錦織圭、きっちりストレート勝ちでダブルヘッダーに備える!(2019ローマ2回戦 vs. フリッツ レビュー)

2019 Rome (Masters 1000)
2nd Round
Kei Nishikori[6] def. Taylor Fritz, 6-2,6-4

いい内容で、すんなり勝つことが出来ました。

特に、今日はフォアをきっちり打つことができました。
序盤からストレートの効果的な球が出ていたので、今日は調子が良いのではないかと思っていましたが、最後までその調子が持続しました。
決定力がありながらミスも少なく、逆を突けていました。

注目していたリターン返球率も、数字は出していませんが高かった。
リターンを含めフリッツの球に押される場面が少なく、確実にラリーに持ち込んで主導権を握りました。

1度はブレイクを許しましたが、フリッツのバックDTLが立て続けに入ってきたことによるもの。
即座にブレイクバックし、あまり心配にならないブレイクのされ方でした。

ただ、気になる点もいくつかありました。

1つ目は、セカンドサーブのリターンの精度。
今日は短いポイントを意識してか、度々前に入ったリターンをトライしていましたが、精度はまだまだでした。
このリターンが戻ってくれば、クレーでは大きな武器になります。
マレーにこれをクレーコートでやられて負けた2016年かな。思い出されます。

2つ目はバックのDTLの精度の低さ。
今日は3本打って1本決まって、2本ネットかな。
入れればポイントが取れるのに、あっさりミスしてしまいます。
厳しいボールを打とうとしすぎているような。
トライする回数も少ない。
なので、クロスを読まれて逆にストレートに打たれる。
フリッツの方がバックDTLを打つ回数が多かったことは残念でした。
今日は試合の流れ的にあまり影響はありませんでしたが、ヒントを与えてしまい、終盤少しもつれそうになった要因となりました。

3つ目はフォアに振られたとき、スイングスピードが上がらずネットする症状。
今日は1回だけでしたが、確実にこの症状は知られているでしょう。
厚いグリップのフォアの宿命ですし、フリッツもこのミスを何回かやっていた。
今日は追いつける場面が多かったので目立ちませんでした。
それはフットワークの復活かもしれないし、読みが良かったのかも知れないので、いいことです。
ただ、ナダルやジョコビッチはここを見逃さないだろうなと思えるポイントでした。

3つ挙げましたが、いずれもこれからの上位ラウンド、トップ選手との対戦を意識してのチェックポイントです。
全般的にナイスプレーが多かったので、評価としてはそれが基本。その上で、気になる点として挙げただけであり、良い試合だったことは間違いありません。

体力の消耗も最小限に抑えました。
今日は雨の影響出ダブルヘッダーなので、体力の不安もあまい無い状態で3回戦を迎えることができるのは大きいです。

3回戦はチリッチに勝利したシュトルフ。
マクラクラン勉と組んだダブルスで活躍していますが、最近はシングルスも強いですね。
パワフルな選手。乗せたら怖い。
この相手にもリターン返球率が鍵です。
返せば勝機は大きくなります。

ティームやズベレフ、チリッチも敗退して、錦織は彼らとのポイントを縮める、あるいは広げるチャンスです。活かしましょう。

95 件のコメント

  • 団長さん、さっそくのレビュー記事ありがとうございます。
    比較的短時間で勝つことができ、ホッとしています。フォアハンドもよかったし、
    続けざまに凡ミスが出ることもなかったですね。
    あとはご指摘のとおり、セカンドサーブのリターンとバックのダウンザラインが課題か。

    さて、3回戦。
    ダブルスではいつも全力応援しているシュトルフ選手との初対戦が実現。楽しみです。
    錦織選手、シュトルフ君の剛速サーブをうまくリターンできますように。

      引用  返信

  • 際どいコース狙いは、上位選手との対戦に備えたトレーニング?
    これが決まらなければ、上位選手にはどうせ勝てないという錦織の哲学か?
    準決勝に進出してジョコビッチに勝利する姿を見たいですね。

