2017リオデジャネイロ1回戦 vs. ベルッチ プレビュー

試合の展望

 地元ブラジルのベルッチとの対戦。今はランキングを落としていますが、キャリアハイは21位と高く、実績のある怖い選手です。
 クレー勝率がハード勝率より2割近く高く、典型的なクレーコーター。フォアハンドをぶんぶん振り回してパワーで押してきます。
 錦織は前週の疲労が心配されるところですが、故障については今のところ心配ないのではないでしょうか。

 テニスそのものについても不調とも好調とも言えないと思います。ドルゴポロフに負けたのは、有り体に言ってしまえば「実力」です。語弊があるかもしれません。実力がないというのではなく、両者の「実力の重なり」があればあり得る結果であって、彼に「必ず」勝てる実力は、まだ無いということだと捉えています。平均的には勝ち越すと思いますし、実際5連勝しましたしね。力をセーブしたとか、モティベーションが、などは、勝負にどれくらい影響を与え方かは分からないと思います。それよりは実力であると思った方が納得できます。

 実は、辛口な人の方が錦織の実力を高く評価してるんですよね。
 私は、もちろん錦織の実力を信じながらも、他の選手たちも一筋縄ではいかない強者ぞろいだと認識していますので、結果にはそれほど驚きませんでした。ブリスベン、ブエノスアイレスと、「平均的な錦織」よりは悪めの結果だと思いますが。

 賛否両論あるかと思いますが、私は勝負をサイコロを振るようなものだととらえております。ただしサイコロの目は人によって違います。
普通のサイコロ(=普通の選手)が「1,2,3,4,5,6」の目を持つとすれば、錦織は「6,5,4,4,4,3」あたりだと思っております。そしてジョコビッチやマレーなら「6,6,5,5,5,4」くらいでしょうか。この場合、彼らに勝てる確率は25%になります(過程は省略)。25%は実績からすると少し高めですが、まあこんな感じでしょう。実際は6段階よりはもっと細かいですが。調子や試合展開次第で、出目が異なり結果が揺れるというわけです。

 実力が付けば書いてあるサイコロの目が大きくなっていきますが、平均値は低めでも上限値が高い選手というのが存在し、過去にトップを極めてからランキングを落とした選手が該当します。ドルゴポロフもこのパターンで、ドルゴポロフが5や6を出し、錦織が4しか出せなかったら負けてしまいます。でもドルゴポロフは2を出すことも多いので、3以上しか出さない錦織は、平均的には勝ち越すことができるでしょう。

 定量的な評価は難しいのですが、最近の印象として錦織の上限値が下がっている気がするので、「サイコロの目」が変化して安定志向になっているのかも。悪いことではありませんが、上限値を確保することも、大きい大会で勝つために必要なことだと思います。どこかで必ず調子のよい選手に当たりますから。

 そして、自分のサイコロでいい目を出すことも重要ですが、相手のサイコロの目を変化させることも重要ですね。揺さぶってリズムを崩させるのです。あるいは勝負どころを取って、気持ちをダウンさせるとか。ワウリンカに対しては最近、それができていますよね。

 結局テニスはベストでなくても相手よりベターであれば勝てます。中長期的には、基礎力を上げること、コンディションを整えること、気持ちをリフレッシュして試合に臨むこと(以上、サイコロの目、そのものを大きくすること)、短期的には、試合の中でベストなチョイスをしていくこと、勝負どころを見極め、勇気をもってプレーすること(以上、サイコロの出目を大きくすること)、そして相手のサイコロに細工をする(戦略でゆさぶる=相手のサイコロの目を小さくすること)、これらを駆使して出目が相手を上回るようにしていけば、勝てます!

 ちょっと関係ない長文になってしまいました。以下、試合情報です。

試合情報

大会名(カテゴリー):Rio Open (ATP 500)
サーフェス:クレー
ドロー数:32
ラウンド:1回戦

試合日時

現地時間 2月21日(火) 19:00以降
日本時間 2月22日(水) 7:00以降
@ Quadra Central

対戦相手

Tomaz Belluci (BRA) トーマス・ベルッチ(ブラジル)

