については、もうこれ以上はあまり意味がないところまで行っていると言ってよいでしょう。</p>
<p>次に２の反発力の向上ですが、これは確かにあります。</p>
<p>しかしその量は大きくないと思います。</p>
<p>ストリングを張ったラケットの上に100cmの高さからボールを落とすと、約85cmの高さまで跳ね返ります。</p>
<p>つまりエネルギーロスはわずか15％ということになります。</p>
<p>その15％をいかに0に近づけるか、というのが「反発力の向上」となるわけです。おそらく、1%上げるだけでも相当な工夫が必要になると思います。</p>
<p>ラケットの宣伝文句で「反発力が15%向上！」といったものを見たことがありますが、定義があいまいで何を指しているのかよくわかりません。</p>
<p>ボールやスイングのスピードによっても変わってきますし。</p>
<p>物理的にエネルギーロスは絶対に0にすることができません。</p>
<p>ボールとラケットの運動エネルギーはインパクト時、摩擦、振動、音、熱などに変換されてエネルギーロスとなります。</p>
<p>パワーが2倍や3倍になるようなラケットができるわけがなく、ニューモデルはわずかな「パワー」の差を必死に求めていると言ってよいでしょう。</p>
<p>最後にコントロールの向上についてですが、そもそも「ラケットのコントロール」とはなんでしょうか？</p>
<p>考えてみると意外と難しいのではないでしょうか。</p>
<p>コントロールとは「狙った所に飛ぶかどうか」のことですが、打った人の狙った所を、ラケットが知っているはずもありません。</p>
<p>「良いコントロールを持ったラケット」を使っていても明後日の方向に向かって打てば、ボールはやはり明後日の方向に飛んでいきます。</p>
<p>私が思う「ラケットのコントロール」とは、以下のようなものです。</p>
<p><strong>地面に水平に固定されたラケットのストリング面中心に対し、鉛直方向からボールを落下させたとき、跳ね返るボールの角度の<span style="color: #ff0000;">ばらつき</span></strong></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">・・・難しい表現をして申し訳ありません。要するに、地面に置いたラケットに真上からボールを落とした時、跳ね返ってくるボールの角度は何度？</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">ということでして、一番よいのは「真上から落として真上に跳ね返ってくる」こと（これを「90度」ということにします）ですが、時には89度だったり、91度だったりすることもあるでしょう。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">仮に跳ね返り角度が89～91度に収まっているとすれば、このラケットのコントロールは「2度」と定義することが可能です。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">この角度幅が小さければ小さいほど、「コントロールの良いラケット」と呼べると思います。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">この跳ね返り角度は別に90度前後である必要はなくて、例えば80度だったとしても（そんなラケットあったらすごいですが）、「常に80度」だとしたら、それはそれで「コントロールが良い」と呼べます。つまり、</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;"><strong>いつも同じ角度で跳ね返ってくれること</strong></span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">これがコントロールの良いラケットの条件であると言えると考えます。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">これはご家庭でも簡単に実験できるので、床に置いたラケットに対してボールを落としてみてください。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">おそらく、どのラケットもちゃんとまっすぐ跳ね返してくれ、目測ではばらつきを計測することは難しいのではないでしょうか。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">跳ね返りのばらつき以前に、ボールをちゃんとストリング中心に落とすことが難しいと思います。</span></span></p>
<p>こう考えていくと、異なるラケットの「コントロール性能の違い」って何だろう？ひょっとしてごくわずかなんじゃないのか？</p>
<p>と思えてきませんか。「このラケット、コントロールが悪い」と言うとき、それはほとんどが、自分のテニスとの相性の悪さによるのではないかと思っています。</p>
<p>このへんのデータが数値的に示されて入れば検討のしようもあるのですが、残念ながらラケットメーカからは公開されていません。おそらく、昔のラケットと比べても大きくは違わないのではないかと思っています。極めて感覚的、主観的な宣伝文句が並ぶ商品パンフレットなどを読むことは参考になるどころか、誤った判断を導く原因になるとすら思っています。ストリングについても同様の現象が見られます。（メーカーさんすいません。正直な感想です。）</p>
<p>以上のように考えていくと、「ラケットの進化」とは、やはりウッドからグラファイトへ変わる過程のことを指すと考えるのが妥当だと思えてきます。この過程では確かに軽量化が進み、反発力もかなり上がったと思います。</p>
<p>それ以降は、多少の「進化」はあったと思いますが、ウッドからグラファイトへの移行と比べると小さなものだと思います。</p>
<p>そして技術の進化にはタイムラグが避けられません。</p>
<p>グラファイト製のラケットが使用されるようになったからと言って即、それに合ったスイング、技術が使われるようになるとは限りません。</p>
<p>グラファイトのラケットで育った選手が成長するのを待つ必要があります。15年くらいはかかるのではないでしょうか。</p>
<p>80年代にグラファイトのラケットが普及して、グラファイトのラケットで育ったプレイヤーが台頭してくる90年代後半ごろからサーブアンドボレーヤーが苦しくなってきました。時期的にも一致します。</p>
<p>ネットプレイヤー激減の背景には、ラケットの進化とそれに伴う技術の進化があった、しかしラケットの進化は近年のテクノロジーレースによるものではなく、ウッドからグラファイトへの進化によるものである、と結論付けたいと思います。</p>
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		<title>ATPが所持するデータにはすごい金銭的価値があるのでは？</title>
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		<pubDate>Thu, 25 Mar 2010 14:56:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

