ラケットの性能は確かに上がりました。
しかしそれは20年前と比較してのこと。最近10年間、様々なテクノロジーが発表されてきましたが、果たしてそれらは有効なものではあったか個人的には疑問に思っています。
良く言われることに、「ラケットが進化したので、サーブアンドボレーヤー(ネットプレイヤー)がいなくなった」というものがあります。
確かに一昔前と比べてプロのストローク力は格段に上がりました。ちょっと苦しいところからでもエースを取ることができますし、まるでピンポンのようにボールが行き交っています。
コンピュータはCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェアをOSなどのソフトウェアで動かしていますが、人間についても基本的に同じです。
腕や足などのハードウェアを脳みそに搭載されたソフトウェアで制御して動かすわけです。テニスも同じ仕組みで行われます。
体全体をハードウェアとして考えると動きの速さ、腕力、動体視力などが「スペック」となります。同様に配球、ショットの選択、戦略などをソフトウェアとして考えることができます。
テニスなんでも相談室の鼻血です。今日のお便りはテニス少年さんから。なになに?「試合になると緊張してしまいます。どうしたらいいですか?」
うんうん、そうだねー、わかるよ。試合、緊張するよね。
おじさんも経験あるよ。初めて出た試合は、ネット際10cmからネットするという離れ業をしたし、空振りもしたさ。
大人になってからも、ビビって落とした試合も結構あるよ。そんな私が言うのもなんだけどさ。経験から効果があったことを教えるね。なんか前にも記事にした気もするけど、気にしない。 (続きを読む…)
あくまで私の場合ですが、試合前に意識しておくとよいことをまとめておきます。
一番いいのはリスト化して紙に書いておくことですが・・・。
私の場合専用なので、一般的には当てはまらないと思いますが、考え方として何かの参考になればと思いました。
ちなみに、例えば「サーブはコースを打ち分ける」とかは書かなくても大丈夫なので書いていません。忘れがちなことについてのみです。 (続きを読む…)
「どのラケットを買えばいいでしょうか?」と質問を受けることがあります。難しい質問です。
各メーカーの現行モデルに詳しいわけではありませんし、結局は自分の好みの押し付けになってしまいがちです。
それに、ラケットはその重量と配分、剛性の違いによって大まかにタイプ分けができるものの、同じタイプの中では、「ボールの飛び方に関しては」それほど違わない、違いようがないというのが持論なので、あいまいな答えしかできないことが多いです。
それでもラケットが違えば、たとえ同タイプのラケットでもかなり感覚的に違って感じられるのは事実です。それは、実際のボールの飛び方とはあまり関係のないところでのラケットの特性が、フィーリングに大きく影響するからだと思います。
私のバイブルの一つ、「Technical Tennis」より、ラケットを選ぶときにありがちなミステイク、について抜粋します。
ちなみにこの本はフォームやメンタルについては教えてくれませんが、ラケット、ストリング、ボール、コートサーフェスがどのような特性を持ち、ボールがどのように飛び、どのようにバウンドするかについて科学的データに基づいて教えてくれる素晴らしい本です。
この本の前身である「The Physics and Technology of Tennis」があまりにもマニアックすぎて、読者が限定されてしまったという反省からできた本なので、英語ではありますが、内容の割にはかなり読みやすく書かれています。