錦織圭、帰ってきたテニスの神様に一歩及ばず(2017全豪4回戦)

2017 Australian Open (Grand Slam)
4th Round
Roger Federer[17] def. Kei Nishikori[5], 6-7(4),6-4,6-1,4-6,6-3

テニスの神様フェデラーはまだ健在でした・・・。
フェデラー、この強さは文句の付けようがありません。
錦織は良く粘った。1stセットは5-1から追いつかれたけど、結局は取ったし、フェデラーが神がかったテニスを披露する中、諦めずに1チャンスをものにして第4セットを取った。
ファイナルセット、ミスがでて1ブレイクを許したが、そこまでに力を使い果たしていた。
あそこで我慢しきれなくても、私は責めることはできません。
全く、悲観する必要のないテニスだったと思います。

でも悔しい!!!! 悔しいです!!
今までで一番悔しいかも!!

1stセット

錦織の試合の入りは完璧。33ポイント目まで1本も凡ミスがありませんでした。
フェデラーのサーブを高い確率で返し、ストロークもコントロール良く支配します。
フェデラーは少々ミスが早い感じでしたが、錦織のストロークにミスをさせられている感じでした。
特に、試合のキーポイントとなると思われた、デュースサイドからのワイドサーブをことごとく止めました。

試合が動いたのは5−1から。フェデラーのサーブが良くなり、楽にキープし始めます。
錦織はサーブアンドボレーからイージーなボレーミスを2本出し、ブレイクされてしまいます。
次のサービスゲームもブレイクされ、タイブレークに。
ここはなんとか集中を高めてセットを先取します。

しかし、落ち着いたフェデラーのサービスゲームは徐々に手が付けられなくなっていきます。

2ndセット

フェデラーのサービスゲームはほぼノーチャンス。コーナー一杯に打ち分けられてはどうしようもありません。
錦織はよくキープしていましたが、ストロークでそれほど優位に立てているわけではなく、むしろサーブでなんとかしている状態でした。
これは錦織本来のプレイスタイルではありません。
危惧したことが顕在化したのが第7ゲーム。リターンから攻められ、上手くスライスでミスを誘われピンチ。これは切り抜けますが、リターンからのアタックを意識させられ、ダブルフォルト。次も取られてブレイクされてしまいました。

3rdセット

フェデラーは攻撃が凄まじい上に全然ミスをしてくれません。
フォアハンドは以前から凄まじいですが、バックハンドからも打ってきます。
サーブはアドサイドからのセンターへのコントロールがもう、完璧です。
このセットもノーチャンス。錦織は逆を突かれすぎて、体力を削られ動きが落ちてしまいます。
半ば次のセットに望みを託すような形で元気なくセットを落とします。

4thセット

後がない錦織でしたが、勝利へのどん欲さは失っていませんでした。
疲れた体を駆使して粘りのディフェンス、そして迷わず正しいタイミングで攻撃へ転じます。

第4ゲーム、錦織のサーブはビッグゲーム。合計20ポイントのこのゲーム、両者のウィナーの応酬が続きます。
また決まるまでのラリーが濃密・・・。信じられないカウンターを放ち合いますが、簡単には決まりません。
錦織は幾度となくピンチを迎えながらひたすら返し続けますl。

そして次のゲーム、その末に得たほんの僅かな王者のほころび、スマッシュミスに乗じてついに久しぶりのブレイクを奪います。
フェデラーもまた、ここまで高い集中力でキープし続けてきましたので、このほんの僅かなミスは致し方ないところ。
勝負はファイナルセットへ。

フェデラーにも少々の疲れは見えましたが、何よりサーブの安定感が全く落ちていなかったので錦織不利に思えました。
錦織はファイナルセットの勝率は高いものの、ここまでで相当に体力を消耗しているのが気になりました。

ファイナルセット

ファイナルセットは今度はフェデラーが二枚腰。粘ります。
錦織がリターンを足下に放っても軽くショートバウンドでオープンコートへ。
ストレートを攻めてもスライスで深く返球。
そして早いタイミングでのフォアは鋭角にコートをえぐり、錦織に触らせない。
疲れがピークに達した錦織は、腰が高くなり第2ゲームでストロークミスを連発してしまいます。
しかしこれは責めることはできません。フェデラーの攻めが厳しすぎて、むしろここまでよく耐えたと感じました。
最後までフェデラーのサービスが崩れず、試合終了。
むしろ、あれだけやられてフルセットによく持ち込んだなという印象の試合でした。
35歳、休養明け、17位のテニスではまったくありませんでした。

598 件のコメント

  • フェデラー、すごい・・・。
    言葉がないです。
    ファイナルセットまでいったときにはバブリンカのほうが有利だと思ったのですが。

    いまWOWOWオンデマンドで、P.キャッシュ / G.イバニセビッチ vs J.マッケンロー / P.MCENROEのエキシビションをやってます。全豪ってGSなのにフレンドリーですね。
    マッケンロー、元気だな。

