錦織圭、不安定さは解消されずもサーブ良しダウンザライン良し。(2017ハレ1回戦 vs. ベルダスコ)

錦織圭の安心と信頼のバックハンド

2017 Halle (ATP 500)
1st Round
Kei Nishikori[3] def. Fernando Verdasco, 6-7(5),6-3,6-4

 ブレイクした後にミスが出て流れを止めてしまう、ブレイクポイントがなかなか取れないなどの不安定な面はあったものの、良いショットもあり、最後は余裕も見られるキープで試合を決めました。

試合の流れ

1stセット 6-7(5)

 1stセットは両者ミスが少なく、決定力がある素晴らしいプレーでした。特にベルダスコが良く、フォア、サーブはもちろん、バックハンドまで鋭角に速いショットが決まっていました。

 ついこの間まで(たっぷりと)クレーのプレーを観ていたので、芝のテニスの速さに最初、ついていけませんでした。とにかくポンポンとポイントが決まります。「打点に入って、足を止めて打つ」という場面は少なく、動きながら流れの中で打つショットが増えます。スライスやライジングも増えます。とにかく、迷わず先手を取っていかなければなりません。
 
 錦織は1stセット終盤まで、1stサーブが入ったときのポイント獲得率が100%を維持。しっかり3球目攻撃に繋げることができていました。クレーシーズン後半から好調のフォアハンドのDTL、あるいはコート中央から逆クロス気味のショットが良く決まっていました。サイドに切れることがなくなりました(この試合では、確か1本だけ)。

 ただ、深いボール、速いボールには差し込まれて例の「振り上げフォアハンド」になる場面がまだ多く、フレームショットや持ち上げられないショットが見られました。サーフェスが速いのである程度は仕方ないのですが、肘を体に近づけるテイクバックの構造的問題もあると思います。このテイクバックは引きつけて打つことには向いていますが、芝ではもっと軽い感じで振りたいところ。シンプルに「早めに後ろに引いて、前に振る」イメージでいいと思うのですが・・・。
 
 両者キープを続けタイブレークに。まさに7−7からの長いラリー1本の差で取られてしまったのですが、ベルダスコの方がフォアハンドの分だけ良いプレーをしているように思いましたので、取られても納得しました。ミスは多くはありませんでしたが、フォアハンドが浅く入ってピンチを招くことが多く、このポイントでも錦織がフォアハンドで攻めながらも決定力を欠き、最後は逆にベルダスコのフォアハンドで仕留められました。このセットの内容を象徴するポイントでした。でも、このタイブレークはミスでなくベルダスコのナイスプレーで取られたので、問題なしで、2ndセット以降が勝負だと思いました。

2ndセット 6-3

 2ndセットに入ってもベルダスコのプレーは良く、錦織のサービスゲームでもポイント先行される場面があり、少し焦りました。そこまでのベルダスコの出来を考えると、ブレイクされると即、敗戦に繋がりかねない怖さがありました。
 ところが、第4ゲームに突如ベルダスコがミスを犯し、錦織がブレイク成功。ベルダスコもまた、結構こういうことをやってしまう傾向があります。最初からフルパワーで攻めてくるプレースタイルなので、どこかで息切れしてしまうのかも知れません。

 ここで波に乗りたい錦織でしたが、40−30からのダブルフォルトをきっかけにミスのお付き合いをしてしまい、ブレイクバックを許します。ここがこの試合、最大の課題でした。1試合を通じて安定したプレーを保つことが最近は難しくなっています。いいプレーも多いだけにもったいないゲームでした。

 ただ、ブレイクはどの場面でされても、「もったいない」と言われてしまうものです。

オープニングゲームでブレイクされる → 立ち上がりが悪い!
セット中盤・終盤(3−3や4−4)でブレイクされる → 勝負所なのに!
セットを取った後、次のセットでブレイク先行される → 流れを渡してしまった!
ブレイクバックされる → せっかくブレイクしたのにもったいない!
SFM、SFSを落とす → 終わってたのに!気が緩んでる!

