前哨戦とはいえムムム・・・な敗戦(2016ブリスベン準々決勝)

2016 Brisbane ATP 250
Quarterfinal
Bernard Tomic[7] def. Kei Nishikori, 6-3,1-6,6-3

「前哨戦に過ぎない全豪で活躍すればいい」

確かにその通りなのですが、それにしてもよろしくない敗戦だったと思います。
トミックのプレーが良かったこをと差し引いたとしても。

「ウィナーもあるけどミスが出る」

これならOKなんですが、攻めきれてないので。
挽回力のある錦織、セカンドは取り返したし逆転できそうな感じもあったのですが、そういう「神通力」に頼るのは危険であり、長期的にはジリ貧になっていきます(何回も同じことを言ってしまいますが)。

ときにはそういう勝ち方も必要なのですが、「ポイント先行、ゲーム先行、ブレイク先行」、これが最も大事なことです。
追い上げる時の錦織のメンタルは素晴らしいのですが、それは他選手との比較で相対的に素晴らしいということであって、ゲームの状況としては不利には違いありません。

技術的にはフォアハンドのミスの多さ、特にフォームの崩れが気になりました。
バギーホイップ気味に上に振り上げるショットが多く、あれではコーナーを狙うコントロールはタイミングと打点次第でしか狙えないと思います。
打点に早く入って構えたときは(ミスが多少出るにせよ)複数のポイントを正確に狙うことができます。
この1試合で今後がダメってことではないですが、今日の負け方が続かないように、しっかり調整してほしいと思います。

こういうフィニッシュが多いときは押し込まれています。こういうフォームになるのは、「深い球を打たれたとき」「差し込まれて打点が遅れたとき」「左右に振られてランニングショットになるとき」「打点が低いとき」などです。

こういうフィニッシュになるときはしっかり打点を確保して自分から押し込んでいるときです。
このフィニッシュの頻度を増やしたい。

試合の流れ等は夜に書きます。

P.S. おそらく皆様いろいろ言いたいことはあると思いますがお互いの意見の否定はやめてくださいね。
 今日の試合を見ても「トミックが良すぎた」と見る人もいれば「錦織が悪かった」と見る人もいて、どちらが正解ということはありません。

P.S.2 私のいつものスタンスとして「その試合限定で錦織にダメ出しはするが、錦織の将来性にダメ出しはしない」というものがあります。試合ごとに微修正はしていますが今のところ錦織は後退していない(調子の波の範疇)との認識です。
それも負けが続けばいずれは根本的に修正しますが、落ちる可能性と同様に上がっていく可能性もあると思っています。
タイトルの「ムムム」は全豪に向けての感想です。全豪に関しては少し心配しています。

ということを踏まえてさあコメントをどうぞ!

113 件のコメント

  • まだまだ今年も試練は続きますね。それだけトップにたどり着くのは大変ということですね。
    挑戦者としてのメンタルは強い錦織選手、これからは挑戦を受ける身のメンタルをつけるときですね、なんて私のような者がえらそうにいえる立場ではないくらい、錦織選手はすごいことをなし得ようとしているんですよね。試合に負けたことはかなりショックを受けてますが、たくさんの期待と重圧と戦う錦織選手を尊敬し、応援できる幸せをそのあとにいつも感じます。フェデラー選手の『単なるスポーツ、単なるテニス、圭には楽しんでほしい、笑顔をみたい』の言葉はほんとに心にしみます。
    明日のダブルス、ディミ選手と楽しんで勝っちゃってほしいです。

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  • 団長様
    早々のアップ、ありがとうございました。
    写真付きの解説、正にその通り!!!という感じでございます。最近の試合を見ると押し込まれる頻度が多いように感じています。そしてボールが浅くなり相手のチャンスボールに。フットワークも依然より良くないように感じるのは気のせいなのか・・・走らされたり振られたりした後、結構簡単にアウトしたり、ネットしたり・・・もう少し粘りが欲しいのですが。こういう試合展開を見ると、フルセットに強いというより、自らのミスや試合運びでフルセットを強いられてると感じてしまいます。フォア、前の方が断然良かったのに・・・何で???サービスゲームもベースライン付近にリターンされた球を簡単にミスしてしまったり。ミスでポイント落としたりゲーム落とすと、見てる方もストレス溜まります(>_<)
    とはいっても、この1試合で圭くんの将来を否定するつもりは毛頭ないですし、もっと上に行けるテクニックもフィジカルもメンタルも持っていると思います。ただ、全豪で修正するには厳しいかも・・・という思いが頭をよぎりました。チャンコーチはこれから合流だと思いますが、良いフィーリングを取り戻せると良いのですが。
    とりあえず、明日のダブルスに向けて気持ちをリセットして、気分よくプレーできる事を願います。去年のように、楽しそうにプレーできますように。

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  • みなさんの意見に一つ一つうなずいている私ですが、このぼんさんに私は同感です。
    やっと寝れます、(笑)ありがとう!

