【試合直前情報】ティームの1stサーブコース分析!頼む錦織よ試合前にこの記事を読んでくれ!(笑)

タイトルは冗談ですよw
このくらいのデータ、陣営で収集済みだと思います。

ATP公式サイトのServe & Return Trackerのデータで、ティームのサービスのコースの分析をしてみます。

このデータベースの対象は2011年から2018年のマスターズ1000、ATPファイナルズ、Next Genファイナルズです

1stサーブ

対右利き選手、全サーフェス、全ポイント

デュースサイド センター49% ボディ5% ワイド47%
アドサイド センター41% ボディ6% ワイド54%

きっちり左右に打ち分け、ボディの比率低めです。この時点では読みに活かすことは難しいでしょう。

※ 対錦織のデータはありませんでした・・・本来なら2016ローマのデータが対象のはずなのですが。
※ ハード、クレーで似たような数字でしたので、全サーフェスのデータを載せました。

対右利き選手、全サーフェス、カウントごと

面白いデータが取れました・・・。

(1)デュースサイド

カウントセンターボディワイド
0-048%6%46%
30-057%7%37%
40-1554%3%43%
15-1545%6%49%
30-3053%5%42%
40-4057%4%39%
0-3039%9%52%
15-4035%3%62%
  • 全体傾向と同じく、基本、左右に打ち分けてボディ少なめ。
  • 劣勢時(15-40、0-30)にワイドが多くなる。
  • 逆に、優勢時(30-0、40-15)やイーブンの状況のときはセンターが多めになる。
  • 15-15だけは例外で、センターワイドはほぼ半分と考えて良い。

劣勢時以外については、データを鵜呑みにしてセンターに大きく張るのは少々危険なように思います。
そこまでのはっきりした偏りではないと思います。その日の配球データを取っていく方が良いでしょう。

ただ、「劣勢時のワイド」、特に15-40ではある程度読んでもよいのではないでしょうか・・・!
0-30からのワイドは、得点率も86%と非常に高く、ティームが上手くリターナーの読みを外していることが分かります。

(2)アドサイド

これまたいいデータ取れました・・・
デュースサイドの数字と合わせて考察するといろいろ分かります。

カウントセンターボディワイド
15-043750
30-1539556
40-3033760
Ad-40331057
40-043751
0-1539457
15-3034759
30-4031366
40-Ad29963
0-4059041
  • 全カウントでセンター<ワイド
  • あまりプレッシャーのかからないポイント(15-0、30-15、40-0)では、センターとワイドの比率は近め。
  • プレッシャーがかかるポイントほどワイドの比率が上がる。
  • すなわちキープのかかった40-30やAd-40になるとワイド比率が上がり、ブレイクされそうな30-40や40-Adだとさらに比率が上がる。
  • さらに劣勢になって0-40になると今度は開き直ってセンターが非常に多くなる。15-40のときと同じ心理と思われる。

ということで、ティームはボディ少なめ、左右打ち分け型ですが、ゲームが煮詰まってくるとバック側への配球が多くなります。
ただ、0-40や15-40といった完全に劣勢の場面では読みを外すためか、あららさまにフォア狙いに変えてきます。

どうでしょう?

16 件のコメント

  • チリッチは、男は黙って方針を変えずで、最初から最後までFH狙いなので錦織はリターンエースで試合を決めることが出来ましたが、選手によっては(たぶんジョコビッチとか)同じ対戦相手でも相手の裏をかいて以前の対戦とはパターンを変えてくるケースが多いかと思います。デル・ポトロは以前、サーブをTセンターに打つかワイドに打つかで試合の前の晩悩んで寝られなかったと言っていて、選手はかなり戦略を練って来るんでしょうね。ティームのアンダー・プレッシャー(クラッチ・サーブ)でワイドが多いことは頭に入れておいて、今日の試合序盤のデータ収集から傾向を読むのがいいのでは。

    1stでもワイドが多いのは特に最近の傾向かと思います。スピードは遅くてもデュースのワイドはポイント率が高く、錦織も良く使っている気がします。ナダルはアドサイドですが、さらにコリオリの力を使っている疑惑がある(笑)。

    2回戦ハチャノフ戦では、統計とってませんが、錦織は、ファーストもセカンドもTセンター、ボディ、ワイドにかなり散らしていた印象です。FHに打ったセカンドはウイナーも食らいましたが、それが効いて、試合終盤はBHに打ったセカンドのキック・サーブのリターンをハチャノフがミスする場面が増えました。今日も散らして読ませないようにしたいですね。

