残念・・・あと1歩ジョコビッチを崩せず。しかし内容はハイレベル(2018ローマ準々決勝)

2018 Rome (Masters 1000)
Quarterfinal
Novak Djokovic[11] def. Kei Nishikori, 2-6,6-1,6-3

今日こそはと思って臨んだ試合だったので結果は残念でしたね。
でもジョコビッチ、先週よりさらに強かったですよ。
今大会の勝ち上がり方を見ても、完全復活近いのでは。

ファイナルセット、錦織は粘りを見せましたが2ndセット以降はずっとジョコビッチペースでした。
むしろ1-6で落とした2ndセットの方が錦織のプレーは良かったと思います(セットの最後を除いて)。

マドリードより差は縮まったし、そんなにもったないミスは多くなかったように思います(スマッシュの大凡ミスはありましたが、あのミスは大勢に影響はないと思います。)

結果はとても悔しい。勝てるチャンスもあった。でも、実力で負けた気がします。お互いに自分の力を出し切った状態での勝敗ですから・・・。仕方ないとも言えるかと思います。

決して、もったいない敗戦ではなかったと思います。

ポイントは実はセカンドセット序盤だったと思います(後述します)。

ファイナルセットは、大熱戦だし錦織にもチャンスはあったけど、先ほど述べたように終始、ジョコビッチペース。
錦織は精一杯付いていっていたと思います。

過去の対戦で何回もやられたように、錦織のウィナー級の球をカウンターでより厳しいところに返してきます。
ちょっと前の錦織だと、そのカウンターにすぐやられていたところが、今日は相当に粘っていました。
カウンターに打ち勝って決める場面も数多くあった。
でも、ジョコビッチがそれ以上のショットを繰り出してくるんですよ。

錦織には疲労が出たように思えます。
2ndセット終盤までフルパワーで勝ちきろうとしたのに、返されて返されて徐々に押し返され、心身ともに疲れた。
プレーは悪くないのに1-5というスコアになった。そこでWSOしてファイナルセットに気持ちを切り替えようとしました。

でも、いつもなら切り替えれるはずが完全には切り替えられなかった。ファイナルセットはそれまでよりミスが増えました。
簡単な球の簡単なミスではありませんでしたが、左右に振られたときの精度が下がりました。
これはフィジカルの問題だと思いました。

逆転の錦織、ファイナルセット勝率歴代1位の男とか言われますが、ジョコビッチやフェデラーに対してはファイナルセット負けが目立ちます。
これはやはり、フィジカルだと思うのです。
彼らとの対戦は異常なほど体力を消耗します。
フルパワーで打って、それが返ってきてまたイチからやり直しになるわけですから。
かといって繋ぎに行くと今度は逆襲されます。攻めも守りもできるのがジョコビッチの強みです。

2015 Rome QF Novak Djokovic 61 36 61
2014 ATP Finals SF Novak Djokovic 61 36 60

この2試合が、追いついたが体力を使い果たして、またジョコビッチがファイナルで入れ替えてきてスコアで差を付けられた敗戦。
体力の消耗は同じですが、このときよりは肉薄していますよね。

2016 Rome SF Novak Djokovic 26 64 76(5)

このときは本当に惜しかったですよね。互角の戦いでほんとにあと1本でした。今日はここまでの接戦ではありませんでしたが、食らい付き方はこのときに近い物があったと思います。

ジョコビッチも体力的にきつかった様子が見え始めていましたが、ストロークの精度がジョコビッチが上で、ジョコビッチのボールがコーナー一杯やライン際に先に来るので、錦織の方が振られてしまいますよね。
するとジョコビッチに取って楽な球が来るので、ますます振りやすくなるという循環です。

端的に言えば錦織の方がボールが内側に入っていました。
ジョコビッチやナダル以外であれば今日の錦織はかなり高い確率で勝てると思います。
そういう意味で希望は大変持てる試合でした。

2ndセットのポイントを振り返ります。
1つ前の実況記事に、詳しい試合の経過が載っていますので適宜参照しながら読んでみてください。

まず、1stセットの錦織は完璧でした。
コールシュライバー戦のいいイメージのまま入る事ができ、完全に試合を支配していました。
あのまま6-2,6-3くらいで勝ちそうでした。
そこをジョコビッチが強引な感じで自分のレベルを上げ、流れを壊してしまいました。さすがです。

そして2ndセットに入るわけですが、第1ゲームのジョコサーブで2本の凡ミスが出ます。いずれもほんの僅かで感覚は悪くありません。でも1stセットにはなかったミスでした。
その後BPを奪いますが、ジョコビッチは1stサーブをワイド一杯に入れ、アプローチしてスマッシュ。錦織にはノーチャンスでした。
このBPよりもその前の2本のミスが痛かったということです。
せめて1本に抑えておきたかったですね。
でもここはジョコビッチのサービスゲーム。まだ致命的なミスではありません。

続く第2ゲーム、ブレイクされたのですが錦織がミスしたわけではなく、ジョコビッチがリターンから攻めてきました。
ここも痛いゲームではありましたがジョコビッチを褒めるべきだと思いました。

