読者のkinopikoさんが、楽天オープン2日目の観戦レポートを送ってくださいましたので、紹介させていただきます。
kinopikoさん、ありがとうございました!
2日目雨模様、9時に会場に入りました。
コートでは鈴木貴男と伊藤竜馬が練習中。
席はコートサイドの2列目です。
迫力があります。
「あーあ、去年は圭君が練習していたのにな~」と、しばし感傷に浸る。
しばらくしてヒューイットが入って来ました。
誰と練習するのかな~と思っていたら
真黄色のTシャツを着たキリン!いやデルポ様が登場。
先に待っていたヒューイットの前をどんな顔して通るのかしら・・と凝視してたら
ベンチ前に立っていたヒューイットがラケットを持ってはにかみながら挨拶。
先輩を待たせるなんて!と思ってしまいましたが、やっぱり実力の世界なのね~と妙に納得。
後にわかったことですが、デルポのアイドルはずっとヒューイットなんだそうです。
とにかくデルポの大きさに圧倒、ネットがすごーく低く感じました。
そしてボールの音がダントツに違いました。
1試合目は伊達公子御大。
女子に興味がなくなにげに見ていたけど、思った以上にボールが早い、ネットすれすれ、機敏なフットワーク
39歳でこれはやっぱり感動してしまいました。
その後、新人賞のセレモニーに圭君が登場。
何気にパーマのかかった髪が「大泉洋」化していた。
多くのフラッシュにいつものハニカミスマイル連発でした。
ここで個人的な意見。
脱パーマ、脱ネックレス!!
素朴な圭君が好きです。
2試合目、ヒューイットvs伊藤竜馬
2セット目に入ってからは伊藤竜馬の健闘が光りました。
生「カモ~ン!!」が聞けて感動。
何だか一生懸命なヒューイットが好きになりました。
途中圭君が関係者席に登場。私のすぐ近くに来ました。
松岡修造なめの圭君を撮りたかったのですが、無理でした。
珍しいメガネ姿にはやられました。
圭君は伊藤、添田の試合を観戦してましたが、終始落ち着きが無く、携帯?かなにかをいじっていました。
これはゲームイベントの時もそう、じっとしていられないんだな~と感じました。
飽きちゃうから同じ練習を続けられないと何かで読んだことがあります。
でもこの姿勢があのバラエティに富んだプレイにつながるんだと妙に納得。
デルポの試合中に抜け出して圭君のイベントを見に行きました。
デルポは鼻水をズルズル、ラリーの後は息がゼイゼイしていたのでもしや風邪?とすぐにわかりました。
案の定負けてしまいました。
圭君、フェデラー、マリーの欠場にデルポの1回戦敗退、呪われた楽天と思ったのは私だけじゃないはず。
イベントの模様はレポ済みですね?私は写真を数枚撮りました。
手が届きそうな所に圭君が!!
でも早くコートでの圭君のプレイが見たいな~と痛切に思いました。
きっと圭君自身が一番思っているんでしょうね・・。
ちなみに圭ママ圭パパも来ていました。
化粧をして正装していたママはやっぱり綺麗!
圭君のルーツここにありっ!って感じでした。
ダンディなパパも、「錦織圭 15-0」著者の神(こう)さんも近くで見れて充実した1日でした。
楽天オープン第2日目、10月6日の観戦レポートその3です。
長文すぎて読んでもらえないかもしれませんが、この試合だけは省略するわけにはいきませんw 自己満足の世界です。
この日は当初、センターコートでの男子5試合+伊達さんの試合に加えて、1&2番コートで男子4試合が予定されていました。
しかしあいにくの雨のせいで、1&2番コートの4試合はナショナルトレーニングセンターなどでの無観客試合になるのではないか、ともっぱらの噂でした。
それでも、過去の経験では一部の試合はセンターコートに移動になったりしていたので、サントロ師匠の試合がセンターに移動してくれることを祈っていました。
そして昼過ぎ、唯一サントロ師匠の試合だけがセンターコートに移動してくることに決まり、歓喜の声を上げたのでした。
初来日のサントロ師匠ですが、師匠の試合を生で見たのは、実は初めてではありません。
2004年の全仏ダブルス準決勝、あのブライアンズを破った試合をこの目で見たのです!・・・・・師匠は豆粒大でしたが・・・。
このときの師匠&ロドラペアはもう上機嫌で、試合後、身に付けたものを脱ぎ捨てては観客席に投げ入れていました。
そういうわけで初師匠ではないものの、シングルスは初めて、近くで見るのも初めてのサントロ師匠に、試合前からテンションあがりっぱなしです。
サインがもらえる位置で観戦していた私でしたが、それまでの6試合では一回もサインをもらいにいきませんでした。しかしこの試合だけは別。最初からサイン貰う気満々した。
対戦相手はカザフスタンのゴルベフ。69位の選手ですが、ショットが強烈です。
回り込んでのフォアのダウンザラインが火の出るよう。
そしてこの選手、まるでソフトテニスのように、バックハンドをフォアハンドと同じ面で器用にさばくのです。いまどんどんランキングを上げてきている選手。
またもや掘り出しものの中堅選手を見つけてしまいました。とはいえ、サンクトペテルブルグで決勝に進出したりしていましたから、知っている人は知っている選手だと思います。
師匠のテニスは、分かってはいたけど衝撃的でした。
フォアハンドのスライスのコントロールは何ですかあれは。
横から見ると、軌道が一定なんですよ。
それから、なんであんなに「間」があるんですか。
ボールが飛んでくるまでの時間は万人に平等なのに、サントロ師匠のまわりだけ時間の進みが遅いみたい。
追いつきさえすれば、相手のどんな強打でも吸収してしまう感じです。
サーブは速さこそ並ですが、コントロール異常。
ネットプレイのタッチも異常。
とにかく「ボールをコントロールするとはこういうことだ」、といわんばかりのテニスでした。
バックハンドはライジングが上手く、相手の球をそっくりそのまま返す感じ。おまえは鏡かwww!
