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#32009
たくや

    ふくらはぎは走るという点でも、鍛えるという発想は間違いです。鍛えるという言葉はむしろあいまいすぎて人によってもかなり違うと思いますが、筋力を増やす、ということでいえば耐久力を挙げることにはなりません。例えばバッテリーの容量のように考えているのであれば、それは間違いです。1試合のうちにどれだけ容量を増やしたとしても、すぐにバッテリーが切れて足がエラーを起こすでしょう。考えてみてくださいむしろ、循環を良くして柔らかくほぐせば、試合中にも老廃物質がどんどん排出され、使い方も非常に軽いため上手で使えるので、比較的新品に近い状態のままプレーし続けることができます。その水準で循環している以上、増やしても無意味になります。
    スポーツしたことある人ならわかると思いますが、ふくらはぎにきはじめたら、もう結構後がないです
    ふくらはぎに疲労がたまり始めて、それを排出するのが遅れれば、運動の水準もかなり落ちるので、さらに排出できず、運動が下手になり、の悪循環に陥ります。そのまま続ければ、腰痛とかなります。
    ですからふくらはぎの筋の容量を増やすというよりも、一歩一走するたびに、柔らかくポンプのように動き(ググっと力を使っては余計に疲労がたまりますし、近くの関節もロックされて、運動が下手になります)、その都度疲労が排出されるような機能的で気持ちいい使い方をしなければなりません
    力を入れているという

    ショットを打つときも、地面をけるのは錦織ぐらいになると、ふくらはぎは補助的に使われます。ハムストリングスと腸腰筋を強調させて地面の力を伝えるので、極力太ももは使わず、ふくらはぎも少しで済みます。と言うか、立っている時点でもう地面の反力をもらって返しているので、どんな運動をしようがうまく利用してという感じでもないんですが。モンフィスとかもショット打つけど細いじゃないですか?ほんの全力の十数パーセントしかふくらはぎを使っていません。立っていることも奇跡的にすごい上手な運動なんです。トップアスリートになると立つだけでも芸術的です。だからふくらはぎをほとんど力を入れず、立っていても外から触ってふにゃふにゃに保てるのです