    誰か今日の試合のサーブ方向のデータ取ってください(笑)。

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  • わあ(≧∇≦*)面白い!
    これは作戦という部分と癖みたいな場合もあります
    かね?錦織選手のも知りたいくらいだけど、ここに
    書くと対戦相手に読まれてしまうので(笑)ダメで
    すねσ(^_^;

    ピンチのワイド!さらに窮地に陥るとセンター!
    果たして今日の試合もデータ通りが( ̄∇ ̄)
    ますますティーム戦が楽しみ(*´▽`*)
    ありがとうございました。

      引用  返信

  • あと、劣勢の場面(クラッチ・サーブ)では、相手の裏をかくために、それまでのパターンから変えてくる選手がほとんどなので(方向がランダムになると考えても良い)、団長の分析を参考にしつつ、錦織のブレーク・チャンスでティームがどこに打ってくるか、それを錦織が読めるか、を注意して試合を観たいと思います。

      引用  返信

  • うーん、相変わらず皆様、分析力すごいですね💦
    私はテニスは全くの素人なので感心しまくりです。
    ただただ錦織君のテニスに魅了されたもので😅

    もうすぐ…ドキドキ

    金曜の夜というと何か悲しい思いをすることが
    多いような嫌な気持ちをぶっ飛ばして、今日も
    錦織テニスを魅せてほしいです!

    繰り上げでファイナル行くではなく、ティーム
    を突き落として行きましょう!!

    怪我だけは気を付けてね💦

      引用  返信

  • WOWOWオンデマンドは早めに繋いでおいて下さいとのメッセージが。
    ガオラはコマーシャルが入るのと勝利オンコートインタビューを流さないのが残念。
    オンデマンドは昨日までインタビュー流してました。今日は一緒にティームのサーブを読みながら応援します!

      引用  返信

  • ハチャノフ戦からわずか1日で、プレビューも入れて5本の記事、団長さま、錦織君に勝るとも劣らぬ速攻ではありませんか!お忙しいなか、本当に頭が下がります。
    ティームのサーブ分析、しっかり頭に入れて、それを錦織君がどう攻略するのか、注目して観戦することにします。鮮やかなリターンエースだけでなく、苦しまぎれの食らいつきリターンも含め、様々な技ありリターンを持っていますもんね。
    先程、オンデマンドでハチャノフ戦を流し見再観戦していて気づいたのですが、第2セット第5ゲーム30-30の場面での、あのリターンは何?出来損ないのエアケイリターン?それでもラリーに持ち込んで、ブレイクポイントを取ったからすごいんですが、何度見直しても不思議なフォーム。

    ともかくなんであれ、ティームのサーブを切り崩して、ティームをりきませてほしいです。

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  • コリオリの力!!!…^^
    あーやばい。コリオリの力のことで頭がいっぱいで試合観戦どころではなくなりそうです。

    錦織選手は負けじと織々の力を手に入れて欲しいところです。うーむ深い…

      引用  返信

  • それって動体力学?よくわからなきけど、コリオリの力って、ナダルのアドサイドのワイドは、軌道が曲がって落ちるということ?あるいは、バウンドした後に軌道が曲がるということ?または、実際に曲がるのではなく、そう見える目の錯覚が起きるということですか?
    そんなことできるのは、魔王ナダルだけですか?

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  • 昨年 全仏チョンヒョン戦。機上の団長へ向けて以来の書込。
    今日の試合は、この先5年間の錦織さんの戦績を左右するとは言い過ぎですが、振り返って”あのの試合が…”と語られる一戦になると勝手に考えて、すでに正坐して試合開始を待っています。
    第1ゲームから山場なんでしょうが、みなさん各自でお持ちの観戦バロメーターは、
    表情・ガッツポーズ・ショットのコース・リズム・サーブorリターンのコース・確率
    どこを見てるのでしょうか。 
    私はコーナーを敢えて狙わない強い押し込むフォアのストレートを試合の早めの段階で多めに使われる時に、”あー、今日いいかも”と思います。余裕と自信が感じられるショットだからです。
    あれ、4-4 日付変わるのかな。

      引用  返信

  • 昨年 全仏 チョンヒョン戦で機上の団長に送って以来のコメント。

    今日のゲームは5年後に”あの一戦は..”と語られる試合になるに違いないと勝手に思い込んで、

    正坐して待ってます。 お互い間違いなく通常以上に勝ちを意識した試合になるはず。

    第1ゲームからの見どころは、ショットのコースでしょうか、確率、リズム、表情、ガッツポーズetc.