まだこの時点では錦織のプレーレベルは保たれており、十分挽回のチャンスがあるように思えました。

それを裏付けるように次の第3ゲームでBPのチャンス。
ここでこの試合初めて、「もったいない」と思えるミスが出ます。

たった1本です。このミスがなければ試合は違ったものになっていたかも。
ここで1ブレイク差ながら0-3です。

「あれ?さっきまで完全に錦織ペースだったのに・・・?」

まさにジョコマジックです。このあたりからジョコビッチのミスが減り、ショットの威力と精度が上がっていきます。
そして第4ゲームでは錦織が初めてミスを固めてしまい0−4。ストレートで勝てる望みが大きく後退しました。

ここからはジョコビッチのプレーが冴えまくりです。
錦織も次のゲームをブレイクバックして諦めない姿勢を見せるんですよ。
0−4でしたが私はまだWSO(わざと セット 落とす)してはいけないと思いました。
クレーコートですし錦織のプレーもまだまだ良かったですから、1ブレイク返すとジョコビッチにプレッシャーを掛けることができると思いました。
そしてその通りになり、今度こそジョコビッチを追い詰めることができるかも、と思いましたが、

次の第6ゲームでのジョコビッチが良すぎた。

錦織をベースライン後方に下げておいてドロップショット。
フォアのストレートウィナー級をさらにストレートで返す。読めるわけがない。普通はそこに来ない。
ここも錦織のミスは0ながらブレイクされてしまいました。

この段階で錦織はかなり消耗していたと思います。

この状態でのファイナルセットのあの頑張りは特筆ものでした。

デュースが何回も行き来するゲームばかりが続き、3−3のデュースのとき大きな赤文字で、「ここ勝負所!!!」と書きました。
BPを握りましたが、勝負したバックDTLがネット。

これが最後のチャンスでした。

第2セットの序盤をどこか1つでも取っていればなあ。
ファイナル3-3のこのミスも紙一重ですよ。
勝負するところまでは持って行った。
でも、ショットの精度で下回った状態での長いラリーの連続だったので、いつかは捕まった可能性が高い。
ジョコビッチが気落ちしない限りは。

現状、出せる力は出したと思います。
本当に、なんで錦織の時はいつも強いのと思っちゃいますが、叩き続けて壊れない壁はないと思います。
次の1回がその壊れるときかもしれない。

悔しい気持ちはものすごいですが、内容的には前進です。全仏に向けてテニス的な不安は大きく後退しました。
ロペス戦、ディミトロフ戦、コールシュライバー戦といい試合を3つ揃えた後で、完全復調近いジョコビッチとこの試合です。
大会を通じて良いプレーをすることが出来た。
2017年の状態はすでに超え、2016年の状態に近づいていると思います。

あと1歩、あと1歩です。
全仏でその1歩を詰める可能性を大きく感じました。
いい大会でした。

287 件のコメント

  • ROMさん,
    そうなんです‼️
    私も目ヂカラに注目です‼️(◎_◎;)
    集中してサーブを待つ構えの時の澄んだ目に強い意志を感じてしまう❤️
    あの場面いつも痺れます………。
    確かにねえ、去年は辛そうな表情が見えましたね……。
    でも!今年はチャレンジャー大会の時からずっと生き生きしてる♪( ´▽`)
    ガッツして拳を握る回数をaoiさんが数えて喜んでいたのを、そして私も共感
    したのを覚えています(笑)

    タイチさんやアルトさんも錦織選手大好き仲間だと思います(^_−)−☆
    思入れの強い選手に対しては、いろいろ心配しちゃいますよね〜(^◇^;)
    同じ場面を見ても感じ方は人それぞれですが、このブログの皆さんの
    声も参考にされて、ご一緒に楽しく応援していきましょう\(^o^)/

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  • FUMAさんに同感です。
    去年とは全然違うと思います。
    皆さん仰るように下を向いて考えこむのは変わってないですが、去年は勝っていてもどこか辛そうに見えて見るのが辛かったです。
    最近はプレー中の笑顔が増えたように思います。きっと気持ちが充実しているのだと思います。
    全仏楽しみです。

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  • いよいよ今日パリに向けて出発するみたいですね。
    全仏に向けて意気込みが感じられます。
    何かワクワクします。

    うつ向きの表情についてはROMさま、あけびさまと一緒です。
    Keiピューターをカチャカチャやった後のクイッと顔を上げた時の目ヂカラ!
    今年これが凄くイイです。ガッツポーズも声もしっかり出てますね。

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  • ベスさん,
    教えてくださってありがとうございます(⌒▽⌒)
    綺麗な色❤️
    赤土とグリーンの壁(でしたよね?)に映えますねえ♪( ´▽`)
    コーヒー牛乳ウェア(ごめん>_<錦織選手…)もすっかり馴染んでだんだん気に入ってきましたが、このサーモンピンク?はいい色だわあ( ´ ▽ ` )ノ
    デザインされた方は敢えて明るい色を選んでいると思います。錦織選手の復活にふさわしいように。
    全仏のコートにこのウェアで登場する錦織選手が楽しみです❤️❤️