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  • 錦織のリターン
    早いサーブの時、ボレー感覚でラケットに当てて返すショット
    あれが、ぐっと体で押せせて、球に力がこもってました。
    (あえて)追い込まれて打ったショットだけど、深く帰るとTOMICもつなぐのがやっとで、有利な展開に持ち込めていました。
    あれは去年には無かったショットに見えたけど・・・あれは使えると思いました。

    ストロークは、ムーンボール(今でもそういう言うのかな?サバチーニさん??)系は(当然)安定していたけど、バズーカ系(私の勝手なイメージですみません・・・)が、甘かったかな?決まらんからネットも多いし・・・

    素人の私の眼よりも、スタッフは課題をよーく分かっていると思うので、全豪に期待しましょう!!

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  • トミックが良かったですねー
    最終セットは、トミックのリベンジしたいという闘志が圭くんを上回ってました。ファイナルセットに強いという印象が、どんどんなくなってきてますが、ファイナルまで縺れないことが大事ですよね。
    「ポイント先行、ゲーム先行、ブレイク先行」お願いしたいですm(__)m

    全豪までに、しっかり調整してほしいです。
    ダブルスは、決勝まで勝ち進んでほしい!

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  • 全豪に向けて今大会でフェデラーから実戦での貴重な学びが出来ると期待していたのですが、残念です。
    おそらくフェデラーも全豪に向けて、錦織と対戦できなくなったことを残念に思っているのではないでしょうか。早く心の問題を克服して欲しいです。フェデラーの言う「楽しんでほしい」という言葉の意味の本質を早く体得して欲しいと思います。

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  • 顔に気迫がなかったので、単に調整と考えて無理していないのでは?
    年間スケジュールがハードなので、狙う試合を決めているのではないでしょうか。
    今まではライバル対決は絶対に落とさない、という意気込みでしたが、そんなことよりももっと大事なことに集中する策では?
    もう4位までは到達済みですし、あと狙いは、ランキング1位とグランドスラムタイトルだけですから、まずはグランドスラムタイトルに合わせてると思います!

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  • Tomic の nothing to lose な shots が良い角度、良いコースに入る確率が前回対戦に比べ格段に増えたように思います。
    圭くんは少々調整遅れな感じ。かつ、上記のような状況も有り受け身一方な展開が多かったように思います。
    また、 Tomic の pace にお付き合いし過ぎ、かまたは、そうせざるをえない状況に陥っていたのか。

    adjustment を期待しております。

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  • 自分は観戦のみのテニスのド素人ですが・・・敢えて感想を

    今日の試合は、ペール戦やツォンガ戦を観ているようでした。
    好い時の錦織の試合なら相手がいつもならネットにかけたりアウトになったり
    するはずなのになぜかしっかりと返ってくる目を疑うような場面ばかり。
    今までは相手がよかったんだと思っていたのですが、最近は好不調にかかわらず
    ストローク力がかなり落ちてるんじゃないかと感じるようになりました。
    じつはククシュキン戦も一歩間違えば危ないと思って見てました。
    とりあえず、調整的にはいい試合数と日程の組み方だと思いますが、全豪は悲観的に観戦したほうが
    精神的に楽かもしれないですね(苦笑)

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  • ようやく、GAORAの録画を見終わりましたm(__)m
    昼過ぎにスコアを見て、ひぇ~(>_<)と思ってました。しかし、TV画面でみるトミックは、顔も身体も引き締まり、去年の負けから、いかに彼がテニスに真剣に打ち込んだかを物語っていました(^_^;)💦
    どなたかがおっしゃってますが、今日はトミックの日でした!(^_^)v
    試合前、“彼がヘロヘロしなければ、もっと強くなれると思う”と書きましたが、本当に、強くなっていました!あの身長で、あのサーブ、加えて高い打点から打ちおろすフラットのフォアは、圭の頭の上から降ってくるようでした(+_+)💨
    しかもトミックは、もともとリターンも上手く、圭のサーブやラリーのコースも、ほとんど読まれてました。最近の圭は物凄く研究されているので、相手の読みを外す工夫がもっと必要だと感じます。打とうとしている先に相手がいれば、手元も狂いますよね!(`へ´*)ノ
    私には、圭自身は、普段と変わらないように見えたので、それほど心配していませんσ(*´∀`*)
    もう一度言いますけど、今日はトミックの日でしたm(__)m

