このブログにもたびたび登場するシドニー大学のCross教授は、「テニスの物理」の第一人者です。
教授のホームページには、ハイスピード撮影されたラケットとボールのインパクト、バウンドの瞬間などの貴重な動画がおさめられています。
ぜひ一度ご覧ください。
GAORAのデルレイビーチの放送の中で丸山薫さんが、
「錦織と話していたら、USオープンフェレール戦の話題になって、第4セットはわざと落としたと言っていました。大物だ。」
と言っていました。
いわゆるWSOですね。
W わざと
S セット
O 落とす
先日こんな質問を受けました。
「もっとスピンをかけたいのですが、ガットをもっと硬く張った方がいいでしょうか?」
実験によるとテンションを変えてもスピンの量は変わらないそうです(出所:Technical Tennis: Racquets, Strings, Balls, Courts, Spin, And Bounce
, p.80)
しかし、それでも私は「スピンをかけたいなら硬い方がいいです」と答えました。
錦織の復帰が延期になりましたので、またしばらく私のヨタ話にお付き合いしていただくことになりましたw
今日はボレーは振るべきか?振らないべきか?について考えます。
ボレーはストロークと違い、打つまでの時間的余裕がありません。
ストロークのような大きなテイクバックとスイングをしていては、間に合いません。
同じラケット2本を、1本は55ポンド、もう1本は50ポンドで張って打ち比べてみました。
テンションの違いは感覚的には分かっているものの、あまり同時に打ち比べてみることはなかったので、試してみようと思いました。
一般的な感覚と異なり、テンションを変えてもボールのスピード自体はほとんど変わらないということは、「テニスの物理」シリーズでも述べましたが、それを確かめるという目的もありました。
【お願い】明日の錦織圭トークイベント@南砂町に参加される方、いらっしゃいましたら、簡単で良いのでどんな感じだったかレポートしていただけないでしょうか。どうかよろしくお願いしますm(_ _)m
インパクトにおいて、ボールがラケットに接触している時間は0.005秒前後だそうです。