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  • 小生もFUMA様、Kemika様の意見に同感です。ROM様のご意見も同じ趣旨かと。
     小生自身は感情の切り替えが遅く、さりとて否定的感情をぶつけるようなコメントも書きたくないので、いつも敗戦のあとはしばらく書き込みを自粛しています。今回は、錦織選手の惜敗の前に(故あって二番目にひいきにしている)デルポトロの故障離脱もあって、ますます気分が落ち込み…。しかし、錦織選手が下を向く理由はメンタル的なものとは思えません。ケガで離脱する前の数か月間はそうだったかもしれませんが、少なくとも復帰後は。
     ところで、今の錦織選手にとってジョコビッチに勝つことは、単に「12連敗も喫している相手に勝って不名誉な記録を止める」という以上の、大きな意味があるように感じています。錦織選手自身、ジョコビッチとの対戦を特別なもの、彼への連敗を止めることを克服しなければならない課題と感じているようですが、強烈なサーブやフラット系のFHで相手を圧倒するのでなく、頭脳戦も含めた総合力で勝負している錦織選手にとって、同じように総合力の高さで勝負しているジョコに打ち勝つことは、いわば自分の力量を図る恰好の物差しなのではないかと。だからこそ、彼に負けると普段以上に悔しい。(たぶん応援している側も無意識にそう感じている?) ジョコ戦で錦織選手が下を向いているとき、いつも以上に何か必死で答えを探そうとしてるような、そんな印象を勝手に受けております。その点で、ケガ休養前の常に下を向いていたような状態とはちょっと違うのではないかと。
     今回のローマでの戦いを見ていて改めて感じたのは、調子がいいときの錦織選手はストローク戦でジョコをも上回るってこと。クロスの打ち合いでもしっかり角度がつき、ストレートへの転換も早く、かつ鋭いときがある。そういうときはフットワークも人間離れしていて、相手の揺さぶりにも驚異の対応力を見せる。まさに「躍動」しているわけです。(団長曰くの「くそ強い」状態ですね。)
     ただ、その好調の状態を持続させるのが、どうも特に対ジョコ戦では容易でないようです(あとクレーのナダル戦も)。ストローク戦の力が拮抗しているから、そもそも常にプレッシャーがかかっているのでしょうか。ジョコが錦織の調子の波を見極めつつクレバーにプレーしているという面もあるように思います。さらにリターンが上手いので、錦織選手のセカンドサーブが通常以上にウィークポイントになってしまう。それで、試合の後半に疲れが出やすく、ファーストサーブが入る確率が下がる傾向がある。と、途端に苦しくなってしまう。長らく不調だったフォアハンドが急激に改善されてきた今、ジョコビッチとの一番大きな差はやはりサーブ力。とすると、何とかあと少しサーブ力を高める(打ち分けの確実性を高める?)ことがやはり近道ではないか。それが結局、プレーの「燃費」向上にもつながるのではないか。
     素人の感想でした。

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  • 白髪30%さん,
    書いてくださったこと、とてもよくわかります(⌒▽⌒)
    特に錦織選手にとってのジョコビッチ選手に勝利する意味の部分、ホントにそう
    思います。

    ジョコビッチ戦後のみなさんのコメント、素晴らしくて一言一言心に沁みます。
    もっともっと錦織選手が好きになるし、
    どんどん期待が高まります☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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  • 最近、MLBのオオタニサ~ンにドハマりな旦那にパソコンを占領され、夜は夜更かし応援の反動で早い時間から目と意識が朦朧として、団長さんの記事や皆さんのコメントを読むだけで精一杯。でも反ってそれが良かったのかもしれません。あれだけ悔しかった気持ちがすっかり無くなりました。
    ローマ大会を振り返ってみて、ロぺス戦、ディミトロフ戦、コールシュライバー戦、ジョコビッチ戦と、どの試合も予想の遥か上を行く内容に驚かされました。
    今は、感動と応援出来る喜びを与えてくれた錦織選手に感謝の気持ちしかありません。
    そして毎回そんな気持ちになれるのも、このブログのお陰です。

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  • 白髪30% さん、
    錦織選手の対ジョコビッチ選手に関する考察、
    とても興味深いです。
    「表面ではない深い部分でおきているであろう」と思われる両者の攻防の分析に、いろいろ想像を掻き立てられ、思わず頷いていました。
    特に 
    >「ジョコが錦織の調子の波を見極めつつクレバーにプレーしている」ことや、
    >「強烈なサーブやフラット系のFHで相手を圧倒するのでなく、頭脳戦も含めた総合力で勝負している錦織選手にとって、同じように総合力の高さで勝負しているジョコに打ち勝つことは、いわば自分の力量を図る恰好の物差しなのではないかと。だからこそ、彼に負けると普段以上に悔しい。」 
    などにはまったくもって同感です。

    次こそは! と、いう希望を持って、応援していくつもりです。

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  • ベスさん、
    ウェアの情報有難うございます。明るいピンクのウェアが、とても良い❗です。パンツの色は、フロリダの土を表現していたなんて、然もありなん。
    シューズの色も、ピンクで、ラッキーカラーに、成ってくれますように❗そして、少しでも、錦織君に良いドローが来ますように❗

    ちょうど一年前は、団長さまのロランギャロス行きが、学生の遠足、修学旅行前のように、皆さま、盛り上がってましたね❗今年は行かれないのでしょうか?ね。

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  • 投稿に様々な方からコメントをいただき、嬉しく思いました。ありがとうございました。

