錦織圭よ、君はチャレンジャーだ!(2016全豪4回戦 vs. ツォンガ)

試合の展望

錦織7位、ツォンガ10位。ランキングは錦織が上です。
対戦成績も錦織の4勝2敗。
ですがツォンガは2008全豪準優勝を筆頭に、マスターズは2014トロントで優勝経験あり、ツアーファイナイルは2011年に準優勝、グランドスラムベスト4が5回、ベスト8が6回と、実績では錦織を上回っています。

ランキングは過去1年に稼いだポイントで決まりますが、選手の実力はそれだけでは決まりませんよね。
上記を踏まえると、錦織はツォンガに対してチャレンジャーということで良いと思います。

なかなか、守るものもあって常にチャレンジャーの気持ちで向かうことは難しいですが、
グランドスラムの2週目は全試合、チャレンジャーの気持ちでぶつかってほしい!

ワウリンカもそうですが、グランドスラムでどういう戦い方をするかこそがその選手の真の力だと思います。
いきなり優勝するのは難しく、ベスト8、ベスト4の常連になり、BIG4相手に例え負けたとしても壮絶な試合を経験し、少しずつ自分もビッグな選手のオーラを纏っていく。

時には勢いで優勝する選手もいることはいますが、基本的にはそういう段階を経て初めてグランドスラム優勝というものが見えてきます。
錦織は現在、そのオーラを纏うために積み重ねをしている状態。
ツォンガにはすでにそういった積み重ねがあります。
ですので、繰り返しになりますが、

錦織圭はチャレンジャーの立場でいいのです!

すでに錦織は第2週の常連になりました。
次はベスト4の常連を目指したい。そのためにツォンガはちょうど目の前の乗り越えなければならない壁です。

ランキングも対戦成績も忘れて、ただひたすら己の力をチャレンジャーとしてツォンガにぶつけて欲しいと思います。

前回の敗戦(2015全仏QF)のおさらいですが、あのときは苦手の強風の上にツォンガの意外な丁寧なプレーに自分を見失ったということがありました。
今大会3回戦のガルシアロペス戦でも意外なフラットボールに苦戦しました。
錦織と戦うとき、意外性を持たせて臨むことは各選手の錦織対策の常套手段となっています。
今回、ツォンガはどういう作戦で来るでしょうか。
彼の武器はビッグサーブとフォアハンドです。
それと比較するとバックハンドは狙い目なので、基本はバックハンド狙いなのですが、そこを読まれると簡単に回り込まれてフォアの強打を許しますね。
ラオニッチと共通する攻略法が欲しいところ。すなわちバックのストレートあるいは真ん中からフォアのクロス。
3回戦では、落とした2セット目を除いて積極的に使用していましたし、精度も良かった。内側に入るということも少なかった。
一度フォアに振ってからのバック攻めが一番効果的だと思います。

あとはツォンガを乗せてしまわないこと。そのためにはリターンゲームで、ポイントが取れないまでもしっかりサーブに触っていくことが重要です。
昨年、サーブのコースが読めず動けなくなり、相手を気分良く打たせてしまった敗戦が多々ありました。
(ツォンガ、ペール、イズナー等)
彼らは一流のビッグサーバーだから仕方がないと言えば仕方ないのですが、逆に言えばサーブを返しさえすれば最強のショットメーカーである錦織のペースなわけですよ。

サーブの重要性はもちろんなのであえて語りません。サーブ以外では上記のような視点で観戦したいと思います。

試合情報

大会名:2016 Australian Open (全豪オープン)
カテゴリー:グランドスラム
サーフェス:ハード
ドロー数:本戦128 予選128
ラウンド:4回戦

試合日時

現地時間 1月24日(日) 11:00
(日本時間 1月24日(日) 9:00)
@ Hisense Arena 第1試合

対戦相手

Jo-Wilfried Tsonga (FRA) ジョー・ウィルフリー・ツォンガ(フランス)

  • 第9シード、ランキング10位(最高5位)
  • 30歳、188cm、91kg
  • 今年の勝敗:5勝1敗(錦織は4勝1敗)

過去の対戦成績

4勝2敗
2015 Roland Garros QF Jo-Wilfried Tsonga 61 64 46 36 63
2014 Masters 1000 Paris R16 Kei Nishikori 61 46 64
2013 Masters 1000 Paris R32 Kei Nishikori 16 76(4) 76(7)
2013 Masters 1000 Shanghai China R16 Jo-Wilfried Tsonga 76(5) 60
2012 Australian Open R16 Kei Nishikori 26 62 61 36 63
2011 Masters 1000 Shanghai R32 Kei Nishikori 67(1) 64 64

