2017ローマ プレビュー

マドリッドはナダルの優勝で終わりましたが、決勝の対戦相手ティームが健闘し盛り上がりました。
プレースタイルが似た2人の対戦でしたが、経験と戦術の深みでナダルが上回ったという印象があります。
激しいラリーやってるうちにノってきて最後はスーパーショットで締めるというナダルの良さが引き出されていました。
ナダルとやるときはあれを食らわないように、逆を突くショットや早いタイミングの攻めなどが必要になります。
ティームは今持っている武器だけであそこまで行けるのですから、そういった展開を身につければクレーキングを引き継ぐだけの才能はあると思います。

さて錦織はジョコビッチ戦を棄権してローマに備えました。
出るつもりみたいですが、全仏が本番と言うことでここも無理しないでしょう。
手首の状態はまったく分かりません。ただ、もし本当に全仏に備えて無理をしていないだけだとしたら、調整としては悪くないと思います。
デ杯に出ず、アメリカマスターズ1000の2大会の試合数も去年より少なく、バルセロナをスキップし、マドリッドでも体力の消耗は最小限でした。
これでローマも2,3試合で切り上げたら、手首を除けば結構いい感じで臨めるかも・・・という気がしてなりません。
試合勘や自信の面が心配ですが、フェレール戦を見る限り、いい試合ができればそれほど心配ないかもしれません。
より強力な相手に当たったとき、土壇場で踏みとどまれるかどうかには少し影響しそうですが・・・。

それにしてもモンテカルロ、バルセロナ、マドリッドを負け無しで通過したナダルのフィジカルはどうなっているのでしょうか。
さらにローマまで勝ち続けるというルーチンを何年も続けた上で全仏まで勝っています。
これは、錦織は真似できなくてもいいです。
一歩一歩進むしかありません。
コンディションを重視し、バブリンカやチリッチのように大舞台で爆発という方針に転換しているかもしれませんし、それでいいと思います。
手首の状態がそうせざるを得なくさせているのかもしれませんが、方向性としては間違っていないと思います。
恐らく、「やってみなければ分からない」という部分が大きいのだと思います。
フェデラーのように思い切って休むのも手ですが、その間のポイント、試合勘など失うものも大きく、ダメージを最小限に抑えつつうまくツアーを回っていくというのが現実的な解だと思われます。フェデラーの例は、十分な経験と実績を持つフェデラーならではと言えるのではないでしょうか。
(試合勘の喪失は少なく、フィジカルの回復が大きい)

というわけでこのローマは期待半分、覚悟半分です。
いい内容のテニスができ、納得して全仏に臨めるかどうかです。
マドリッドまでの間、練習はあまりできなかったとのことですし、クレーでの試合数も少なくいろんなタイプの選手と試合していません。
苦しい状況は続きますが、その中でベストを尽くしてくれると信じています。

ローマのドローです。
ATP World Tour Masters 1000 Rome | Draws | ATP World Tour | Tennis

錦織は第7シード。2回戦からの出場です。
2回戦はフェレールかロペス。またもやフェレールかもしれませんが、最近のテニスを見るとロペスが来そうな気がします。
この人、サーブアンドボレータイプですがクレーも行けるんですよね。
ストロークはスローな展開から一発狙いというタイプで、基本の力は錦織の方が数段上ですが、最近ストロークもいい感じで打っているように見えます。バックハンドのストレートを錦織が先に打てば崩すことができる(スライスを引き出すことができる)のでそこまで持って行くことがカギです。スライスがいやらしいですが、それでも基本はバック狙いでいいと思います。

3回戦は、デルポ vs. ディミトロフの勝者が上がってきそうです。このカードが1回戦とは・・・。タフな錦織山です。でも、この大会の結果よりも全仏への調整を重視する上では、2試合目にこのクラスの選手と当たっておけることはいいと思います。デルポはもちろん世界最高レベルの選手ですし、ディミトロフも、ブリスベンで錦織を破っていますのでその時との比較になります。マドリッドのティーム戦はファイナルタイブレの大接戦でした。私にはディミトロフのプレーの方が錦織にとってイヤだと思いました。