このテニスは何なのだろう・・・うーん・・・とずっと首をかしげていましたが、なんとか分析。
まずはボールの軌道認識が早い。
どのくらいのスピードでどこに落ちるか、どんな跳ね方をするか、認識が早いです。
その結果、まったく無駄なく打点に入ります。特にバックハンドの通常ショットは、ほぼ最短距離を通って入ります。
フォアハンドは逆に、下がりながらスライスで打つことも多いです。前に踏み込んでいくスライスではなく、横に踏み込んで懐を作り、コントロールします。
普通の人が同じ打ち方をすると、手打ちになってボールが浮いてしまいそうなものですが、師匠のスライスはきっちりボールを抑え込んでいます。
次にテニスに対するコンセプトそのものが優れています。
「もう、私は組み立てでポイントを取るよ!ボールの威力は適当にあればいいよ!」
と言わんばかりのテニスなのです。はい、わかりにくいですね・・・。
単純につなぐだけ、ミス待ちのテニスではないのです。攻撃もします。
攻撃は主にネットプレイです。前に出れる球を探しています。前に出たら、なぜか抜かれません。読みも抜群です。
相手がパスを打つぎりぎりまで、あの大きな目で見つめている感じです。予測もばっちり。
自分は無理せず、相手に無理させる、そんなテニスです。
技術としては、ボールをラケットフェイスの真ん中でとらえる技術が突出しています。
これは全プロの中でも上位です。
フェデラーなどでも、手首を使いすぎてフレームショットにしてしまうことが結構ありますが、サントロにそれはありません。
打ちこまれて体をよじって当てるだけで返す時も、ちゃんとフェイスの真ん中でボールを捕らえています。
それがあのコントロールの良さにつながっています。
フットワークの良さも見逃せません。
ドタバタしているように見えますが、よく動いています。
サッカーで言う「献身的な守備」という感じです。なぜかこの言葉が頭に思い浮かびます。テニスであまり使う表現じゃないですが、この言葉がぴったりです。
打点への入り方は、最短距離(ボールの軌道に対してほぼ直角)、真横、後ろに下がってからの回り込みの3種類をうまく使い分けています。要するに丁寧なんです。
現代テニスでは、後ろに下げられてしまうと苦しくなるものですが、師匠の場合はコントロールがいいのと、読めないのとでなかなか相手もリズムよく攻めさせてもらえないようです。
結果として攻めるべき球だったのに見逃してしまった、そんな場面も結構ありました。
そして、ちょっと威力のある球に対してはすかさず下がりますが、それでいて打つ時の態勢は前向きのベクトルを上手く保持しています。
相手としては、自分の球がどのくらい利いているのか、非常に分かりにくい選手だと思います。
逆に、大したことない球でもわざと大げさに取っているようにしている節もあるので、利いているように見えて利いていないということもあり、ますます相手は混乱します。
この試合も1stセット序盤、ゴルベフは完全に師匠の術中にはまってしまい、根負けしてミスを繰り返していました。
師匠はサービスゲームはネットプレイ交えて危なげなくキープ、リターンゲームはしぶとく返してゴルベフのイライラを誘うことに成功していました。
しかし1stセットも終盤に入って、師匠の球に慣れてきたのかゴルベフのストロークが決まり始めます。師匠も抵抗しますがタイブレークを5-7で押し切られてしまいます。
2ndセットに入り完全にペースを取り戻したゴルベフは、ものすごいバックハンドのストレートでエースを連発します。
師匠は苦しいながらもなんとかキープしてついていきます。
そしてコートチェンジのときにはボールボーイになんとコーラを持ってこさせますwww 500mlを2本。
試合中にコーラがぶ飲みするアスリートを初めて見ましたwww。ゲップが出て困らないのでしょうか・・・。