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  • @おばっち さん

    脱力がキーワードというのは同感です。そもそも圭くんは脱力してショットが打てていた選手です。それがランキングやGS優勝が具体的になってきたこともあるのでしょう。すごく力が入ってしまっていますよね。
    脱力するという事は、リラックスしているという事だと思います。リラックスしてテニスができているという事はテニスを楽しむ事が出来ているという事ではないでしょうか。
    以前はもっと「遊び」が入って楽しめていたように思うのです。今は緊張感が漂っている気がします。

    >フィジカルは完成したと断言するチャンコーチが取組もうとしているのは、邪念が入ることによって生まれる余計な力が入ることを無くすこと!
    それをメンタルの問題と言っているのではないかと思います。

    本当にそうならいいのですが、、、。「No・1になろうという選手は優位な状況でもリラックスしたりしない」フェデラー戦の第一セットに追い上げられた時のことをいったチャンコーチの言葉です。
    脱力とは正反対のことを言っておられるので、少し心配しています。
    その試合も、最初からものすごく高い集中力で戦っていたので、途中で集中力が落ちてしまうのは仕方のないことに思えます。

    今日のフェデラーさんも第三セットに集中が落ちて落としました。最終セットまでもつれ込んだSFはフェデラーさんが勝利しました。おめでとうございます。凄いとしか言いようがないです。

    そのフェデラーさんと圭くんの違いは集中力が落ちることを想定した上でのゲームプランと集中力のコントロールではないでしょうか。試合の最初から最後まで高い集中力を維持することなど無理です。MAXの高い集中力で最初から挑むのではなく、少し余裕を持って戦うことが大事なのではないかと考えます。

    その余裕が脱力を生むのではないでしょうか。余裕をもって戦う術をつかんで欲しいです。

    余裕をもって、リラックスして、テニスを楽しんで欲しい。フェデラーさんは楽しんでいますよね。楽しむと勝つことが=になることが理想だと思います。難しいことだとは思いますが、それに向かって欲しいです。そうすれば身体の疲労度も違ってくるはずですから。

    帰宅しておばっちさんのコメを読んで書き始めたのですが、フェデラー×ワウリンカ戦を見てしまいまして、遅くなってしまいました。時期を外してしまったかもしれません。失礼しました。

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  • 今晩は。
    フェデラー選手決勝進出の興奮が冷めやりませんが、女子選手関連を2つばかり。
    まずは、AO公式サイトのコメント抄訳等を紹介する記事です。
    <女子でも30代が存在感 36歳&35歳…ウィリアムズ姉妹で全豪頂上決戦実現>
    https://the-ans.jp/news/2608/
    はぁ~、姉妹直接対決はセリーナ選手から見て16勝11敗と。もうBIG4並みの対戦ですね。

    続いてフリーライター神仁司さん、Web Sportivaにコラム掲載です。
    <全豪ベスト4の美人ペア「えりみゆ」が、東京五輪のメダル候補に浮上>
    https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/tennis/2017/01/26/_split/index.php
    そうか! 彼女たちは、これでもうツアー最終戦のWTAファイナルズのダブルス出場権争い「Race to Singapore」に絡んでくるんですね。これまた快挙。今後も応援あるのみ!

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  • フェデラーの勇姿に男泣きしてしまいました。凄すぎます。

    ただインタビューがおかしくてガッカリ…あのインタビュアー好きだったんだけど、今日はチグハグ。
    まずおめでとうも言わずにタフな試合だったねとネガティブな事聞き出して、なんだそれと思ったら案の定ロジャーが「まずはハッピーな事から話したいね」だって。選手に気を使ってもらってるし。

    いいなぁとホッコリしたのは、ロジャーがラファのスクールを訪ねたときのエピソード。
    いつかまた試合しような、チャリティーにするか、おれたちもうジュニアじゃないしな
    っていう話。

    ラファ〜舞台は整ってるぞー!

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  • フェデラーのオンコート・インタ笑えましたねー
    Q結局具体的にどこを治療してたの?
    A 足の上の方(笑)
    Q 言っちゃっていいの?
    A まだ足の話だよね(笑) こんな感じでした。ナダル・アカデミー開校式に行った時は二人とも怪我持ちでミニゴルフなんかしてて、まさか今こんな結果になるとは?など。 NORICHAN様全文あったらお願いしますね。しかし余裕だわ。

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  • 今晩は。
    かたこりさま
    あはは、あれは確実に出るでしょうね、記事。

    もう既に各メディアがナダル選手のお尻を叩いてます(笑) AO公式サイトのコメント抄訳等を紹介する記事です。
    <フェデラー決勝進出 スペイン紙はナダルに“檄”「ラファ、今度は君の番だ」>
    https://the-ans.jp/news/2611/
    どこの国もメディアは勝手に大騒ぎ(苦笑) スペイン地元紙マルカは特に。ま、そりゃそうでしょうね。流石に元記事探せませんが。

    そしてナダル選手に、こんな方からもエールが。Football Zone Webより。
    <「彼の姿勢が好きなんだ。特に…」 バルサのエンリケ監督、復活遂げるナダルの不屈の精神を称賛!>
    http://www.football-zone.net/archives/51500
    確かにバルサ、低迷とまでは言えないけれど低空飛行ですね。果たしてナダル選手から受けた感銘が好影響を及ぼすか。