  • ランキング76位(最高21位)
  • 29歳、188cm、82kg
  • 今年の勝敗(ATP250以上・本戦):2勝3敗(錦織は9勝3敗)
  • 左利きで強力なフォアハンドを武器とするクレーコーター。4つの優勝はすべてクレー。
  • 対Top10成績は5勝36敗(勝率 .122)。
  • 直近4回のグランドスラム成績:17全豪1R、16全米1R、16全英2R、16全仏1R
  • 今大会の勝ち上がり:初戦

過去の対戦成績

1勝1敗
2015 Roland Garros Clay R64 Kei Nishikori 75 64 64
2007 BogotaCH R32 Clay Thomaz Bellucci 63 36 63

TV放映予定

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82 件のコメント

  • クレー修行がとりあえず終了しましたね。
    今日は、最初から最後まで、「取れそう」と思えなかったしあいなので、いっそすっきり。

    今回の経験が次のクレーシーズンに生かされればそれでいいです。

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  • う~ん残念(T_T)
    南米クレーの違う意味での厳しさに飲み込まれてしまいましたね(T_T)
    我々も最低でもどちらか1つで優勝して、400点ぐらいは獲得してくれるだろうと甘く見てましたが・・・
    チーム圭としても、南米クレーの過酷さを甘く見積もった面もあるでしょうね~(`・ω・´)
    なんとかIW MSから立て直してほしいですね~
    錦織選手、頑張れ~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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  • リターンどうしたんでしょうか…。
    グランドスラム以外で初戦敗退は2014年上海以来じゃないですかね。逆にこれまでの安定感が凄すぎたわけでもありますが。
    なんとか感覚を取り戻して欲しいです…。

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  • 言葉もありません。
    でも、ブエノスアイレスの決勝戦を見たときから予感はありました。
    ドルゴやベルッチが良かったというのは簡単ですが、実際には錦織のプレーレベルの低さが原因んで彼らを調子づかせたんだと思います。

    この状態の原因を究明しないとヤバいと思います。

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  • ヤングマン、さあ立ち上がれよ🎵立ち直ってよ❗切り替えてよ❗
    おばさんもツラいけど応援します‥あ~でもツラい😢🌊
    皆さんポジティブメッセージくださぁい

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  • さらなるバージョンアップのためのトンネルに入った気がします。
    根拠ないけど…………。今の課題を克服してトンネルから突き出るまで
    しっかり見守る覚悟しました。
    大富豪になるための絵カード、もしくは2…手に入れてください。
    応援してます。

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  • ケガ?体調?疲労?
    ここ数年見た試合の中で1番低調な試合でしたね。
    昨年のウィンブルドン ケガを押してのチリッチ戦、2014年
    マレーシア、楽天を連覇後の上海MSあたりと同程度かそれ以下か。

    ほろ苦い南米クレーツアーになってしまいましたが、IWまでの準備期間が増えたことを前向きに捉えて、まずはしっかり休養してもらいたいものです。

    ここからのリオは錦織の盟友 ドロゴ推しかな

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  • まさかのストレート負け・・・

    今回も南米遠征は失敗・・・

    どうしたんだ?・・・

    腹部の負傷が治ってないとしか思えない。
    次の大会までに完治するのを期待する。

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  • リターン、下手になってる?
    去年からセカンドサーブでも後ろに下がるケースがあり、解説も工夫してるとコメントしてきましたが、もともとリターンに限らず中に入るプレーで2014年に覚醒したので原点に帰るべきでは。
    2014年全米OP決勝進出がピーク、錦織のハイライトだったとならないよう立て直しを期待。

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  • ブエノスアイレスからなんとなく良くない流れが続いているような。何とかここから切り替えて、また良い感覚を取り戻してほしいです。詳しい分析は皆様のコメントを読ませて頂きたいのですが、あくまで素人考えで、今日の敗因はフィジカル?メンタル?ラケット?靴?サーフェス?きっと複合的な要素があるのだと思いますが、しっかり分析して次に向かってほしいです。タフなクレー修行、お疲れさまでした。まずはしっかり体を休めて下さいね。

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  • どこうっとんねん。というくらいアウトの玉もありましたね
    どこかケガでも?という不安がありましたけど、そうでもなさそう?
    たんに疲労だけなら回復も早いでしょうが・・・圭自身のコメントを待ちたいですね。

    しかしあんなに乱れたテニス初めてみたかもしれません。
    心技体がバラバラだったような・・(途中辛くて見れなかった・・)

    自身、アルゼンチンで免疫が出来ました、今回はかえってスッキリしています!