4-4でバックハンドウィナーを3本取られ、5-5でも0-40の大ピンチ(ここは本当に負けるかと思った・・・)を迎えたサントロ師匠でしたが、
そこをコーラパワーで何とか切り抜けると、
気合のパッシングショットを見せたサントロ師匠が2度目のタイブレークを7-2で取って勝負はファイナルセットへ。
会場はすでにサントロ大応援団と化しています。
10時を過ぎているので観客数は減りましたが、ほとんどがサントロの応援で妙な一体感がありました。
あちこちから「Allez, Fabrice !」の声がかかります。
もちろん私も、何回も大声で応援しました。
しかしやや疲れが見えるサントロ師匠、0-2とリードされてまたもやピンチです。顔も赤くなってきて、相当きつい様子。
しかしここからがマジシャンの本領発揮。
本当に手を変え品を変え、ゴルベフのテニスを崩しにかかります。もう一回気合を入れなおして、コートカバリングも一層頑張るようになりました。
それが実を結び、ゴルベフのボレーミスを誘ってブレイクバックすると、2-2からの第5ゲームはネットプレイを駆使して再びブレークします。
ブレークとなったポイントでの師匠のボレーがアウトだとクレームをつけるゴルベフ。激しい抗議です。しかし当然認められるわけもなく、観客も誰も味方になってくれるものがおらず、孤立してしまいます。
フランスで同じことをしたら大ブーイングが起きるような状況でしたが、そこはさすが日本。大きな混乱もなく試合は再開されますが、もうゴルベフの精神状態は元には戻りませんでした。
あとは師匠が本当にスイスイをポイントを重ね、そのまま6-7(5), 7-6(2), 6-2のスコアで勝利!
ちょっとゴルベフはかわいそうでしたが、師匠は最初で最後の日本だから、今回は許してね。
あの気持ちのよい強打は一見の価値あり。また日本に来てほしいところです。
試合後はすごいサイン攻め。
この機会を逃したら、もう二度と師匠のサインが貰えない可能性が高いですからみんな必死です。
私も必死でした。
「押さないでください!」の声多数。
私の前の太めの男性、私は押してないにも関わらず、スペース確保のために思いっきりヒップアタックしてきます。
ちょっと混乱気味でしたが、サントロは上機嫌。
それはそうでしょう。いい内容で買って、観客もみんな味方だったのですから。
こんなにファンがいるなら、もっと早く来るんだったな
そう思ったかどうかは分かりませんが、きっとサントロも応援に喜んでくれたと思います。
私はとにかく師匠が日本に来てくれたのがうれしかったので、シモンのときと同様、
Merci d’etre venu ! Suis vraiment ravi ! (来てくれてありがとう!私は本当にうれしい!)
と声をかけると
Merci a vous ! (ありがとう!)
と答えてくれ、優先的にサインしてくれました。ああああ、一生の記念じゃああああああ
と、この日は14時間も観戦しましたが、最後に最高の試合が見れて幸せでした。
サントロ師匠、ありがとう! そしてお疲れ様でした!
時間が空いてしまいましたが、楽天オープン期間中の10月6日(火)に行われたエレクトロニック・アーツ社のイベントについてレポートしてくださっていましたので、紹介します。
楽天オープン二日目。
錦織選手が“EA SPORTS”ブースにてファンの方とグランドテニスゲームを対戦する!というので、センターコートでの試合観戦を中断して見に行ってみました。
まずは、ブースにて自分も抽選券をゲット。(当らないけど一応ね^^)
「抽選開始時間の2時半に集合」ということで、デルポトロの試合を中断してブースへ向かいました。
到着してから、ほんの少しずつ雨が降り始めましたが、錦織と対戦したいファンが徐々にブースの周りを取り囲んでいきます。
抽選が始まりました!番号は80番台くらいまであったでしょうか?