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  • nakaさま、ROMさま

    フェデラーが第一セットをとった時でしょうか、ミルカさんが立ち上がった瞬間、セーターに釘付けになってしまいました😨ミルカさん、どうなさったの?って叫んでしまいましたが、高価なものだったのですね。

    あのセーターがグッチで17万とは驚き…。

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  • こんばんは。
    フェデラーおめでとうございます。
    バブリンカお疲れ様でした。気の毒なくらいフェデラー人気でした。だから私はバブリンカを密かに応援していましたが…
    どちらが勝っても良いのですがやはり決勝はフェデラー🆚ナダルが見たいからこれでいいのだ。
    ミルカ婦人、関西人の私はそのセーター選ぶ気持ちわかりますよ(笑)商店街には売ってないでしょう、やはりGUCCI。
    ミルカ婦人の応援好きです、フェデラーと一緒に戦ってるみたいですね、しかし錦織選手のお母さんも、冷静に観戦してらっしゃるけど、我が息子、旦那のケガが一番心配でしょうね。見てられません。。
    すいません、話しが脱線しましたが決勝楽しみです。
    WOWOWの2月号届きましたがデ杯の放送はなかったように、、思います。

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  • よっしゃ〜。
    フェデラー、グランドスラム18個目のタイトル、ゲットだぁ〜👊

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  • @NORICHAN さま、
    元記事はMARCA紙トップ “Rafa, ahora te toca a ti”ですね。トップ記事なのでそのうち消えると思いますが。こちらはもちろん”Kei, ahora te toca a ti”の気分です。

    @クイーン さま、たしかに大阪のオバちゃんなら虎柄Tシャツとかジャケットの裏地に実は派手な虎柄が、というのはみかけますね。

    ワウリンカ残念でした。ラケットの関係(?)で毎年ジャパン・オープンに来てくれているはずなので好感度大なのですが。森の木こりさんがコートに入場してくると、「まさかり担いだ。。。」の歌が毎度頭の中をこだまします(失礼)。それにしてもまた蒸し返しかもしれませんが、これだけ熱いみなさんをみていると、オリンピックもあることだし早く日本にATP1000を、その初優勝を錦織選手が、と思ってしまいます。もちろん継続的なテニスの盛り上がりが必要なので、今回の日本人の若手の台頭は嬉しいです。違うレスでスミマセン。

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  • nakaさん、
    私が思うに、ワウリンカは試合の序盤と終盤のどこかで、集中力が切れるタイミングがあるように感じます。体力があるので中盤エンジンがかかってくると手がつけられなくなるのですが、どこかやっぱりムラっ気があるんでしょうね。
    次はナダルーディミ戦、楽しみですね。どちらも勢いがあって今本当に強い二人ですが、個人的にはナダルの強さがほんの少し上回ってるように感じてます。一時期バックアウトを怖がって、スピンかけすぎで全部ボールが浅くなっていたのですが、今はスピン量を少し落として深いところを自信を持って攻めて来ているように見受けます。もちろん、もう一度テニスに恋したディミの強さも本物だと思ってますので、いずれにしても紙一重のような。。

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  • さすがはGSの準決勝でした。バブリンカ選手は足が痛いのかなと思いきやさすがの巻き返し。最後は力尽きましたが どこからあんな力が湧いてくるんだろう。フェデラー選手もさすがに疲れたかと思いましたが勝ちきりました。流石です おめでとうございます。
    私もミルカ夫人の虎柄のセーターに思わず目が行ってしまいました。ピンクでなく黄色だったらまるで阪神タイガースの応援団のようです。まさかのグッチだそうで。なぜ今日はこの服? ミルカ夫人のメッセージが込められていてフェデラー選手に獣になれということ?と思いましたが クレベールさんによると「盲目の愛」という刺繍があるそうなのでそっちがホントかな ラブラブですね。

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  • 今晩は。
    禮さま
    有難うございます。スパニッシュはどうも苦手分野でして(苦笑) またお助けください。
    これ、ナダル選手にはハタ迷惑極まりないですね。それなのにヴィーナス、セリーナ、ロジャーと、有無を言わせず外堀が埋められていく…。たまったもんじゃないです(苦笑)
    クィーンさま
    ミルカ夫人の話題の装い、私にはますます大阪のおばちゃん沢松さんにしか見えず…。

    杉山愛さん、WOWOWさんにコラム掲載です。AOが一段落、スポーツ全般について。
    <スポーツ文化について考えてみました>
    http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/column/aiseye_170126.html
    「人気スポーツになる際には、必ずスーパースターの存在が~」
    正にそうですね。日本のテニス界にはスーパースターがいますが、その存在にいつまでも甘えているワケにはいきません。

    だからスーパースターはデ杯欠場します。関連記事です。gooニュースから。
    <錦織圭がデ杯フランス戦欠場に見せた覚悟とこれからへの期待>
    http://news.goo.ne.jp/article/tennisnet/sports/tennisnet-20170126151236567.html?page=1
    初めて「個」を優先させフランス人記者たちをざわつかせたと。なるほど、尊重します。
    そして、貴方一人にいつまでも頼るワケにはいかないと、若手が奮起。最後に記されたその若手・西岡選手の言葉がいかにも彼らしい(笑)