 こんな感じだと思います。4−0や5−0からの被ブレイクは、その後キープすればあまり問題ないと私は思いますが、それも「中弛み」と言われてしまいまよね。結局、ブレイクをされると叱咤激励の対象となってしまうものですw あんまりブレイクに特別な意味を持たせる必要はないと思います。ブレイクはブレイク、どんな場面でもされるのは良くないものです。ブレイクバックは、ブレイク先行しているという意味で上記の中では「マシな方」と言えるかと思います。

 次のゲームで再びベルダスコがミスを連発しブレイクバックバック。今度はその後キープして(危ない場面ありましたが)、2ndセットは錦織が取り返しました。

ファイナルセット 6-4

 ファイナルセットは、ミスの増えたベルダスコに対し押し気味で進めますが、今度はブレイクポイントがなかなか取れません。フォアハンドのネットをはじめ、ミスで落とすことが多く、2015年終盤の状態を思い出しました。でも、ベルダスコの挽回サーブも素晴らしかったです。ベルダスコのサービスエースは14本。1stサーブの確率も71%と上々でした。
 第7ゲームでようやく捕まえ、最後は試合を締めてくれました。

芝初戦に勝利。安心と信頼のバックハンドが頼れる

 苦戦はしましたが、芝初戦でベルダスコの前半の出来が良かったことを考えると、勝てたので良かったと思います。サーブが良かったですし、バックハンドはいつもの「安心と信頼のバックハンド」でした。ダウンザラインの精度が高く、ピンチを救うのはやはりこのショットだ!という感じでした。フォアハンドは復調傾向だとは思いますが、まだピンチやチャンスでの信頼感が足りません。浅い球に対してはきっちり打てるようになったので、フォア側に振られたときの切り返しの深さ、角度を改善すれば、ほとんど穴のないストローク戦を展開できるようになると思います。

今後の展望

 2回戦はシモンとの初対戦を期待していましたが、カチャノフが上がってきました。全仏4回戦まで上がった若手伸び盛りの選手で、怖いです。というか今の錦織は、あまり楽に勝てる試合はないと思います。経験やゲームメイクの上手さ、ショットの多彩さなどでなんとか勝ち続けているという状況で、基本ショットの充実のみであまり考えずに押し切る、というテニスではありません。これはプレースタイル的に致し方ない部分がありますし、メンタルの問題が指摘されながらも、0−40からの挽回の仕方、窮地に陥る前の「注意」段階での早めのリカバリー、1stセットを取られてからの修正能力など錦織しかできないようなゲームメイクには目を見張るものがあります。こう考えてみてはどうでしょう。

「この状態でこれだけ勝てるのだから、調子が良くなればどうなってしまうのか。」

 全仏だって、かなりアップダウンありましたよ。コキナキス戦の苦戦。ラケットを折った3回戦。リタイアまで覚悟した4回戦の序盤。あんな不安定な内容で自己最高タイのQF進出ですから。マレー戦ではさすがに不安定さをカバーしきれませんでしたが、「パフォーマンスを出すために多大なエネルギーを必要としない状況」を作り出すことができれば、かつての爆発力を取り戻す可能性があると思います。何より、毎年故障がちなこの芝シーズンの初戦を、トレーナーも呼ばずに乗り切ったことは喜ばしいではありませんか。

 クイーンズでは第1シードマレー、第2シードバブリンカ、第3シードラオニッチが1R敗退と荒れています。誰でも難しい芝初戦を勝利でクリアした錦織、ナイスゲームでした。

 大先生がユーズニーに負けました。SF進出を狙う上では好材料ですね。大先生と対戦させたい気持ちもあったけど。
 とにかくこの大会の最大の目標はフェデラーと対戦し、芝のテニスを吸収すること!
 かつて、プイユのサーブを見て自分のサーブに取り入れた器用な錦織。サーブのイメージ、フォアハンドの面使い、スライスの使い方を盗め! そして、フェデラーに勝利して自信を付けよう! 大丈夫! 芝は自分のショットも決まりやすいし、高く跳ねるセカンドサーブも打ちづらい。決して、不利な面ばかりではないです。

小ネタ

Gerry Weber Open 公式Facebookが我々の気持ちを代弁!

錦鯉の祈り・・・!