    2017年には、しょっちゅうMTOを取っていた錦織選手が今年の復帰からほとんど取っていないことが何より明るい材料だと思っています。

    オーストラリアをスキップ、アメリカシーズンでもあまり試合をしなかったことが、おそらく体にはよかったんでしょうね。
    全仏も楽しみですし、その後の芝、「鬼門」と言われているハレでも良い成績を残して、WBでもベスト8(以上)を狙えると期待しています。

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  • 今、決勝戦を見ました。サーシャがとてもいい顔をしていてちょっと感動してしまいました。これでまた強くなるんだろうな。でも圭くんはその上を行けるはず!これから楽しみしかないですね❗

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  • 気持ちの切り替えって、意気消沈とかでなく、ミスった時に、フッと息を抜き、肩の力を抜いて、今まで剛、剛、剛で行っていたのを柔に切り替える余裕を持って欲しいんですよね。苦しい時こそ笑えって言うし、相手がどうであろうが、柔に持ち込む技術は持ってると思うので、
    苦しい時でもフッと切り替えるメンタル技術が欲しいですね。

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  • 圭くんがポイント間でうつむいているのは確かに昔からなんですが、2014年頃はうつむいてはいるんだけど胸を張ってたんですね。肩が後ろに引かれている感じです。それが昨年なんかは肩から全体的にうつむいてしまっているような感じに見えました。私が思うのは、メンタルとかではなくフィジカル、この場合は整体といった方がいいのかもしれません。今年は昨年よりずっと良い感じに見えます。
    すみません。思っている事を上手く言葉に出来ないのですが、圭くんはメンタルは強いので何か問題があるように見える時は大抵フィジカルの方だと思います。という事です。機会があれば2014年楽天のベッカー戦を見てみてください。私は特に最後のタイブレが好きでよく見るのですが全然違います。

    あくまで私が感じていることなので、昔の事を出すな、と思われたなら申し訳ありません。

      引用  返信

  • youko さん、
    私もそう思います。常々、錦織選手が何か問題があるように見える時は大抵フィジカルだと思っています。私も理由をうまく説明できませんが、敢えて言うなら錦織選手は「身体の状態ありき」だと思います。
    もちろん選手は誰でもそうなんですが、私には「メンタルが主導型で
    良くも悪くもフィジカルをコントロールするタイプ」も居れば、逆に
    「フィジカル主導型で身体的なバランスや充実がメンタル面の強さを支えるタイプ」に見える選手も居ます。
    錦織選手は私にはフィジカルありきのタイプに見える。つまり彼の場合プレイの良し悪しに掛るフィジカルの部分の比重が大きいだろうと予想します。その根拠を示すのは難しいですが、彼がいいテニスができないときは「プレイをできないほどではないけれど何か不調を抱えている」ことが多いという印象を持っています。

    それにあの身体で世界4位にまでたどり着けた人です。メンタルが弱かったら無理な偉業だと思います。
    身体にも才能にも恵まれていてもなお、錦織選手のような偉業を成し遂げるのは凄いことですから、彼の「メンタルの強さ」は信頼していいと思います。

    昨年の怪我前はどう見ても何か身体が「プレイはできるけれど故障をいくつも抱えている」状態だったような気がします。
    私も「今年は昨年よりずっと良い感じに見えます。」に同感です。

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  • 何だかメンタルマネージメントの必要性の話から、メンタルが強いか弱いかみたいな話に変わっていってしまっていますが、錦織のメンタルは強いですよ、間違いなく。錦織がうつむいていても意気消沈ではもちろんなく単なる習慣で、ほとんどの場合、中身はメラメラしてると思います。

    メンタルマネージメントとはそれとは別に、「勝つための技術」なので、もう少し取り入れた方が良いという話だと思います。

    「メンタルの強さ」と「メンタルマネージメント」を一緒に語ると書き手の意図が変わってしまうので、気をつけた方が良いと思います。たぶんタイチさんやアルトさんの言いたいことは「メンタルマネージメント」の話だと思うのですが・・・。少なくとも私はその話のつもりでした。

    もう一度言います。錦織のメンタルは「クソ強い」ですよ。w

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  • 以前、テレビで中尾トレーナーが錦織選手を担当し始めた頃、肩が内側に入ってピグモン(中尾さんも例えが古い)のようだったと話していました。(確か担当は2013年からだと思いましたが)
    その事が体の歪みに繋がり故障の原因にもなるので、内に入っている肩を逆方向(外側)へ反らせ、鳩胸みたいな感じに矯正したことについても話していました。
    2014年頃は、そうやって中尾トレーナーが治していたから胸を張っているように見えたのではと思いました。
    今はロービー大橋トレーナーと分業制みたいなので、それを続けているのかどうかは分かりません。素人考えですが、元々肩が内側に入り易いのではないでしょうか。

    試合中はうつむきながら歩く姿が圧倒的に多いですが、ポイントを決めた後、ドヤ顔しながら肩で風切って歩く事がたまーにあるんですよね。「どんなもんだい!」みたいな。レアなこの表情も好きです。

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  • すみません、アラシみたいな感じになってしまいましたね。
    行動心理学というかスポーツ心理学というか、下(地面)はネガティブ上(空)はポジティブという事のようなのでできるだけ上を向いていて欲しいなと思ったしだいで。
    多くの選手がミスった時ポイント決めたときコーチをたり指をさしたりするのはメンタルコーチにより切り替える条件付けをしているからだと思います。錦織選手はあまりそのようなジェスチャーが見られないということはもっと別な形で行っているのかもしれません。メンタルが弱いとは私も全然思っていません。yuri 様がおっしゃる通りマネジメントの方法として、という視点でコメントさせて頂きました。
    復帰してから今回のジョコ戦までほとんど気にならなかったのですが・・・。
    なかなかファンサイトでの発言は難しいですね。