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  • 脱力の話があったので、追加で少し。
    私、脱力して打つのと集中力が切れるのは少し違うと思ってます。もう少し言うと、圭くんはイージーボールで少し手抜きをする癖があるのです。そう、力まないで打つと言うことでは無くて、手抜きをすることで自ら集中を失うのです。トッププロは、そう言うボールこそ必死に追って来ます。そうすると、それに気づいた圭くんは抜けた気持ちのまま、より厳しいところを狙ってミスるのです。こう言うことが起こると、そのポイントは後を引きます。これで悪循環が起こってさらに集中を失ってしまうのです。
    だから、常々私はああ言うボールこそ叩き込んで、どうだ!という風に相手を威圧して欲しいと思っているのです。テニスはメンタルスポーツです。こちらに風が吹いているタイミングこそ、さらに相手をねじ伏せて気持ちを落とさせないと、逆にちょっとしたきっかけで復活されて一気に立場が逆転してしまいます。なので、チャンコーチは正にそういう観点で「変に手を抜くな」と言う意味で一流プレーヤーはリラックスしたりしないと言っているのだと思います。
    うまく言えないところもありますが、集中が切れるタイミングがあるのは仕方ないです。でも、自ら流れを相手に渡してしまうようなプレイだけは避けないと。これは、私のような部活レベルのテニスでもプロの世界でも、根本的には同じだと思います。圭くんは、どこかで時々渡さなくても済む流れを渡してしまう時があるので、それを無くせば随分違うのにと感じているものですから、つい長文を書いてしまいました。お許し下さい。

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  • ROMさん、
    そう、私も非常に気になっておりました…
    ミルカさんのあのピンクタイガーが…
    何かの験担ぎなのか!?今日のラッキーカラーとか!?フェデさんは寅年生まれ…ではないしなぁ…

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  • ニューヨークタイムズです。
    https://www.nytimes.com/2017/01/26/sports/tennis/roger-federer-stan-wawrinka-australian-open-semifinal.html?_r=0

    ロジャーは大会中ずっと股関節の怪我に悩まされてたらしいですね。
    それでもあのプレー!

    インタビューの中でロジャーが言った言葉
    “I’ll leave it all out here in Australia and if I can’t walk for five months that’s OK.”
    「自分の持てる全てを出すよ。それでその後5か月間歩けなくなってもかまわない。」

    涙が出ます。。。

    決勝戦まで2日間休めます。
    何とか少しでも回復して、あと一日だけ、悪化せずにプレーできますように。

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  • @しゅうや さま、

    まさに、書こうと思っていたことを言ってくださって、ありがとうございます。
    また、素人の感覚的な話に反応してくださった方々にも感謝です。
    私のイメージするフェデラーの後継者というのは、プレースタイルではないんです。
    そして、リラックスした状態での脱力ではなく、芯の芯に最適なタイミングで当てることで、最小の力でボールを意のままにコントロールするイメージなんです。
    予測性と動体視力の良さを最大限に活かして、余分な力を使わないテニスというのかな。
    フットワークも最短距離でいいポイントに入り、無駄走りをしない。
    これは本当に集中しきってないとできないことですが、一定のリズムができると無意識にその状態が続けられるのではないかと思います。
    攻撃的に主導権を握っているときは、本当に力が抜けていて、素晴らしいですよね。
    ところがリズムが狂いだすと、打点がずれて食い込まれて力任せになったり、チャンスボールで力んで前のめりにバランスが崩れ始める。筋肉が硬直しだして、ミスが出始め、その焦りから、更に脱力できなくなる悪循環に陥る。でも、それはフェデラー選手にもあること。
    問題はそこから如何に早くリズムを戻せるかということで、力を入れることは簡単だけど、抜くのは本当に難しいことは、素人でも分かりますから、できるだけ集中力を切らさないようにしなければならないということと、立て直すためには圧倒的な自信が必要だとチャンコーチは言いたいのだと思います。

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  • @しゅうや さん

    とてもよくわかります。

    リードを広げている時、なぜ一気に叩いて仕留めてしまわないのか、いつももどかしく思っていました。リオのナダル戦、ブリスベンのドナルドソン戦、今回のフェデラー戦、まったく同じことが起こりましたね。

    私は、手を抜くのと同時に、いつもではないとは思うのですが、時々変な風に「温情」をかけてしまうのではないかと感じていました。
    「ここで一気に叩かなくてもいい(気の毒だから)」という想念が一瞬、彼の頭をさっとかすめるのではないかと。その結果、相手が息を吹き返してしまう。

    水谷選手が言った通り、試合の場は「戦場」だから、敵に対して気を抜いたらやられますよね。

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  • @しゅうや さん

    私もそう思います。
    相手を叩きのめすんですよね。
    脱力ではなく気を張ってしっかりと叩きのめしに行くイメージ。「無」の境地で相手を叩きのめす事だけを考える。その時はインパクトのタイミングや位置取り、振りは、まるで体の一部のように意識通りに動く。だからミスはしない。