    一旦、アメリカに戻ろう!

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  • こんな錦織の試合をみるのも何年ぶりでしょう。
    相手が特段良いプレーをしているようにもみえないのに、ミスを量産…これぞまさに自滅…
    優勝すれば春のマスターズ第4シードのチャンスだっただけに痛い敗戦ですし、我々ファンにとっては予定より早く錦織ロス期間が始まるので辛いところですが、インディアンウェルズまで首を長くして待ちましょう!

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  • 今回の負けはこの際いいのですが
    今後も錦織くんが勝っていける姿が想像できなくなってしまいました…
    根本的な部分で変わらないとまずいのでしょうか、とても不安です

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  • ライスコ隠れ見派だったので映像は見てないの
    ですが、どんな調子だったんですかねえ・・・

    とにかく、悪い物は全て南米に置き去って
    来たる北米に向けて応援あるのみです📣

    かなりダメージというか100%ダメージで
    絶賛空元気中ですが、それでも前を向いて、です!

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  • 予言です
    リオでは緒戦敗退でした
    しかし、マイアミでは良い結果がでます
    今年ある大会で優勝します
    長い目で温かく見守ってください

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  • 次に上がるための踊り場みたいなものではないでしょうか。
    次に上がれるかどうかの保証なんてないですが、やってくれると勝手に期待してます。

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  • 圭くん、負けてしまいましたね、、、残念です。ラケット壊した圭くんを初めて見ました。相当フラストレーションが溜まっていたのですね。少しは吹っ切れて2セット目から変わるかと思っていましたが。。。
    今まではどんなに劣勢でも、なんとか立て直す策を練ってたように思いますが、最近それがなく押し切られて負けてしまう試合が増えたような、、、本人も悩んでいるのでしょうね。
    ポイントは稼げなかったけど、これもいい経験になりましたよね。
    次の大会までに時間があるので、少し休んで気持ちを落ち着けてほしいです。
    また、元気な姿でコートに立つ圭くんを待ちたいと思います!

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  • 原因が分かりませんがスランプorスランプに入りかけてる事は確かですね
    でも調子が悪い時でも応援するのがファンだと思うので辛口な事も描きますが応援し続けます

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  • ロストタイムさん

    ありがたい予言、ありがとうございます!
    僕もその予言、当たるような気がします。

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  • ショックではありますが、この結果をウダウダ言ってもしかたないですね。
    次なる飛躍の為の屈み込み期間と捉えて応援するのみですね。
    外野から軽々しく言えないですが、この経験が必ず糧となり転機となるはず(とするはず、としてくれるはず)このままでは終わらないはず、絶対に!!

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  • テニスに関して確かにこの2大会では意図通りにいかなかったかも知れませんが
    技術的には全く悲観するレベルではないと思いますね。

    一定のリズムで際どい処を狙いすぎてUEを量産する、
    速い攻めという概念に急かされているような印象で
    2015年に頻繁に見られた状態だと感じました。

    一つのスランプかも知れませんが精神面の影響が大きいと思いますので
    見守るしかないでしょう。

    拠点がフロリダなので基本的に2月は北米、メキシコを選択しますが
    来年からは欧州に参戦しても良いですね。(というか見たいです)
    丸々休息に充てるというのもあります。

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  • さぁ、早く帰って、練習、練習!
    何だかモヤモヤが晴れた気がします。
    勝利者のメンタルなどのややこしい話より、単純にまだ足りないものがある。
    ハードコートではスピードで誤魔化せたものが、クレーで焙り出された感じでしょうか。
    何処からでも確実に深く返すための反復練習とか、
    新しいラケットが完全に手の一部になるまで打ち続けるとか、
    とにかく、弱いから負けたという至極明解な答えに対して、練習期間ができて良かったね、
    そんな感じがしました。
    団長さんの仰るサイコロの目でいうと、スケジューリングだとか、メンタル以前に、
    持っている目を上げていく必要があるよ、ってことですよね。
    頭でテニスをしようとし過ぎていたのかもしれません。
    ファンも、上限のテニスを見て、それが当たり前のように論じてしまってましたが、
    底力そのものをアップしないと、やはり苦しい。
    今年は、上位オーラが通じない年かもしれません。
    スポーツですから、シンプルに強いものが勝つ!
    そういう潔い世界の中で、真っ直ぐ高みを目指して、地に足の付いた練習をして欲しいです。
    私も、切り替えて、これから、きっと原点に戻って厳しい練習をするであろう錦織選手に負けないように、自分の生活の中で頑張ろうと思えました。
    まだ、まだこれから!
    収穫は、シーズンの早い段階で色んな問題点が分かったこと。
    南米へ来て、良かったといえる日がきっと来ると信じます!