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		<description><![CDATA[ATP公式サイトを見ていて感心するのは、そのデータの豊富さです。 ランキングのページでは今週のランキングはもちろん、コンピュータランキングが開始された1973年8月分から毎週の分を見ることができます。 選手名をクリックすると選手データのページに飛びますが、国籍、生年月日、利き腕といった基本情報はもちろん、ランキング推移や主な戦績、さらにはスタッツ付きで1試合ごとの結果まで知ることができます。 その他、Match Factsのページではサービスエースランキングなどの統計を見ることができ、私のような「分析テニ」にとってはよだれの出るようなデータ量となっております。 しかしながらATP公式サイトにも載ってない重要なデータがあります。 ホークアイの導入以降、ボールのプレースメント（落下地点）やその軌跡までもがデータ化されました。 TV中継で例えば、サービスがフォア側に40％、バック側に60％配球されているとか、2人の選手の弾道の比較とか、CGで表現されているのを見たことがあると思います。 あれは主に視聴者を楽しませるために表示されていますけど、あれって実は、すごい貴重なデータではありませんか？ 例えばフェデラーを倒してウィンブルドンを制覇することが悲願のロディックなどは、フェデラーのボールの配球・弾道・速度データなどはのどから手が出るほど欲しいデータでしょう。 それこそ金に糸目をつけずに欲しいデータではないでしょうか。 しかし、ATPがこれらのデータを選手サイドに販売、あるいは提供しているという話は聞きません。 分析ソフト込みで売れば、かなり高い値段でも需要は大いにあると思うのですが・・・。 まあ、個人でも人を雇ってデータを取るということは可能でしょう。しかしボールの軌跡や各ストロークの落下地点などは人力ではとても無理で、機械の力を借りなければ不可能です。 少なくともそれを実現できるのは、今のところホークアイシステムしかないと思います。 また、仮に個人でデータ取得が可能であるとしても、それに掛かる費用よりも安価でATPがデータを売りに出せばいいだけです。さらに、特定の選手だけでなくて全選手のデータが揃っていますので、統計的な意義としても非常に有益なデータでしょう。 例えば単純な例でも、サーブのスピードやプレースメントとポイント獲得率の相関関係を算出するだけでも、ポイント獲得にもっとも寄与するのがどんなファクターなのか（スピードなのか、コースなのか、回転なのか、etc.）を統計的に明らかにすることができます。 プロテニスの世界もやはり全員、必死でやっているのでこれまで様々なノウハウが蓄積されてきました。経験的に分かっていることもたくさんありますが、ATPの持つデータはそれらの裏付けとなったり、あるいはそれまでの常識を覆す重要なことを示唆したりすることが考えられます。 他の選手に先駆けてこれらのデータを入手することができれば、飛躍的な成績アップが望めるかもしれません。 にも関わらず、これらのデータを活用したという話は全く聞きません。 私がATPの中の人だったら、確実にこれらのデータを選手サイドに販売しようとするでしょう。 しかしそれが（おそらく）実行されていないのは、ATPの中立性を保つためでしょうか？ 確かに販売してしまうと、お金のある選手（その多くはランキング上位選手）、が有利になりますので、不満を持つ人も出てくるでしょう。 しかしながら、少なくとも学術的目的のためには、例えば大学の研究室などには、商業的な利用ができないような形で（選手個人名を隠すとか、１～３０位全体のデータとして渡すとか）提供しても良いように思います。 Cross教授のWebサイトを見ても、データは自前で集めているように思えます。なんとももったいない話だと思うのですが・・・。 これらのデータがどのように活用されているかご存知のエロい方がいらっしゃいましたら、教えてエロい人。 この記事の要約 俺にデータをよこせ！Similar Posts: 錦織圭データベースへの試合結果入力完了しました 復帰戦勝利！　上々の出来！　by ひろＱ 錦織圭の全成績 サンライズチャレンジャー結果予想の投票結果発表！ 錦織圭データベース公開]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.atpworldtour.com/" target="_blank">ATP公式サイト</a>を見ていて感心するのは、そのデータの豊富さです。</p>
<p><a href="http://www.atpworldtour.com/Rankings/Singles.aspx" target="_blank">ランキングのページ</a>では今週のランキングはもちろん、コンピュータランキングが開始された1973年8月分から毎週の分を見ることができます。</p>
<p>選手名をクリックすると選手データのページに飛びますが、国籍、生年月日、利き腕といった基本情報はもちろん、ランキング推移や主な戦績、さらにはスタッツ付きで1試合ごとの結果まで知ることができます。</p>
<p><span id="more-1978"></span></p>
<p>その他、<a href="http://www.atpworldtour.com/Rankings/MatchFacts.aspx" target="_blank">Match Facts</a>のページではサービスエースランキングなどの統計を見ることができ、私のような「分析テニ」にとってはよだれの出るようなデータ量となっております。</p>
<p>しかしながらATP公式サイトにも載ってない重要なデータがあります。</p>
<p>ホークアイの導入以降、ボールのプレースメント（落下地点）やその軌跡までもがデータ化されました。</p>
<p>TV中継で例えば、サービスがフォア側に40％、バック側に60％配球されているとか、2人の選手の弾道の比較とか、CGで表現されているのを見たことがあると思います。</p>
<p>あれは主に視聴者を楽しませるために表示されていますけど、あれって実は、すごい貴重なデータではありませんか？</p>
<p>例えばフェデラーを倒してウィンブルドンを制覇することが悲願のロディックなどは、フェデラーのボールの配球・弾道・速度データなどはのどから手が出るほど欲しいデータでしょう。</p>
<p>それこそ金に糸目をつけずに欲しいデータではないでしょうか。</p>
<p>しかし、ATPがこれらのデータを選手サイドに販売、あるいは提供しているという話は聞きません。</p>
<p>分析ソフト込みで売れば、かなり高い値段でも需要は大いにあると思うのですが・・・。</p>
<p>まあ、個人でも人を雇ってデータを取るということは可能でしょう。しかしボールの軌跡や各ストロークの落下地点などは人力ではとても無理で、機械の力を借りなければ不可能です。</p>
<p>少なくともそれを実現できるのは、今のところホークアイシステムしかないと思います。</p>
<p>また、仮に個人でデータ取得が可能であるとしても、それに掛かる費用よりも安価でATPがデータを売りに出せばいいだけです。さらに、特定の選手だけでなくて全選手のデータが揃っていますので、統計的な意義としても非常に有益なデータでしょう。</p>
<p>例えば単純な例でも、サーブのスピードやプレースメントとポイント獲得率の相関関係を算出するだけでも、ポイント獲得にもっとも寄与するのがどんなファクターなのか（スピードなのか、コースなのか、回転なのか、etc.）を統計的に明らかにすることができます。</p>
<p>プロテニスの世界もやはり全員、必死でやっているのでこれまで様々なノウハウが蓄積されてきました。経験的に分かっていることもたくさんありますが、ATPの持つデータはそれらの裏付けとなったり、あるいはそれまでの常識を覆す重要なことを示唆したりすることが考えられます。</p>
<p>他の選手に先駆けてこれらのデータを入手することができれば、飛躍的な成績アップが望めるかもしれません。</p>
<p>にも関わらず、これらのデータを活用したという話は全く聞きません。</p>
<p>私がATPの中の人だったら、確実にこれらのデータを選手サイドに販売しようとするでしょう。</p>
<p>しかしそれが（おそらく）実行されていないのは、ATPの中立性を保つためでしょうか？</p>
<p>確かに販売してしまうと、お金のある選手（その多くはランキング上位選手）、が有利になりますので、不満を持つ人も出てくるでしょう。</p>
<p>しかしながら、少なくとも学術的目的のためには、例えば大学の研究室などには、商業的な利用ができないような形で（選手個人名を隠すとか、１～３０位全体のデータとして渡すとか）提供しても良いように思います。</p>
<p><a href="http://www.physics.usyd.edu.au/~cross/" target="_blank">Cross教授のWebサイト</a>を見ても、データは自前で集めているように思えます。なんとももったいない話だと思うのですが・・・。</p>
<p>これらのデータがどのように活用されているかご存知のエロい方がいらっしゃいましたら、教えてエロい人。</p>
<h3>この記事の要約</h3>
<p><span style="font-size: xx-large;">俺にデータをよこせ！</span><strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>試合で緊張してしまいます。どうしたらいいですか？</title>