    大事な試合、場面ほどこの境地に入れる選手が勝つんでしょうね。ビッグ4はそれをコントロール出来る。だからビッグ4どおしの試合は驚きの連続、心が震えますね。

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  • フェデラー応援に切り替えて、楽しくテニス観戦を続けています。負けた直後は残念でしたが、、やっぱりサーブの差は大きい!と、しみじみ思いました。オーストラリアでのセンターコートの解説は毎日ヒューイットとクーリエですが、二人ともニシコリの動きやゲーム、ショットなどどれも好きだとか素晴らしいと褒めていた一方で、サーブのモーションが好きじゃない、と話していました。ジョコビッチがサーブに苦しんでいたころに似ている、とか?サーブがあれば、サーブが、、とそればかり言われていた様な印象です。(ポジショニングの良さなどは褒められたりもしていましたが)
    でも総合的にはフェデラー話が多くて、せっかく素晴らしいプレーをしても別の話していたりして、、ということも多かったですけれど。クーリエは、IMGで将来有望な選手は?と聞くとみんながケイを指差したという話をしていました。(15歳の頃)どんなショットでも打てるんだ。ただ、問題が1つある。体格だ、、と。ミールマン解説の時は、ショットについてやゲームなど詳しく説明してくれていた印象です。ちなみに、ラッコ戦では、ミールマンを紹介するときに、ニシコリの大ファンなんですよね、と振られ、確かに好きです!と、仰ってました。オンコートでもオフコートでも、と。

    体力十分、強いフェデラーとGSで戦えたことは、大きな財産という意見に同意します。
    職場でも観たよ、と何人もの人に言われたり、近所の商店のおばさまも全豪行ったりしてるのに初めて知ったようでしたし。試合前の選手紹介では、フェデラー同様、ケイさんも日本のコマーシャルや雑誌の表紙など紹介されていて、侍姿やレストランで食べてるシーンなどもうつってました〜。来年こそはベスト4、決勝の舞台で観られると信じて楽しみにしたいと思います!

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  • @yuri さま、

    ご指摘のNYTimesの記事では、試合後のスイスTV局とのインタビューで、今回のトーナメント中”adductor injury”の問題があった、とありますね。スイスTVの記事はこちらだと思いますが(フランス語でスミマセン)、確かに、ここ何日か”adducteurs”の問題があったことを認めた、とあります。なので記事が正しいとすれば、股関節ではなくラオニッチと同じく(?)内転筋の問題かと思われます。深刻なケガではなさそうなので、日曜日にはまた元気なフェデラーが見られることを期待しています。

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  • @禮 さん

    ご指摘ありがとうございます。

    インタビューの中の変なやり取り「コートを離れるってことは・・・」のくだりが頭から離れず(笑)、あの辺の怪我か~と考えていたら、何故か勝手に内転筋→股関節と脳内で変換してました。腿の付け根の内側ですね。最後のセットは動けていたので(フィジオのマジックハンドに感謝)大したことないことを祈ります。

    何にせよあと残すは決勝だけ。持ってもらいたいです。

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  • @yuri さま、

    自己レス訂正ですが、「股関節」はさまざまな筋肉(外転筋、内転筋など)の総称部位を示すみたいなので、Yuriさんの脳内変換は全く正しく、正しい訳です。スミマセン。

    別の記事では、フェデラーは同じ大会で2回も5セットマッチを勝てるなんて、と言っています。やっぱり錦織との試合が今回のAOでは一番ハイレベルな試合だったと思います。日曜日には体力を回復したフェデラーのさらなる好試合を期待しましょう。

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  • @禮 さん

    お気になさらずに~。
    日本語も難しいですね。人間の体の専門用語も素人にはややこしくてわかりません。w

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  • 皆さんに共感してもらえて嬉しいです。
    技術的なことを言うと、ある程度脱力できてないと、速い球は打てません。バイオメトリックスの理屈で、要は梃子の原理で腰、肩、肘、手首の順で遅れて出てくるのを一気に引き戻すことでラケットの先が走り、ボールにスピードが乗るので、伸びる力強いボールが打てます。こう言う球は、力んでいては打てません。
    それとは全く別の観点で、心(気持ち)を込めずに打ったボールのミスは、それがイージーボールであればあるほど、その後のメンタルに影響します。だから、力まないで打つ。でも、簡単なボールほど心を込めて打つ。それで相手に立ち直るきっかけを与えない。これが何よりも大事なんだと思ってます。
    錦織くんほどの人がそんなことを分かってないはずはないんですが、どうも我々外野から見てもそんな些細な要因で流れを相手に渡してしまったように見えることが度々あるのが、もどかしいところです。
    この全豪4回戦の5-2のボレーミス。言ってもしょうがないんですが、あれをもっと心を込めて打ってればな〜ってつい思っちゃうんですよね。。

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  • @yuri さま、

    ありがとうございます。

    訂正ついでに、フェデラーのATPランキング、「フェデラー:優勝すれば10位、できないと15位か17位」と書きましたが、やっぱり間違えていて、SF勝利で14位以上が確定、優勝すれば10位まで浮上、です。よく気がついてませんでしたが、このブログの正式ランキング試算のページが粛々と更新されています。ケイメヒコさんによる楽しいメヒコ余談も更新されているので、ランキングはそちらでご確認ください。ゴファン君、キャリアハイのトップ10なるかはフェデラー&ディミトロフの結果次第という、日曜日まで分からない裏番組のサスペンス(笑)です。

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  • @マローン さん

    今回、シャルディとフェデラーの二人も「ケイはサーブがだめだが」と言いましたね。錦織君のサーブはもはや枕詞かぁー!

