日本チーム全敗、しかし若手2人が健闘(2014デ杯ワールドグループ2回戦 vsチェコ 3日目 その1)

2014 Davis Cup World Group 2nd Round
Japan vs Czech Republic
Rubber 4: Lukas Rosol def. Yasutaka Uchiyama, 3-6,6-3,4-6
Rubber 5: Jiri Vesely def. Taro Daniel, 6-4,6-4

デ杯チェコ戦、3日目は内山vsロソル、ダニエルvsベセリの2戦が行われました。チームの勝敗が決した後なので両試合とも3セットマッチで行われ、ATPポイントもつきまえんが、消化試合という雰囲気は全く無く熱のこもった良い2試合でした。

内山vsロソル

ロソルの出だしは硬く、オープニングゲームから長くなりました。しかし内山はさらに硬い感じで、このチャンスを活かせずキープを許すと次のサービスゲームをブレイクされてしまいました。

その後、落ち着きを取り戻ししっかりとキープできるようになりましたが、この序盤の差が響いて1stセットを落としました。

ロソルは強力なサービスからの3球目攻撃(リターンが返ってきた次の球での攻撃)が全く隙がなく、ミスしてくれないどころか低くて速い球を次々と打ち込み内山を苦しめました。

ブレイクの糸口をつかもうとした内山、リターンの位置を変えたりブロックリターンを使ってロソルを揺さぶろうとします。最初は動じなかったロソルでしたが、一球二球と多く打たされるようになり、ショットに微妙に狂いが生じて来ました。ミスを誘った内山が2ndセットを奪います。

ファイナルセットは息を吹き返したロソルに再び劣勢を強いられる内山。このまま敗れるかと思いきや、スマッシュを何本も拾ってからのスーパーパス!ここで会場の盛り上がりは最高潮に。勢いに乗りブレイクバックし、4-4まで追いつきました。

最終的には4-5サーブでミスが出てしまい敗退となりましたが、内容的には互角で非常に良い試合でした。最後のサーブゲームのブレイクは、このレベルでのプレー経験の差というか、余裕の差でしょう。自分の力を100%出し続けた状態で迎えたプレッシャーを御することができませんでした。この点は今後の課題ですが、サーブの順番がロソルと逆で、ゲーム先行していたら勝ったかも?と思わせるクオリティの高いプレーを見せてくれました。

ロソル、もっと粗いプレイヤーだと思っていたのですが思ったよりミスをしてくれませんでした。

ショットの強さはトップ10級なので、40位に留まっているということはそれなりにミスをしているはずです。この試合もセカンドセットにミスが見られましたが、総じて精度の高いプレーを披露し、もう少し上のランキングに位置してもおかしくないプレーでした。

上にも書きましたが3球目攻撃は本当にすごかったです。高い打点は当然ですが、低い打点でも調節なしで強打していく様に驚かされました。本当に得意なパターンなのでしょう。ダニエル太郎はこの選手からよく2セット取ったわ。

(長文になる予感のため、いったん区切ります。)

5 件のコメント

  • さすが団長さんです。早くupして下さい。私も3日間有明にいました(^▽^;)
    圭君は応援のみで、何だか落ち込んで落ち込んで・・・。

      引用  返信

  • いい試合を見せてくれました。本気でぶつかってきてくれたチェコの両選手にも感謝です。
    レビュー後半、待ってます!(公式ブログのマイアミ本人レビューはフェデラー戦の前で書きかけのままですね)

    川柳を少し、
    タロちゃんはわたくしたちが育てたのっ(byマダムズ)
    ポイントぢゃみんな立て立て圭も立て
    春雷や一撃を待つ応援団
    花散れどやがて青葉の萌え出づる
    失礼しました。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。