錦織圭、今季芝緒戦を勝利!(2014ハレ2回戦)

2014 Halle ATP 250
2nd Round
Kei Nishikori[4] def. Gael Monfils, 6-1,3-6,6-3

1stセットは錦織にミスが少なく、サーブ・リターンともに好調で、まだ芝に慣れないのかぎこちないモンフィスを尻目に6-1でスイスイと先取しました。

しかし最近、このように1stをあっさり取ったあとに2ndセットで苦戦するパターンが多いので心配していたところ、その予想が的中してしまいました(こんなときだけ当たりやがって・・・)。

セットが変わって対戦相手が気持ちを切り替え、プレーが良くなってくることはよくあることですが、それに加えて1stセットをほとんどラリーもせずに簡単に取れてしまったことが、錦織にとって却って不利に働きました。モンフィスはサーブが復調し、サービスゲームをことごとく簡単にキープ。錦織のストロークにミスが増えたゲームをきっちりブレイクし、2ndセットは6-3でモンフィス。

ファイナルセットは錦織もサービスゲームで丁寧なプレーを心がけキープ合戦となりました。3-2で迎えたモンフィスのサービスゲーム。錦織は集中を高めリターンを深く返すと、これをモンフィスが弱気な感じのフォアスライスで返球するもミス。4-2で錦織リードとなります。

このまま錦織が押し切るかと思われましたが、続く第7ゲームは錦織のストロークミスに乗じる形でモンフィスが粘りのストロークを展開してブレイクバック。この辺り、いかにもフランス人というか天才肌というか、モンフィスのつかみどころの無い強さを感じました。効率的で理詰めなプレーという言葉はモンフィスの辞書にはないのでしょうねw

追いつかれたものの、錦織はすでに勝負師モードに入っており、それほどショックは無い模様。「まずは試合に勝つこと、反省はその後だ」と顔に書いてありましたw そうです、最優先はどんなにまずいプレーをしても勝つことです。勝てば次の試合で修正することができます。集中を切らさない錦織がドロップショットを上手く使い、勝ち切りました。試合全体を通じてモンフィスより安定しており、その差が結果に出たと思います。

とはいえ、ミスも多く芝にまだ慣れきっていない様子が伺えました。ダブルスも勝ち残ってますし、芝での実戦経験をもう少し積むことができますので、ウィンブルドンに向けて調子が徐々にでも上がってきて欲しいところです。

足の故障は大丈夫なようです。ただ、クレーと芝では足に対する負担のかかり方が違いますので、慣れるまでは普段使ってない筋肉を使うことによる小さな故障が気になります(特に臀部に来やすいらしい)。トレーナー2人体制で十分ケアはしているとは思いますが、無理はしないようにしてほしいですね。

次の対戦は、ハースの欠場によりジョンソンとガバシュビリの勝者との対戦になりました。今日のモンフィスと比べたら楽な対戦相手には違いなく、絶対勝ってフェデラー(順当なら)との準決勝がぜひ見たいところです。

ATP250だし準決勝ですが、芝でのフェデラーとの対戦ということで、実現したら鼻血対象試合にしたいと思います。

スコア推移

Set1 6-1
G1 圭 ○×○○×○ 1-0 (121112)
G2 モ ○○×○○ 2-0
G3 圭 ○×○○○ 3-0 (12111)
G4 モ ×××○○○○○ 4-0
G5 圭 ×○○○○ 5-0 (22111)
G6 モ ×○○×○×○××× 5-1
G7 圭 ○○○○ 6-1 (2112)

Set2 3-6
G1 モ ○×××× 0-1
G2 圭 ○×○○×○ 1-1 (111111)
G3 モ ××○×× 1-2
G4 圭 ×××○○× 1-3
G5 モ ○×××× 1-4
G6 圭 ○○×○○ 2-4 (A1111)
G7 モ ×××× 2-5
G8 圭 ×○○×○○ 3-5 (221212)
G9 モ ○×××× 3-6

Set3 6-3
G1 圭 ×○○○○ 1-0 (?2111)
G2 モ ×××× 1-1
G3 圭 ○○×××○○○ 2-1 (?12D1112)
G4 モ ××○×× 2-2
G5 圭 ×○○○○ 3-2 (21111)
G6 モ ×○○○×○ 4-2
G7 圭 ×××○× 4-3 (2?111)
G8 モ ×○○××○×○×○○○ 5-3
G9 圭 ○×○○○ 6-3 (22211)

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。