はい、祈ってますとも。

62 件のコメント

  • トピと関係ない話ですみませんが、村が寝静まっている間に業務連絡の再放送です(笑)。

    (関係する人には)【重要】

    (やっと)ローラン・ギャロスのチケットの払い戻し(リセール+雨天中止の6月6日分)が始まっています。払い戻し期間は2017年7月11日(火曜日)までです。払い戻し方法は簡単ですが、詳しくはフォーラム「GS&MSチケット入手の仕方(2017年版)」にて。

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  • とにかく、芝の初戦勝てたのは良かった!
    短い芝シーズンでの多くの試合が出来ることを祈るばかりです。

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  • 荒れるロンドンの上位陣敗退に目が行きがちですが、経験が必要とされるグラスコートが得意な選手のロンドン&ハレ勝ち上がりも注目すべきだと思います。フォーラム鼻血ブログ分析班「ATPランキング」で、グラスコートのEloレーティングによるランキングを議論していますが(誰も反応がないので寂しいですなあ、笑)、ランキングリストをみると、
    ロンドン:チリッチ、ツォンガ、ベルディヒ、ミューラー、ロペス、クエリー
    ハレ:  ガスケ、コールシュライバー、マイヤー、プイユ、トミッチ
    あたりのグラスコートが得意な選手がきっちり2Rに勝ち上がってきています。錦織選手、これらの選手とはWBのアーリー・ラウンドで当たりたくないですよね。

    キリオス、カルロビッチ大先生は1Rで敗退してしまったので、今のところWBシード第1−16シード外で、錦織選手が第9シードに留まった場合、WB3Rで当たってしまう可能性があります。

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  • 今日のOOPにはCOURT 1の第1試合にダブルス出ることになってますね。
    ベルダスコ、大丈夫だろうか。

    クイーンズの結果を見ると「勝つ」というのは難しいですなぁ。

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  • 団長さん、錦織vベルダスコのレビュー記事、うなずきながら読ませていただきました。心技体すべての要素が揃ったら、錦織はどんな爆発力を見せてくれるだろう。楽しみです。

    禮さん、全仏OPチケットのリセール分払い戻しの情報ありがとうございます。おかげさまですぐに手続きを済ませることができました。あまりに簡単で拍子抜けするほどでした。全米OPの場合、公式リセール手続きには米国内の銀行口座が必要だったりしてハードルが高いんです。全仏方式を取り入れたらいいのにと思いました。

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  • はい❗😉👍💕
    「この状態でこれだけ勝てるのだから、調子が良くなればどうなってしまうのか。」
    団長、激しく同意です❗🤣🤣🤣❤️❤️❤️⤴️⤴️

    ぜひぜひ、ロジャーとの芝対戦を実現させて、芝でのフットワークを盗んで欲しいです~❗😍😍😍💪💪⤴️⤴️❤️

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  • 錦鯉の祈り は私的解釈では 錦鯉=錦織の誤変換 祈り=playのスペルミスprayの変換 ただし常に複数であるべきcongratulations! を単数にしているので英語圏の方ではないかも。

    当然私も錦鯉の祈りは続けますが(笑)

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  • お早うございます。
    団長さま、新スレ立て&レビュー記事有難うございます。
    ベルダスコ選手、私の中では「短時間のナダル」的になりつつあり(苦笑) もし、RGの1st setや今回の1st setのような状態が、どの試合でも最後まで持続できていたなら、それこそナダル選手と並び称される恐ろしい選手になっていただろうなと。

    錦織選手のコメント記事です。報道各紙の中でこちらが最も詳しいです。
    スポニチANNEXさんより。
    <錦織 今季芝初戦で逆転勝ち 松山の活躍が大きな刺激に>
    http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/06/21/kiji/20170620s00028000308000c.html

    すっかり忘れていました、1100勝! フェデラー史を語る際に必ず登場する選手、杉田選手も天晴れその仲間入りです。むしろ光栄。
    <フェデラーがキャリア1100勝目、杉田を52分で粉砕 ゲリー・ウェバーOP>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3132803

    シュツットでハース選手が負けていれば、フェデラー選手は既に1100勝達成済みでハレ、だったはず。その意味でも杉田選手、やはり持ってます。

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  • 勝って良かったけど、イゾイゾした試合でした。締めるところ締められればもっと楽に勝てるのに。なんか、以前よりボールに入り込めていない、というかボールを待ってる感があるんですが、私の気のせいでしょうか?早いボールじゅなくて、比較的緩いボールで。以前のようにここぞのところでギヤを上げれれば無敵ですよね。

    禮さん
    業務連絡ありがとうございます。
    GS現地観戦ってハードル高いと思っていましたが、思いの外分かりやすかったです。
    「チケット販売開始だよ。」で背中を押してくれた禮さんに感謝。楽天も通し券ゲット!