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  • ジョコビッチの試合運びをトミックにされました。さらに、ビックサーバーが圭君のリターンが速いサービスに慣れないように2セット目を抑え、ファイナルの出だしで一段ギアを上げることで自分の流れに持って行く。やや賭けに近いが心理面の安定を欠いた最近の圭君には戦略上有効かと思います。ツォンガは意図的かどうか判りませんがフレンチのファイナルセットを思いだしました。結局は圧倒的な強さが出せず、この1ポイントを見極めて絶対に落とさない気迫を出せない、ギヤを上げようとすると硬くなるこの状態はチャンさんが言うように地道なトレーニングの中でスポーツ選手が自分でつかみ取っていくものかと思います。普通は時間もかかります。もう一段上に上がって欲しい。ここで、自分はこんなもんかとタカをくくってしまうかどうかで決まるかもしれません。圭君がドンだけGSが取りたいかがキーかも、彼女やカーペンターズで癒されてるあたりに圭君の弱さが見え隠れして爆発力を望むスタンスでは無いなと感じ、今はまだかな?と思います(u_u)

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  • 昨年の敗戦時と同じような負け方に見えました。良いショットで明らかにアドバンテージのある状況なのにミスでポイントを献上してしまうシーンが多くてもったいない印象です。あと配球がいつもよりちょっと素直でしたでしょうか。
    以前から、緩急でかわすタイプやスライスを多用してあえて相手に打たせるタイプの選手になかなか勝てないと思ってましたが、トミックもそのタイプですよね。あとはハースやヒューイットとか…。
    全豪まであまり時間がありませんが、少し変えることで改善出来ることもけっこうあると思うので、期待します。

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  • たびたびすみません。昨日もずっともやもやしていたのですが、やはりオフの過ごし方に問題があったのでしょうか?素人が申し訳ないのですが、私が近年で一番圭君が強くなったと感じたのは、2014年の全豪のナダル戦です。結果は負けでしたが、ものすごく覇気があって、動きもよくて、厳しいコースにどんどん決めてナダルを追い詰めていましたよね!あの頃は今よりは少しだけ注目度も高くなくて、オフにチャンコーチととてもハードに練習したとのことでした。あの時のようなハングリー精神、周囲を気にせず、テニスにひたむきに集中する気持ち、そういうものをもう一度、思い出してみたら、と思うのですが。ただ、過去を振り返ってばかりいても仕方ないので、今はとにかく前を向いて、今の自分な
    出来る最大限のことをしてほしいです。ただ、これは外野の一素人の考え。圭君は私などより、ずっと深く考え自分を見つめて、善後策を練っておられますよね。私のようなファンは見守っていくしかないですよね。また、心配性が顔を出してしまいました。申し訳ありません。

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  • 私は特に心配していません!ドロップの多用、不用意なサービスダッシュ・・・早く試合を終わらせたい気持ちが前面に出ていました。心配があるとしたら、怪我ですよね。試合中何度かストレッチしてましたので、全豪を見据えて無理をしない調整を心がけたのかなと思いました。

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  • 去年の後半からの錦織さんでしたね。2014は攻めて攻めて、うわぁ。凄い!錦織さんでした。2015は前半は、おお、GSいけるかもと思わせるプレイでしたね。後半から息切れしてしまって、もっと、試合数減らせばいいのに。。、なんて思ったりもしました。ツアーファイナルはフェデラーに向かっていく気負いも何もない、ガムシャラな錦織さんのプレー見て、来年は良いかもなんて思いました。初戦始まって、自分より下位選手と戦う錦織さんは去年のペール戦を思い出させます。トミック戦でも何回もあったプレークポイント、凌がれ凌がれ結局キープされ、次の自分のサーブで、簡単にブレークされる、の悪い流れがまるで、ペール戦。。。攻めきれない、焦りからミス。応援してても、ブレークできなかったときに、次のサーブゲーム、ブレークされるかもね。なんて思ってると、ブレークされてしまう、流れ。あの辺が2014と違う点ですかね?なんて、勝手に思ってしまってます。ファイナルセットに入ったら勝率は凄い!錦織さん。最近はファイナルセット、やばい!と思ってしまいます。何かのキッカケで、また、違う錦織さんになってくれると信じてます。ジョコさんやフェデラーさんみたいに、攻めきって、簡単に(簡単に見えてしまう)あら?いつの間にブレーク?セットとってるし。みたいになると最高ですね。トミックの良いプレイもありましたが、やはり、荒く、雑な面もいっぱいあったので、なんか、もったいない気がしました。開幕ダッシュしとかないと、中、後半で、息切れしてしまう前に、たくさんポイント稼いで欲しいところで、トミックに負けたのは残念というか、もったいなかったです。勝ててた内容だと思いましたから。