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		<pubDate>Sat, 06 Feb 2010 14:30:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.keinishikori.info/?p=1739</guid>
		<description><![CDATA[テニスなんでも相談室の鼻血です。今日のお便りはテニス少年さんから。なになに？「試合になると緊張してしまいます。どうしたらいいですか？」 うんうん、そうだねー、わかるよ。試合、緊張するよね。 おじさんも経験あるよ。初めて出た試合は、ネット際10cmからネットするという離れ業をしたし、空振りもしたさ。 大人になってからも、ビビって落とした試合も結構あるよ。そんな私が言うのもなんだけどさ。経験から効果があったことを教えるね。なんか前にも記事にした気もするけど、気にしない。 １．緊張は悪いことではない なぜ緊張するか、考えたことがあるかい？ それは「試合に勝ちたいから」緊張するんだよ。 どうでもいいや、とか思って試合に臨んだら緊張しないよね。その代わり、いいプレーも期待できないけどね。 緊張するっていうのは、やる気の現れなんだよ。 勝ちたい、でも負けたらどうしよう。そう考えるから緊張するんだね。 繰り返すけど、緊張するということは、やる気のある証拠なんだね。 そんなに悪い状態じゃないということを、知っておいて損はないんじゃないかな？ ２．目先のことに集中する 試合が始まった瞬間から勝敗のことを考え続けるのって、疲れるよね。 考えてごらん。６ゲームマッチだとしても、試合が終わるのは最短で24ポイント先だ。ちょっと競ったら50ポイントくらいすぐ行っちゃう。 その間に、何とかするチャンスってあると思わないかい？ いきなり最初から勝敗のことを考えるよりは、まずは目の前の１ポイントをどうやって取るかを考えた方がいい。 その積み重ねの先に、勝敗があるんだよ。 そしてベストを尽くした結果、負けることもあるかもしれない。 でも勝者がいれば必ず敗者がいるから、しょうがないよね。 自分がすごくいいプレーをしたって、相手がそれを上回ったら負けてしまう。それが勝負の世界。 まずは目先の１ポイントを取ることだけに集中してみるといいんじゃないかな。 ３．負けることではなく、力を出せないことを恐れる 「エースをねらえ」のお蝶夫人、知ってるかい？ファミテニも知らない君のことだ。きっと知らないんだろうね。 名前は竜崎麗華。縦ロールだ。 高校生なのに夫人だ。その点からも、すごい人なのは分かってもらえると思う。 そのお蝶夫人の言葉に、次のようなものがある。 「負けることを怖がるのはおやめなさい。 それよりも、力を出さないまま終ることを恐れなさい。」 説明はいらないよね。 これは名言だ。肝に銘じておくように。 この言葉をかけられた岡ひろみは、目が覚めて素晴らしいプレーをしたよ。 ４．メモを活用する 試合になると頭が真っ白にならないかい？ 試合が終わってから、「ああしておけばよかった。こうしておけばよかった。」そう考えてしまう。 せっかくレッスンでいいアドバイスをもらったのに、緊張のせいで全部すっとんでしまった。 そうならないためにも、重要なチェックポイントは試合前にメモしておこう。 それをコートチェンジのたびに見るんだ。 重要なことを思い出させてくれるだけでなく、きっと心を落ちつけてくれる。 錦織も、コートチェンジのときにノートを見ていることがあったね。 ５．「自分は何でポイントを取るか」を明確にしておく やることが決まっていれば、ビビっていてもそれをやるだけだからね。私もビビりながらネットに詰めていくことが良くあるよ。それが結局自分のプレーで、ポイントが一番取れるって分かっているから。 私の先輩に、大学浪人時代にテニスを始めてジャパン（全日本出場者）になった偉大な人がいる。 あんまり格好いいテニスではないけど、メンタルが無茶苦茶強かった。 その先輩に、「●●さんでも、試合で固くなったりすることがあるんですか？」と聞いたことがあるけど、こう答えたよ。 「あんまりないな。だって俺のテニスは全自動だから。」 どんな相手が来ても基本的に自分のやることは決まっていて、それをやるだけだから別にビビらないんだって。あとはそれが通用するかどうか。 でももちろん、鍛錬の賜物だろうね。少なくとも、「入るかどうか」は気にしちゃいない。つまり、いつでも最低限、「自分のやり方で、ボールは入る」という自信はあるということだ。そう思えるまで、練習を積み重ねたということだね。 もちろん相手が変われば戦術は変えるれど、基本的に自分のやることは決まっている。基本的に、それだどれだけ精度良くできるかだけが重要だと言っていたね。その先輩。 少年にそこまで達観することを要求はできないけれど、 「自分はこうやってポイントを取る」 というのは持っておく必要があるんじゃないかな。それがあれば、あんまり緊張することもないと思うよ。 そのためにはやっぱり練習が必要だ。どんなときにも入るショットじゃないと、得点源には使えない。何か１つ、できれば２つ、本当に得意なショットを持っておく必要があるね。 ボールが入るか入らないかを気にしなければならない状況は、やっぱり精神的にきついよね。 まだあるけど今日はこのくらいにしておこう。ガンバレ、テニス少年！Similar [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>テニスなんでも相談室の鼻血です。今日のお便りはテニス少年さんから。なになに？「試合になると緊張してしまいます。どうしたらいいですか？」</p>
<p>うんうん、そうだねー、わかるよ。試合、緊張するよね。</p>
<p>おじさんも経験あるよ。初めて出た試合は、ネット際10cmからネットするという離れ業をしたし、空振りもしたさ。</p>
<p>大人になってからも、ビビって落とした試合も結構あるよ。そんな私が言うのもなんだけどさ。経験から効果があったことを教えるね。なんか前にも記事にした気もするけど、気にしない。<span id="more-1739"></span></p>
<h3>１．緊張は悪いことではない</h3>
<p>なぜ緊張するか、考えたことがあるかい？</p>
<p>それは「試合に勝ちたいから」緊張するんだよ。</p>
<p>どうでもいいや、とか思って試合に臨んだら緊張しないよね。その代わり、いいプレーも期待できないけどね。</p>
<p>緊張するっていうのは、<strong>やる気の現れ</strong>なんだよ。</p>
<p>勝ちたい、でも負けたらどうしよう。そう考えるから緊張するんだね。</p>
<p>繰り返すけど、緊張するということは、<strong>やる気のある証拠</strong>なんだね。</p>
<p>そんなに悪い状態じゃないということを、知っておいて損はないんじゃないかな？</p>
<h3>２．目先のことに集中する</h3>
<p>試合が始まった瞬間から勝敗のことを考え続けるのって、疲れるよね。</p>
<p>考えてごらん。６ゲームマッチだとしても、試合が終わるのは最短で24ポイント先だ。ちょっと競ったら50ポイントくらいすぐ行っちゃう。</p>
<p>その間に、何とかするチャンスってあると思わないかい？</p>
<p>いきなり最初から勝敗のことを考えるよりは、まずは目の前の１ポイントをどうやって取るかを考えた方がいい。</p>
<p>その積み重ねの先に、勝敗があるんだよ。</p>
<p>そしてベストを尽くした結果、負けることもあるかもしれない。</p>
<p>でも勝者がいれば必ず敗者がいるから、しょうがないよね。</p>
<p>自分がすごくいいプレーをしたって、相手がそれを上回ったら負けてしまう。それが勝負の世界。</p>
<p>まずは目先の１ポイントを取ることだけに集中してみるといいんじゃないかな。</p>
<h3>３．負けることではなく、力を出せないことを恐れる</h3>
<p>「エースをねらえ」のお蝶夫人、知ってるかい？ファミテニも知らない君のことだ。きっと知らないんだろうね。</p>
<p>名前は竜崎麗華。縦ロールだ。</p>
<p>高校生なのに夫人だ。その点からも、すごい人なのは分かってもらえると思う。</p>
<p>そのお蝶夫人の言葉に、次のようなものがある。</p>
<p><strong>「</strong><strong>負けること</strong><strong>を怖がるのはおやめなさい。 それよりも、力を出さないまま終る</strong><strong>ことを恐れ</strong><strong>なさい。」</strong></p>
<p>説明はいらないよね。</p>
<p>これは名言だ。肝に銘じておくように。</p>
<p>この言葉をかけられた岡ひろみは、目が覚めて素晴らしいプレーをしたよ。</p>
<h3>４．メモを活用する</h3>