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  • 昨夜は結局ビデオ観戦でした。
    結果を知ってしまってたので余裕で見られました。タイブレーク落としたのは悔しかったですが・・
    まずは芝の初戦勝利よかったです。WBにむけて少しでも多く試合をこなしてほしいです。
    できればフェデラーコーチのレッスンを受けるところまでお願いします・・

    それにしてもクレーの後だとどうしても淡白な試合に見えてしまいます。芝ってこういうものなんですね。

    錦鯉の祈り・・・祈ります!!

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  • Mr.Sugita が Roger Federer と手合わせをしたという事実と幸運によって ”良かったネ”と言う会話が 彼方此方から 響いて来ました!勝敗とは関係なく 又 再会 するコトを 期待したいデスし Wimbledon にて 登場するシーンを待ってますし,一歩一歩自信をつけつつ前進する Sugitaを 見て行きたいデス!🎾

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  • 無事1回戦突破、良かったです。
    たった今見ていたBBCニュースでも
    クイーンズのマレーの負けを始まりに、バブリンカ、ラオニッチの敗退を伝え、ハレでのフェデラーの結果をフェデラーのインタビューと合わせて流し(ロジャーが杉田は僕を動かそうとしていたし、簡単じゃなかったけど、最後はどんどん良くなった、と言ってました。)、最後に錦織の結果を放送してました。

    ったく、イギリスの国営放送が錦織の1回戦の結果を放送するんだから、NHKももうちょっとスポーツニュースのコーナーを増やしてほしいもんだ。

    錦織の調子は私は良さそうに見えました。芝の初戦ですし、多少慎重になった部分もあると思います。
    シモンが負けて残念です。次回のお楽しみですね。
    カチャノフに勝ってもらいたいですね。

    ダブルスはどうなんだろう?ダスコ兄貴は大丈夫かな?

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  • 団長さん、真夜中のレビュー記事ありがとうございました。
    いつもいつも安心と信頼のレビューに感謝です(⌒▽⌒)
    いつもハラハラドキドキの試合展開を楽しませてもらっていますが(笑)
    最近悟りました。
    団長さんの言う「楽に勝てる試合はないプレースタイル」ということに。
    観戦するファンにすれば、相当に心臓に悪い展開であっても、錦織選手
    本人にすれば、一瞬一瞬のプレーの判断の積み重ねで試合は進むのであって
    苦境の場面であっても、同様に取り組んでいるのであって…。
    様々なプレーを駆使してポイントを重ねるプレースタイルが錦織選手なのだなと。
    フェデラーやナダルのようにスカッと勝ち切るスタイルはファンを安定的にいい
    気持ちにさせるけど、私はやっぱりハラハラドキドキさせられても、錦織選手の
    プレーに魅せられる、安定のファンでいようと思ってます(⌒▽⌒)
    苦戦といいますが、これが錦織選手なんですけど、なにか( ̄▽ ̄)という(笑)
    これだけ不安定なプレーで、ベスト8が続くという結果はホントはすごいこと
    なのでは…(((o(*゚▽゚*)o)))
    プレーの上限値があと少し安定的に出せたら…………、わお〜楽しみだあ!

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  • 今日は。
    ロンドンはトップシード2選手敗戦。マレー選手、トンプソン選手、ロペス選手のコメント一部抄訳記事です。
    <初戦敗退のマレー「このプレーだとウィンブルドンは勝てない」>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3132812
    <ワウリンカが初戦敗退、苦手大会克服できず エイゴン選手権>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3132828

    バブリンカ選手、そんなにロンドン苦手ならハレに出ればいいのに。フェデラー選手に遠慮があるのでしょうか。

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  • 連続投稿失礼致します。
    オージーあれこれ。
    昨日6/20はオージーの日。ロンドンではトンプソン選手がマレー選手を、コキナキス選手がラオニッチ選手を、ハレではトミック選手がハース選手をそれぞれ破って1R突破。
    遡れば6/18はジャパニーズ敗退の日。杉田選手、ダニエル選手を始め各大会予選含め、実に8選手が敗退した日。なのでこんな日もあるさと。