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  • ミオ さん、錦織選手は今大会中も かなりのトレーニングをしながらの参戦だと思います。来週から少しずつ負荷を下げて全豪の2週目に向けて調整していくのではないでしょうか?
    シングルスでは2試合しか出来ませんでしたが、、昨日のトミック選手とのフルセットの戦いで試合勘も十分に戻ってくるでしょうし、ダブルスも合わせれば5試合以上になりますので、前哨戦としては上出来とは言いませんが、可ではないでしょうか?

    昨日はトミック選手が良かったです。ただ、錦織選手自身もコメントしているように、第1セットの第8ゲームでサービスブレイクを許してしまい、地元の利もあるトミック選手を乗せてしまったのが大きな要因だったと思います。
    最後のゲームでも、錦織選手のドロップショットを見事な切り返しをしてポイントを奪っていました。
    あの場面では、錦織選手はドロップやアングルショットを警戒してベースライン付近の位置でダッシュに備えて前がかりの重心になっていたと思います。そこへ体の正面の深い所へ打ち込まれては、足が使えずに手打ちになってしまいます。トミック選手もリプレイ映像で自身の頭を指して錦織選手の読みを外してやったみたいにアピールしていました。
    何にしても、あの場面で、あの切り返しを決めた「トミック選手の日」だったと言うことだと思いますm(__)m

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  • 今回というか最近の錦織君はイージーミスが多い印象です 特にフォアの押された時にネットに掛けるミス 第三セットのブレークバックした後のサービスゲームはかなり酷かった気がしますね あそこさえしっかりとキープができていれば多分勝てたと思いますあまりこんなことは言いたくはないですがこの負け方が続くとランキングは下がってしまうと思います 私みたいな素人ですら分かるので錦織陣営も対策はしっかりと立てると思います 逆にこれが修正できればランクが自分より下への相手への取りこぼしがかなり減ると思うので期待したいです 

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  • インタビューで「カーペンターズとかスローな音楽が好きだが、試合前は聞かない」と言ってましたよ。
    リラックスしたい時に聞くのでは?

    トミックってもっと荒い印象だったのですが、自分をコントロールするのがうまいですね。
    前からあんな感じでしたっけ?
    ポイント取りに行く時と、抜いてもいい時がはっきりしているというか・・・。
    第2セットの終盤なんて、明らかに手を抜いていましたし。その辺りがランキングを上げてきた原因ですかね。

    250の大会で格下に負けたからと言って、あまり深刻には思いませんが、フェデラーやジョコ、ワウリンカ、ナダルあたりはしっかり勝ってますからね〜。
    錦織くんも同じレベルの選手だと思っているので、勝って欲しかったなぁ。

    ディミトロフも負けたし、ダブルスに集中して優勝とかしないかな(^^)

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  • ディミトロフが肩の痛みのためダブルス棄権ですと! ブリスベンが終わりましたね・・。圭君、早速メルボルンに移動でしょうか。勝つ気メラメラスイッチオンの勇姿が見たいですね。

    Brisbane Intl ツイッターより
    #Dimitrov has withdrawn from doubles SF (w/ #Nishikori) due to shoulder soreness. Duckworth/Guccione get walkover into final

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  • 下団様、とても参考になるコメントを有難うございまさした。ついつい悪い方に考えて心配になってしまう私なのですが、お考えを読み、私も切り替えてもう次に目を向けなければ、と励まされました。いつも有難うございます。そして心配し過ぎで、申し訳ありません。
    ゆきんこり様、ダブルス、棄権なのですね。残念ですが、早くメルボルンで調整出来ると思えばよいですね。情報、有難うございました。