<p>試合になると頭が真っ白にならないかい？</p>
<p>試合が終わってから、「ああしておけばよかった。こうしておけばよかった。」そう考えてしまう。</p>
<p>せっかくレッスンでいいアドバイスをもらったのに、緊張のせいで全部すっとんでしまった。</p>
<p>そうならないためにも、重要なチェックポイントは試合前にメモしておこう。</p>
<p>それをコートチェンジのたびに見るんだ。</p>
<p>重要なことを思い出させてくれるだけでなく、きっと心を落ちつけてくれる。</p>
<p>錦織も、コートチェンジのときにノートを見ていることがあったね。</p>
<h3>５．「自分は何でポイントを取るか」を明確にしておく</h3>
<p>やることが決まっていれば、ビビっていてもそれをやるだけだからね。私もビビりながらネットに詰めていくことが良くあるよ。それが結局自分のプレーで、ポイントが一番取れるって分かっているから。</p>
<p>私の先輩に、大学浪人時代にテニスを始めてジャパン（全日本出場者）になった偉大な人がいる。</p>
<p>あんまり格好いいテニスではないけど、メンタルが無茶苦茶強かった。</p>
<p>その先輩に、「●●さんでも、試合で固くなったりすることがあるんですか？」と聞いたことがあるけど、こう答えたよ。</p>
<p>「あんまりないな。<strong>だって俺のテニスは全自動だから。</strong>」</p>
<p>どんな相手が来ても基本的に自分のやることは決まっていて、それをやるだけだから別にビビらないんだって。あとはそれが通用するかどうか。</p>
<p>でももちろん、鍛錬の賜物だろうね。少なくとも、「入るかどうか」は気にしちゃいない。つまり、いつでも最低限、「自分のやり方で、ボールは入る」という自信はあるということだ。そう思えるまで、練習を積み重ねたということだね。</p>
<p>もちろん相手が変われば戦術は変えるれど、基本的に自分のやることは決まっている。基本的に、それだどれだけ精度良くできるかだけが重要だと言っていたね。その先輩。</p>
<p>少年にそこまで達観することを要求はできないけれど、</p>
<p><strong>「自分はこうやってポイントを取る」</strong></p>
<p>というのは持っておく必要があるんじゃないかな。それがあれば、あんまり緊張することもないと思うよ。</p>
<p>そのためにはやっぱり練習が必要だ。どんなときにも入るショットじゃないと、得点源には使えない。何か１つ、できれば２つ、本当に得意なショットを持っておく必要があるね。</p>
<p>ボールが入るか入らないかを気にしなければならない状況は、やっぱり精神的にきついよね。</p>
<p>まだあるけど今日はこのくらいにしておこう。ガンバレ、テニス少年！<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>試合のときに意識しておくとよいこと</title>
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		<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 14:28:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

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		<description><![CDATA[あくまで私の場合ですが、試合前に意識しておくとよいことをまとめておきます。 一番いいのはリスト化して紙に書いておくことですが・・・。 私の場合専用なので、一般的には当てはまらないと思いますが、考え方として何かの参考になればと思いました。 ちなみに、例えば「サーブはコースを打ち分ける」とかは書かなくても大丈夫なので書いていません。忘れがちなことについてのみです。 シングルス 最終的にはネットに出ないと話にならない（ストロークで勝てない）ので、後ろで無理しない。 ドロップショットを打てる場面は常に意識する。打てる場面が来たら１００％トライする。 実際にはそんなに頻繁にそういう場面は来ないので、そのくらいの気持ちでちょうど良い。 ドロップボレーも打てる局面では１００％トライする（そういう心構え）。 決められないボレーはストレートに深く打つ。 1stボレーが上手くいかないときは、ボレーを何とかしようとする前にサーブを変える。 スライスのストレートの有効活用。 むしろ浅い方が効果的 サイドスピンも効果的 スマッシュは読まれても得意コースでOK バックのハイボレーの１本目はストレートへ（通常はクロスを読んでいるので） まずはド詰めでOK。ロブが来始めてから考える。 1stサーブは確率60%をキープできるレベルで。 リターンは返球率を上げることがまず大事。フリーポイントを与えない。 通用しない戦術の見切りは早めに。（除く３セットマッチ） お前はパスは下手だ。ロブでいい。 特にパス２球目は100%ロブの意識で。 ダブルス リターンを沈められた1stボレーは100%ストレートへ流す。 （という意識。実際には100%は行かないのでそのくらいの意識でちょうどいい） 高速サーブで押せる相手かどうか1ゲーム目の段階で見極める。誤ると命取り。 リターンは序盤からストレートやロブを使って仕掛ける （リターンが下手なのでこれは必須） ポーチは基本は積極的に出るが、相手のプレースタイルを見極めずに闇雲に出るのは危険。 技に逃げない（重要）。基本プレーの充実を考える。 ポイント間が短いのが好きなので、早くなりすぎないようパートナーの間に合わせるようにする。 パートナーとはネガティブなことは話さないようにする 「今日フォアが調子悪いので、無理しないよ」などコンディションは正直に話した方が良い。 「ミスしたらパートナーに悪い」という考えは捨てる。積極的なミスはOKというコンセンサスをパートナーと取っておく。 最初の２ポイントのうち少なくとも１本を取るように頑張る（0-30にならなければずいぶん違う） 他にもあると思うのですが、パッと思いつくのはこのくらいです。ダブルスの方がやることは決まっているので改めて意識しなければならないことは少ない感じです。Similar Posts: 【公式ブログ更新情報】錦織圭、順調！ 錦織圭、いよいよ渡米して本格トレーニング なんか目を鍛えるのが強くなる近道な気がしてきた ロブ魔人のススメ ザ・自虐ネタ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>あくまで私の場合ですが、試合前に意識しておくとよいことをまとめておきます。</p>
<p>一番いいのはリスト化して紙に書いておくことですが・・・。</p>
<p>私の場合専用なので、一般的には当てはまらないと思いますが、考え方として何かの参考になればと思いました。</p>
<p>ちなみに、例えば「サーブはコースを打ち分ける」とかは書かなくても大丈夫なので書いていません。忘れがちなことについてのみです。<span id="more-1608"></span></p>
<h3>シングルス</h3>
<ul>
<li>最終的にはネットに出ないと話にならない（ストロークで勝てない）ので、後ろで無理しない。</li>
<li>ドロップショットを打てる場面は常に意識する。打てる場面が来たら１００％トライする。
<ul>
<li>実際にはそんなに頻繁にそういう場面は来ないので、そのくらいの気持ちでちょうど良い。</li>
</ul>
</li>
<li>ドロップボレーも打てる局面では１００％トライする（そういう心構え）。</li>
<li>決められないボレーはストレートに深く打つ。</li>
<li>1stボレーが上手くいかないときは、ボレーを何とかしようとする前にサーブを変える。</li>
<li>スライスのストレートの有効活用。
<ul>
<li>むしろ浅い方が効果的</li>
<li>サイドスピンも効果的</li>
</ul>
</li>
<li>スマッシュは読まれても得意コースでOK</li>
<li>バックのハイボレーの１本目はストレートへ（通常はクロスを読んでいるので）</li>
<li>まずはド詰めでOK。ロブが来始めてから考える。</li>
<li>1stサーブは確率60%をキープできるレベルで。</li>
<li>リターンは返球率を上げることがまず大事。フリーポイントを与えない。</li>
<li>通用しない戦術の見切りは早めに。（除く３セットマッチ）</li>
<li>お前はパスは下手だ。ロブでいい。
<ul>
<li>特にパス２球目は100%ロブの意識で。</li>
</ul>