    連邦つれづれ。
    さすがはロンドン。UPSETはほぼイギリス連邦内で自己完結。トンプソン選手(豪)がマレー選手(英)を、コキナキス選手(豪)がラオニッチ選手(加)を、シャポバロフ選手(加)がエドマンド選手(英)をそれぞれ破って1R突破。英豪加のくんずほぐれつ。そこにUSA選手加えたら、みごと英語圏下剋上物語の出来上がりです。

    さて、先ほどハイライト映像を見ましたが、杉田選手、皆さまが仰るように決してフェデラー選手にコテンパンにやられているワケではないし、グラスの上をよくもあんなに走れるもんだと感心。解説もときおり感嘆の声。スコアに現れる以上に善戦していると思いました。「グラスのスギタ」がますます楽しみですね。
    しかし今季、日本選手がLLで復活パターンが多いですね。テニス界の風が日本に吹き始めているのかも?!

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  • たしかに最近錦織が調子良さそうなところ見てないなあ
    これで調子が良くなればすごいことになるのか
    それとも上限値が下がってきて調子が悪く見えているのか

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  • こんにちは。
    毎試合力が入りますね。冷静に観ようと誓うのに、やっぱりテレビの前でじたばたし、観戦後はふーーーっ、となります。
    球速は土が最遅で、芝が最速なのですね、そんな基本的なことを今さら知って、なるほどこの推移は身体に負担が大きく、怪我もしやすいと納得。全英に向けて、なんとか、なんとか怪我のありませんように(小さな小さな小さ~な錦鯉の祈り)。
    さ、応援。

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  • 団長様

    写真の下につけた

    「錦織圭の安心と信頼のバックハンド」にじんわりウケています。

    つい「創業2007年。10年の実績」とか「皆様に愛されて10年。これからも進化していきます」
    などと付け加えたくなってしまいます。

    錦織君のバックにボールが来ると、どんな球が来ても「こりゃ、チャンスボール」みたいに思ってしまいますね。

    バックのダウンザラインもかっこいいけど、個人的にはフォアの逆クロスが大好きなんだけどなあ。
    あれが決まると、スカッとします。

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  • 今日は。
    選手つれづれ。
    昨日リタイアのルー選手は右腕の故障、エルベール選手は腰の痛み、とのこと。ようやくクレーを乗り越えた今、グラスとのあまりの落差でしょうか、怪我人続出ですね。
    一方トロイツキ選手、海外記者さんによるとベイビー誕生とか。テニス界を席巻するベイビー・ブーム。トロイツキ選手もめでたくパパ・クラブ新規加入です。

    Twitterあれこれ。
    昨日のスポナビライブ、西岡選手ゲスト解説で佐藤文平氏が喜びのツィート。こりゃ見逃し配信必見ですね。
    https://twitter.com/bumpeisato/status/877326654103707648
    当の西岡選手は錦織選手に感心しきりです。公式Twitterより。
    https://twitter.com/yoshihitotennis/status/877155964935299073
    TENNIS.TVからは「安心と信頼のバックハンド」が。ジャックナイフのDTL!
    https://twitter.com/doublefault28/status/877146182103044096
    ジョコビッチ選手、180度開脚もお手のもの。ESPN公式より。
    https://twitter.com/ESPNtenis/status/877315137992044545

    その他、絶対残したい呟きを、フォーラム・鼻血ブログラボ「記事・twitter集約」トピでいくつかご紹介していますのでぜひ。

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  • 連続投稿失礼致します。

    スレチですが是非お伝えしたく。
    ジュニアの田島尚輝選手、今週は6/20開催のベルリン国際ジュニア大会(グレード1)に単身出場、シングルスは第3シード、ダブルスは第1シードで昨日登場し、単複とも快勝で初戦突破です。

    久々に若者話です。多分第14弾かと。
    田島選手ペアがダブルス初戦で破ったペアの1人が、USAジュニアのボリス・コズロフ選手16歳。ボリス君の実の兄が、ロンドンで予選を勝ち上がり、昨日の1Rで同国先輩ジョンソン選手を破り、明日2Rでチリッチ選手と対戦するUSAのU21超有望株、ステファン・コズロフ選手19歳です。