係りの男性が一枚ずつ抽選箱から紙を取り出し、番号を読み上げますが、該当者がなかなか名乗り出てきません。
当る権利を獲得したい若者グループが「次、次!」と叫びます。
その声に促されるように、係りの男性は次の抽選番号を引き続き読み上げていきます。
かなりの番号がスルーされ、ラッキーにも(熱心にも)その場に来ていた5人の方が錦織選手との対戦権利を獲得されました。
成人男性1名(若いパパさん風)、成人女性1名、小学生男子1名、成人男子1名(20代後半風若者グループの1人)、そしてまた成人男性1名(20台前半風)、の5名です。
ラッキーにも選ばれた5人の方はまずは記念撮影。みなさん、これから起こる出来事にこころもち緊張が垣間見えます。
そして、錦織選手が登場するまで20分くらいは待機。その間、ゲームに慣れていない方は、お互いに練習で対戦したりしています。
そして予定時間の3時少し前、周りに居た人が後ろを向いてざわざわと騒ぎ始めました。芝生の向こうから、警備の方に先導された一団がやってくるのが見えます。
その中の一人、パーカーの内側が山吹色のウェアの人物、それが錦織だとすぐに認識できました。
錦織選手はブースの右側から、警備の方々に囲まれ入場?しました。
そのとたん、ブースを取り囲んだファンが一斉にパシャパシャと撮影を始めました。
錦織選手は一瞬、キラキラとした瞳でファンにはにかんだ笑顔を見せ、こちらを向いて応えてくれました。
(その澄んだ瞳は、彼の心が純粋だということをより伝えてくれました。)
最初はグランドテニスゲームをバックに錦織選手の撮影タイム。そして、選ばれた5人と錦織選手との記念撮影。(ここからはマスコミも入っての撮影です。)
そして、一人ひとり錦織選手との2ショット記念撮影があって対戦、という順番です。
錦織選手は、最初のうちゲームに慣れていないようでしたが、対戦を経るに従っていろいろな技を使い始め、ゲームの中のニシコリも本人よろしくあざやかなプレーを魅せてくれます。
途中で、ゲームといえど対戦に気持ちが熱くなってきたのでしょうか、来ていたパーカーを脱ぎ本格モード!
ゲームの中のニシコリが綺麗にウィナーを取ったとき、観戦者から自然と拍手が起こりました。その直後、うしろを向いて恥ずかしそうにチョコっとお辞儀をして拍手に答えてくれました。
(本物のテニスでのウィナーじゃないので、ちょっと照れくさそうでした。)
錦織選手はゲームを左手で行っていて、やはりリハビリ中の腕は大事なので使わないのだな~っておもいました。もちろん、利き腕でのゲーム対戦は、対戦相手には不利でしょうが^^;
上半身は全く動かさず(ま、これは対戦相手のプレーヤーもそうなんですがね)音楽を聴いている時のように小さく小さく両足を動かしながら(リズムを取っているのかな?)左手で軽く手首をヒュッとひねる感じでプレーしていました。
もうほんと、かる~いお遊びみたいな感じでやっていましたよ~。
そうして、5人の対戦が終わり、ブースの裏へ引っ込んでしまいました。
雨足は錦織選手の対戦中にひどくなり、ゲームの対戦が終わったので、ブースを囲んでいたほとんどの人はいなくなってしまいました。でも私はまだまだ錦織選手は出てくるのでは?と待っていました。
と、裏から再び錦織選手が登場、たった今ゲスト対戦者と撮った写真がプリントされサインがされており、また正式なサイン色紙と共に本人に手渡されました。
当選者はなんと役得なのでしょう~。みんな光栄な面持ちで2ショットに収まっていましたけ。
しかしこんな至近距離(1mとありません)で錦織選手を30分間も見続けることが出来るなんて、これから先はないだろうと思いました。
錦織選手をたくさん(長時間)見ましたが、実はほとんどはあのまぶしいアニマル柄の背中でした^^;
是非、今度は本物のテニスで、次から次へと対戦相手を倒していってもらいたいものです。
錦織選手、リハビリ期間中なのに、足元の悪い雨の中イベントに来ていただきありがとうございました。
にしこりファンはとっても楽しめましたよ~。
土曜日も楽天オープンを見に行きました。
男子シングルス準決勝2試合、男子ダブルス準決勝2試合、女子ダブルス決勝1試合が行われました。
有明に行ったはいいものの、事情で途中、かなり席を外さなくてはならなかったので、まともな観戦記が書けそうにありませんでしたので、ピンチヒッターでsabumasaさんに簡単な感想でいいので、ちょっと書いてくれませんか?とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。以下、その観戦記です。
sabumasaさん、「簡単な感想」どころではない力作をありがとうございました。
なお、sabumasaさんは(おそらく)唯一の「添田豪応援ブログ」としてブログを開設していらっしゃいます。当ブログの姉妹ブログのようなものですねw
A journey from “watcher” to “player” テニスウォッチャーからプレイヤーへの道程
テニスはまだ始めたばかりということですが、その割にはテニスに詳しいですねw
それではお楽しみください。
目玉はなんといっても準決勝、ヒューイットとユーズニー戦です。
といっても、予めお詫びしますと、テニス観戦暦9ヶ月、テニス暦5ヶ月というテニス初級人につき、技術的なことは多く語れません。
今回の彼の活躍によって、今後彼について雑誌などで紹介される機会も出てくるだろうから、私は会場で目にしたものやそこで感じたことを書きたいと思います。
その前に、構成上の理由ですが、最初にこちらに触れておきます。
ダブルス準決勝、岩渕・鈴木組!!!