</li>
</ul>
<h3>ダブルス</h3>
<ul>
<li>リターンを沈められた1stボレーは100%ストレートへ流す。
<ul>
<li>（という意識。実際には100%は行かないのでそのくらいの意識でちょうどいい）</li>
</ul>
</li>
<li>高速サーブで押せる相手かどうか1ゲーム目の段階で見極める。誤ると命取り。</li>
<li>リターンは序盤からストレートやロブを使って仕掛ける
<ul>
<li>（リターンが下手なのでこれは必須）</li>
</ul>
</li>
<li>ポーチは基本は積極的に出るが、相手のプレースタイルを見極めずに闇雲に出るのは危険。</li>
<li><strong>技に逃げない（重要）。</strong>基本プレーの充実を考える。</li>
<li>ポイント間が短いのが好きなので、早くなりすぎないようパートナーの間に合わせるようにする。</li>
<li>パートナーとはネガティブなことは話さないようにする
<ul>
<li>「今日フォアが調子悪いので、無理しないよ」などコンディションは正直に話した方が良い。</li>
</ul>
</li>
<li>「ミスしたらパートナーに悪い」という考えは捨てる。積極的なミスはOKというコンセンサスをパートナーと取っておく。</li>
<li>最初の２ポイントのうち少なくとも１本を取るように頑張る（0-30にならなければずいぶん違う）</li>
</ul>
<p>他にもあると思うのですが、パッと思いつくのはこのくらいです。ダブルスの方がやることは決まっているので改めて意識しなければならないことは少ない感じです。<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>ラケット選びの指針（１）　重さ</title>
		<link>http://www.keinishikori.info/tennistalk/how-to-choose-a-racket-1.html</link>
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		<pubDate>Sat, 07 Nov 2009 14:59:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.keinishikori.info/?p=1345</guid>
		<description><![CDATA[「どのラケットを買えばいいでしょうか？」と質問を受けることがあります。難しい質問です。 各メーカーの現行モデルに詳しいわけではありませんし、結局は自分の好みの押し付けになってしまいがちです。 それに、ラケットはその重量と配分、剛性の違いによって大まかにタイプ分けができるものの、同じタイプの中では、「ボールの飛び方に関しては」それほど違わない、違いようがないというのが持論なので、あいまいな答えしかできないことが多いです。 それでもラケットが違えば、たとえ同タイプのラケットでもかなり感覚的に違って感じられるのは事実です。それは、実際のボールの飛び方とはあまり関係のないところでのラケットの特性が、フィーリングに大きく影響するからだと思います。 具体的には、音、振動、衝撃、グリップの形状・サイズなどです。フェイスの面積が同じでも、形状が異なればスイートスポットの位置が微妙にずれてきますので、フィーリングも異なるでしょう。 人間の感覚は鋭いので、たとえば同じラケットでフェイス面積が5平方インチ違う２つのモデルがあった場合、交互に打ち比べてみると感覚の違いが分かります。 しかし、「実際のボールの飛び」に関しては劇的に変わることはないと私は思っています。逆に、同じ打ち方をして落下地点が１ｍも２ｍも違ってしまったら大変です。そういうこともあって、私に「どんなラケットがいいですか？」と言われても条件付き、一般的なアドバイスしかできず、延々と蘊蓄を聞かされる羽目になりますので、聞かない方がいいと思いますｗ とはいえ、「ラケットを振る」という動作が物理法則に支配されいる以上、普遍的な傾向というものは存在します。 本日はそのうち、「重さ」について述べたいと思います。 結論から言うと、「腕力が許す限り、重いラケットを使う方がいい」と思います。 ラケットの軽量化技術は、ずいぶんと進歩しました。今ではおそらく、200gくらいで十分な強度を持ったラケットを製造することは可能でしょう。しかしそのようなラケットは存在しません。メリットがないからです。 よく勘違いされるのですが、「軽量ラケット＝パワーのあるラケット」ではありません。 軽量ラケットを使うと速い球が打てるのは、ラケットにパワーがあるからではありません。 まず第1に、軽量ラケットは得てしてフレームが厚く、剛性が高いこと（＝反発係数が高くなる） 第2に、軽量ラケットはフェイス面積が大きいものが多いこと（今日は説明しませんが、面積が大きいほど飛びます）。 そして、スイングスピードを速くできるからです。 人間の腕力は一定ですから、同じ力で重いラケットと軽いラケットを振る場合、軽いラケットの方がスイングスピードが速くなります。 その一方で、今度は「同じスイングスピードでラケットを振る場合」を考えると、重いラケットから放たれるボールの方が速くなります。 つまり、重いラケット＝パワーのあるラケット です。 力を入れて打つ場合、ラケットの重量効果によるボールのスピードアップ（重いラケット）より、スイングスピードのアップによるブールスピードのアップ（軽いラケット）の方が効果が大きいため、結果として軽いラケットで速い球が打てるだけです。 ということを踏まえて、軽いラケット、重いラケットそれぞれの利点と欠点を挙げてみましょう。 軽いラケットの利点 スイングスピードを上げることができる 素早いラケットさばきができる 疲れにくい 軽いラケットの欠点 ラケットにパワーがない 重いラケットと比べてオフセンターでの面安定性がない 重いラケットの利点 ラケットにパワーがある（同じスイングスピードならボールがよく飛ぶ） オフセンターでの面安定性が高い 重いラケットの欠点 （軽いラケットよりは）スイングスピードが上がらない （軽いラケットよりは）素早いラケットさばきができない （軽いラケットよりは）疲れやすい こんな感じです。当然ながら重いラケットと軽いラケットの利点・欠点は反対になります。 重いラケットの欠点にはすべて「軽いラケットよりは」という言葉を入れました。これは、十分な腕力があれば問題とならないからです。 すなわち、「腕力のゆるす限り」重いラケットを使用するのが、平均的には良い結果をもたらすと思います。 「平均的には」と書いたのは、軽いラケットのメリットを最大限享受できるプレースタイルなら、当然軽いラケットの方が良くなるからです。 スイングスピードを高めることによってスピードボールを打ちたい人、ビッグサーブを打ちたい人、強烈スピンを打ちたい人、などです。これらのメリットが非常に大きければ、デメリットに目をつぶって軽いラケットを使用する意味はあるでしょう。 （が、あまりそういう人はいないでしょうね。デメリットが気になるはずです） 軽いラケットは球際でラケットがよく出てくれますが、ラケット自体のパワーがないので当てるだけでは返りづらくなり、結果として振ってしまう（＝ミスショットの原因となる）ことになるかもしれません。 軽量ラケットは、ラケットのパワー不足を補うためにトップヘビーになっていることが多いです。こうすることによって、スイング時の「ラケットのパワー」を上げるができます。 しかし、あまりに軽量になりすぎるとバランスポイントが38cmとかの超ヘビーになり、とっさのラケットワークに支障が出てせっかくの軽量の良さが出せなくなったりします。それに、トップを重くすることによるパワーアップは、スイングするときのみ恩恵を受けるので、ボレーでは効果が低いでしょう。 軽いラケットを使うべき人と言うのは、本当に非力でスイングスピードが上がらない人だと思います。これは個人的な意見であることを断わっておきますが、女性でも最低、280gは欲しいと思いますし、300gでも重くないと思います。 重いラケットの、「そんなに強くスイングしないでも返る感覚」を覚えたら、安定性が増すと思います。Similar Posts: ラケットの重量、バランス、スイングウエイトをカスタマイズする方法（テニスの物理） ラケットに関する３種類の「重さ」（テニスの物理） 間違いだらけのラケット選び 摩訶不思議なラケットとストリングのフィーリング Cross教授のWebサイトの動画がすごい]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「どのラケットを買えばいいでしょうか？」と質問を受けることがあります。難しい質問です。</p>