    @クイーン さん

    はい、私も同じ理由でワウリンカを応援していました。
    ウインブルドンに勝てば、マレーより先に四大大会制覇なので頑張ってほしいなと思っています。
    でも、またフェデラーにやられちゃうかな。

    それにしても、マレーもジョコビッチも画面に映っていないGSの大会、すごく奇妙な感覚。

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  • お早うございます。
    マローンさま
    AO現地レポ&TV解説事情、有難うございます。
    クーリエ氏、そう言えばIMGの大先輩でしたね。TV解説、オンコート・インタビュアーと大忙し。でも彼、デ杯アメリカ・チームの監督さんですが、週末までオーストラリアで大丈夫? 間に合うのかな、チーム内コミニュケーション。

    錦織選手がトドメをなかなか刺さない件。だから彼は今年「獣」を選んだのかもですね。今年は獣になり切って貰いましょう、無慈悲にトドメを刺し切るケモノに。

    WOWOWさんから武田薫さんの大会レポートです。
    <―大会レポート―第11日 女子決勝は姉妹対決、フェデラーも7年ぶりの決勝に!>
    http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/news/detail_170126_04.html
    観戦レポは臨場感溢れます。目立つのは「~年ぶり」というフレーズ。いかにこの大会がタイムマシン化しているか、を如実に物語っています。

    フェデラー選手のオンコート・スピーチの一部抄訳や、彼の功績を紹介した記事です。
    <フェデラーが執念の決勝進出! ワウリンカの大逆襲を退ける>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3115583
    この方の決勝進出にはそんなに「初めての」「~に次ぐ」が? こちらは今後、する事なす事すべてに「史上初」が枕詞になるのでしょうね。

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  • 連続投稿失礼致します。
    選手ではありませんが、話題沸騰ミルカ夫人! シドニー・モーニング・ヘラルド紙より。
    <Australian Open: Mirka Federer’s Gucci sweater causes a social media stir>
    http://www.smh.com.au/sport/tennis/australian-open-mirka-federers-gucci-sweater-causes-a-social-media-storm-20170126-gtzly4.html
    記事内容はさておき、とにかく強烈なインパクトをご堪能あれ。

    女子選手のお話で恐縮ですが、ルチッチ・バローニ選手のシンデレラ・ストーリーを。
    <快進撃みせたルチッチ、充実の全豪を「自撮り」で締めくくる>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3115597
    しかしこのシンデレラは、筆舌に尽くしがたい悲しくて暗い過去を乗り越えました。

    輝かしい戦績を重ね続ける妹の幻影から、やっと逃れた感のある元女王ヴィーナス選手36歳。同じく熱いスポットを浴び続ける弟に、複雑な心境を抱きつつ這い上がってきたミーシャ選手30歳。アジア・オセアニア地区のWC獲得戦から4Rまで上り詰めた、ジョコ&マレー&ミーシャ等と同期のイストミン選手30歳。
    そして、半年の療養や低迷を乗り越えて決勝にコマを進めたフェデラー選手35歳に、準決勝まで勝ち進んだナダル選手30歳。

    高齢?選手たちの活躍のみ騒がれがちですが、実は2017AO、長年の苦労や積年の努力が報われ、実を結ぶ場なのかも知れませんね。そしてそれは、若手選手の決してあずかり知ることのない場なのでしょう。

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  • @マローン
    楽しく読ませていただきました。
    サーブって難しいんですね。錦織選手が少しでも早く自分にとってベストなサーブ(フォームも含む)を見つけてくれることを願ってやみません。まだまだ進化中だと思うので期待しています。
    体格は前に錦織選手が試合で着用したウエアが展示してあり見たことがありますが ふつーのMサイズ むしろ一般人より細いと思えるくらいでした。彼は元々日本人の中でも骨格が小さい方だと思うので 桁違いに体格が大きい外国の選手と戦って今の地位にいる凄さを思い知らされました。才能と努力のおかげですよね。

      引用  返信

  • 獣になれ、ってコメントがありましたが、テニスに興味がないような彼女にうつつを抜かしてたりコートにつれてきてるようじゃまだ心に余裕があるって事なのかなって思います。今年1年は彼女や遊び抜きでテニスオンリーで活動してもらいたいです。息がつまるかもだけどそこまで追い込んでもらいたいよ

