錦織テニスの過去・現在・未来が詰まった2回戦(2011クアラルンプール)

本日の孔明先生のひとこと

いや、特に意味はありません・・・。

試合レビュー

2つ前のひろQさんの観戦記に続き、私もクアラルンプール2回戦の観戦記を書かせていただきます。

結果はご存じの通り、フルセットの7-5で錦織の勝利となりました。

試合の流れについてはひろQさんの記事に分かりやすくまとまっていますのでそちらをご覧下さい。
(あー楽ちんw)

2回戦もフルセットで大勝利! by ひろQ | 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ

この試合は錦織テニスのいろんな側面が出た試合となりました。

1stセットは2008年当時の勢いを思い起こさせるような生き生きとしたテニス。ミスも出ましたが「期待が持てる」ミスの仕方でした。

2ndセットからファイナルセットは、嫌な展開ながらも崩れない我慢のテニス。これは長期戦線離脱明けから少しずつ身につけた安定感と「サバイバル術」を見ることができました。

ランキングが上がってきて対戦する選手の実力も拮抗してきましたので、今後もこのようなシーソーゲームが増えていくはずで、現在の錦織の置かれている状況がよく分かる試合だったと思います。

それにしても、錦織にまだ残る不安定さとそれを克服していく卓越した「修正力」が、まだら模様に現れた面白いゲームでした。

ペッチュナーも持ち味の技巧を遺憾なく発揮しましたから、とまどいながらもそれに対応し、最後は打ち勝った今回の勝利は大きい意味を持つと思います。ペッチュナーのドロップショットとネットプレイが絶品でした。

今年、特に最近になって気がつくのは、苦しいときのサーブが錦織は良くなってきたことです。
0−30からのセンターへのフラットサーブが何度となくピンチを救ってくれました。

まだまだサーブが武器の選手とは言えないと思いますが、ここという時にしっかりサーブを入れる技術は超一流選手への階段を昇るために絶対に必要なことです。

欲しいときに1stサーブを入れる、攻め球のイージーなミスを減らす、この2つが今後の錦織テニスの方向性だと私は思っています。今日の試合はそれができたので勝てたと言えると思います。

なんとなく錦織テニスの未来が見えてきた気がした試合でした。

本日はアルマグロとの対戦。激しい打ち合いが見れそうで楽しみです。

3 件のコメント

  • お久の書き込みです。
    昨日はライストの動きも悪くなく(第3セットの肝心要のとこでのフリーズはイラッとしたけど)、じっくり観れました。
    打ち急ぎのストロークミスは相変わらずでしたが、確かにここぞというときのサーブはきっちりと入ってたと思います。
    私がおっと思ったのは、回り込みの強打を察知してのフォアサイドへのセカンドサーブを有効に使えていたことです。
    勇気が必要な選択ですが、苦しい場面をこれで何度か切り抜けていました。
    あと、圭君のドロップショットにお株を奪われた格好のペッチュ君は、終盤明らかにイラッとしてましたね。
    試合としては面白かったけど、あとは勝ち進むために、もっと省エネテニスで勝ち上がってほしいところですが、それができりゃ、苦労しないか。
    今夜も期待してます。

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  • 実況掲示板、面白いですね。
    昨日は、ペッシュナーに奥さんがいたのと、スパイ容疑のくだりがよかったです。諸葛孔明はよくわかりませんでした。今日もみなさま頑張ってください。今日はしっかり夕飯が作れますね。

    あと、コリコリさん感謝しております。データも無駄がなくすばらしいですが、最後の一言がいつもぐっときます。

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  • 昨日は観戦できなかったのですが、ひろQさんとNetdashさんレビューにて楽しませて貰いました。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。