<p>各メーカーの現行モデルに詳しいわけではありませんし、結局は自分の好みの押し付けになってしまいがちです。</p>
<p>それに、ラケットはその重量と配分、剛性の違いによって大まかにタイプ分けができるものの、同じタイプの中では、「ボールの飛び方に関しては」それほど違わない、違いようがないというのが持論なので、あいまいな答えしかできないことが多いです。</p>
<p>それでもラケットが違えば、たとえ同タイプのラケットでもかなり感覚的に違って感じられるのは事実です。それは、実際のボールの飛び方とはあまり関係のないところでのラケットの特性が、フィーリングに大きく影響するからだと思います。</p>
<p><span id="more-1345"></span></p>
<p>具体的には、音、振動、衝撃、グリップの形状・サイズなどです。フェイスの面積が同じでも、形状が異なればスイートスポットの位置が微妙にずれてきますので、フィーリングも異なるでしょう。</p>
<p>人間の感覚は鋭いので、たとえば同じラケットでフェイス面積が5平方インチ違う２つのモデルがあった場合、交互に打ち比べてみると感覚の違いが分かります。</p>
<p>しかし、「実際のボールの飛び」に関しては劇的に変わることはないと私は思っています。逆に、同じ打ち方をして落下地点が１ｍも２ｍも違ってしまったら大変です。そういうこともあって、私に「どんなラケットがいいですか？」と言われても条件付き、一般的なアドバイスしかできず、延々と蘊蓄を聞かされる羽目になりますので、聞かない方がいいと思いますｗ</p>
<p>とはいえ、「ラケットを振る」という動作が物理法則に支配されいる以上、普遍的な傾向というものは存在します。</p>
<p>本日はそのうち、「重さ」について述べたいと思います。</p>
<p>結論から言うと、「腕力が許す限り、重いラケットを使う方がいい」と思います。</p>
<p>ラケットの軽量化技術は、ずいぶんと進歩しました。今ではおそらく、200gくらいで十分な強度を持ったラケットを製造することは可能でしょう。しかしそのようなラケットは存在しません。メリットがないからです。</p>
<p>よく勘違いされるのですが、「軽量ラケット＝パワーのあるラケット」ではありません。</p>
<p>軽量ラケットを使うと速い球が打てるのは、ラケットにパワーがあるからではありません。</p>
<p>まず第1に、軽量ラケットは得てしてフレームが厚く、剛性が高いこと（＝反発係数が高くなる）</p>
<p>第2に、軽量ラケットはフェイス面積が大きいものが多いこと（今日は説明しませんが、面積が大きいほど飛びます）。</p>
<p>そして、<strong>スイングスピードを速くできるから</strong>です。</p>
<p>人間の腕力は一定ですから、同じ力で重いラケットと軽いラケットを振る場合、軽いラケットの方がスイングスピードが速くなります。</p>
<p>その一方で、今度は「同じスイングスピードでラケットを振る場合」を考えると、重いラケットから放たれるボールの方が速くなります。</p>
<p>つまり、<strong>重いラケット＝パワーのあるラケット</strong> です。</p>
<p>力を入れて打つ場合、ラケットの重量効果によるボールのスピードアップ（重いラケット）より、スイングスピードのアップによるブールスピードのアップ（軽いラケット）の方が効果が大きいため、結果として軽いラケットで速い球が打てるだけです。</p>
<p>ということを踏まえて、軽いラケット、重いラケットそれぞれの利点と欠点を挙げてみましょう。</p>
<p><strong>軽いラケットの利点</strong></p>
<ul>
<li>スイングスピードを上げることができる</li>
<li>素早いラケットさばきができる</li>
<li>疲れにくい</li>
</ul>
<div><strong>軽いラケットの欠点</strong></div>
<div>
<ul>
<li>ラケットにパワーがない</li>
<li>重いラケットと比べてオフセンターでの面安定性がない</li>
</ul>
<div><strong>重いラケットの利点</strong></div>
<div>
<ul>
<li>ラケットにパワーがある（同じスイングスピードならボールがよく飛ぶ）</li>
<li>オフセンターでの面安定性が高い</li>
</ul>
<div><strong>重いラケットの欠点</strong></div>
<div>
<ul>
<li>（軽いラケットよりは）スイングスピードが上がらない</li>
<li>（軽いラケットよりは）素早いラケットさばきができない</li>
<li>（軽いラケットよりは）疲れやすい</li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
<p>こんな感じです。当然ながら重いラケットと軽いラケットの利点・欠点は反対になります。</p>
<p>重いラケットの欠点にはすべて「軽いラケットよりは」という言葉を入れました。これは、十分な腕力があれば問題とならないからです。</p>
<p>すなわち、「腕力のゆるす限り」重いラケットを使用するのが、平均的には良い結果をもたらすと思います。</p>
<p>「平均的には」と書いたのは、軽いラケットのメリットを最大限享受できるプレースタイルなら、当然軽いラケットの方が良くなるからです。</p>
<p>スイングスピードを高めることによってスピードボールを打ちたい人、ビッグサーブを打ちたい人、強烈スピンを打ちたい人、などです。これらのメリットが非常に大きければ、デメリットに目をつぶって軽いラケットを使用する意味はあるでしょう。<br />
（が、あまりそういう人はいないでしょうね。デメリットが気になるはずです）</p>
<p>軽いラケットは球際でラケットがよく出てくれますが、ラケット自体のパワーがないので当てるだけでは返りづらくなり、結果として振ってしまう（＝ミスショットの原因となる）ことになるかもしれません。</p>
<p>軽量ラケットは、ラケットのパワー不足を補うためにトップヘビーになっていることが多いです。こうすることによって、スイング時の「ラケットのパワー」を上げるができます。</p>
<p>しかし、あまりに軽量になりすぎるとバランスポイントが38cmとかの超ヘビーになり、とっさのラケットワークに支障が出てせっかくの軽量の良さが出せなくなったりします。それに、トップを重くすることによるパワーアップは、スイングするときのみ恩恵を受けるので、ボレーでは効果が低いでしょう。</p>
<p>軽いラケットを使うべき人と言うのは、本当に非力でスイングスピードが上がらない人だと思います。これは個人的な意見であることを断わっておきますが、女性でも最低、280gは欲しいと思いますし、300gでも重くないと思います。</p>
<p>重いラケットの、「そんなに強くスイングしないでも返る感覚」を覚えたら、安定性が増すと思います。<strong>Similar Posts:</strong>
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		<title>間違いだらけのラケット選び</title>
		<link>http://www.keinishikori.info/tennistalk/mistakes-when-buying-a-racket.html</link>
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		<pubDate>Sun, 01 Nov 2009 08:08:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.keinishikori.info/?p=1339</guid>
