右手首の故障再発で残念ながら欠場(2017バルセロナ)

マイアミで痛めた右手首の故障が再発したということで、残念ながら欠場が本人サイドから発表されてしまいました。

3月のマイアミ・オープンで負傷した箇所で「大変申し訳ない。残念ながらプレーができるまでには回復していない」とコメントした。今後は練習拠点の米フロリダ州に戻り、回復に努める。

錦織圭「申し訳ない」右手首痛でバルセロナOP欠場|日刊スポーツ

公式サイトで発表された欠場理由は「右手首の負傷」。3月末のマスターズ・マイアミ大会で右手首を痛めた錦織は、バルセロナで初戦へ向けたトレーニングをしていたが、この日の朝に再び痛め、欠場を余儀なくされたとしている。

 14年、15年と連覇しており、バルセロナOPはげんの良い大会だった。同サイトには「バルセロナオープンを欠場しなければならなくなり申し訳ありません。僕の好きな大会の1つで、いい思い出があります」とのコメントが掲載されている。「残念ですけど、僕の右手首が出場できるところまでは回復しませんでした。チームスタッフと自宅に戻って、できるだけ早くツアーに戻れるように頑張ります」とした。

錦織圭、バルセロナOPを欠場「右手首が回復しませんでした」|livedoor NEWS

回復しなかったのか、再発したのかはっきりしませんね。
どちらにしても良いことではありませんね。何がどうなっているんだろう・・・。
サーブのフォームで手首が外側に折れているのが前から気になってはいましたが、マイアミでは一番影響があったのはフォアハンドでした。具体的にどんな動きで痛め、どんな動きをしたときに支障があるのか分からないのでなんとも言えません。

 よくフォアハンドで「手首をこねる」って表現をしますが、錦織の調子が悪い時に、こねているのはどちらかというと肘だと思うんですよね。手首ができることなんて限られています。いちばん手首を痛めるのは、手首を腕の外側から内側に向けて動かす動作だと思うんですが、錦織のフォアハンドではそのような動作はありません。外側に折った手首を「開放」する動作(腕と一直線くらいまで)はあります(どの選手にもみられる動きです)。フォアハンドが原因かどうか、推測が難しいです。
 私自身が手首を痛めたことがないのでちょっと想像できないんです。プロのレベルのスイング、かつボールを打つ回数になれば、ボールの衝撃も大きくなりますし何らかのダメージが蓄積するのかもしれません。デルポトロなど、ほかにも手首を故障した選手はたくさんいますし。明確に、手首に悪そうだと思えるのはサーブのフォームくらいしか思いつきません。

 サーブに関してはいい画像が見つからなかったのですが、下のリンクの動画が参考になります。2013年のものなので少し古いですが、今のフォームでもチェックした点については変化がありません。

Helping Kei: The Nishikori serve | TennisUnleashed

動画の埋め込みはできませんでしたのでリンク先の動画を見てください。手首に関するチェックポイントは以下です。

2:07 手首が外に折れている。右の比較映像(バブリンカ)は折れていない。ラケットフェイスの向きを比較してください。違いが判ります。

2:10~ 手首を内側に折っている。その結果、ラケットフェイスが下を向いています。右の比較映像(バブリンカ)では手首は内側に折られず、ラケットフェイスが右を向いています。これは、ラケットと腕が一直線になるフォームのため、こうなります。(その比較は4:46あたりのフェデラーとの比較を見ればよくわかります。)

 このあたりの要因により手首に負担がかかっているのではないか・・・と以前から気にはなっていましたが、今まで特に問題なさそうなので大丈夫かと思っていました。ただ、マイアミではフォアハンドで影響があったので、フォアハンドが要因かもしれません。結局、よくわかりません(またそれか)。

 全仏に向けて非常に心配になってきました。そして私が全仏に行くと言ったからでは・・・というのが少し頭をよぎりました。
 そこまで来たら神がかっていますが、これまでも多々の実績があるのでもう何も言わない方がいいかもしれません。。。悲観的なことを言った方がいいのかも・・・。