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  • タイチさん,
    アラシなんてどなたも思ってないと思いますよ。
    こういう風に感じるけど……というタイチさんの感じ方に対し、
    私はこう思う、ああ思うといい意見交流になりました。
    試合中の錦織選手の動き、表情をみんなじいっと見守って応援しているので
    いろんなことに気がつきますものね(^◇^;)
    全仏では話題の動き表情などにも注目して応援します!
    はあ〜それにしても楽しみすぎる❤️

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  • タイチ様、アルト様

    小生のコメントは「メンタル・マネージメント」なるものをよく知らない、無知なオッサンのピント外れの感想文と捉えてください。反論めいたことを書いてしまいましたが、お二人の意見がアラシだったなどとは毛程も思っておりません。そのような印象を与えてしまったとしたら、大変申し訳ない。

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  • 今、WOWOWで2010全仏1回戦 錦織vsヒラルド戦を放送しています。
    ウエアがダボダボで年代を感じますね~。顔もまだ少年な感じでカワイイ。
    「がんばれ圭」とか日本語の声援が聞こえます。今でこそ日本人を沢山見かけるけど、当時は希少だったでしょうね。
    この頃から錦織選手の現地応援している人って凄いと思う。

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  • まずはタイチさま、アルトさま、おふたりのコメントは至極真っ当なご意見として承っております。それに対する私の意見を述べただけです。ご不快な思いをされたとしたら申し訳ございません。

    それから、ここにお知らせするのは本筋から離れるのですが、まずは第一報。
    今年の楽天オープンのチケット情報が公開されました。
    第一次パッケージシート先行抽選販売は6/9〜15、第二次は6/16〜29。
    一日券先行抽選販売は7/14〜24。

    席数が少ないためかなかなかお高めとなっております。
    それとコートなのですが、ニューヨークオープンのような形ですね。

    さて、どうしたものか…。

    https://www.rakutenopen.com/tickets/

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  • あけび様、風様

    共感していただき、ありがとうございました。私自身が、錦織選手がジョコビッチに負けると異常に悔しく感じるので、その原因を分析していたら、あのような考えにたどり着きました。個別に見ると、皆様がそれぞれ書いていらっしゃることの寄せ集めに過ぎませんが、小生なりに納得しようとして文章にした次第です。

    それにしても、このブログのコメント欄は不思議です。ここを見るようになってから、明らかにテニス観戦の楽しみが広がりました。かつて東京にいたときはテニス観戦仲間がいましたが、いまはもっぱら一人でテレビやネットで観ているので、有難みがひとしおです。

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  • おけいさん,
    私も見てます(⌒▽⌒)
    話し方が可愛い❤️………と言っても20歳か……(^◇^;)
    ジョコビッチ戦が楽しみだって♪(´ε` )
    どこまで通用するか…と思っているあたり、チャレンジャー精神旺盛。
    怪我明けというところ、今年の錦織選手と重ねてチョイスしたんですかね。
    この当時仕事に必死なわたしは全く知りませんでした。
    改めて生観戦気分で見ることにします。

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  • 修造 さんが現役時代に、ラメシュ・クリシュナン選手がいましたが、修造 さんとエキシビジョンマッチで日本で対戦しました。
    今でも印象に残っているのが、解説の方が指摘された「クリシュナン選手は、どれだけ劣勢になっても胸を張って、常に前を向いて戦っている。この姿勢は是非、見習ってほしい」みたいなことでした。
    クリシュナン選手は、インドの選手でしたが、決して大きくありませんでした。
    大きくない選手が劣勢時に俯いてしまったら、余計に小さく見え、自信なさげに見えてしまいますかね〜
    盛田会長がファンドを立ち上げ、少年期から選手をIMGへ送り出した理由にも、海外勢を前にしても、気後れせずにすむように〜みたいなのもあったかと思いますが…
    まぁ、錦織選手は、もはや別格かと思いますが、ライスト観戦時等に、日本選手が劣勢時に俯いていますと、「前を向け〜‼️、戦え〜‼️」とブツクサと呟いたりしてます🙇

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  • ジョコビッチ選手が錦織選手の高いロブを空振り!(◎_◎;)
    レアなもの見た(笑)

      引用  返信

  • タイチさん、
    アラシなんて誰も思わないと思います。
    みんな自分の意見を語っているだけで、いろんな意見が出てくることが
    観戦の楽しみを倍増する面もあると私は思います。
    だから様々な意見をここで読ませていただけることは喜びでもあります。
    意見が違ったりして、違った角度からの視点を気づかせてもらえるのも
    このブログならでは、だと思います。だから「皆な違って皆ないい!」
    をモットーにしたい。
    そして自分と同じような意見を見かけたら「私もそう思う」とコメントさせていただいています。
    「団長さんと、このブログに集う皆さま」の懐の深さゆえ、のことだと
    ありがたく思っているひとりです。