フルセットに持ち込みはしたのだけど、なかなか一歩及ばずというところで、岩淵さんの全日本をもっての引退を前に、悲しいけどふたりのコンビは解散となってしまいました・・・。
試合後のインタビュー(普通は勝者だけだけど、まぁ当然でしょうね)では、岩淵さんが意外と冷静にお礼とかを言ってるのに対し、貴男さんは言葉に詰まるほど泣きじゃくってました。「自分は来年も再来年もやっていくけど、これほどのパートナーはいない」・・・。
近頃すっかり涙腺が緩くなってきた私も、ついついもらい泣き・・・(T T
2階席だったからちゃんとは観れてないのだけど、試合終盤、スーパータイブレーク(で合ってますか?鼻血さん)で少しずつ離されていく中、タオルで汗を拭く貴男さんを見て、「もしかしたら涙を拭いているのだろうか」と思いました。
パートナーの方が動揺してしまう、というこの光景、少し前にも見たことがあります。
東レをもって引退した杉山愛ちゃん、ハンチェコバ。
テニスに限らず、何事においてもそうだけど、去る人は心が決まっているから意外とサバサバしていられるけど、それを見送る後者の方は断然辛いんです・・・。
このところ、国内男子選手の引退発表が続いてますよね。
貴男さんには、思うところもいろいろあると思います。
でも、これからもなんとか頑張って、国内テニスを盛り上げて欲しい!!!
—
で、シングル準決勝ね。
ユーズニーはロシア人プレイヤーで最新ランキング49位。
今期はどうもいまいちパッとしていないようで、WOWOWとGAORAの放送カードには当然乗ってこない。そんな訳で、今まで彼の存在自体全く知りませんでした。
ところが、大会を前に、ひとつ馴れ初めがありまして、大会前夜祭のATP SUNDAYを見に行った帰り、立ち寄った夜の練習コートでひとりぽつんとベンチに腰掛けている選手を見かけました。
その時、「彼はなぜひとりなんだろう?」と思いつつそこを後にしたのだけど、後になって、彼がユーズニーという選手で、ひとりでサーブの練習をし、自分でボールを集めて・・・と実に切ないことをやっていて、不憫に思ったのか、その場にいた少年たちがボール拾いを買って出ていた、という話を聞いたのです。
どれぐらいの認知度なのかは分からないけど、あだ名が「軍曹」であることも知りました。(ということで、以下軍曹とします)
そこで、勝手に「今大会、彼の応援をしてあげなくては・・・」と注目することにしたのだけど、大会前半はごひいきの添田くん、そのマッドプレイにやられてしまったサントロ師匠を応援することで手一杯で軍曹にまで手が回らず、初めて彼のプレイを見たのは金曜のQFでした。
相手は1回戦で添田くんを倒したベルディヒでした。
軍曹は片手バックハンド。早いボールとスライスを織り交ぜたストロークがとてつもなく安定している。
特にバックはとてつもなく高精度で、ダウンザライン決めまくり!!!
なんというか、余りにもすごすぎてまるで精密機械ではないか!と思ってしまった訳です。
添田くんは全く歯が立たなかったベルディヒを、後半競りつつもストレートで下してしまいました。
で、ちょっと脱線してしまいましたが、ヒューイット戦。
見所としては、前回の神がかりプレイを今日も見られるか?ということだった訳ですけど、またしても飛ばす飛ばす。
ヒューイットをまるで手玉に取るかのように、右へ左と振り、返ってくる甘いボールを見逃さずに角にピシャァァっとウィナー!!!