      引用  返信

  • 錦織選手も団長さんもダブルヘッターで大忙し!ご苦労様です。
    フリッツ戦レビュー&シュトルフ戦プレビューをありがとうございます😌
    心配を払拭してくれた(100%でなくても嬉しい😂)錦織選手に拍手👏👏👏
    あの戦い方だと疲れよりやる気のアドレナリンがたくさん出ていると思います!
    とりあえず、現時点で全仏のことは考えずに(たぶん全然考えてないかもですが)
    自分のテニスに大いなる自信を得ること最優先で迷いなく戦ってほしいです。
    応援する方は1日に2回も錦織選手の試合をみることができて幸せです❤️
    錦織選手もこのダブルヘッターが、調子の良さを明日に持ち込まず、今日できる
    ことをラッキーと捉えてくれたら、がんばれるんじゃないかな(╹◡╹)♡
    リターン返球率、バッチリ見てますよ👀 サービスゲームも手堅く頼みます🙏
    がんばれ!錦織選手╰(*´︶`*)╯♡

      引用  返信

  • 皆様コート変更ですよ。
    コート1でこれから始まるダスコvsカチャノフの後に組まれました。
    仮眠組大丈夫でしょうか。

      引用  返信

  • 団長さん、レビュー記事ありがとうございます。

    今日もピンチがあったけど崩れることなくキープ出来ていたので、大分自信がついてきたかなと思います。
    次のシュトルフ選手戦も自信をもって頑張って欲しい。そして更に自信を得て欲しい。

      引用  返信

  • とりあえずお麩入りの吸い物すすってしのぎます。「吸うたろう!麩」…苦肉の作です(^◇^;)。錦織選手!みんなのエネルギーを吸い取ってもう一勝!

      引用  返信

  • コート2のアザレンカ・ムグルッサ戦の方が先に終わりましたが
    やっぱりベルダスコ戦の後のコート1なのでしょうか?

    すいません今GAORAの方でベルダスコ戦の後と言ってました。

      引用  返信

  • 団長さまも、まさにダブルヘッダー、お疲れさまです、ありがとうございます。
    ストレート、時短で勝利、良かった❗それでも、きっちり反省点を挙げてくださって、勝って兜の緒を締めよ。と受けとりました。錦織君もきっとそうでしょう。ストルフ戦、ハッピー リターン❗と、DTLが多く繰り出せるように、錦織君、頑張りましょう。

      引用  返信

  • シュワルツマンvsベレッティーニはシュワルツマン選手が勝ちました。欧州クレーではイマイチ調子が上がっていなかった前者が、かたや絶好調だった後者をストレートで下す・・・これもまた何でもアリ。

    これでシュワルツマン選手の次戦は、錦織vsシュトルフの勝者との試合になります。

      引用  返信

  • 目覚ましかけといて良かった。コート1か2かどっちかで始まりそうですね。
    おめざ にレモネードつくって飲みます。
    ヤン レナード ストルフ
    レモネード、、、

      引用  返信

  • ベルダスコ戦ファイナルセット突入ですね。
    もうしばらくかかりそうです。

      引用  返信

  • フェデラー、どうしちゃったの?
    やはり相性の良し悪しというのはあるのでしょうか?

      引用  返信

  • 試合までもうすこしかかりそうですね。
    ならば、ど素人目線からのシュトルフ選手の印象でも・・・

    彼の印象はズバリ「フリッツ選手の上位互換」です。長身から繰り出すパワーのあるサーブに1発のあるストロークそして粗さも同居している、どこか似ているんですよねぇ〜。

    ただシュトルフ選手の方が持っている物が2つ。
    1つ目はクレーでの勝ち方を知っている事、そして上位陣相手に勢いだけで無い勝ち方を持っている事。後者に関しては今季だけでもトップ10やそれに近い立場の選手にガッツリした勝負の上で度々勝っている事は侮れません。いつATPツアーで優勝してもおかしくは無いと思います。

    でも逆に言うと29歳まで優勝はおろか決勝進出もした事が無いのは何故か?やはり、勝ち進む上での安定感はまだまだ足りないのかなぁって思っています。

    個人的に錦織選手にとって好材料は類似(と思っている)のフリッツ選手との試合である程度の予習は出来た感はある事。対するシュトルフ選手の相手はディミトロフ&チリッチ選手でしたから。

    フリッツ選手の前戦同様に1stのpt獲得率が高かったシュトルフ選手相手にどの様な戦いをするのか、注目ですね。

      引用  返信

  • wowwowオンデマンドのダスコ ハチャノフ戦
    ファイナル3-3
    この後なんですね。
    この二人雰囲気が似てる?