準々決勝はまたジョコ山。対抗もキリオス、シモン、バウティスタアグート、カレノブスタと強力です。今度こそジョコビッチと試合したいし、マドリッドの錦織とジョコビッチの試合内容を見る限り、勝算はあると思います。マドリッドの試合内容のままであれば錦織が勝利しそうです。ですが、試合が変わればテニスも変わるし、とにかくジョコビッチは錦織とやるとき強いし、あれだけの選手ですからいつ、大復活するか分かりませんのでやっぱり、チャレンジャーの気持ちで臨みたいです。
他の選手では、キリオス(大物選手)かカレノブスタ(強力なクレーコーター)と当たりたいです。個人の好みではシモンのプレーが好きですが・・・。

準決勝はナダル山。ここもマドリッドの再現です。対抗選手としてはやはりティームでしょう。この2人は当たればバルセロナ、マドリッドに続いて3回目の対戦となります。ナダルが上と見ますが、短期間に何回も対戦してティームの成長が促されそうで怖いです。

決勝の相手となるトップハーフはまたもや混戦。第1シードのマレーの調子が上がらず、今大会も初戦で地元のフォニーニとタフドロー。対抗選手もラオニッチ、チリッチ、ベルディヒあたりも勝ち上がると確信を持って言える状態には見えません。となるとやっぱりATPの間欠泉、「効率的な仕事ぶり」ことブルゾンバブリンカの出番でしょうか。
ズベレフ弟の動向も気になります。

全仏で錦織観れなくても文句言わない、とにかく手首を治して〜、という気持ちもありますが、本人が出場して全仏に全てを賭けようとしているので、あるがままに応援したいと思います。
ただ、結果の予測には幅を持って。勝ったら喜びますし棄権しても冷静に受け止めないと思います。

すいません今日も大会情報乗せる時間ありません。週末はマドリッド見て寝るの繰り返しでした! 今週もきつい一週間になりそうです。

89 件のコメント

  • (HNの変更をお願いします(2回目)次回からこのHNでの投稿は削除します by 管理人netdash) より:

    手首の怪我はなかなか治りにくく、モナコ、デルポトロはじめ苦労しているテニス選手は数知れずです。そういうことを十分、ご存知な皆様が妙に楽観的なのは、理解に苦しみます。錦織は2回ぐらい戦って、あとは棄権というマドリード方式もありえますが、それで果たして、全仏にプラスになるのか、疑問です。

    期待半分、覚悟半分ということですが、僕はローマの出場自体に反対です。それは手首が完治していないからです。悪化するだけです。ここで反対と言ってもはじまりませんが。さらに言えば、長期的な視点に立つならば、全仏も棄権すべきです。全米の前哨戦から復活し、全米を狙うというのがベストシナリオだと思います。

    僕は陣営の判断こそ問われると考えます。選手本人が「出たい。出られる」と言っても、先を考えて、本人に翻意を促すのが役目の時もあります。ランキングが落ちるのは仕方ないでしょう。それに関連して、GSのシード順がどうのこうのの議論は虚しい。シードに関係なく、勝つ人が勝つだけです。今の錦織では、上位に勝てないことは自明の理です。

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  • NORICHAN様
    早速の情報をありがとうございます。ご紹介のあったトーナメントを注目したいと思います。頑張れ、ヤンコ。

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  • @HN変更依頼中(by 管理人netdash) さま、