    ピンと来た方も多いと思いますが、ご両親は長男のFNをステファン・エドバーグ氏、次男のFNをボリス・ベッカー氏にあやかって命名。ご家族のルーツはマケドニア移民ですが、兄弟はUSA生まれのUSA育ち、生粋のオール・アメリカン・ボーイ。兄弟のコーチは実のお父さまのアンドレイ・コズロフ氏です。
    今後、ステファン&ボリスのコズロフ兄弟に是非ご注目あれ。果たして第2のミーシャ&サーシャとなるか。名前だけならコズロフ兄弟の方がインパクト強いですが。

      引用  返信

  • 私も昨日のベルダスコ戦のレビュー&次戦のハチャノフ(カチャノフ)戦のプレビュー記事をアップしました。https://yuri-san.com/

    カチャノフって書いてたけど、
    ATPの公式サイトで本人の声で名前を聞くと「ハチャノフ」ですね。
    ロシア語なので、仮面舞踏会などの作曲者「ハチャトリアン」Khachaturianの発音と同じ。

    ハチャノフの芝の試合は見たことないので楽しみです。

    上の私のコメントの中で「カチャノフに勝ってもらいたいですね。」
    とありますが、”錦織には”の主語が抜けてました(笑)。
    わかりにくかったですね。何を考えていたことやら。

    ダブルス見たいな~。

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  • 今晩は。
    ATP公式記事<Nishikori Tested In Halle Opener>の抄訳記事です。
    <「チャレンジ」の芝で白星発進 錦織が初戦で得た手ごたえ「毎年改善できている」>
    https://the-ans.jp/news/5363/

    同じく<Federer Marks Milestone To Begin Halle Campaign>の抄訳記事です。
    <フェデラーは杉田を倒しキャリア1100勝目、錦織はベルダスコに2時間半の勝利>
    https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/atp/20170621_0024556.php

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  • 連続投稿失礼致します。
    錦織選手。
    確かにこの大会は鬼門。2015は勝てばフェデラー選手との決勝、をセッピ選手に持っていかれ、2016は2R棄権で対戦予定のF・メイヤー選手が優勝。踏んだり蹴ったり。いえ踏まれたり蹴られたり。だからこそ3度目の正直、絶対フェデラー選手に辿り着いてください。

    フェデラー選手。
    抄訳にはありませんが元記事では、偶然にも杉田選手の練習を見たそうで。恐らく錦織選手の練習を見に来たら練習相手が杉田選手だったのでは。6/17、杉田選手の予選決勝前日の練習ですね。こういうのを棚ボタ? 偶然にしてはお得すぎる情報ゲットです。少なくとも事前にプレイを確認できたのは好材料だったのではないかと。

    フォーラム・鼻血ブログラボ「フリージャンル」にて、CH大会情報や海外選手情報等をいくつかご紹介していますのでぜひ。
    またgettyさんや日清ギャラリーさんが沢山の写真をアップされています。お知らせまで。

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  • こんばんは。

    ダブルス戦の放送がなくライスコ追ってますが、
    負けず嫌いのニシダスコチーム、マジっぽいですねぇ~。
    ブレイクされて、ブレバして、でもまたブレイクされて、現在3-4。
    あ~、見たいです。ガオラで切り替えてくれないかなぁ~。。。

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  • ネットを探しても錦織圭のダブルス映像は見つからず。bet365のライブスコア見ながら、昨日の杉田ーフェデラーを見ることにします。

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  • ガスケがストレート勝利したら放送してくれるような気もします。

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  • おおー。
    やはり、計画的だったか!
    6-4で1セットオール!

    ベルさん、腰の具合は大丈夫かな?

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  • 錦織、ベルダスコ組、セカンドセット取りました!!
    ファイナルセット突入、がんばれ〜!

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  • 残念ガオラは次のアグトの試合になっちゃいました。

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  • ダブルスの相手シード1位なんですよね。凄いなあ。うーん、見たいですぅー。

    ファイナルセットはスーパータイブレークなんですね。惜しかった❗見たかった❗

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  • あああぁ〜アアア残念!惜しかった、がんばった、観たかった。

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  • 男気チーム、残念!
    でも、きっと教えてもらったことたくさんあるんでしょうねぇ~。
    ダスコさん、ありがと~♪
    きっと次に活かせると思います。

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  • 惜しかったー。
    本当に惜敗!!

    お疲れさまでした。
    錦織君ダブルスを楽しんだかな?

