フェレールの強固なディフェンスを崩せず!(2011楽天オープン1回戦)

序盤、積極的な攻めでリードを奪いましたが、徐々に正確さと激しさを増すフェレールの攻撃、そして打っても打っても返してくるディフェンスの前にストレートで敗退となりました。

2011 Tokyo ATP 500 (楽天オープン)
1st Round
David Ferrer[3] def. Kei Nishikori, 6-4,6-3

試合の流れ

非常によく見る「フォアハンドのサイドアウトからのスタート」となりやや心配された序盤でしたが、錦織は躍動感たっぷりに攻めていきなりブレイク。次はさすがのフェレールのストローク力にブレイクバックを許しますが、再び第4ゲームでブレイクして3−1とリードを取ります。

今回はバックのダウンザラインを積極的に序盤から使って成功していました。このあたり、この試合にかける意気込みが伝わってきました。

しかしフェレールは今季、世界ランキング5位まで戻してきた好調さを裏付けるように正確なストロークで対抗します。錦織がエース球のストロークを放っても楽々と深く返球し、錦織を楽にプレーさせませんでした。

第5ゲームでミスが2本出て、それまで錦織に傾いていた流れが五分に戻ったような感じがしました。案の定、第6ゲーム(錦織サーブ)でさらにミスを2本犯した錦織は、フェレールにストロークウィナーを打たれて15−40のピンチ。

ここからフォアのダウンザライン、ネットプレー、サービスエースを挽回したところは圧巻で、今年の確かな成長を感じさせましたがフェレールは全く動じず。「エグい」コースにストロークを打ち分けて結局、またもやブレイクバックされてしまいました。(ポイント1)

錦織の何が悪いというわけではないのですが、トップ10プレイヤーに勝つためには本当に突き抜けた得点力が必要なのだと痛感させられました。ここまでフェレールにミスはほとんどなし。

波に乗るフェレールはドロップショットを繰り出す余裕も見られ、次のゲームも40−0。錦織はここで食らいつくことが後々の攻略に繋がってくるとちゃんと理解しているようで、我慢の中からストロークエースを繰り出し2本挽回。次のポイントもフェレールをコートの外に追い出します。しかしここで絶好球のドロップをネット(ポイント2)

気を取り直して迎えたサービスゲームはサービスでポイントを3本取りラブゲームキープで4−4。ここまでは互角でした。

しかし第9ゲームはリターンが返らずキープされると第10ゲームはエラー連発。4−6で落としてしまいました。

セットを落とした差は完全にミスの数でした。アンフォーストエラーは錦織11に対してフェレールは4。

そして(ポイント1)(ポイント2)で示したように「要所」でどうプレーしたかでした。錦織もこれらのポイントの重要性はいやというほど理解しているはずで、そこで相手より良いプレーができるということが世界5位にいる理由だと思います。

第2セット序盤はお互いにサービスで取るポイントが増えてきました。フェレールのサーブは180km/h台がほとんどで、スピードに関しては錦織の方が若干速いくらいですが、確率とプレースメントが良い。配球も、ときおり打つアドサイドのセンターなど巧く打ち分けているように思いました。相手がフェレールですから、ただ返すだけではストロークで主導権を握られてしまうことが分かっている錦織にリターンミスが多少出てしまうことは仕方なかったと思いますが、2ndサーブに対してはもっと勝負してもよいのではないかという印象を持ちました。結果論かもしれませんが、リスクを大きく取っていなかった割には2ndサーブのリターンミスが多かったように思います。思い切りの良いフォアの回り込みが見たかったですね。

ともかく2ndセットのフェレールは、サーブゲームでずいぶん楽にキープし、それがますますサーブの好調さに繋がっていったように見えました。

錦織は食らいついていましたが第6ゲームの30-15でイージーなボレーをミスし大きく叫ぶと(ポイント3)続けてダブルフォルト(ポイント4)、最後はフォアのスーパーパスを食らってブレイクされてしまいました。

あとがない錦織は、左右に振り回すフェレールのストロークに必至に食らいつき、時には逆転のウィナーを返して食らいつきます。

3−5で迎えたフェレールのサービング・フォー・ザ・マッチ。一段と大きくなった観客の声援に応えるように最後の頑張りを見せた錦織は15−40と2つのブレイクポイントを握りますが、ここでウィナーを2本(うち1本サービスエース)持ってこれるのがフェレール。内容的には見所はありましたが、フェレールの強さが目立った試合でした。

感想

3年前のUSオープン3回戦(錦織が勝利)の再現となった試合でしたが、今季のフェレールの調子が当時とは比べものにならないほど良く、今回負けたからといって決して3年前より錦織が落ちているわけではありません。