    なるほど、そういうお考えの方が他所では主流のように見えますし、常識的かもしれません。けれど、団長様の記事のような考え方が楽観的であるとも言えないのではないでしょうか。
    以前、他の意見が気にならないと書きましたが、素人ながらの自論を書かせてください。
    まず、陣営に関わっている医療スタッフの皆さんも、生活がかかってますから、
    無謀な判断ははしないと思っています。
    ですから、見守る方としては、その判断から、現在の手首の状態を推測するべきだと思います。
    そこで見えてくるのは、残念ながら完治は難しいのではないかということです。
    完治さえすれば元の状態に戻って大活躍間違いない、だから、負けるところや苦しい姿は見たくないので、治るまで休養して~、という言い方については、その方が楽観的ではないかと思っています。
    ですから、あまり議論に参加したくなかったのです。
    というと、まったくの悲観論者に見えますが、でもないんです。

    私は、以前の状態には戻れない以上、手首への負担を軽減させるための戦術を模索中なのではないかと思っています。
    ナダル選手の現在の活躍も、休養が良かったのは間違いないですが、
    その前に、以前ほど下がらないテニスを、丁度今頃、盛んに試していましたよね、
    それが今のプレーに繋がっていると思えるのです。
    自分のストロングポイントを信じてひたすら直進すればいい時期を過ぎ、
    プレーの幅を増やし、フィジカルを鍛え、それでも消耗していく部位はあるわけで、
    ここからは、そうした箇所を労わりながらのプレースタイルを、
    スケジューリングも含めて考えざるをえない。
    そしてそれはきっと功を奏する!そうしたことについては楽観的であります。
    そして、そのためには、痛みと向き合い、痛みから学ぶ必要もあるのではないかと。
    それが、このローマ大会に出る理由。

    かってな素人考えですが、私はそんな風に思っています。長文失礼しました。

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  • 難しいところですね。
    手首が全回復するまでは大会に出場すべきではない、という考え方もあれば、全回復したとしても手首の痛みは完治するものではなくうまく付き合っていくしかないので、プレーの幅やフィジカルを鍛えた方がよい、という考えもあります。
    どちらが楽観的、悲観的ということはないと思います。

    私も錦織選手のGS,MS優勝を見てみたいと強く願う一人ですが、痛みを感じさせない元気なプレーを見せてくれるだけで、かなり幸せです。
    相手が一歩も動けないくらいの素晴らしいウィナーが決まったときなどは、ゾクッとしますね。
    今後の更なる活躍を見守りたいと思います。

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  • 今回のローマはスキップしてほしかったですが、
    錦織さんが出ると決めたなら、ほどほどに頑張ってもらいたいです。
    ベスト8まで行けば上出来でしょう。
    少しでも手首に違和感があれば棄権してほしいですね。
    本番は全仏ですから。

    ところで、かつて錦織さんと共に戦った
    三橋淳選手がテニス八百長問題で永久追放になったようですね。
    まさか日本人選手が処分されるとは驚きですが、
    三橋選手は現役時代から悪い噂があったので、
    ああ、こういう結末か、、と感じるところもあります。
    引退の時も不可解でしたしね。

    錦織さんには今後も正々堂々とキャリアを進んでほしいです。

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  • てつやんさん
    三橋淳選手のニュースにショックを受けています。
    彼が二十歳過ぎの頃はあまり日本人選手が行かないような国のフューチャーズを単身で回っていて、当時はその行動力が魅力で応援していました。
    八百長とか賭け事をしていたとかやはりお金に困っていたんでしょうか・・とにかく残念です・・

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  • @HN変更依頼中(by 管理人netdash) さん

    同意見です。マドリードでは2試合とも痛みがあったのに試合をして悪化したから棄権。なのに、このローマに出場するというのは無謀な気がします。
    完治は無理ということかもしれませんが、それでも完治に近い状態に持って行ってから試合に入らなければならないと思うのですが。

    100%で戦える選手は少ないのではないか、というご意見がありましたが、「どこかしらが痛い」「疲れがある」というようなものと故障を抱えている事とははっきり違うと思います。特に圭くんの場合は手首です。大袈裟すぎるほど大事にしなくてはならないと思うのです。