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  • マローン 様
    私も解説の話、大変興味深く読ませていただきました。
    ミルマン選手の話はうれしいですね。
    錦織選手は海外では「サーブさえよければ」と思われているんですね。身長の問題も有りますから簡単ではないかもしれませんが、
    毎年改良してきているようですし、昨年より今年は進化したように見えます。全豪でもけっこうサーブでフリーポイント取れるようになったと思いました。
    テニス自体の質の上がってました。
    フェデラー戦でもあとちょっとでした。
    フェデラー選手と当たるドローでなかったなら決勝戦まで行っていた可能性が高かっただろうと今更ながら思いました。
    錦織選手は本当に強くなってると思います。

    フェデラー選手がしっかりリカバリーして万全の体調で決勝戦に挑めることを祈ります。
    今回はフェデラー選手の優勝する姿が見たいです。

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  • 錦織と同じくらいのサイズで、
    ガンガン攻めるタイプではないとして、リターンしにくいサーブがうまい人っていましたっけ?

    フェレールも被ブレークは多かった気がするし、ゴファンですかねーやはり

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  • @バーニーさん、
    もう現役ではないですが、昔チリに“リオス”というサウスポーの選手がいましたm(__)m❤
    彼は身長・体重・プレースタイルが、圭とそっくりでしたが、鋭いサーブを持っていました(^^)v❤
    GSの優勝🏆はかなわなかったけど、世界No.1には上り詰めました❗😌🌸💓⤴←私は、圭に、もっとリオスのプレーを見て研究して欲しいと思っています~❗(`ー´ゞ-☆ピシツ❤

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  • NORICHAN さま

    hot pink sweaterネタめちゃめちゃ気にいってるじゃないですか!?(笑)
    おかげさまで、目が覚めました。すでにsold outとの事ですね。
    私の住んでるところだと、背中に草食のキリン、「草食VS肉食」みたいなナニコレファッションなどなど・・楽しませてもらっています。(笑)、hot pink sweaterの後ろはどうなってるんでしょうね。どうか草食動物でないことを祈りたいです。
    でもはやり、当たり前ですけれども、愛を感じますよ。
    決勝戦でのミルカ夫人VSシスカさんになれば・・・それも一つ楽しみです。

    FUMAさま
    なぜかスタンを応援してしまいます。有明に来てくれるからかもしれませんが親近感があります。
    それにあの熊のような癒し系のボディ。そして何より、パパリンカ。判子です。親子そろって癒されます。

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  • @クイーン
    私もパパリンカのファンです。ちょっと恥ずかしそうな表情もカワイイです。お姉さん?妹さん?もそっくりですよね。家族席で見つけた時は嬉しくなります。

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  • 今日は。
    圭 大好き!さま
    マルセロ・リオス選手! よく引き合いに出されますね。デルレイ・ビーチ優勝時も、地元メディアに「ケイ・ニシコリはリオスの再来」と騒がれましたね。
    クィーンさま、おけいさま
    私もバブリンカのお父様に癒されているクチです。母国スイスで牧場経営に携わっておられ、牛や馬に囲まれた生活をされているので、まんまアルムおんじに思えます。

    山口奈緒美さんがTENNIS DAILYにコラム投稿です。
    <速いサーフェスの影響?36歳のビーナス、35歳のフェデラーとセレナが決勝へ>
    http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=121609
    やはり彼女も速いサーフェイスに注目。ラリーが長く続くよう遅くしたのに、こんなところにもノスタルジー?

    フェデラー選手、バブリンカ選手が、自身のMTOについてプレカンで言及。そのコメント抄訳を紹介した記事です。
    <死闘制したフェデラー、タイムアウトが「精神的」に奏功と明かす>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3115659
    メディカルではなくてタイム・アウト? いやメディカルもあったでしょうけれど、それ以外の目的の方が大きい時もあるんですね。

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  • 今日は。
    突然ですがデ杯フランス戦、WOWOWさんで緊急連日生中継決定!です。
    <男子テニス国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦日本vsフランス>
    http://www.wowow.co.jp/detail/undefined

    第1日 2/3(金) 11:50~ WOWOWプライム(ラバー1)
    第1日 2/3(金) 15:00~ WOWOWライブ(ラバー2)
    第2日 2/4(土) 12:45~ WOWOWライブ(ラバー3)
    第3日 2/5(日) 11:45~ WOWOWライブ(ラバー4&5)

    2/5はWTC、ホップマン・カップ、FAST4、AO2017総集編も続けて放送されますので、メモリー不足にご注意です。

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  • 🍉🍉靴のお二人、想像を絶する?スピードのボールが飛びかってます。今の所ラファか優勢ですが、先はまだ分かりませんね。オモロイ試合になりそう。