当時、フェレールは4位でしたが、前年のUSオープンベスト4のポイントが大きく効いていた状態で、それがなくなると10位以下に落ちてしまいました。

今季は好調で世界5位まで戻してきました。5位と言えば、あのビッグ4に次ぐランキングです・・・。そりゃあ強いですよ。

フェレールもインタビューで語ったように錦織の実力アップは着実になされています。特にサーブの心境は著しい。
フォアハンドが故障前に戻ってないという意見をよく聞きますが、ここ数ヶ月かなり良くなっているように思っています。
「宇宙開発」も減ってきましたし自在性は3年前より確実に上だと思います。

今回の試合に限って言えば、フォアに振られたときの返球がアウトが多かった(差しこまれてる)こと、クロスの角度がもう少し付いて欲しかったという印象を持ちましたが、全体的な傾向としてはやはり上向きでしょう。

課題は「試合の流れ」で書いたように、赤字で書いた「ポイント」となる部分でのプレー振りです。
特にフェレールのような隙を見せない選手と対戦するときは、絶対にチャンスを逃すことはできません。

結果として逃しても仕方ないのですが、ドロップの明らかなネットや、つなぎに行って決められてしまうなどの落とし方はなるべく減らしていく必要があります。

「ポイント3」のボレーミスはそれ自体もやってはいけないことでしたが、「ポイント4」のダブルフォルトはそれ以上にやってはいけませんでした。

ボレーを決めていれば40−15でしたのでダブルフォルトを誘発しなかった可能性が高いですし、したとしても40−30です。ここは本当に大きかった。
(本人も絶対分かってるはずなので、この辺でやめておきます・・・)

まとめとしては、

「フェレールは強かったし負けることは仕方ない。内容にも見るべき部分が多く、決して悲観することはないが実力からすればもう少し競ることができたはず。」

というあたりになるかと思います。

19 件のコメント

  • 「あの時(US OPEN2008)と比べて、彼も僕も成長してるからね。」

    フェレールの言葉通りでしたね。実に見応えのある試合だったと思います。

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  • 管理人さん、お忙しいところ記事投稿お疲れ様です。

    フェレール選手、強かったですね。1回戦で当たる相手としては
    厳し過ぎました。同じ負けるにしても、1回戦で負けるのと3回
    戦以降で負けるのとでは印象も獲得ポイントも違って来るのは仕
    方がないところですね。

    夜のスポーツニュースで映し出されたボレーミスの場面は「ポイ
    ント3」でしょうか。ダブルフォルトも厳しいのですが、ボレー
    のミスが無くなって欲しいのと連続でミスしないようになって欲
    しいというのが私のこれからの錦織選手への願いです。

    勝負処の「嗅覚」については管理人さんに同感で、寧ろ「ここミ
    スしてはイカン」という感覚が逆にミスに繋がっている段階なの
    でしょうか。ダブルス対戦などで「場数」も増やしていますし、
    練習の対しての意欲も継続されているはずですから、これからも
    彼は強くなって行くと思いました。

    今は対戦カードの運が悪い感じですが、これがチョットした事で
    好転すればランクは上昇するのではないでしょうか。

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  • 楽天の緒戦での敗退、残念です!観戦していませんので内容は分かりません。テニスはポイントの積み重ねで決着が付くので、ラッキーな勝ちは少ないと思います。プレーの安定性、精神面の強さ等のトータルな完成度が必要です。日本選手は体格的に不利なのでパワーでは勝てない、ではどう戦うか?そこを考える必要があるのでは、と思います。決めに行っても返球されたり、逆にカウンター食らったりする、ということはボールにスピードが足りないか、あるいはボールの軌道が高くバウンドする間に追いつかれる?プロのコーチがついているので経験と時間が解決してくれることを祈ります。そして世界のトップ10内が定位置になる日を期待してます。

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  • 団長、忙しい中記事うp、ありがとうございますm(_ _)m

    冷静な分析はさすがですね!!(^0^)/

    前のスレに書いたコメですが、もう一度言わせてください!