    陣営にかんしてのご意見についても、まったくその通りに思います。

    ただ、ここにいらっしゃる皆さんは、その辺の事をわかっていらして、あえてシードのことなど書かれているのではないかと最近思うようになりました。

    セカンドさんと同じで、私も圭くんの元気なプレーが見たいです。それが1番です。

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  • みけ さん、
    三橋選手、豊田CHだったと思いますが、契約メーカーと所属企業の意向を無視して欠場し、インドFu?へ遠征してしまったのです。
    それで、スポンサーから怒りを買い、契約解除、謹慎となってしまいました。
    復帰後は、スポンサー集めにも苦しみ、テニスコーチ等で、資金を稼いで遠征に出たりしてましたが・・・
    思うように行かず、怪しげなビジネスに手を染めたりして、関係者を心配させてたと思います。
    周囲の方の助けもありまして、再びテニスコーチ、テニスイベント等で、地道に資金稼ぎをしているような話も聞きましたが・・・
    ここ2,3年は、情報も少なく、まさかこんな真似をしてるとは・・・情けないΣ(゚Д゚)馬鹿者ーッ!

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  • @HN変更依頼中(by 管理人netdash)
    さん
    僕も全く同感です
    団長さん始め、皆様、本心は同じように考えてるのではないでしょうか
    しかし、出ると判断したのであれば応援するしかないのかなあ、と思っています

    選手は試合に出たいものですよね
    後先など考えません
    常に今です、このパフォマンスは今しかできない
    特に好調な時ほど、故障しやすい
    何かをつかんだ、コツをつかんだ、矢先の故障が選手には多い
    錦織圭は去年のローマで錦織圭のテニスは成熟してるので、あれから前でさばいたり、後ろに下がったり変幻自在なテニスがてきるようになってますよね
    僕もウィンブルドンくらいから、もしくは全米からでも、と思ってしまいます
    しかし、陣営と本人がそう判断するのであれば、しかたないですね
    マドリッドでは最初のセットみて、もう棄権しろとテレビで叫んでましたもんね

    さあ┐(‘~`;)┌ ローマはどこまでやるんでしょうね

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  • @おばっち さん

    おばっちさんのおっしゃるような戦術が功を奏すれば、確かにそれが一番ですね。

    ちょっと気になるんですが、ご自分と違う意見を持つ人に対して直接呼びかけず、その人の言葉を一部引用して間接的に反論する方法を取っておられますが、きちんとその人に向かって話しかけた方がよいと思いますよ。

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  • 三橋選手、小柄なファイターで好感を持っていましたが…ここ二年ぐらいはテニス以外の活動に目が向いてしまったみたいで、ほんとうに残念です。バドミントン、野球等でも問題になりましたが、スポーツ選手は賭博や薬物など誘惑が多いようで、それをビジネスとしている輩の誘いがこわいです。本人もコーチ、トレーナーも、襟を正さないといけないですね。
    錦織選手がおかしな誘惑にさらされることがありませんように。てつやんさんが仰るように、正々堂々と戦ってほしいですし、そうしてくれると信じています。
    ローマでの試合についてですが、やはり元気な姿が見たいです。手首と相談しながら、慎重にお願いします。

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  • 下団さん
    彼のブログをいつも読んでいました。
    海外に拠点を移したりすぐに日本に帰ってきたり、いつの頃からか迷走していましたね。
    そのうちテニスの話題より怪しげなビジネスの話がメインになり、ブログも途絶えてしまいましたが、久々のニュースがこんな話題だとは・・
    錦織選手もショックでしょうね。

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  • テニスの三橋淳を八百長追放!
    アホですね〜見出しが踊るって、こういうふうになるんですね。
    みなさんのこういう時の情報は早いですよね
    既存のメディアを超えちゃった感は面白すぎます。
    ネットメディアを多投する初心者にも、神対応、私にはできないです。