		<description><![CDATA[私のバイブルの一つ、「Technical Tennis」より、ラケットを選ぶときにありがちなミステイク、について抜粋します。 ちなみにこの本はフォームやメンタルについては教えてくれませんが、ラケット、ストリング、ボール、コートサーフェスがどのような特性を持ち、ボールがどのように飛び、どのようにバウンドするかについて科学的データに基づいて教えてくれる素晴らしい本です。 この本の前身である「The Physics and Technology of Tennis」があまりにもマニアックすぎて、読者が限定されてしまったという反省からできた本なので、英語ではありますが、内容の割にはかなり読みやすく書かれています。 それに何より素晴らしいのが、この内容の本がたったの１０００円ちょい！（1,091円） 信じられません。日本ではこれだけ詳しく書かれた本はありませんし、あっても3,000円はしてしまうのではないでしょうか。翻訳されるのを待つという手もありますが、興味がある方は絶対買いです。英語分からないところあれば、聞いてもらえれば教えますｗ Technical Tennis: Racquets, Strings, Balls, Courts, Spin, And Bounce Usrsa 2005-09-28 by G-Tools 話がそれましたが、そういうわけでこの本に書いてある &#8220;Mystakes when buying a racket&#8221;　（ラケットを買うときの間違い）を紹介します。以下のような理由でラケットを買ってはいけない、とあります。 テニス雑誌で見た広告が気に入ったから、あるいはそこに書かれた新しいテクノロジーに惹かれたから テニスショップで振ってみてよさげだったから お気に入りのプロや、友人が使っているから すごく安いから、あるいはすごく高いから なぜこれらの理由がいけないか、それは個人によって合うラケットは違ってくるからに尽きます。 また、ボールを打たずに振ってみても、ラケットの良し悪しは分かりません。それはラケットの重量（と重量配分）が気に入っているかに過ぎません。もう一つの重要なファクターである、「ラケットの剛性」は打ってみないと分かりません。 高いラケットだから性能が良いとは限りません。高いラケットとは通常、最新のテクノロジーを搭載した新製品のことです。そのNewテクノロジーが、あなたにとって最適であるとは限りません。 ラケットの性能というのは、突き詰めていくと「重量とその配分」「フレームとストリングの剛性」これらでほとんどが説明することが可能である、と著者であるCross教授は述べています。私もこの意見に賛成です。 さまざまなテクノロジーは、それはそれで意味のあることなのでしょうが、劇的にラケットの性能を変えてくれるものではありません。 たとえば「軽くてパワーのあるラケット」。これは誰もが欲しい究極のラケットだと思いますが、軽いとラケット自体のパワーは小さくなります。 その代わりスイングスピードは出せるので速いボールは打てますが、これはラケットのパワーとは異なります。同じスイングスピードであれば、重いラケットの方がボールスピードは増しますし、面の安定性も高くなります。 ではどのようにラケットを選べばよいのか？これは「打ち比べ」しかないと思います。 同じ日に複数のラケットを試すことができれば最高です。日が異なると、気象条件が異なりますし、自分のコンディションも異なります。 ラケットを探している方は、メーカーやショップ主催の試打会があれば積極的に参加すると良いでしょう。 ただし、打球はフレームだけでなくストリングの影響も大きいので、どういったストリングをどんなテンションで張っているか、張ってからどのくらい時間が経過しているかはチェックしておいた方がいいと思います。 そう考えると、理想のラケットなんてなかなか見つからないし、そもそもあるかどうかも分かりません。 適当なところで妥協して、「信頼すること」が大事だと思います。 そんなにラケット選びを外してなければ、手の方がラケットになじむことの方が多いですからね。 私は、実はあんまりラケットに対するこだわりはありません。人間が感じる打球感は音や見た目、振動などに大きく左右されることを知っているので、重量（とその配分）、そしてフレームの剛性が大体自分の好きな範囲に入っていれば、なんでもいい感じです。 Similar Posts: Wilson K-Tour 95 (錦織モデルのラケット) [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>私のバイブルの一つ、「Technical Tennis」より、ラケットを選ぶときにありがちなミステイク、について抜粋します。</p>
<p>ちなみにこの本はフォームやメンタルについては教えてくれませんが、ラケット、ストリング、ボール、コートサーフェスがどのような特性を持ち、ボールがどのように飛び、どのようにバウンドするかについて科学的データに基づいて教えてくれる素晴らしい本です。</p>
<p>この本の前身である「The Physics and Technology of Tennis」があまりにもマニアックすぎて、読者が限定されてしまったという反省からできた本なので、英語ではありますが、内容の割にはかなり読みやすく書かれています。</p>
<p><span id="more-1339"></span></p>
<p>それに何より素晴らしいのが、この内容の本が<strong><span style="color: #ff0000;">たったの１０００円ちょい！</span></strong>（1,091円）</p>
<p>信じられません。日本ではこれだけ詳しく書かれた本はありませんし、あっても3,000円はしてしまうのではないでしょうか。翻訳されるのを待つという手もありますが、興味がある方は絶対買いです。英語分からないところあれば、聞いてもらえれば教えますｗ</p>
<table border="0" cellpadding="5">
<tbody>
<tr>
<td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Technical-Tennis-Racquets-Strings-Courts/dp/0972275932%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnetdash-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D0972275932" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Tw3uHL2XL._SL160_.jpg" border="0" alt="0972275932" /></a></td>
<td valign="top"><span><a href="http://www.amazon.co.jp/Technical-Tennis-Racquets-Strings-Courts/dp/0972275932%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnetdash-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D0972275932" target="_blank">Technical Tennis: Racquets, Strings, Balls, Courts, Spin, And Bounce</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=netdash-22&amp;l=ur2&amp;o=9" border="0" alt="" width="1" height="1" /><br />
Usrsa  2005-09-28</p>
<p><span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span></p>
<p></span></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>話がそれましたが、そういうわけでこの本に書いてある &#8220;Mystakes when buying a racket&#8221;　（ラケットを買うときの間違い）を紹介します。以下のような理由でラケットを買ってはいけない、とあります。</p>
<ol>
<li><span style="background-color: #ffffff;">テニス雑誌で見た広告が気に入ったから、あるいはそこに書かれた新しいテクノロジーに惹かれたから</span></li>
<li><span style="background-color: #ffffff;">テニスショップで振ってみてよさげだったから</span></li>
<li><span style="background-color: #ffffff;">お気に入りのプロや、友人が使っているから</span></li>
<li><span style="background-color: #ffffff;">すごく安いから、あるいはすごく高いから</span></li>
</ol>