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  • 今晩は。
    錦織選手/ベルダスコ組、クボト/メロ組にあわや!の大金星を逃しましたね。かなりのガチ勝負だったようですが、相手ペアは第1シード。意地があります。ここでのめのめ負けるワケにはいかないです。でも本当に薄氷でした。ベルダスコ選手、ありがとうございました。
    さあ錦織選手、これで体も温まった。2R頑張ってください。

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  • 今日はダブルスだ!と勢い込んで帰ったのに、ガオラさんはシングルス・・・。放映権とか、番組作ってるとか作ってないとか、きっと難しいことがあるんでしょうが、見たかったな・・・。
    IPTLの時のダブルス、とても良かったので、善戦も納得です。見たかったな・・・(しつこい)。

    次のシングルスも楽しみですね!元気にプレーしてるのを見るのが本当にうれしいです!

    それにしてもブラウンさんは凄いビジュアルですね-。毛量がすごい。アグートさんの白ソックスも好きですね!

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  • 今晩は。
    Web Sportivaにコラム掲載です。著者は山口裕平氏。この方はサッカー畑の方。主にブンデスリーガを熱血取材しコラムを書かれているのですが、ドイツの大会ということで取材を兼ねられたのだと思います。
    <「身体的にはOK」の錦織圭。芝初戦で見えたウインブルドンへの多難>
    https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/tennis/2017/06/21/ok/

    ATP公式記事<Lucky Loser Thompson Shocks Murray In London>の抄訳記事です。
    <世界1位マレーが90位トンプソンに衝撃の初戦敗退、ワウリンカ、ラオニッチも姿消す>
    https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/atp/20170621_0024557.php

      引用  返信

  • 連続投稿失礼致します。
    錦織選手。
    いみじくも試合内容の捉え方がほぼ団長さまに同じ。また冷静に分析、改善点もとうに見つけているようなので一安心。ただし、それだけでは簡単に勝てないのがツアー。どう活かすのか、がキモですね。

    マレー選手。
    この初戦敗退はかなりショックでしょうね。前年覇者の1R敗退、歴代最多優勝者の1R敗退、2015年から続いていた本大会での連勝記録ストップ。う~ん、WB前に不安材料が。さあレンドル・コーチ、どう立て直すのでしょうか。

    さて今年、テロに災害、大会も大荒れで「呪われたロンドン」と英国メディアが嘆き節。大会は始まったばかりなのに、振り返ればドロー発表前にナダル選手&デルポトロ選手が欠場を表明。キリオス選手は途中リタイア。第1~3シードは初戦敗退。大会側は大誤算です。スター不在で決勝まで観客動員が例年通り見込めるか、と。切実ですね。

    フォーラム・日本選手「井戸端会議」トピにて、女子選手情報(TV出演情報、ブログ更新情報等)をいくつかご紹介していますのでぜひ。

      引用  返信

  • 見たかったですよねえ………ダブルス…………T_T
    ダブルスは展開が早いですねえ。
    ライスコ観戦では、目を放した隙にサクサクとポイントが入って
    あっという間の試合でした( ̄▽ ̄)
    ベルダスコ選手の具合が気になりますが、スコアを見る限り今日も
    ファイトしていたのかな?
    両選手ともお疲れ様でした。
    ライスコ見ながら、マレー戦をスポナビの見逃し配信で見ているの
    ですが……。どうしたのかなあ、マレー選手(⌒-⌒; )
    トンプソン選手もそれほどのすごいプレーをしているわけではないように
    見えるけど、マレー選手がことごとく先にミスするし、ボールの威力がないし…。
    持ち味の粘りのあるプレーがほとんど見られないT_Tどうしたのかなあ…。
    体調が悪いのか。元気がないよーーーーーー。1セット目が終わると、
    マレー選手を見に来たであろう大観衆の一部が帰る様子が映し出された。
    はあ厳しい。辛いなあ。ツアー後半の復活に向けて頑張ってほしい。
    錦織選手が怪我もなく元気にプレーできていることが、ただただ嬉しい( ̄▽ ̄)