ヒューイットの動きに冴えがなかったことに助けられたのかもしれないけど、第1セットを6-2とあっさり先取。
しかし、第2セットに入り、少しずつヒューイットが調子を上げてきて、軍曹も応戦するも、毎ゲームのようにブレイクポイントを握られるようになり、なんとかかんとかしのできたけど、5-5でついにブレイク。第2セットを7-5で落としてしまう。
こういう局面において、追いついた選手の方に勢いが移っているもので、大きなピンチが訪れるのだけど、ずっとヒューイット寄りだった応援も、とんでもないプレイに多くの人が刺激を受けたのか、隠れファンが決起したのか、徐々に軍曹に対する応援も聞こえてくるようになってきました。
場内からは控えめな声で「レイトン」、「ミーシャ」と声が上がります。負けじと私も大声を張り上げて、軍曹を後方支援。
最初、日頃口にしない「カモン」という言葉を大声で発することに相当の抵抗があって、なかなか行動に踏み切れなかったのだけど、1度言ってしまえばまぁ後は慣れですね(笑)
ロシア語で「頑張れ」を知らないので、とりあえず「カモン」と言ってみたのだけど、調べてみたら「ダワーイ」でした。
そういえば、彼自身第2セットで重要なポイントを取った時に、ガッツポーズを取りながら「ダワイダワイダワイ!!!」と絶叫してたなぁ。
そんなこんなでファイナルセット。
ふと、軍曹がサーブの時にボールを1つしか持っていないことに気付きました。
普通はセカンド用にポケットに入れておくものだけど、それをしないということは、「絶対にファースト入れてやる!!!」もしくは「入れるから必要ない!!!」という気迫の表れだと思うのだけど、確かにフォルトがほとんどなく、しかし入れに行っているのではなく、毎回いいところにガンガン入ります。
スタッツを確認してみたら、この試合のエース10本中、6本をファイナルで決めてました。
こういう勝負どころに対する姿勢もすごく好感が持てました。
ファイナルはヒューイットもすごくよく、キープが続き、全くどっちが勝ってもおかしくない状況。
軍曹は1度のブレイクポイントを守り、ヒューイットは1度のそれを守れませんでした。これだけの違い。だけど、軍曹は勝ってしまったのです!
やはり、神のせいとしか思えません。
勝利した時、彼にはお決まりのポーズがあります。
「軍曹」と呼ばれるゆえんなのか、ラケットを頭の上において、はにかみながら敬礼です。ちゃんと四方にやってくれます。
という訳で、今日いよいよ決勝です!
相手はツォンガ。軍曹は勝てるだろうか・・・。神はまだ彼のもとにいらっしゃるのだろうか・・・。
国内最大の大会、お祭りも今日で終わりです。
観戦に行く人もTVで観る人も、悔いのないように楽しんで応援しましょう!!!
勝利へのカギは、「ダワーイ、ミーシャ!」です!!
ユーズニーも好きな選手なんですが、ツォンガは私の大のお気に入り選手なので、ツォンガを応援させていただきます。
SFのモンフィス戦は最後の2ゲームしか見れませんでしたが、あのパワーと瞬発的な動きはますます強力になっていました。
彼はATP Finalへの出場がかかっているので、出場選手の中でも特に今大会への意気込みは高かったと思います。
ユーズニーは確かに絶好調。今のテニスならツォンガに引けと取らないでしょう。
ヒューイット戦では私の逆フラグ伝説に終止符を打ってくれました!!
(でも「こりゃユーズニー優勝もありえるな」とtwitterでつぶやいた瞬間、そのセットを落としましたw)
しかしここはあえて!優勝予想は!過去の自分と決別するために強気で予想しますと!
ツォンガ
ロジェ=バスランの切れの良いストロークがよく決まった1stセット。しかしそのまま2ndセットも取って勝ってしまうとは思いませんでした・・・。
ロジェ=バスランは189位の選手ですが、そのくらいのランキングの選手でも調子が良ければ、あるいは今回のデルポトロのように相手の調子が悪ければ(のちに体調不良と判明)、トップ選手を食うことができるのがプロテニス界ということですね。
サーブも良く、ストロークのフォームもきれいでスイングスピードが速く、とても189位という低いランクの選手には見えませんでした。
毎試合はこのような試合ができないからこのランキングということなのでしょうが、今後注目してみたい選手です。
デルポトロは体調不良を押してはるばるアルゼンチンからやってきてくれました。
もうATP Finalの出場は決まっていますので、楽天オープンは彼にとって無理をする必要の大会。そんな中、丸一日以上の時間をかけて来日してくれたデルポトロに本当に感謝したいです。
地味な選手同士で玄人好みの試合でしたが、見応えありました。
メルツァーはネットプレイを多く取り入れたプレーをする選手で、ショットのレベルは平均的な選手ですが、とにかく多彩な技を駆使し、頭を使ったテニスが見ていて非常に楽しかったです。