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  • 動き自体が悪かったです。
    疲れでしょうか?

    今までと違う錦織がどんどん出てくることは今までと違う結果に向かってると信じます。

    ラケット破壊がニュースで煽られないといいんですが、、、

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  • もしかしてネット高い?と思うほどネットにかけてしまってました。集中力が最後のマッチポイント握られたとこでやっと出てきた感じでしたが、時すでに遅しでしたね。(;_;)
    南米シリーズは、なんとなくダンテコーチの顔たてる為かななんて勝手に想像してたので、来年はもう無いといいな(^_^;)
    圭くんがあんなに叩きつけるの初めて見ました。よく無いことだけど、それだけ取りたい気持ちは持ってたんだと、うんうんもっと気持ちを出していけと思って見てました。
    早期敗退は珍しので、少しでも休める時間が取れたらいいな。トレーニングし過ぎないでほしいな‥

    圭くんお疲れ様!いつも応援していますよ\(^o^)/

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  • 先日の決勝で負けた時から、今日も勝つイメージがわかなかったです。
    なので、ほとんど、試合を見ることができず、悶々としていました。
    ただ、やはり、ここから立ち上がれたら、また、強い錦織圭が帰ってくると信じて、しばらくの錦織ロスをしのぎます(ーー;)
    悔しい悔しいという気持ちが、次の勝利へ続くと思うので。
    応援するしかないです(^-^)

      引用  返信

  • いつも、ここを訪れて、勝利の日は喜びを何倍にも、悲しい敗戦の日には、ぽっかり穴を埋めさせて
    頂いています。

    悪い流れがなかなか断ち切れませんね。

    けれど、こんな時こそ、病めるときも健やかなる時も です。

    少し長めのインターバル、その後は思いっきりのジャンプあるのみです。

    ダブルスだけのおばさんテニスの経験しかなくて、技術的な事など全く分かりませんが、
    人生経験だけはいっぱいある私にわかることは、どんなに抜かりなく準備しても
    上手く行かない時は必ずあると言うことです。

    心が乱れていて、だらだらと長文失礼しました。

    どんなときもずっと応援し続けます。

      引用  返信

  • ラケットを叩きつける直前でグッとこらえ、次のゲーム、次のポイントに向かっていく姿を何度も見てきましたが、破壊するのは初めて見ました。いつもと違う違和感を感じ、一抹の不安を抱きながら会社に向かいましたが、結果を知ってガ~~ン(@_@)違和感が的中してしまいました。

    IWまで約2週間、身体は問題なさそうですからあとは気持ちの問題かな?リセットして南米の悔しさをMS2大会で晴らして欲しいですm(__)m

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  • 如何に相手が好調だったとしても、このような形で期待値以下の試合が続くというのは、何処かに問題があって総合的なパーフォーマンスのレベルが墜ちているのでしょう。技術力に急な変化がなく怪我でもないとすれば、これはやはり「心」の領域なのでしょうか。

    チャレンジの内容は分かりませんが、錦織選手は今それと戦っているはずです。頑張ってください。そしてMSまでに課題を克服して、錦織選手らしい気持ちの良いプレーを披露してください。応援しています。

      引用  返信

  • ベルッ千選手の集中力が切れなければ、最悪の事態もありかなと思ってました。それにしても悲しい~。
    南米クレー挑戦前にワクワクすると言ってたのに、そう甘くは無かったです。
    それと第1シードの場合は、初戦で地元の、やる気マンマンの選手と当たるケースが多くなるので、今回の様な厳しい試合環境の中でも、しっかり受け止めて勝ちきらなければならない事がいかに大変か、よくわかりました。
    沢山の苦行を与えられて、なかなか思い通りにならないからメンタルが心配です。
    でも、こんなことでへこたれる錦織選手ではないと信じています。
    肘の手術をしてテニスが出来なかった時の事を思えば、テニスが出来る幸せを思い出して乗り越えて欲しいです。