      引用  返信

  • 終わりましたね。
    錦織選手、疲れは少しは取れたでしょうか?
    怪我をしないようにがんばれ~。

      引用  返信

  • ストルフ選手イケイケで攻めてきますね。
    ネットプレーもうまい。
    何とか糸口を見つけて欲しいです。
    がんばれ~。

      引用  返信

  • シュトルフ選手、サーブの威力がすごい。ダブルスで鍛えたネットプレーも冴えている。あちゃ、ブレイクされて1-3。挽回だ❗✊

      引用  返信

  • あれー、ミスが続いてピンチ
    おまけにダブルフォルトでブレークされた。
    まだまだ挽回できるぞー!!!!!

      引用  返信

  • 全体的に押されている。
    ミスも先に出ている。
    錦織選手のテニス脳がどう対処するか。

      引用  返信

  • なんか、テンポ良くやられてます。
    頑張りましょう錦織君❗
    うん、ナイスキープ、さきに展開できないものか。

      引用  返信

  • なんかテンポが速い、ストルフ君ペースですね。
    もうちょっとゆっくりやってほしいなあ~
    頑張れ、錦織!

      引用  返信

  • サーブのリターンをなんとかしたいなあ……うう、せっかく返したのに、さらに良いリターンされた。
    第1セット落とした。さあ、新たに作戦練って立て直しだ。

      引用  返信

  • うわあ、そこは、DTLで行って欲しかった❗と言うてみる。何とか崩してクレイ錦織君❗

      引用  返信

  • あっという間にセットを取られた気がする。
    切り替えてサービスキープをしながらチャンスを待とう。
    がんばれ~。
    それにしてもストルフ君は全然落ちない。

      引用  返信

  • 第1セット取られました。
    シュトルフ選手のテンポと要所でのネットプレーがことごとく決まった感じでしょうか。

    錦織選手は相手の1stの対応はまずまずだと思いますが、2ndの対応が互角のラリーでも負けているケースが目立つのでこの辺りの対応がカギでしょうか。

      引用  返信

  • よくがんばったよ。
    何とかプレッシャーを与えたい。
    強気でがんばれ~。

      引用  返信

  • 押されてる。
    先にブレークされてしまっては、厳しい。

    このままガタガタ行かないで!

      引用  返信

  • ストルフの前に出る攻めはリスキーだけど相手にしっかりプレッシャー。
    サービス良し、リターン良し。
    圭よ、下がるな!
    プレッシャーかけろ!
    ストルフが下がらない。
    左右に散らさないと。
    ワウリンカの時と同じ。
    ストルフの攻めが早い。
    圭もこういうスタイルにしないと…。
    ラリーじゃ先に攻められる。

      引用  返信

  • 踏ん張れなかった、悔しい。
    ワウリンカ戦を思い出した。
    リターンを返せないと厳しい。
    がんばれ~がんばれ~がんばれ~。

      引用  返信

  • うわあ、ブレイクされたあ。
    スキがないストルフ選手の、サービスゲーム、何とかブレイクバックできんものか❗頑張りましょう錦織君❗

      引用  返信

  • ここは踏ん張りどころ。
    やられた!
    ここから這い上がれるか?
    一番諦めていないのは錦織選手。

      引用  返信

  • よっしゃあああああ✊待望のブレイクバック👍セカンドサーブを見事にリターンエース👍次、何がなんでもキープだよ❗

      引用  返信

  • 素晴らしいリターン❗
    次キープしてこそ❗お願いします錦織君
    うわあ、あれを返されたかあ
    上手いストルフ選手、錦織君頑張れ❗

      引用  返信

  • 踏ん張れんかった。
    もう1回だよ。諦めないで。
    ストルフ君嫌いになりそう。

      引用  返信

  • シュトルフ選手の絶妙ボレー返しに抜かれて……即、ブレバされた。まだまだ、こっからだ❗踏ん張れっ❗

      引用  返信

  • 苦しすぎる展開。波の乗れないなあ。
    でも、1回、ブレークできたんだから、もう一つ頑張れ!

      引用  返信

  • がんばれ~。
    やった。
    つぎこそキープしっかりチャンスだよ。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。