生観戦手段

応援フード

スーパーツォンガを出さないように
スーパーで買ってきて食べました!
チャンコーチ、圭くんの洗脳頼みますね〜

micchi

food-tsonga7-micchi

21 件のコメント

  • 今の錦織選手の真価が問われる試合になりそうで・・・
    ブルブルッ!
    すごく楽しみです(^o^)

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  • 圭君のメンタリティー修復レベルが明らかになるのでしょうね。
    昨年全仏の悪夢からの。
    こちらはいつまでも待つつもりではありますが、このチャンス生かして欲しい。
    念を送ってみます。

      引用  返信

  • 今年の圭を占う、最初の試金石になりそうな試合ですね!!!( v^-゜)♪
    昨年が準備期間だったことを、自らのテニスで証明して欲しいです!(ゝω・´★)♥
    グラウンドスラムは、ここからが本番ですものね~!(`_´メ)団長がおっしゃるように、チャレンジャーの気持ちで、ジョコへの挑戦権をもぎ取ってくれ~!!!(`ー´ゞ-☆ピシッ
    カモーン、圭!!!(^з^)-☆チュッ♥

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  • これから更なる強敵が待っています。
    辛く苦しいゲームでも、打開していく事を楽しんでプレーしてくれたらと願います。
    まずはツィンガ戦、全力で応援します。

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  • 4回戦のコート割りについて。
    本来であれば唯一のトップ10同士の試合であり、ロッドレーバーナイトに相応しいカードです。
    それが準センターのマーガレットからも外れハイセンスの1試合目。
    テニスの場合、1試合目は前座の色合いが強いです。
    錦織ツォンガは前座ですか?
    それに錦織選手は基本的に全ての大会で優勝を狙う位置に居て、決勝にピークを合わせます。
    全豪であれば1週目から遅い時間を経験した方が良いと思います。
    よく本人が早い時間を希望していると聞きますが本当にそうでしょうか?
    MSや500・250では1試合目から最終試合まで様々です。

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  • 僕もなぜ錦織vsツォンガのカードがハイセンスなんだろうかと思います。
    もしかしたら、手首の状態が悪く運営側が錦織が棄権することを想定して3番目(?)の格のハイセンスに入れたのかなと心配してます。
    考えすぎですよね。
    でもハイセンスは縁起も良いですし、ハイセンスで行われたコーリー戦もいい感じだったので良かったのかも。
    4年前を再現してもらいましょう!

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  • 今更なんですが、マイケル・チャンコーチのインタビュー動画です。

    http://st.wowow.co.jp/detail/8422

    このインタビューを見る限り、錦織くんとすごくうまくいってる感じがします。

    なぜハイセンスなのか?

    ロッド・レーバー・アリーナはシャラポワ戦ですね。
    マーガレットはミックスダブルスでヒンギス登場。

    男子と女子のバランスなんでしょうか・・・?

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  • ほんと、今回のコート割りはよくわかりませんね。
    マーガレットみると、シングルはベルディヒVSアグーだけで、後はダブルスばかり。
    そしてそのダブルスには今大会で引退のヒューイットが組まれてます。

    ケイ&WOwowサイドは第一試合で希望を出してるにしても、マーガレットの1試合目でもいい気がしますが、どうなんでしょう!?

    色々な兼ね合いがあるのでしょうが、手首の状態が悪くという理由はないんじゃないかな!?

    いずれにせよ、{私が観戦する)英ユーロスポーツ2チャンネルでは放送されるでしょうから、頑張って応援しようと思います。

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  • 今ではランキングが上がり普段のツアーでは基本的に大会により様々ですが
    WOWOWが放送してきたGSでは錦織の試合は一試合目になることが殆どでしたね。
    違う場合はTOP選手の対戦相手としての立ち位置の時が多かったと記憶しています。
    (2011のAO、対ベルダスコ戦等)
    また、本人が時間の読める早い試合を好みますしある程度選手の要望を聞くというのは
    実際にテニス関係者のコメントで耳にしたことがあります。
    TOP10選手である今では以前よりもより希望が通りやすいのではないでしょうか。