      引用  返信

  • おけい様、あけび様、
    wowowで放送中の2010全仏2回戦錦織対ジョコビッチ、私も観てますが、面白いですね!
    当時のジョコビッチ選手はすでに世界ランク3位だったようですが、錦織選手も決して負けてない、拮抗したいい試合してますね~!当時全くテニス観戦に目覚めてなかった自分には新鮮で興味深いです。
    確かにウェアには時代を感じますよね。それにしても二人とも若い!ジョコビッチは今よりだいぶがっしりしてますね。

      引用  返信

  • おけいさん、あけびさん。
    私も、見てます❗
    私も、ナマ観戦気分で、すごい声援したりしてます。
    ホントに今の錦織君と重なります、フォアハンドが凄い❗ですう。初対戦から熱戦を繰り広げてたんですね。(て、古くからのファンの方には、呆れたコメントで、すみません。てか、羨ましい❗です。)

      引用  返信

  • あけびさん、二コダイさん、なっちさん
    見てますかー 。 ^^
    ほんの3日前、現在の二人を見ているので不思議な感じです。
    宿命の対決はこの頃から続いていたんですね。
    二十歳の錦織選手もなかなかやります。大器の片鱗を見せている。
    ジョコビッチ選手も観客も錦織選手の只者ではない雰囲気を感じ始めています。
    それとジョコビッチのウエアの背中に羽が・・・・。

      引用  返信

  • おけいさん,
    わたしも背中の羽が気になって…(^◇^;)イケて…ない……………。
    スコア以上に迫っている錦織選手♪(´ε` )
    若者らしくのびのびプレーしてますねえ。
    ちょっと思ったのは、この頃の錦織選手とチョンヒョン選手とかシャポバロフ選手
    とかと戦ったらどんな感じかな?いい勝負をしたんじゃないかな♪( ´▽`)
    叶わぬことですけど。
    この試合が2人の対戦の始まりなんですね………。
    USOでジョコビッチ選手に勝つ!っていうイメージなんですけど、こういう試合を
    見ると、全仏で❤️っていうのも意義深いかなあ…。

    あっ!ヒャッホー♪なんていうショット!

      引用  返信

  • 初めて対戦したこの試合の時から
    ニシコリハ カナラズ タタク (♯`∧´)
    と誓ったのかもΣ(゚д゚lll)

      引用  返信

  • とうとう最後まで見てしまいましたσ^_^;
    みなさんが錦織選手のフォアがあ!と良く話題にされていましたけど、なるほど
    このようなショットを繰り出していたんですね。(しかもこの時怪我明けで50%と
    か) この時から8年………。素晴らしいショットを打っていくことだけでなく、試
    合で勝ち切るための心・技・体を向上させてトップの仲間入りを果たした錦織選
    手の努力に改めて敬意を表します(*^◯^*)
    この時とはまた違う輝きを今の錦織選手に感じます。
    WOWOWの術中にハマり、全仏への関心、期待は高まるばかり\(^o^)/
    明日は初めてのセンターコートでナダル選手との対戦ですって!

      引用  返信

  • 2010年の全仏見ました〜。
    すごくワクワクしながら見ました。このころの圭くんのプレーは本当にワクワクしますよね。
    攻めて攻めて攻めまくる気の強さ。コートの中を走り回って、相手のコートにびっくりするようなボールを沈める技術。懐かしかったです。今のプレーとは少し違いますね。あのころのようなフォアハンドが見て見たいですが…。
    来週からの全仏もとっても楽しみです✨💓
    頑張れ、圭‼️

      引用  返信

  • おけいさん、
    まだ、二人がユニクロブラザーズ(ウェア)に、なる前❗ですね。それにしても、錦織君の生きの良いこと❗その後の二人の関係性を、暗示するような、初対戦でした。

    ROMさん、
    楽天のチケット情報、有難うございます。
    私には、高嶺(高値)の華です。(T^T)

      引用  返信

  • メンタルマネージメントについて。自分の気持ちの上げ方や相手への見せ方、諸々あると思いますが、“余裕”という視点から興味深い一例を。。。

    一昨日の報道ステーションで修造さんが内村航平選手にインタビューしていたものを録画で見て、すごく納得したのでご紹介します。ご覧になった方はスルーを。そのままの言葉を使いたいので、長くなってしまいますがご容赦下さいm(__)m
    私は、錦織選手と完全にダブりました。

    全日本で負けて3位発進から、逆転でNHK杯で優勝。
    その後のインタビュー。

    内村選手:
    「(全日本で)やっと負けたっと思いました。(中略)負けは負けで嫌なんですけど、やっと解放されたよ、みたいな。今までは結構苦しく体操やってきて、練習もそうだし、すごい突き詰めて、突き詰めてっていうので苦しいなって感じ始めてた時だったんですけど、負けてスッキリしたっていうのが分かって、また改めて勝てた、あっ、やっぱ嬉しいな、勝ちたいな、みたいな。楽になってすごい冷静になったんですよ。」

    修造さん:
    「なんかメンタルがすごく強くなったっていう捉え方もできるなぁって思って。聞いてると。」

    内村選手:
    「多分、メンタルはそこまで弱くなかったと思うので…、なんかこう、“余裕”ができたって感じです。試合で上手くいく、メンタルが強い、でもその余裕な部分ではなかったんですよ、やっぱ。」