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  • フェデの全仏スキップについて

    クレーシーズンのナダルのテニスを見ての判断だと思う。
    これを逃げたとみるか合理的と捉えるか。

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  • @s さん
    どうですかね~?じゃあもし、ナダルも不調で、ティエムとかゴファンがマドリッドやバルセロナを優勝してたら、出場してたと思うってことですか?
    さすがに穿ち過ぎな気も・・・

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  • @FUMA さま、

    特定の人ではなく、そういう意見がここに限らずよくみられるので、そう書きました。
    特にどなたかの意見に対しての反論であるなら、はっきり書くようにしているつもりですが、気をつけます。
    ありがとうございました。

    とにかく私としては、症状などが良く分からない以上、自分の眼で確認できることから、
    できるだけ未来へ向けてのいいシナリオを想像していきたいなと思っているだけです。

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  • 前回の試合でフォアハンドもサーブも素晴らしかったので早く試合が観たいです。今晩も試合が無さそうなので明日ですよね。
    怪我は心配ですが出場するのなら嬉しいです!
    今のフォームなら行けると思います。(何となくです)

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  • 今晩は。
    赤黄色さま
    キリオス選手棄権情報有難うございます。やはり臀部の痛みのようですね。ローマはこれで1R試合前棄権13人目。どこまで続く棄権砲…。
    ちなみにLLでドルゴポロフ選手が復活です。LLも既に4人目(苦笑)

    さあ本日は5/16。RGがシャラポワ選手のWC問題を結論付けます。丸く収まるか新たな火種となるか、ことの次第とくと拝見いたしましょう。

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  • @NORICHAN さま、

    ドルゴポロフ選手のLL情報ありがとうございます。
    ここのところのLLあるあるに、彼が乗ってくれると嬉しいなぁ~。
    彼がいてくれると、錦織選手も心強いと思うので。
    キリオス選手、お大事に!
    しかし、この状態に対しては、本気で対策を考えざるをえないのでは?

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  • バブリンカ相手に練習をしているってことは一ー どうなんですかねぇ? 兎に角先を見据えて無理なく試合して欲しいですね!

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  • 錦織くんの手首について色々なご意見が出てますので、ご参考まで。米澤さんのブログです。
    http://tennis.jp/toru-yonezawa/
    ここから読み取れることは2つあると思います。
    一つは、痛めている箇所があれば、その後に影響するような悪化が生じる前に大事を取ることが重要であるということ。これは、皆さん異論ないところだと思います。この点、今回のマドリッドにおける判断は概ね適切であったというのがまあコンセンサスかと思います。
    もう一つは、手首の痛みというのは恐らくジュニアの頃から常にすぐそこに潜在していた、ある意味常時付き合って来た持病であると思われるということです。
    我々のような週末プレーヤーでも、腱鞘炎やテニスエルボーに悩む人は沢山います。どうしたら良くなるかは明確で、なるべく長く休ませることが一番です。ただ、長く休むことで失うものも大きいのは確かである一方、長く休んだからといって再発しないかというとそういうものでも無いのが現実です。そこで選手(およびコーチ)は、本当に長期治療をすべきか、それとも通常のパフォーマンスが出せるところまで回復した時点でツアーに復帰すべきかを天秤にかけることになります。この判断は、過去の経験則や今後の戦略を総合的に勘案してなされることでしょう。その中身は、当事者達にしか分かり得ないもので、我々外部のものは目に見える部分を信じて応援するしかありません。
    私も、休んで完治するならそうして欲しいなとも思います。でも、選手の判断には必ず理由があると思うのです。だから、なんだかんだ心配しつつ、一旦選手が判断したならその結論を尊重して応援したいと思ってます。我々ファンというのは、ある意味選手の戦いに乗っかって夢を見ているだけなのですから。
    怪我の治し方には色々なご意見があって当然だと思いますが、このブログで投稿されている多くの方は、恐らくそんな感じで錦織くんの判断を受け入れて、出る判断をしたなら全力応援!ということで応援しているのだろうと思ってます。私もその一人ですが。
    だらだらと失礼致しました。