    まじで互角でしたねぇ〜(=゜ω゜)ノ;;;;

    こういうきわどいゲームに勝てる確率が高くなれば、

    順位も上がってくるってことですねー!!(‘-^*)ok

    「惜しかった」で終わらないように

    なって欲しいです!!(=゜ω゜)ノ♥♥

    圭は攻撃型の選手だけど、

    あえて、もっとディフェンスを磨く必要あり!!!ですね^^

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  • 観戦できなかったので試合内容はこの記事で確認しました。やはり「このポイントを」という部分でまだまだ経験値が必要な部分があるようです。

    しかしながら、1回戦で世界No5に勝つかも、勝ってくれと思わせる日本人プレーヤーがいることはすごく幸せなことだと思うのです。実際に勝ってくれると嬉しいのはもちろんです。

    願わくばそういう選手が日本からもっと出て盛り上がっていけるとテニス観戦がますます楽しくなります。鼻血が出るまでならぬ、「頭がくらくらするまでXXを応援し続けるブログ」や「膝がガクガクするまでXXを応援し続けるブログ」などたくさんのサイトが生まれることを希望します。

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  • 負けたことは勿論残念ですが、あんなに緊迫した見ごたえある試合を
    間近で見ることができ、大満足で帰ってきました。
    ナマ試合、ナマ錦織はデ杯に次いで2度目の超ど素人、超初心者です。
    コート・サイド、ネット付近での観戦でしたが
    フェレールも圭くんも、ネットすれすれの球をびゅんびゅん打ち合って
    もうそれだけでも感動でした。
    この二人の打ち合いを見た後だと、ナダルの球が
    「結構山なりじゃ~ん」と
    物足りなく感じてしまうくらい。
    (世界のナダルに対してスミマセン!素人のたわ言です)
    2セット目最後の方の、会場が一体になって
    「まだ、いける!がんばれ!」と圭くんを応援する雰囲気も素敵でした。
    こんな風に人を惹きつけてくれる圭くんのテニスは
    やっぱり素晴らしいです。
    これからもこのブログのみなさんと一緒に応援し続けます!

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  • フェレール戦敗戦は悔しいですが、まったく団長の分析の通りかと思います。肝心なポイントのミスをのぞけば、フェレールとなんらひけをとらないように見受けました。ただこのミスが、少なくできるかどうかは今後の圭くんの努力しかありません。他の試合も見ましたが、この試合の内容は高い水準にあることがハッキリと確認できました。凡ミス?さえなくせれば、まちがいなくトップ10を狙えると信じます。
    ティプの試合よりずっとよかったと思います。
    残りの試合も少なくなって来ましたが、一つでも上を目指して欲しいものです。

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  • 管理人さん、みなさん、応援お疲れ様でした。
    私はアメリカ在住で、真夜中のしかもライスコのみの応援で、結局睡魔に耐えられず寝てしまいましたorz
    この記事を読ませて頂き、とても良い試合だったと言うことを聞き、嬉しい限りです。
    どなたかが動画をYoutubeにアップしてくれる日を待ちわびておりますw

    錦織くんは、まだまだ21歳!これからの成長が楽しみでワクワクしますね!

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  • 丁寧な丁寧な記事を読んで、上海が楽しみになってきました。

    ひろQさんと同じく本日が観戦日です。クロアチア人を研究しつつ、ニシコリッチ、タツマッチの仲良しダブルス応援します。

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  • 突き抜けた攻撃力。。
    だんちょの言う通りだと思いました。たしかに要所でのミスは多少ありましたが、そこはあまり気にならなりませんでした。問題はフェレールのようなディフェンスを持ったトップ選手を切り崩せる攻撃がないとこういった選手には勝てないということ。ミスを減らして安定するのはいいんですけど、それで攻撃力が減れば外国のフィジカルが強い選手とまともに打ち合うことになり、結局最後は力負けしちゃいますよね。
    けどそれに加えてミスも少なくコンスタントにウィナーも狙う…って半端じゃなく難しいですよね。何かトップ10をまともに倒すのがいかに厳しいかを思いしった一戦でした(;_;)

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  • いつも鋭い圭の分析感服します。同じ圭のだいだいファンとしてうれしい限りです  さて今回も良くランク5に善戦しました 確かに08年の同フェレール戦に比べサーブ力、ストローク力アップしてると思います。がどうしても最近の圭は当時と同じ躍動感、スピード感が感じられません。08年のフェレール戦ではもっと早いテンポのストローク(ライジング気味のショット)にフェレールが手も足も出ない場面が多々ありました。たしかチェアーに戻り圭のすごさにあきれて頭を振ってるシーンがありました。また第5セットには逆クロスのドライブボレー打ってました(たしかネットしてフェレール助かってましたが)これも圭の早いテンポのフットワークのなせるワザです。確かにストローク力のアップで少々後ろからもの凄い玉打ち返せるようになりましたが、ランク上位者からポイントとるまでには、なかなか厳しいはずです。彼のすごさは大砲じゃなく速射砲のごときストロークです。やはり冷静に08年の圭との比較をしてあげ、彼が間違った方向に向かわないよう今後もうるさい圭ファンとしてみていこうと思います。頑張れ圭!!