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  • 下団さんのおっしゃるように、
    「錦織選手は今大会中も かなりのトレーニングをしながらの参戦」なのかなと思います。
    昨日も書きましたが「試合前から疲れていた様子」が見えて、
    「何故?」 とずっと思っていたんです。
    理由が判明した感じです。
    試合中も身体が思うように動かないようにすら見えた場面も
    何度かありました。
    はっきりいって、かなり疲労のピークにあったのでは?
    と推測します。
    「ブリスベン大会は完全に全豪の調整のため」と割り切って
    試合に挑んでいたのかもしれないと
    今では思えます。(試合の有った昨日は気がつきませんでした。)

    トミック選手が素晴らしかったのは確か。(特に試合勘が)
    あと、サービスのコンディションが錦織選手とは
    雲泥の差がありました。
    でも、昨日は連日のハードトレーニングの疲労による
    「身体的なコンディション」がよくなかったこと
    がプレイの状況に反映してしまっていたのではないでしょうか?

    たぶん、このことは錦織選手サイドでは織り込み済みなのでしょう。
    (試合後のインタビューなどから推測すると)

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  • ストロークの決定機のミスが多くて、勝ちきれないというこのところ傾向に対する不安と、全豪を逆算してピーキングを合わせようとしているのではないかという期待が交錯しています。
     昨年の全米前のワシントン500で好調だったものの直後のマスターズのマレー戦で怪我という悪いサイクルにならないようにピーキングしているなら安心なのですが。
     バブリンカのように、位置付けの低い大会では早期敗退しても、グランドスラムやマスターズで結果を出す新たなスタイルを確立してくれればうれしいのですが、今は期待と不安が半々です。

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  • スタミナ補強の盲点が見えていなかったため、昨年秋から、体力面での不安があると思います。
    昨秋頃のベンチ陣の表情を見れば、何も不安の影がなかった夏以前の本人への期待感と、秋以降、試合開始時点からの彼に対する意識に大きな違いがあることがわかります。陣営は知っている。言葉に出せないが実情はそうでしょう。本来、エネルギーさえあれば奇跡的な発想がついてくる頭をしているので、スタミナ補給、疲労解決が最大の問題です。本当の天才というものはそういうものです。

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  • トミックの出来は良かったと思いますが、錦織選手はトミックと戦ってるというより、他の何かと戦ってる感じがしました。
    疲労なのか、迷いなのか、わかりませんが。そして、自分はこれをやりたい、という意図、戦略があまり見えなかったように感じました。ただ、受けていたというか。
    去年の悪かった時の内容と、変わっていないと思いました。

    私は錦織選手に対して、普段はあまり厳しい意見は持たないんですが、本来この試合は勝つべき試合だったと私は思っています。

    これは非難や批判という意味でなく、私は現実と思って見ています。

    ここから彼がどうしてくるのか、どう乗り越えるのか、見守っていたいという気持ちです。

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  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160109-00000042-nksports-spo
    吉松忠弘 氏の記事です。「大舞台の前哨戦にはトレーニングも入れ、調整も兼ねたい」
    昨年の全米前にワシントン優勝、モントリオールベスト4の結果を残しても全米での1Rで敗退で帳消しみたいになってしまいましたが・・・
    昨年の錦織選手は全てのGSの初戦が厳しい相手でした。ただでさ難しいと言われるGSの初戦です。そこへ向けて万全の調整を期待したいですね~m(__)m

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  • RNさんのご意見 ( 2016/01/09 12:46pm)、

    深い洞察だと思います。
    私にはすごく納得できます。

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  • 「大会期間中にも厳しいトレーニングをしていること」が一人歩きしていることに懸念を感じます。
    私の知る限り、そういう証拠はないですし、一般にも年に数回、数週間のトレーニング期間を設けるのが普通です。
    錦織だから特別ということはないと思います。いまの期間は調整期間だとは思いますが、少なくともトレーニングによってマスターズ1000のような大きい大会に影響が出るやり方はしません。
    去年だったかメンフィスでのヒデさんのコメントが発端かと思いますが、あまりそこに敗因を求めないほうが良いと思います。
    実際に疲労しているかどうかはまた別問題として。

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  • なお、下団さんの紹介記事を否定しているわけではありません。トレーニングを入れていく、のと大会期間中にハードトレーニングをする、は別物と考えます。

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  • もう一度言わせてください。この試合の評価は全豪初戦後にすればいい。
    全豪早期敗退しようものならこの敗戦は見たまんま受け取ればいいわけだし
    全豪2週目にいけるならブリスベンで無理しないでしっかり調整できたわけで成功なわけです。
    現時点で陣営はどういう判断をしているかなんて外野は当然わかるわけがないのです。