    修造さん:
    「今日の試合で、その余裕っていうのはどこらへんで感じ取れました?」

    内村選手:
    「やっぱり鉄棒やる前に、これ決めたらちょっと休めるって思えたとことか。平行棒終わった後に、今日は、夜、なに食べようかな、とか。今はほんと、自分の中で気持ちの上げ下げが自在にコントロールできるみたいな。」

    修造さん:
    「前は、そう思えなかった?」

    内村選手:
    「次やることしか考えてなかったです。次の種目、決めなきゃいけないな、とか。」

    修造さんナレーション
    「気持ちをコントロールすることで、勝負を左右する重要な場面でも完璧な演技。一度負けたことが、更なる成長をもたらし世界体操への切符を手にしたのです。」

    内村選手:
    「(“I was King.” 発言を受けて)今は、“want to be”です。“なりたい”です。」

    修造さん:
    「(負けたことによって)勝ちってこんなにいいもんなんだって、勝つってこんなに面白いんだって、もう悟りをひらいている人ですよ、完全な。でも、それで何を感じたかって、向き合ったことによって初心の体操ってこんなに面白いっていうものを取り戻せたってことが、負けたことによって一番掴んだものなんでしょうね。」

    去年の錦織選手は、MS・GS優勝を狙ってかなり自分自身を追い込んでましたよね。周りの期待も私たち錦鯉も“今年こそは!”って期待値MAXでした。でも、南米クレーあたりから少しずつ歯車が狂いだして、結果的に体にも更に負荷をかけてしまい、心身共に“余裕”はなかっただろうなって想像します。“余裕”がなければ勝っても当たり前で楽しくないし、勝つことが楽しめないのに試合自体楽しめるわけもないですよね。

    やばい、途中で投稿してしまった。

    とにかく、今テニスを楽しんでいる錦織選手が見られて、幸せです。

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  • あ~!WOWOWきのうやってたんですね!みそびれたぁ。
    若いころのVSジョコビッチ・・見たかった、ざんねん・・今日はみなくちゃ

    ROMさんチケット情報ありがとうございます。今年は女子とのコラボチケットはないのかしら?

      引用  返信

  • つるみさま
    ジャパンウィメンズオープンは今年は広島で開催なのでコラボはないと思います。TPPOは立川開催ですがまだチケット情報が発表されていません。どうなるのやら…。

    とにかく楽天は今年高めです。東京在住なので海外に行くことを思えば…ですが。一介の専業主婦(たまにパートおばさん)にぱっと出せる金額ではないですね。メインアリーナにテニスコートが2面、練習コートはどうするんでしょう。

    発売までまだ少し時間があるので考えますが、全仏見たら行きたくなっちゃいそうな予感もしています。

      引用  返信

  • aoiですさん,
    以前にも内村選手を通して錦織選手への思いをコメントされたことがありますね。
    共感したのを覚えています。
    その番組は見ませんでしたが、NHKスペシャルで内村選手を取り上げたのを見ま
    した。あまりに長い間のチャンピオンゆえの葛藤、苦悶、新しい技の挑戦……。
    なので全日本、NHK杯を注目していました。
    連覇を逃した全日本も、再び勝利を手にしたNHK杯もスッキリとした表情でした。
    自分の体操が、テニスがやっぱり好きという感情を自覚することが大事なんだと
    思いました。羽生結弦選手も言ってた(⌒▽⌒)今ノリノリの栃ノ心も(笑)

    余裕ってかなり難しい境地ですよね?
    いろいろな苦難を乗り越えて、自分の競技に対する喜びを自覚して、さらに勝負
    の世界で先頭を走るような、突き抜けた人でないと得られない高度なもののよう
    に思います。これを手に入れたらプレッシャーとはオサラバっていう感じです。
    テニス界では怪我後の2017年からのフェデラー選手にそれを見て取れます。

    いやあ〜スポーツは奥が深い( ̄ー ̄)
    そしてだからこそ楽しい。30歳を過ぎた錦織選手がその境地を掴んでくれたら…
    いやいや、それは求めて得られるものではなさそうです。

    翻って勝敗だけに固執した結末(−_−#)
    ラグビーの彼…体をぶつけ合うラグビーが好きという気持ちを完全に壊されて
    もう2度としたくないと言わせてしまうなんて…憤りを感じます。

      引用  返信

  • 今日は。
    スポナビに、修造さんの一問一答コラムです。
    <錦織らしい「攻撃的なフォア」復活に期待 松岡修造が語る全仏テニス見どころ>
    https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805160007-spnavi?p=1

    既読の方も多いかもですが、そのスポナビに内田暁氏がコラム掲載です。
    <錦織圭「ここから這い上がらなくては」 ノーシードでの戦いを経て全仏へ>
    https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201805220008-spnavi
    記事中の写真の解説文に「審判とコミュニケーションをとる錦織」の記述。いやいやいや(苦笑)

    さて、現在の錦織選手。
    這い上がるために日々RGで練習を。RG公式が昨日のチョリッチ選手との練習をアップしていますが、チョリッチ選手も呟き。
    https://twitter.com/borna_coric/status/998892700198952960
    どの大会でも、開幕前や開幕中に練習相手が次々呟いてくれる。錦織選手はそういう存在なんだと改めて誇らしく思います。