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  • 正直に言いますと、フェレール戦での錦織選手のプレーは今年一番の出来だったように感じました。

    団長殿もおっしゃっていますが、バックのダウンザラインが最近になく入ってました。
    それに、フォアの攻撃と防御のバランスも良く、ファーストサーブの改善も明らかでした。

    年初からやってきたことが、どんどん身を結んで来ているようです。

    目標の30位は確実に近づいてますね!

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  • さあ、いよいよ圭&竜馬の登場です(‘-^*)ok
    待ちかねたぜ〜(;´д`)
    今日は、あのマレー兄弟とです(≧∀≦)ウヒョー
    名前負けせずに頑張れ

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  • リンデンさんのコメント興味深く読みました。

    今の安定感・ディフェンス力にあのアタック力が加われば本当にベスト10に入ってしまいそうな気がします。

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  • 私も、テレビ(この試合を観るために、15日間無料体験申し込みました!)で観た素直な印象を。
    プレーの質は、かなり上がってきてると思います。
    特に、サーブ。 バリエーションが増え、セカンドを叩かれる場面も少なくなってきました。
    フォアも、怪我から復帰したばかりの頃に比べると、だいぶ振れてる感じがします。
    ただ、ベルディヒに勝ったときのような、観てる人をあっと言わせるような輝かしさは、観られなくなってきたかな・・・。
    あとは、昨日の竜馬君の試合もそうでしたが、ここというときの勝負強さ、相手のいやなところを突くいやらしさが、もっとあれば、と。
    メンタルでの勝負ですね。
    ここから先は、技術面もさることながら、そういう部分も必要になるんでしょうね。
    下手くそなウィークエンドプレーヤーのたわ言ですが、お許しを。

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  • なぜATPの250の大会でライストがないのでしょうか・・・。それも母国で試合をしてるのに・・・
    悲しかった・・・・夜中のライスコ観戦はできず、途中何度おきてスコアは見ましたが・・・あぁ~残念。

    フェレール戦見たかったなぁ。

    いい試合だったのなら良かったです。ここから勝ち上がってトップ20、トップ10になるには、相当のメンタルの強さ、ミスの少なさが要求されるのですね。

    トッププレーヤーともっともっと試合して、いろいろな技・テクニック・スキル・メンタルを学んでほしいです。
    がんばれ、圭君。

      引用  返信

  • 連投失礼します。
    楽天オープンはATPの500の大会でしたね。
    失礼しました・・・・。

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  • 団長さん、試合分析の記事大変おもしろく読ませていただきました。ありがとうございます。

    錦織君のサーブは本当に強化されましたね。バックハンドの鋭さと正確性も増し、相手を苦しめられる大きな武器になりましたね!

    ただ、掲示板コメントの繰り返しになってしまいますが、最近の錦織君はハードヒッターのイメージが強くなってしまい、昔のようにいろんな球種でコート全体を自由自在に操って相手を考えさせるというゲームセンスがすっかり陰を潜めてしまってるように思えます。

    観戦者レポートでも「ネットすれすれの低いボールの打ち合いが凄かった」という意見をよく目にしますが、それがミスの多さにもつながってるのかな、と。最近は昔のようにライン際で落ちるスピンは使わなくなったんですか?あれをもっと多用するとネットにかかりにくく、相手もハードヒットしにくいんじゃないかなぁ、なんて素人ながらに考えてます。

    リンデンさんのおっしゃるように、錦織くんのすごさは大砲ではないと思います。

      引用  返信

  • あの日、南側SS席から生観戦していましたが、フェレールとは
    互角に打ち合っていました。サーブも良くなったし、Good shotsもあった!ネットすれすれボールは凄いけどミスも多いのです。ラダルやマレーのようにベースラインからStrong shotを打って相手にミスさせるテニス、またはステファネクのように、脱力してRising気味の
    ボールを返したり緩急をつけ、意表をつくPlayをする・・圭君のテニスって昔そうではなかったかな~勿論、サーブ、ストロークなど上達していますよね。このまま。「ハードヒッター錦織圭」としてTop10入りを目指せるのか?
    フェレール戦を今楽天で何回が見ましたが、錦織戦の時が
    一番冴えていました。彼自身も気合をいれたのでしょうね~

    圭君の公式HP読むと「楽天JOで勝ちたい、良い結果を出したい」とすごく思っているんだよね。。。
    いるんだよね~

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。