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  • ダブルスの対戦相手は、現在のダブルスランキング3位のメロ(ブラジル)+8位のクボット(ポーランド)だったのですね。ブラジルといへば9月のデビスカップのプレーオフの日本の対戦相手ですが(ああなんでブラジルを引いた。。。)、シングルはベルッチ(52位)、シルバ(68位)、ダブルスはメロ(3位)、ソアレス(6位)の強豪とフォーラム「2017🎾Davis Cup🏆ワールドグループ🌎情報等」で議論してたのでした。メロ+クボット相手に3セットまで追い込んだのはよい経験になったか?でも錦織選手が出場するかは、USO翌週ということもあり非常にビミョーか。

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  • ダブルス負けちゃいましたね~。
    でもセットオールになって最後は8-10とは、かなり競ってた様子。
    映像見たかったな~。

    まあでもベルダスコが無事に試合出れて良かったです。
    彼は以前ATPファイナルでダブルスのチャンピオンにもなってるので、錦織も得るもの大きかったんじゃないでしょうか?
    芝のコートでは必要な早い展開とか、ダブルスでやったことがシングルスに生きると良いですね~。

    錦織が芝で覚醒してくれるのを期待したいです。

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  • ガオラさんが今日のダブルスを放送してくれるかもと期待してたのにガーックリ。
    仕方なくライスコ応援してたけど、段々噛み合って来て№1シード組を追い詰めていく雰囲気が伝わって来ました。もう少しであわやでしたね。良いペアになりそうな予感。
    ベルダスコ選手、昨日は腰が痛そうだったのに頑張って出てくれたんですね、ありがとう。早く良くなるように祈ってます。
    錦織選手にダブルスの感想を聞いてみたいです。

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  • 私もダブルスのライストはないかと必死に探しましたが、けっきょくライスコで応援するしかありませんでした。ファイナルセットは接戦だったようですね。負けはしましたが収穫もあったんじゃないかな。
    コールシュライバーvsズべレフ弟の試合が始まりました。Head to Headを見たら、サーシャはコーリィに勝ったことがないのですね。今日はどうだろう。

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  • 今晩は。
    プチ稲垣康介特集になっちゃいますが(笑)

    稲垣康介さん、アサヒ新聞デジタルにコラム掲載です。
    <「幸運な敗者」枠の杉田、「伝説」フェデラーに完敗>
    http://www.asahi.com/articles/ASK6P22RFK6PUHBI00B.html
    ラッキー・ルーザー=幸運な敗者。読んで字のごとし、でしたね。でもそれに満足はしていません、杉田選手は。「再度の対戦を目指す」と。ぜひ!!!

    公式Twitterに本日のダブルス模様を呟き。稲垣さんありがとう。
    昨日の敵は今日の味方。
    https://twitter.com/Inagaki7K/status/877471892415893504
    撮影テーマ「・・・」
    https://twitter.com/Inagaki7K/status/877473375597326336

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  • 今晩は。
    あまりに嬉しくてお知らせ致します。WBのWC第1弾がアナウンスされました。
    http://www.wimbledon.com/en_GB/atoz/wild_cards.html

    男子シングルスにはハース選手! GSはまだ卒業じゃなかったんですね! そしてカナダのU21シャポバロフ選手等々。
    男子ダブルスにはあのウィリス選手! マーカス旋風再び?!
    女子シングルスには親日家のカザフスタン、ザリナ・ディアス選手! 彼女の日本語HPを是非ご覧いただきたく。
    そして、男子車いすシングルスに国枝選手! ホンットーに良かった。

    ところでロンドン、第5シードのツォンガ選手まで敗退…。上位シード陣の負のスパイラル、一体どこまで続くのでしょう。

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  • ぼうずさん、
    A.ズべレフ選手はサーブはもちろんですが、2メートル近い長身なのにそれを感じさせない柔軟な動きがいいですね。ここ1年でショットも多彩になったようだし、成長ぶりがめざましい。今まで2勝0敗だったコールシュライバー先輩から見れば脅威が増したというか……あ、やっぱり勝っちゃいました(私はコールシュライバー選手のファンなので、複雑な気持ちですが)。
    錦織選手とズべレフ選手の初対戦を観たいなあ。

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  • ティーム、危うし!
    第1セットを取られ、第2セットもずっとずっとプレッシャーをかけ続けられて、とうとうサービスを破られ5-6。
    次はハーセのSFM!

    ブレーク!
    TBに入りました。
    目が離せない。

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  • ハーセ選手勝ちました!
    おめでとうございます。
    ハラハラドキドキの素晴らしい試合でした。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。