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  • トミックは元々若さに似合わず才能豊か且つ老獪なテニスで
    前途を嘱望されていた選手でしたが精神面に問題があって伸び悩んでいました。

    昨年錦織に敗れた試合が自身のテニス観を変える位衝撃的な
    ものだったようで以後顔付きが変わったように感じていました。
    (それでも夏に騒音騒動で逮捕されていますが…)
    フェレールに2勝を上げたこと、上海でジョコビッチに
    善戦したことが印象に残っていました。
    ポジション的には2,3年前の錦織と同じでTOP10選手を破る力は備えています。

    トミックの錦織に対するリベンジの意識が尋常ではなく、
    試合前日から気迫と決意と闘争心を感じました。
    元々リターンの良い選手ですし
    フラットの強打やクイック気味のサーブもサーフェスに合っていると思います。

    ブリスベンというかオーストラリアのコートは
    此所数年速くなっているという話を選手の言葉で耳にします。
    オーストラリアの有望若手にビッグサーバーが多くいることも
    無関係ではないのかなと思ったりもします。
    過去の優勝者もロディック、ソダーリング、マレー、フェデラーと殆ど
    ビッグサーブと速い展開が得意な選手ばかりですし

    まぁ、錦織も高速サーフェスは不得手ではありませんが
    ブリスベンでは過去一度も決勝まで進んでいませんし
    毎年ダブルスにもエントリーしていることからも
    本人にとって調整的意味合いの高いトーナメントだと思います。

    テニス自体は明らかに上なので、戦術の他にチャン氏も指摘していましたが
    対戦相手を全て強豪だと思って戦う取り組み方、
    本人のセルフコントロールが課題なのでしょう。
    外国人のように勝利に執着する心と周到な戦略はどうしても
    敵わないというか引くというか、大仰に言ってしまえば「生き方」ですが
    日本人にはそこまで出来ない部分があると思います。(スポーツに限りません)

    才能だけで勝てる領域には既に到達して、その先のレベルの戦いなので
    苦しい修行過程を我々は傍観者として観測しているのですが
    その壁を突破打破出来るのは本人だけなので、本人が挑み続ける限り
    見届けたいなぁと思います。

    こういう時ばかり書き込んでしまい恐縮です。

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  • 団長さん、フォローありがとうございますm(__)m
    私もGSやMSに悪影響が出るようなトレーニングを行うようなことは無いと思います。
    長期遠征や2週間に渡るGSですと、体重を落とさないだけのトレーニングは必要不可欠です。
    必要最低限のトレーニングと大舞台を見据えたトレーニングとは別物だと思いますm(__)m

    しかし、昨年のクーヨンでもそうでしたが、エキシビション大会や前哨戦までも大いに注目されるような選手が日本から出現したことは本当に嬉しいことですね~
    12年のJapan Openで優勝して感涙していた頃が、とても懐かしいですm(__)m

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  • ダブルス棄権、残念です。
    ドーハの決勝がジョコvsナダル!いきなりキてますね。

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  • 団長さんいつもありがとうございます。
    今年も楽しみに読ませていただきます…

    トミック戦の敗戦、本当に残念でした。
    昨年の対戦時の動画と比較してみましたが、
    ストロークの精度、そしてスピードも若干落ちているような気がしました。
    (目の錯覚かもしれませんが)
    あと序盤丁寧に行きすぎていたような感じもしました。
    団長さんがおっしゃるように捉え方は三者三様ですが、
    逆にこの敗戦が錦織選手をさらに成長させる引金になってくれることを信じます!

    全豪オープンも全力で応援します!!

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  • 私が気になったのはまた縦糸がナチュラルで横糸がポリエステルになっていたことです。
    今までも何度か変更したことはありますが結局はいつも縦糸ポリエステル横糸ナチュラルに戻っています。
    縦糸ナチュラル横糸ポリエステルの時はあまりいい感じではないのでやめたほうがいいと思うのですが、、、。
    腕への負担など、なにか理由があるのでしょうが。

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  • 今大会で圭くんが”バックでのスライスも混ぜていけた”という旨のことを言ってたかと思うのですが、バギーホイップもバックのスライスを混ぜるのと同じようにバリエーションを広げるために試しているのかな?と思いました。(試してるは言いすぎかな?w)
    全面的にトミック戦、僕には全豪への調整のように見えました。
    僕のそういう願いからそう見えるだけかもしれませんが…苦笑

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  • クク戦もトミ戦も、サーブから入ったセットは勝ってるんだから、コイントス頑張れ!(笑)
    トスに勝ったら、サーブ取って!と言いたいです…。