    最初の2~3ゲームにいきなり山場のポイントがありそうで、刮目しています。

    私はラリーの途中で、コーナーではなく強いただグイグイと押し込むフォアのストレートを錦織選手が

    試合の早めの段階で多用して相手の展開を待っている時に、あ、今日は調子いいのかも、とよく思います。

    今日はそんな余裕ないのでしょうか。   
    あれ、ファイナルタイブレになるかも…. 日付かわりそう。

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  • 団長のサービス分析 くそ当たってますね!ワイド多い!!

      引用  返信

  • さん,

    そうなのですが、裏をかき続けていたら統計データも変わってくるのではw

    それを含めてのデータだと思いますし、戦略の部分と、癖の部分があって癖の部分が抽出されれば面白いな(使える)と思っています。

    どうしても得意なコースというのはあると思いますし。

    それにしてもどの選手も2ndはバックに打ってきますね。

    アマチュアなら分かるんですがプロはフォア、バックどっちも強いので散らした方がいいと思うんですが、
    フォアの方がやっぱり時間を与えると強力なボールが来ると言うことなんでしょうかね。

    これが対左利きになると、パーセンテージが逆になるのでフォア側に打つ技術がないということではなさそうです。

      引用  返信

  • さん,

    ほとんどの選手が、錦織に対しては平均よりフォアにサーブを集めてきます。
    ので複数の選手、複数のシチュエーションで調べ、リファレンス(vs全選手データ)と比較することで傾向が見えるかと。

    カウントごとについても、当然ばらつきはあるのですが今回のケースのように、劣勢カウント、優勢カウントごとに同じ傾向が見ることができれば比較的確度の高い分析が出来るかなと思っております。

    でも5%程度の差違は1試合の中で実践するには勇気がいりますね。
    その日の調子や考え方の方が重視されるべきだと思います。

    ただ15−40の時のワイド狙いだけは、あきらかかなあと思います。

    今度はリターンを分析してみたいですね。

      引用  返信

  • 【2018ウィーン対錦織戦のティームの1stサーブ方向】

    ティームが、1stサーブをどこに打ったかを知りたいので、インしたかどうかに関わらず全1stサーブを集計しました。手で集計したので1−2ポイントの誤差はあります。

    1)デュースサイド

    Count Wide Middle T-Centre
    ————————————————-
    0 – 0 5 0 3
    30 – 0 2 0 0
    15 – 15 1 0 2
    0 – 30 1 0 2
    40 – 15 1 0 1
    30 – 30 1 0 1
    15 – 40 2 0 1
    40 – 40 2 0 0
    ————————————————-
    Total 15 0 10

    ◯ 全体ではワイドがやや多い。
    ◯ ゲーム序盤ではワイドとTセンターがほぼ半々。
    ◯ ゲーム終盤(クラッチ)ではワイドがやや多い。

    2)アドサイド

    Count T-Centre Middle Wide
    ————————————————-
    15 – 0 1 1 1
    0 – 15 3 0 2
    30 – 15 0 0 2
    15 – 30 1 0 1
    40 – 0 2 0 0
    0 – 40 2 0 0
    40 – 30 1 1 0
    30 – 40 1 0 1
    Ad – 40 0 0 0
    40 – Ad 2 0 0
    ————————————————-
    Total 13 2 7

    ◯ Tセンターがワイドの倍近く。
    ◯ こちらもゲーム序盤ではワイドとTセンターがほぼ半々。
    ◯ ゲーム終盤(クラッチ)ではほとんどTセンター。

    考察

    事前の団長のこれまでの対右利き選手、全サーフェス、全ポイントのデータとはかなり様相が違った。今回は、ゲーム序盤ではデュースもアドも均等、ゲーム終盤でクラッチになるとデュースはワイド、アドはTセンター(どちらも錦織のFH側)が多くなった。

    なので、以前調べた時に感じたが、選手は対戦相手や、同じ対戦相手でも試合ごとにパターンをかなり変えてきており、過去のデータから一般化はできないと思う。従って試合でのデータ収集が大事。

    ただし試合中にもパターンは変わる。ティームは、第1セットのデュースはワイドが多かったのに、第2セット序盤ではTセンターに集め、第2セット後半ではまたワイドに打っていた。また、一般にアンダー・プレッシャーのクラッチ・サーブでは、それまでの傾向とは関係なく、ランダムに打ってきたりするので読みが大事。錦織のリターンはよかった。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。