サーブアンドボレー、スライス、ドロップショット、ロブを使い分け、勝利をもぎ取りました。
メルツァーがネットプレイでポイントを取るたびに、一緒に観戦したborisさんと、
「やっぱ、テニスはこうでないとね!」
と、意見がぴったり合った鼻血ブログネットプレイ部の2人でした。
残念ながら、実力差がありました。
パワーの差が歴然としており、サーブとリターンに技術的な差がありました。
ラリーに持ち込めばいいショットも出た添田ですが、差し込まれたときに簡単にミスをしてしまうことが気になりました。
サーブの確率ももう少しあげてほしいですし、しつこくしつこく返すか、あるいは逆に開き直って打ちまくるか、どちらかが必要だと思いました。
2セット目の後半、特に3-5ダウンからのサービスゲームは、苦しい中力強くキープして意地を見せました。
しかしリターンゲームで全くブレイクできる気がしなかったのは、ベルディヒのサーブが強力だということはもちろんあるでしょうがく工夫が足りず、ベルディヒにリターンでプレッシャーをかけることができなかった故に、気持ちの余裕を持たせてしまったことが原因だと思いました。
厳しい批評になってしまいましたが、添田はもっと上に行けると思うので、あえて辛口な感想を言わせてもらいました。
シモンのリターンとパスが良く、スコアはともかく、内容的には完敗だったと思います。
簡単に抜かれているように見えたかもしれませんが、シモンのパスの精度はさすが、超一流です。
しかし2回戦で敗れたようにシモンも本調子ではありませんでしたし、貴男のプレイも、ジャパンオープン男としてはいまいちだったと思います。
これも厳しすぎる評価なのかもしれません。現状の平均的な実力くらいは出せたと思います。そんなに悪いプレイじゃなかった。
しかしジャパンオープンで鈴木貴男と言えば、何かやってくれると期待してしまうのは、長年貴男のプレーを見続けているものとしては仕方ないと自分でも思います。
スリチャパンに勝ったり、フェデラーやフェレールからセットを取ったり。そのような活躍を期待するのは、まだ貴男が現役で十分活躍できると信じているからです。
ストローク力が足りないのは仕方ないと思いますが、ボレーでも思ったより決めることができかなったのが少し残念でした。
マックウィンさんお気に入りのシモンですが、実際近くで見てみるとなるほど、可愛いというかいい笑顔をしています。
人の良さが滲み出ています。
試合後、サインをしているときに
「日本に来てくれてありがとう」 (Merci d’etre venu au Japon.)
と言うと、フランス語だったのが良かったのか、サインをしながら
「んふふふっ!(はあと)」
となんとも言えない笑いをしたあと、私のほうを向いて笑顔で手を上げてくれました。
フランス人は、ほぼ例外なく、フランス語で話しかけると大変よろこんでくれますので、フランス人選手に対しては簡単なフランス語を覚えて声をかけるといいことがあるかもしれません。
口に出すのが難しければ(発音も難しいですからね)、紙に書いて見せるという方法もあります。
上のMerci d’etre … という文章も、英語に直せば単なる “Thank you for coming to Japan.” ですから簡単です。
単純に Bienvenue au Japon (ビヤンブニュ オー ジャポン = Welcome to Japan)でもいいですし、
Bien joue ! (ビヤン ジュエ = Nice play / Nice game !)だと発音も難しくないです。
組み合わせて Bien joue Gilles, et(エ) bienvenue au Japon ! と言えば完璧です。
試合前に通路ですれ違ったりしたときは
Bon match ! (ボン マッチ、直訳:「良い試合を」) = がんばって!という感じ。
と言うと良いでしょう。簡単です。Bon courage (ボン クラージュ)でもいいです。
話がそれましたが、今度一度、選手に声をかけるときの一言フレーズ集でも作ろうと考えているので、言ってみたいこと、聞いてみたいことがあればリクエストしてください。
私もそれほど流暢ではないですが、みなさんと一緒に考えれば簡単で気の利いた一言でも見つけることができると思います。
さて、最後の7試合目、私にとってのメインイベント、サントロ師匠の1回戦は、書きたいことがたくさんあるので「その3」に回させてもらいたいと思います・・・ひっぱってすいません。
連日、楽天オープンの観戦記を、現地で観戦された方のレポートを交えてお伝えしております。
是非他の日の観戦記もご覧ください。
さて、本記事は種丸さんによる4日目の観戦レポートです。ありがとうございます!
オイラが着く前に試合始めちゃイヤヨ♪♪
途中で電車が止まってて、人が線路歩いてるのを横目で見ながらもひたすら有明のサントロ師匠目指してGO!