      引用  返信

  • あけびさま,
    中途半端なコメントに返信いただき、ありがとうございます。
    様々なスポーツのアスリートの皆さんの言葉って、胸を打つものが多いですよね。特に怪我を乗り越えた選手の言葉には余計に胸を打たれます。(前週のバドミントンの奥原希望さんの怪我明けの言葉も素敵でした。)
    試合に臨む前、試合中、試合後のメンタルコントロールってアスリートの皆さんは日々日常的に行っているわけですが、私なんかの予想を遥かに超えるほど本当に大変だと思います。
    以前下団さまが仰ってましたが、内に秘めてるだけでなく負けても疲れきってても言葉を選びながら記者会見もしなければならないし、試合中はもっと大変で、何千、何万人の前で、時には野次も飛ぶ中で相手との駆け引きをしながら瞬時に最適なものを判断するだけのメンタルを維持するって、一般人には震えが来ちゃうほど大変。。。
    フェデラー選手は究極かもしれないですけど、フェデラー選手にはフェデラー選手のやり方、他の選手にもそれぞれやり方があるように、錦織選手には錦織選手に合ったやり方を見つけて、試合の前、中、後のどこかでテニス自体を楽しんでいてくれることを私は一番望みます。多分、それは結果にもつながると思いますから。

    今、全仏に向けて心身共に充実した状態だと思うので、復帰後初めての5セットマッチですが、今の力を出しきって、できれば新たな可能性が引き出されて、収穫の多い大会になることを願っています。

      引用  返信

  • aoiですさん、私は、その番を見ていなかったので、有難うございます。
    先のモンテカルロ大会決勝、ナダル戦を前に、錦織君が、「苦しみながらも、楽しんで出来ると思う」の言葉に、まるで、悟りの境地、じゃな、錦織君は。と、感じたのを、思い出しました。
    内村航平君が、プロ転向するにあたり、錦織君を参考、お手本にしていると、紹介くださった方がいらっしゃいました。(すみません、どなたか、忘れてしまいました、aoiです、さんかな?)超一流のアスリート同士、共通項が、たくさんあります。

      引用  返信

  • 修造さんのコラムですが、
    あまりにも、内容が自分の感覚と違うので、あれ、と思ってよく見たら、
    なんと、取材をしたのが5月1日!
    それを今頃掲載すること自体、影響力が大きい方だけに、どうかと思いますが、
    それにしても、それから3週間の間に、勢力図が大きく変わってしまったことに驚きです。
    マドリード・ローマの展望としても、まったくの的外れ! それほど想定外の変化!
    モンテ後では、ナダル選手の磐石ぶりに、ズベレフ選手やティーム選手が敵うはずもなく、
    ジョコビッチ選手の復活はまだまだ先だという見方は、仕方がなかったと思います。
    一流の選手たちは、一流のスタッフの協力の下、日々進化し続けますので、
    現地で練習の様子からしっかりと取材しない限り、予想は難しいですものね。

    拘るようですが、錦織選手が、敗因に「判断ミス」と「メンタルの弱さ」を上げていたこと、
    それは、剣を構え、ジリジリ動きながら、相手の隙を覗う剣豪の決闘のような、息詰まるラリー中、
    下手に責めれば返り討ちになるけれど、攻めなければ負ける。
    そのギリギリの攻防中に、いくつか甘い球を見逃した残像記憶があるのではないかと想像します。
    それほど今、動体視力や試合勘が研ぎ澄まされてきた。フィジカルもリハビリを経て向上している。
    だからこそ、いい状態ではあるけれど、活断層のような爆弾を抱える手首のことを忘れないでほしい。

    できれば、ドローは、1,2回戦に重い相手が来ないよう祈ります。
    修造さんが仰る、崖っぷちの戦いを続けるのは、もう少し先でいいと思います。

      引用  返信

  • すみません、5月1日ですから、バルサ後ですね、ごめんなさい。

      引用  返信

  • なっちさま,
    返信ありがとうございます。
    ナダル戦前の錦織選手の言葉、そうでしたね。
    復帰してから、かつてのように『楽しむ』という言葉が頻繁に出てくることが嬉しいです。
    先の奥原選手も、再発した膝の違和感があるまま開き直って強敵と再戦した時、負けはしたものの「駆け引きが出来るようになった。これが本来のバドミントンだ。その楽しさを感じながらバドミントンが出来るようになった。」「やっとここから。スタートラインに立てた。」って。
    錦織選手も今、純粋にその駆け引きの楽しさを味わっているんだろうな、って思います。試合中、時々そんな表情が垣間見えることも(^^)
    内村選手がプロになる時、錦織選手のようになって体操を広めたいって言ってましたね。ご紹介したのは私ではないと思いますが、その時私も嬉しかったことを覚えています。
    年令に関係なく、スポーツにかかわらずどの分野でもそうですけど、一流の方たちに学ぶことは多いですね。

      引用  返信

  • う、う、うううううううう(T_T)
    2015 準々決勝 ツォンガ戦…………
    結末はわかっているのに………、まあ〜ことごとくミス で辛い >_<

    この後、どうやって3・4セットを奪ったのか。
    でもファイナルで負けるんですよね………。
    この試合のチョイスの意図はなんだ⁉︎

    などと1人ぶつぶつ言いながら、それでも見てしまう(^◇^;)
    この試合当時、見ていたはずなのに。
    あ〜、この中断があったんだった。そこで切り替えたか………。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。