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  • あっさりセット取ったからって、去年のパリのツオンガ戦みたいな、事もありますし、楽天なんかケガしたのは、最初から飛ばし過ぎ、本来、錦織圭はスロースタターですよね
    それと、チャンスボールを全力で叩き込まないとの批判ですが、あれは彼のブレースタイルでありセンスのよさですよ
    ある意味、どうだ!って、㊤から見下ろしてるプレーであり全力で叩き込むのと一緒です
    相手は全力で叩き込まれるより嫌でしょうしね
    技術的な事は、僕も感じてる事はありますが、あえてここでは、言及しません
    それと脱力と集中力とは違うとの事ですがいわゆるゾーンに入ってる時は脱力してますよ
    自分の意識とは関係なく身体が勝手に動く、そして、ボールにあたるまで脱力してますし、インパクトの瞬間だけ力が入ってラケットからボールがなかなか離れない感覚ですかね
    僕の経験ですけと(  ̄▽ ̄)
    もちろん錦織圭のレベルはそんなもんじゃないんでしょうけど(・o・)
    だから、ある意味、脱力とゾーン状態は一緒だと僕は思いますね
    他のテニス経験のある人どう思われますか?
    それにしてもヴァブリンカ戦のフェデラーなら錦織選手勝ってたのと違いますかね
    サーブとバックの精度が錦織戦とは全然違ってましたよね

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  • WOWOW中継してくれるんですね。
    嬉しいです。

    ディミ🆚ナダルですが大切なとこのダブルフォルト痛いです。昨日のバブリンカも、圭もチョイチョイあります。
    しかし両者いい勝負していますね。

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  • ディミトロフ ナダル
    うーん 高次元な試合 面白い
    ディミのストロークが徐々に良くなって来ました。
    ナダルの巻き返しなるか

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  • 1セットオール!いい試合してますね!
    それにしてもディミトロフが去年までのディミトロフじゃない…。
    ナダルの方がサービスキープに苦労してるような…まだまだ勝負の行方は分からないですね〜
    できればナダルに勝ってほしい!!

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  • けんじさん、
    もし私のコメントについておっしゃって頂いているなら、少しだけ補足させて頂きますね。
    私が申し上げたのは、「脱力するということと集中力が切れることとは違う」ということで、逆に言うと脱力していてかつ集中している状態というのはむしろ望ましい状態と考えています(まあ、わざわざ言うまでもない当然のことですが)。その一番望ましい形が、いわゆるゾーンという状態だと思いますので、多分けんじさんと私が申し上げていることのベクトルは同じかと思います。
    それと、イージーボールをカジュアルに決めてもまあいいんですが、それをミスるのは良くないです。そういうミスは集中力を切らす要因になります。なので、そうならないようにボールに気持ちを込めて相手コートに叩き込んで、それで相手の気持ちを折るぐらいで良いのだと思ってます。一度相手に行ってしまった流れは簡単に取り戻せないので、とにかく一度掴んだ流れを自分のせいで明け渡すことだけはないようにして欲しいと思ってます。だって、ほんとに勿体無いですもの。

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  • けんじ様
    >「それにしてもヴァブリンカ戦のフェデラーなら錦織選手勝ってたのと違いますかね 
    サーブとバックの精度が錦織戦とは全然違ってましたよね」
    とのお言葉に、またしても4回戦の試合直後の悔しい思いがよみがえってきました。「切り替えて次行こう」って自分に言い聞かせてるんですが、「何で決勝戦でなくて4回戦だったの?!!」とつい思ってしまう自分がいます。やっぱりドローが違ってたら決勝戦までいけたはず、と・・。    でもこれは今回だけ見てたら残念だけど、今後を見据えればとてもいいことだと思います。それだけ強くなっているということですから。

    ナダル対ディミトロフ戦、大接戦です。2人ともがんばれー!

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  • オフの過ごし方、昨年は自粛して欲しいなぁと思っていましたか、期待に反して昨年のオフは過去最高のメディア露出度でした。今年も年始めからの試合に影響してると思う。

    今年2017年こそはバラエティも、対談もインタビューも最小に止どめていただきたいです。テレビも雑誌も、同じような内容の対談ですし、あまり意味がないです。
    バラエティにしても気分転換になるのなら、少しぐらいはいいと思うのですが、分刻みのスケジュールをこなすのは体を休めるという意味のあるオフではどうかと思います。
    アスリートが、そんなに迎合して安売りしなくても試合だけで十分感動します。

    それより、その時間をトレーニングやフォームの改良に当てていただきたいです。
    他の選手のビデオを見たりデータを研究したりそういう時間が、テレビ出演で減るのは勿体ないです。
    こんなにテレビなどに出ているトッププレーヤーって、世界を見ても他のスポーツでもいません。
    みんな練習時間が勿体ないです。他の選手のファンが、錦織選手のメディア露出をあざ笑っていることを、知っていますか?
    本気で勝つためには、修三さんの仰る様に、身辺をプライベートでも真摯に律していくことこそが、プロと言えるのだと思います。フェデラー選手やナダル選手、マレー選手に学ぶことは沢山あることに、早く気付いてほしいです。
    苦しくても、自分を律して正していかなければ、側にいる様な楽な生き方しかできない方向に影響されては、これからも夢を叶えるのは遠のくばかりです。
    フェデラー選手やナダル選手の頑張りをみて、思わず苦言を書いてしまいました。
    本気で今年は優勝を目指して欲しいと思います。フェデラー選手との試合後の負けたインタビューからも余り悔しさや本気度が感じられなかった(私個人的には)です、どこかで歯車が狂わされて残念でならないのです。チャンコーチの仰る様に、精神的な成長を一ファンとしては、望んでやみません。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。