 「回復しなかった」のか、「再発した」のかでまたニュアンスが違ってくるのですが、回復しなかったのであれば「そんなに状態が深刻なのか」と心配になるし、「再発した」であれば、この後治ったと思っても心配は拭えないしで、とにかく状況は芳しくありませんね・・・。

 なかなか心技体のタイミングがそろいません。全仏はまだあきらめるには早いですが、故障を長引かせないことだけは優先してじっくり治してほしいと思います。

212 件のコメント

  • 今日はライブで見ました。
    杉田つえーです。

    フォアで打てる球はことごとく打ち込みます。
    でいて、ほとんどミスが無い。

    クレーター ストローカーのカレーニョを終始圧倒してました。

    ベスト8で満足せず、行けるとこまで行ってくれ!

      引用  返信

  • 凄すぎっ!!
    杉様ほんと覚醒しましたね。
    にしにし不在の穴を完璧埋めてくれました。
    デ杯も明るい。
    この調子でずっと駆け抜けろ〜!!

      引用  返信

  • 次はティームと!!
    いや~めっちゃ楽しみですね~。
    今度はGAORAさん、ちゃんと見せて。

      引用  返信

  • 反対側の山ではティエムがエヴァンズを7−6(5)、6−2で下して、望み通り杉田vsティエムのQF対戦が実現です。暫定ATPランキングも20人ごぼう抜きで71位まで急上昇です。50−100位ゾーン前半に日本人が二人もいるなんてほんの数ヶ月前までは考えられなかったのに。すばらしいLL現象で、よい循環ですね!

      引用  返信

  • @下団 さん
    まさに震えました。
    アグルッシブルにポイントを取りにいき、しかもミスが少なかった印象です。
    西岡選手といい、杉田選手といい、ここにきて一皮剥けた感があります。
    すごいの一言で片付けてはいけないんでしょうけど、凄いです!

      引用  返信

  • この勢いで、ティームのバックハンドも封じちゃえ!
    (エバンズ、残念だった…。と言ってもほとんど見る暇なかったけど( ̄∇ ̄;)。)

      引用  返信

  • 杉田選手、ベスト8おめでとう❗
    カレニョ-ブスタ選手を圧倒してましたね。
    余計な力が入らない自然なフォームからリズムに乗って繰り出すフォアハンドにますます磨きがかかって、ライン際にレーザービームのごとく突き刺さるショットも随所に出ていました。お見事でした。
    第2セット後半、カレニョ-ブスタ選手のスマッシュを2回続けて返したあとにネット際の攻防になった時のパッシングショットにはしびれたぜっ❗
    次のティーム戦でもさらなる進化を見せてください。いやきっと、見せてくれるでしょう。\(^-^)/

      引用  返信

  • 今日も「かっこいい~」を連発できました~^^
    現地でも、空耳アワ~かもしれませんが、「かっこいい~」の声が・・・。
    ノリよく応えてのタオル投げもかっこよかった!
    ブスタ選手に考える暇を与えずに強気で押し捲れたのが良かったですね。
    ティーム選手もリズム良くプレーするタイプなので、
    次も気持ちよくガンガン行って欲しいです。
    テニスの女神様にも惚れられた?
    この波に迷うことなく乗ってけ~!

      引用  返信

  • 杉田選手見事でした。
    覚醒しましたね。
    試合毎に強くなっていってる。わくわくします。

    次はもっと手強い相手ですが、
    きっと素晴らしい試合になると思います。

      引用  返信

  • カレニョ-ブスタに勝つ、しかもクレーコートでなんて、快挙としか言いようがありません!
    日本のメディアの大半の取り上げ方があっさりしすぎで、残念ですが、まぁ今に始まったことではないので(^^;
    バルセロナで8入り、杉田選手、おめでとう!!!

      引用  返信

  • GAORAさん
    18時から待ち続けてなんでやねん
    (  ̄▽ ̄)
    ナダルVSアンダーソンって、悪くわないけど杉田の試合でしょう
    今日は頼みます

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。