<p>なぜこれらの理由がいけないか、それは個人によって合うラケットは違ってくるからに尽きます。</p>
<p>また、ボールを打たずに振ってみても、ラケットの良し悪しは分かりません。それはラケットの重量（と重量配分）が気に入っているかに過ぎません。もう一つの重要なファクターである、「ラケットの剛性」は打ってみないと分かりません。</p>
<p>高いラケットだから性能が良いとは限りません。高いラケットとは通常、最新のテクノロジーを搭載した新製品のことです。そのNewテクノロジーが、あなたにとって最適であるとは限りません。</p>
<p>ラケットの性能というのは、突き詰めていくと「重量とその配分」「フレームとストリングの剛性」これらでほとんどが説明することが可能である、と著者であるCross教授は述べています。私もこの意見に賛成です。</p>
<p>さまざまなテクノロジーは、それはそれで意味のあることなのでしょうが、劇的にラケットの性能を変えてくれるものではありません。<br />
たとえば「軽くてパワーのあるラケット」。これは誰もが欲しい究極のラケットだと思いますが、軽いとラケット自体のパワーは小さくなります。<br />
その代わりスイングスピードは出せるので速いボールは打てますが、これはラケットのパワーとは異なります。同じスイングスピードであれば、重いラケットの方がボールスピードは増しますし、面の安定性も高くなります。</p>
<p>ではどのようにラケットを選べばよいのか？これは「打ち比べ」しかないと思います。</p>
<p>同じ日に複数のラケットを試すことができれば最高です。日が異なると、気象条件が異なりますし、自分のコンディションも異なります。</p>
<p>ラケットを探している方は、メーカーやショップ主催の試打会があれば積極的に参加すると良いでしょう。</p>
<p>ただし、打球はフレームだけでなくストリングの影響も大きいので、どういったストリングをどんなテンションで張っているか、張ってからどのくらい時間が経過しているかはチェックしておいた方がいいと思います。</p>
<p>そう考えると、理想のラケットなんてなかなか見つからないし、そもそもあるかどうかも分かりません。<br />
適当なところで妥協して、「信頼すること」が大事だと思います。</p>
<p>そんなにラケット選びを外してなければ、手の方がラケットになじむことの方が多いですからね。</p>
<p>私は、実はあんまりラケットに対するこだわりはありません。人間が感じる打球感は音や見た目、振動などに大きく左右されることを知っているので、重量（とその配分）、そしてフレームの剛性が大体自分の好きな範囲に入っていれば、なんでもいい感じです。</p>
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		<title>スマッシュが苦手な人が多い理由</title>
		<link>http://www.keinishikori.info/tennistalk/why-smash-is-difficult.html</link>
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		<pubDate>Sat, 31 Oct 2009 12:30:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>netdash</dc:creator>
				<category><![CDATA[テニス論]]></category>

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		<description><![CDATA[スマッシュが苦手という人は非常に多いです。それが原因でネットに出るのが怖くなっているパターンに陥っています。 不思議とサーブはそれほど苦手にじゃないので、スマッシュは苦手という人も多いです。なぜでしょうか？ その原因の一つは人間の目の特性（正確には脳による認識）に起因しています。 夕焼けの太陽がやけに大きく見えたことはないでしょうか？ あるいは「月の錯視」として知られるように、月の大きさが、空高くある時よりも地平線や水平線近くにある時の方が大きいと感じたことがありませんか？ これは、どうやら人間の「視空間」が実際の空間と比較して、歪んでいるということらしいのです。水平方向にあるものは大きく見え、垂直方向にあるものは小さく見える。 これを上がってきたロブにあてはめてみますと、「ボールは小さく見える」ということになります。つまり、実際にはもう打たなければならないタイミングなのに、まだ上の方にボールがあるように見える、ということです。 この現象はナイターのときにさらに顕著になります。暗闇に浮かぶ黄色いボールはますます小さく見え、タイミングを取ることがますます難しくなります。 理屈の上では早めに振り始めればいいということになりますが、結局ちゃんと認識が行われていない限り、上手くいかないでしょう。 これを克服するための特効薬は残念ながらありません。反復練習で、歪みを補正していくしかないと思います。 私はスマッシュが得意、と先日も言いましたが、それでも勝負所でのスマッシュミスが原因で負けた試合をいくつも思い出すことができます。それは自分はスマッシュが得意だという慢心からろくに練習せず、軌道の認識を誤ったせいだと今なら分かります。 歪みを補正するには、簡単なスマッシュで十分なウォームアップをすることをお勧めします。試合が近いなら、必ず少しはスマッシュをやっておくとよいでしょう。試合前のウォームアップでもボレーはそこそこに、スマッシュだけはしっかりやっておいた方がいいかもしれません。Similar Posts: スマッシュ2008年5月号の錦織特集は技術中心 【公式ブログ更新情報】左手でテニス始めてます USオープン1回戦はシッポラと。2回戦ドルゴポロフか（2011USオープン） テニス選手特番２つ：松岡修造そして国枝慎吾 Number買うた。錦織圭独占インタビュー。読むべし。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スマッシュが苦手という人は非常に多いです。それが原因でネットに出るのが怖くなっているパターンに陥っています。</p>
<p>不思議とサーブはそれほど苦手にじゃないので、スマッシュは苦手という人も多いです。なぜでしょうか？</p>
<p>その原因の一つは人間の目の特性（正確には脳による認識）に起因しています。</p>
<p><span id="more-1337"></span></p>
<p>夕焼けの太陽がやけに大きく見えたことはないでしょうか？</p>
<p>あるいは「<a href="http://www.nidek.co.jp/moon.html" target="_blank">月の錯視</a>」として知られるように、月の大きさが、空高くある時よりも地平線や水平線近くにある時の方が大きいと感じたことがありませんか？</p>
<p>これは、どうやら人間の「視空間」が実際の空間と比較して、歪んでいるということらしいのです。水平方向にあるものは大きく見え、垂直方向にあるものは小さく見える。</p>
<p>これを上がってきたロブにあてはめてみますと、「ボールは小さく見える」ということになります。つまり、実際にはもう打たなければならないタイミングなのに、まだ上の方にボールがあるように見える、ということです。</p>
<p>この現象はナイターのときにさらに顕著になります。暗闇に浮かぶ黄色いボールはますます小さく見え、タイミングを取ることがますます難しくなります。</p>
<p>理屈の上では早めに振り始めればいいということになりますが、結局ちゃんと認識が行われていない限り、上手くいかないでしょう。</p>
<p>これを克服するための特効薬は残念ながらありません。反復練習で、歪みを補正していくしかないと思います。</p>
<p>私はスマッシュが得意、と先日も言いましたが、それでも勝負所でのスマッシュミスが原因で負けた試合をいくつも思い出すことができます。それは自分はスマッシュが得意だという慢心からろくに練習せず、軌道の認識を誤ったせいだと今なら分かります。</p>
<p>歪みを補正するには、簡単なスマッシュで十分なウォームアップをすることをお勧めします。試合が近いなら、必ず少しはスマッシュをやっておくとよいでしょう。試合前のウォームアップでもボレーはそこそこに、スマッシュだけはしっかりやっておいた方がいいかもしれません。<strong>Similar Posts:</strong>
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