もうすぐ有明は眼と鼻の先で時間的にも余裕あり♪♪
そっから渋滞してチト遅刻(怒)でも取り敢えずアザコ巡礼してしまう俺wwお~ベルディハが練習しとる♪お徳お得♪
1stの2-1あたりからだったかな?ラヴリ~な師匠♪
フォアのスライス全然ミスりまっしぇんwww
1st獲ってしまったよ♪こりゃきっとファイナル入るね、うん。あ、やっぱりwwってなカンジでファイナルインw
ファイナルはチト息切れ状態かな?精神的にも。でもサントロらしさ爆発の試合でしたね。失敗したけど股抜きしたし。
色々な技も披露してくれて(さりげなくフレームにボール乗せたり、たか~く真上に打ち上げてスッととったりね)
満足度高かったですよ。去り行く師匠を見て目頭が熱くなりました・・・もう見れないのかと思うと&お疲れ様の気持ちで。歳はとりたくないね、涙腺がゆるゆるだわいww
その後屋根が開いてメルツァーとデルポ倒したロジェルバセランの試合に。ここでアザコ巡礼に出るとモンフィスが練習中。やヴぁい打球音でフォアやサーブ打っとりましたww
そんな中ユージニーと江原君(面識は無いw)がプラクティスに。ええ勉強させてもろてましたwいい経験できたよね。
コロシアムに戻るとメルツァーが1st奪取。このまま押し切るかと思ったら雲行きが・・・・そして負けた・・・。
ロジェルバセラン恐るべし。今大会で自信を付けた様子。
今後注目しておいた方がいいかも。でも慣れないレベルで慣れない数の試合をこなしてるからそろそろお疲れかもね。
ガスケvsツォンガの前に少しベックvsベルディハを。
ベルディハの男前なテニス(どんなやww)にウットリ♪
後ろ髪を引かれながらコロシアムへ。居た居た♪両雄。
う~ん、すっげ、うん、この言葉で充分です、はい。
ファイナルでジワジワ差が開きツォンガの勝利。ガスケ乙。
見たかったシモン登場!でもユージニーも好き♪応援は圧倒的にシモン多し。ユージニーにはアウェーだ、頑張れユージニーっ!!
おっと、外ではガルビスvsモナコやってる筈だ!見に行くぞ!ん??なんか放送かかってるぞ??一番コート一杯で入れない????・・・・・orz ・・ガル・・
こうなったら寒くなってきたから腹ごしらえだ!お、寒いトコでおあつらえにトレーナー売ってるぢぁん♪¥3000也
外に出て軽く食事して戻るとシモンがピンチ!ユージニーにMPが来るたびSv&Voでかわすシモン!Voも巧いがそのハートがイイっ!がっ!力尽きる><・・・。ユージニーの男前なテニスが終始安定していたようですね。おめ。
さぁ、今日はサントロ師匠とこの試合を観にキタと言っても過言ではない、貴男プロ・岩淵プロvsツォンガ・ワウリンカのダブルス開始っっ!!
負ければその場で解散(汗)のタカオ・ブッチー組。でも相手は2台の戦車・・いや、ツォンガとスタンだし・・・勝算は薄目か??
二人のダブルスは初めてなら(調べてない・・汗)不慣れを巧くつければあるいは??とゴチャゴチャ考えてる間にスタート。
タカオちゃんのサーブが相変わらずイイっ!ブッチーも技の冴えがイイっ!!いけるかも!!相手はどっちかというとスタンが鈍いというか不慣れかミスが多い。これはスタン狙いかな?
おっと、1stはタカオ・ブッチー組が奪取!!うおおお、俄然盛り上がるコロッセオ!2ndに入ってからブッチーが重そうに見えて、タカオちゃんの1stサーブ音に変化が・・。
あ、2nd落とした・・・。ここで仕切りなおし。トイレットブレイクを取って4人退場。そしてスーパータイブレークのために再び闘場へ舞い戻る4人。
タカオちゃんのSvキープでスタートするも一時期は2-5とされてしまう。そこからタカオちゃんが2つキープして4-5、ミニブレイクで5-5。そしてなんと7-5でチェンジコート!8-5、9-5、9-6でタカオちゃんのSv!
2個のうち一個取れば勝てるし、タカオちゃんのSv力なら勝ったも同然!・・・・2個落とす・・・orz 9-8!
ここでツォンガのSv!!ブッチーのRnにかかるっ!!
ツォンガの1st入った!あ、ブッチーが詰めながらRn!!スタンがVoおされてアウトっっ!!
勝った!勝ったどぉぉーーーーーーーーっっ!!!!
タカオちゃんの眼に涙っ!オイラの眼にも涙・・・は無いw
安堵からほんわかした気分に。それにしても凄い応援でした。特に叫んでた数名は自分の仲間かな?デ杯のようでしたwww
試合後のインタビューでは昨日のブッチーの誕生日を祝って「ハッピバースデー」の大合唱♪
土曜日にSFが入るようで、ひとまずはそこまで延命したタカオ・ブッチー組。
土曜日の戦いにもアツイ声援を送りたいと思います。
まだまだいけるぜ!ここまでキタら優勝で引退に花を添えてもらいたいね!