2007AIGオープン時の映像(YouTubeより)

フォアのフォームがよく分かります。

コンパクトで、ほとんどボディーターンのみの状態から小さくラケットが振られてますね。

テイクバックのとき、ラケットを垂直に立てるのでそれほど力がいらないと思います。

そこからラケットが降りていく過程で無理なく遠心力が得られると思います。

普通、こんなに力を抜いてヘッドを走らせたら面が不安定になってもおかしくないんですが、「プロだから上手い」という理由以外にも、脇を終始締めることによって軌道を安定させているように見えます。

フィニッシュも肩より下に来ていて、非常に現代的な打ち方。

一昔前はみんな肩より上にラケットが来ていました。

フェデラーなんかのフィニッシュもこんな形ですね。スピンとスピードを両立させるためにはこうなるのでしょう。

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 テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。