    昨日の敗戦と、そのあとの発言や表情を見ると、やっぱりちょこし不安になりますね。皆さんのおっしゃるように、今年はオフの過ごし方に問題があったのかも、です。日本企業のスポンサーが増えて、ただでさえ挨拶回りが大変だったと思うのですが、今年はバラエティ関係の露出が多すぎた印象があります。一つ一つの番組での出演時間も例年より長かった気が….実際の収録時間はもっと長いはずですから、拘束時間は相当だったかもしれません。疲れそう…ですよね。

    トミ戦ですが、昨年の同じ大会で圧勝した相手に今年は負けてしまった…..ということは、この1年で二人の力の差が縮まったってことですよね。トミ君、1年前は53位でした。それが今は18位。昨年後半にランキングをグングン上げてたんですね。その勢いが、IPTL参加のおかげで、切れることなく続いているのかもしれません。

    IPTLについては、皆さんいろんな意見や考え方があると思います。新しい大会なので、改善すべきところも多々あるでしょう。怪我の不安、もわかります。それでも、錦織選手には、もう少し積極的に参加してほしかったです。バラエティ番組はほどほどにして、ね。

    IPTLは、何よりも、アジア人のブパシュ氏の提唱のもと、アジア各地で開かれる大会、ということに意味があると思うんです。アジアでのテニスを盛り上げたい、という意図があるんですよね。そして、ツアーでは孤独に戦っているトップ選手たちが、チームのために頑張って、勝っても負けてもチーム内で楽しそうにしている姿は、見ていてとても爽やかで、素敵でした。特にナダルやセレナの頑張りは印象的でした。

    1セットマッチとはいえ、くるみちゃんがセレナに勝ったのをはじめ、エルベール選手はベルディヒやイボカルに勝ち、トミ君もイボカルに勝っています。ワウリンカには負けましたが、オフの間にトップ選手たちと真剣勝負ができた、ということは、若いトミ君にとって翌シーズンに向けて貴重な機会だったと思います。とくに彼は、ナダルが去ったあとにインドチームに入ったので、かなりの緊張感と責任感をもって臨んだのではないでしょうか。そういう経験が、今の彼の糧の一部となってると思います。

    昨年最後の錦織選手のブログは、「マイケルとダンテと練習」でした。マイケルとのタッグも3年目。1年目のように「10個以上直される」ことも、「目から鱗が何枚も落ちるような教え」も、もうそんなにはないでしょう。バラエティ番組出演や、同じ相手との「練習」でオフを過ごした錦織選手と、IPTLでいろんな選手といろんなフォーメーションでたくさんの「試合」をし、ナダルvsラオ、ナダルvsフェデラーなどの名勝負を間近に見たキリオス、トミック、エルベールら若手選手の差が、今年はますます縮まるのかもしれません。

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  • 思っているかたもいらっしゃると思いますが『初めて本気でGSを取りに来た』ということですよね!

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  • 遅くなりましたが、皆様今年もまた1年よろしくお願い致します。
    自分もブリスベン1大会で、今年1年の行方をあーだこーだ言うのはどうかと思います。過去を振り返ってもブリスベンがその1年を占っていたことはなかったと思いますし。
    全豪での爆発に期待します。
    いろんな意見がありますが、今、下団様と同じ気分です。
    期待が大きい分、現状に辛口コメントが多くなるのも仕方ないというのも理解しています。自分も錦織君はランキングNo1は置いといて、GS優勝は信じて疑っていません。それくらい期待しています。
    それでも2012楽天で、優勝した瞬間どころか決勝の舞台に立っている、小さな身体でラオの豪速球サーブに立ち向かっている姿を見て、1stセットの1ゲーム目から泣けてきて「泣いてる場合じゃない!」と自分を奮い立たせていたあの頃が懐かしいです。頂点を目指す身は本当に厳しいですね…

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  • 今年ラオニッチに抜かれると思います
    全豪で爆発するなんて本気で思ってますか?

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  • 錦織選手、とりあえず来週はランキング7位ですね。
    順当にいけば、全豪はベルディヒを抜いて6位スタートからでしょうか。
    全豪は、第5~8シードの枠で決定でよかったですよね?