    明日はMCAにベルディヒ対アグートが組まれていますがNB4:30であり
    分割されておらず厳密なナイトマッチでは無いでしょう。他はダブルスが3試合です。
    RLAはジョコビッチとフェデラーの定位置ですし女子はセリーナ、シャラポワと躍進中の地元選手です。

    BIG4を見てるとデイとナイトを交互に担当させられるのが常ですしポジション的にも
    夜の試合にも慣れた方が良いという意見は勿論のことだとは思いますが。

    コールシュライバー戦でのハイセンスの感触も良好だったようですし
    今回のツォンガ戦に関してはハイセンスで悪いということは何もないと思います。

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  • micchi さん、毎回の応援フード、頭が下がりますm(__)m

    コート割りのことはよく分からないのですが、昨年の4回戦のフェレール戦はロッドレーバーでしたよね。今年は、トップハーフにジョコ、フェデラー、セレナ、シャラポワとセンターの人たちが固まりすぎてるからですかね。QFまで、ロッドレーバーがないなんて、7位だからなのかな…^_^;

    でも、縁起の良いハイセンスアリーナで2012年の再現してほしいです!!
    頑張れ!圭くん!!

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  • ハイセンスは自由席だと聞きますし、1回戦でも日本人のファンで満席でした。
    マーガレットは指定席で空席も目立ちましたよね。
    当日券だけでは入りきれない日本人ファンが沢山いたんではないでしょうか。
    少しでも日本人ファンに錦織君の試合を見せてあげたい大会側の配慮?
    それに興業的にも満席の方がいいだろうし・・・
    錦織君も日本人ファンが沢山いる中での試合は、よりホームの感覚で戦えて燃えるのでは?
    ハイセンスアリーナと分かった時、真っ先にそう思いました。格というよりは・・・
    1試合目というのは、wowowとの調整では?

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  • 2012年の熱戦の再現ということでハイセンス・アリーナは縁起がいいと思います!
    当時は錦織選手が20位台で格上6位のツォンガ選手にフルセットで勝利、全豪では初のベスト8と快挙でした!
    甘くなったアングルボレーにすかさず詰めてコツンと当てて勝利を決めた瞬間にラケットを放ったシーンは笑顔とともに最高でした!
    実績あるタフな相手ではありますが錦織選手の躍動する姿が見れると期待しています!

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  • 圭くんの場合、アウェイ(場所)でホームっぽい雰囲気が一番やりやすそうに見えます。
    多くの選手がそういうもの何でしょうかね。
    それでいくと、圭くんは全豪、全米ですよね。楽天ほどホームすぎてもプレッシャー、全仏のツォンガはすべての風がツォンガ寄りに吹いていましたね。

    全豪はほんと応援している人もリラックスして楽しんでいる雰囲気が好きです。こちらの読者の方からの様々な現地情報や面白い小ネタ、とても楽しく拝見しています。

    ツォンガ勝っても次ジョコで、ノープレッシャーですから、ツォンガ戦は全力で集中してもらいたいです。全仏の悪いイメージ(を全米で悪化させた)を十分払拭できる程度に自信が回復しているのか。
    今回はメンタルに注目して見たいです。

    圭くんにとってターニングポイントになるような(もちろん良い意味で)試合になることを願って!!

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  • 会場入り致しました。
    すでに満席です。多くの日本人観戦者も会場を埋めています。go kei!

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  • 現地、あっという間に満席です。
    楽天と同じ雰囲気になりました。
    リベンジの時が来ました!

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  • 団長様や皆様がおっしゃる通り、チャレンジャーとして今日は戦ってほしいですね。どうか今日は圭君にとって良い風がふきますように!現地の皆様、早くから大変だと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。日本からも全力応援します。

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  • Monさん、ばぁばさん、現地応援の皆様いよいよですね!
    朝早くから並ばれて大変だったと思いますが、応援よろしくお願いします。
    日本からも頑張って応援します!

    落ち着いて自分のテニスを。
    頑張れ〜〜〜!!!

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  • ばーばさん

    既に発見致しました 笑
    私は斜め前です^_^ 私も錦鯉旗持参しております!

      引用  返信

  • 英語の解説でhisenは自由席なので多くいる日本のお客さんのためにここにしていると言っていましたよ。会場が埋まるのでオーストラリアの選手からも多くリクエストが出るそうです。

      引用  返信

  • Monさん、今頃になって気付くなんて、本当に失礼しました。次は、変なオバハンですが、お声をかけて下さい!
    今日は勝って良かったですね。シモン、頑張って欲しいです。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。