      引用  返信

  • 残念負けてしまいました。終始錦織選手らしくないプレーが続いて、
    どうしちゃったんだろうと思いながら観てました。
    実は始まる前からこの大会は嫌な予感がしてました。
    アルゼンチン大会のあの覇気の無さが気になって不安を感じていました。今日試合前の顔を見て、「ああダメかな?」と思いました。とにかく顔が暗かったですし、何か問題有りそうに見えました。
    それが的中してしまったのが悲しいです。ショックではあるものの
    予想できてしまっていたことでした。全く驚かない自分がいました。
    錦織選手の顔が浮かないときは何かしらフィジカルコンディションに問題が有ることが多いというイメージを持っています。なので、試合はできるけれど身体が重いとかパワーが漲らないとかもあったのかもしれません。(でも今日はおなかのテープはなかったですね)
    身体のコンディションに全く問題がなかったとしたら、南米クレイコートが苦手なのでしょうか?(だとしたらこれはこれで何か対策が必要ですね)
    プチスランプになってきてるんでしょうか?(こちらの方がずっと心配です。)
    ポイント云々言っている場合ではなくなってきましたが、マスターズまでに気持ちもテニスも立て直しをしてほしいです。

    たらればになってしまいますが「もしもデ杯に出ていたら結果は違っていたかも・・」と思わずにいられません。もちろんその場合スケジュール的に南米ツアーは無理だったでしょうけど、錦織選手の場合デ杯効果はあなどれません。2015年の全米のときはすぐ後にデ杯が有って、気持ちを立て直すのを助けてくれたと思います
    今回はデ杯をパスして挑んだことがよかったのかどうか考えさせられました。もしもメンタルの問題があったとするなら、
    「何が何でも勝たねばならない、ポイントを稼がないといけない」という過剰な重圧が懸かりすぎたのではないか?という懸念を感じたからです。そのことで自分を追いつめてしまって(つまり追いつめざるを得ない状況に自分を持っていってしまった)そのため身体が固くなって柔軟に動けなくなったり、ショットが噛み合なくなってしまったようにも見えました。錦織選手特有のいい意味での遊び心、自由なテニス見られなくなってました。
    錦織選手は「試合以前の置かれている状況」にゆとりがあるときは
    錦織選手らしい閃きのあるテニスが冴えるし、試合中に追いつめられたときにも強さを発揮します。でも「試合以前の置かれている状況」が崖っぷち状態のときは身体が固くなって巧く柔軟な動きをなくす傾向があるように思います。そういうときは試合で思うようなテニスができなくなることがまま有るように思います。2015年のペール戦
    や今回のベルッチ戦などがいい例だと思います。アルゼンチンの決勝戦もその傾向が少し出てた気がします。
    デ杯をパスして新たな挑戦は素晴らしいアイデアだったと思います。ただそのことによって「錦織選手が試合以前に置かれている状況」において崖っぷち状態を作ってしまったのではないか? 
    そしてその結果本来の錦織選手らしいテニスができにくい状態を作ってしまったのではないか? 
    という懸念を捨てきれません。

    デ杯の錦織選手に与える効果は侮れないと思います。昨年もデ杯が自信やモチベーションアップにすごく役たちました。テニスも進化するきっかけを作ってくれました。マレー戦の後明らかにテニスが進化しました。
    デ杯はフィジカル的には負担が大きいけど、錦織選手にはその負担分を遥かに上回って得られるものがあると思えてなりません。
    錦織選手の場合いろんな意味で「デ杯に出ることで得られるもの」大きいのではないでしょうか?

    ともかく早く立て直して、もう一度気持も身体もリフレッシュして
    マスターズに備えてくれることを願っています。

      引用  返信

  • 何となくですが・・・体調管理に失敗した感じがしました。気候とか食事の問題?

    プレイが悪いようには見えなかったけど、省エネを狙った作戦が裏目に出てフラストレーションが溜まり1セットダウン・・・その後セカンドも切り替えることができず・・・みたいな展開でしたね。

    勝率7割でも10回に3回は負ける訳ですから・・・そりゃ、そういう時もありますよ。

    トップ100でもトップ5でも・・・そのパフォーマンスに大きな差はないので
    トッププレーヤーの1回戦敗退も(ニュースにはなるだろうけど)珍しくないと思います。

    次の大会に期待しましょう!

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。