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  • 勝ち負けに関しては前哨戦なので気にしないとしても、

    錦織陣営は錦織対策の対策をしなさすぎです
    昨年から上位選手を始めとして対錦織の戦略を共有されているのは明白でしたし

    そもそもトミッチは去年錦織に負けてから急激に成長(現在キャリアハイです)してますし、去年のリベンジに燃えていたのも明白

    にも関わらず錦織は去年後半と全く同じ出来。精神的、それ以上に戦略的な意味で下位選手をナメてるとしか思えないです

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  • ジョコビッチは、完璧でしたね。オフの過ごし方もジョコビッチとチームの考えで動いているのでしょう。圭君スポンサー回りはある程度しょうがないにしてもバラエティーにも出すぎですよね。圭君とチームの考えはどうなのでしょうか?圭君のバラエティーで見るのも楽しいですがやはり試合で素晴らしいプレーをするのがた一番なのですから。

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  • チェンナイのSFでペール選手がワウリンカ選手に敗れました。
    これでトミック選手が来週のランキングで17位、ペール選手が18位になります。
    ガスケ選手が全豪をOUTしていますので、トミック選手は16シードになり、4Rで1~4シードの対抗シード群(13~16シード)入りです。
    錦織選手は全豪で7シードになります。4R対抗シード群(9~12シード)には ツォンガ選手、イスナー選手、アンダーソン選手、チリッチ選手が入ります。

    ブリスベンでは錦織選手、フェデラー選手、チリッチ選手は勿論のことですが、ラオニッチ選手、ティエム選手、ディミトロフ選手、トミック選手の錦織選手よりも年下選手にも注目していましたが、それぞれに、復調、躍進の気配が感じられるましたね~ホップマンカップではキリオス選手がマレー選手を倒していますし、いよいよ年下選手の突き上げが始まりそうですねm(__)m
    錦織選手には、それらを跳ね返しつつ、トップ4にカムバックしてほしいですね( `ー´)ノ

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  • 今年も去年みたいに安定はしてるけど中途半端な成績で終えると思います

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  • bettingサイトでは、全豪の優勝オッズは、ビッグ4、バブリンカの次の6番手となっていて、その次がキリオス、さらラオニッチと続いています。先日の敗退もありましたが、世界的に依然期待値が高いことがわかりました。
     それと有頂天さん、ハイブリッドストリングの糸の種類、すごい洞察ですね、御見それしました。

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  • @変装訪問様
    全豪で爆発するかどうかはわかりませんが、期待はしています。
    自分はトーナメント前は常に、明らかに身体に不安がある時以外いつも期待していますよ。

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  • GSなんてのはトップ選手が4つ狙いにいってかろうじて1つ獲れるぐらいのものですよ。
    毎年複数優勝してた選手は化け物ですね。
    錦織さんには難しいですね

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  • あの内容と出来で調整だからグランドスラムには合わせてくると言うのは
    楽観的すぎるというか現実逃避してるようにしか見えないですね
    ツォンガやペール戦と同じ、ロペスやイズナー、アンダーソンに負けたのも基本的に同じで
    昨年と変わっていないのだから、単なる調整不足というのはないでしょう。
    毎回、今日は○○の日だ、仕方ないとかフォローする人いますけど
    今の圭くんはトミックやペールレベルの選手にも相手の出来や戦略次第で負けてしまう程度の実力と言うことになります。
    BIG4に追いつけ追い越せの立場なのに・・・
    10~20位くらいの選手に対しての力負けや自滅負けに慣れてしまって、
    これが通常になってたらこれ以上伸びしろもないですよね
    客観的に見ればトミックは誰でも勝てないだろうというような特別スーパーなプレーはしていませんでした。
    リターンでもプレッシャーかけれず、BPになってもやすやすエースとらせて簡単にキープされる
    ストロークでも先に攻撃されて強打を打たせてしまったり、自分はチャンスボールでミス。
    これでは勝てません。
    相手のやりたいようにやられてしまったのは自分自身のせいです。本人も言ってますけど。
    いくら前哨戦だからといっても、トミッチは絶対勝ってやる、自信があるというような発言を試合前にしてました
    そんな向かってくる相手に、格上の実力を示すどころか
    実力下の選手に2セット目のように捨てセットまでされて
    いいように試合をコントロールされて、何度もブレイクされて負けるのはトップ10として恥ずかしいし情けない。
    今年の全豪は昨年からここまでの流れ見ると期待したくてもできないです。
    とてもじゃないけど優勝候補の一角とは言えません。一回戦負けの心配をするレベルです。
    勝って自信をつけてメンタルを安定させるしかスランプから抜け出す方法はないです
    全豪で同じように負けて悪い成績ならば、かなり深刻なスランプに入ってるということになります。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。