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  • そりゃジョコビッチ戦を棄権後、「ローマもあるので…」なんて言われた日には、
    「え、だったら、ローマも棄権した方が良くない?」とか
    「いや、ローマに出るつもりなら今マドリッドの180p〜かけたQFちょっと無理して頑張って、その後全仏まで2週間休んだ方がいいよね」とか
    「全仏大丈夫なの?また去年のWBみたいなことにならない?」とか思うところはあるけれど…
    わざわざそんなことを書き込むのは、なんだかおこがましい気がするんですね。
    (あくまで自分は、です)

    結局のところ錦織が試合に出るならその試合を楽しみ応援し、棄権すればちょっとガッカリした気分を味わうことしかできないわけで。そんな人達の集う所で、あえてネガティヴなことを書いてもしょうがないというか。
    (あくまで自分は、です)

    さて、そのローマ、出るのか出ないのかまだわかりませんが、マドリッドのような好試合が観られることを期待します!

      引用  返信

  • こんばんは。
    明日錦織選手は試合出場を判断すると思いますが、どちらの決断に
    対しても応援します。見聞きする情報では元気そうですね(⌒▽⌒)
    怪我についてですが、素人ながらに考えたこと。
    スポーツ選手にとって怪我はホントに辛く苦しいことでしょうね。
    とくに調子がいいときほど、その落胆は大きいものになると思われ
    ます。でも、怪我との向き合い方によっては、その怪我があったから
    結果的に新たな能力、体力、技術を身につけたという例も多く見られ
    ます。フィギュアスケートの高橋大輔は怪我の場所以外のトレーニング
    で、より力強い下半身を身につけ、キレのあるステップを手に入れたり。
    今日の稀勢の里の粘り腰も(見てない人はすみません)怪我でいつもの
    練習ができない分、下半身を鍛えていたためにできたことと伝えられて
    いました。
    錦織選手も手首の怪我によって、フォームとかフットワークとか他の
    部分の補正や強化などに取り組んでいるのではないでしょうか?
    そこからまた1つ進化したプレーが見られるかもしれません。
    手首が完治するまでの戦い方はいろいろな策があるかと思いますが、
    怪我のことも含めてさらに成長することができれば、そのうち大きな
    チャンスが訪れると考えています。私は錦織選手やチームにはその力が
    あると信じるからこそ、応援したいのです。
    いつも端的に短くまとめられなくてごめんなさい。

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  • 急にずいぶん先の話で恐縮ですが、錦織選手が、今年はバーゼルではなく、ウィーンに出場という情報が・・
    うまくツイッターのリンクが張れないので、
    「Michal Samulski」さんという方のツイッターを参照して下さい。たぶんガチネタです。 

    ゴファンがアルマグロに(全仏:第8シード争い)、フェレールがフェリロペに(明日の相手)、第一セットを取られましたね。

      引用  返信

  • 今晩は。
    nakaさま
    見つけましたが、個人の方のTwitterなので貼ってよいものか判断つかず。なので文面を。
    「ティーム&錦織は確認済み、ディフェンディング・チャンピオンのマレーも交渉中」と。

    で、ウィーン公式Twitterより、わざわざローマに馳せ参じたトーナメント・ディレクターと2ショット。これでも解りますね(笑)
    https://twitter.com/ErsteBankOpen/status/864478580717174785
    ディレクター自らが「来てくれ」と直談判(笑) フェデラー選手との対戦はまだしばらく可能とわかって、今年はバーゼルやめて…というところでしょうか。
    錦織選手、今季は全体的に方向転換ですね。かなりの策略アリと踏みました。

    その錦織選手、仕上がりは上々のようで。時事通信より。
    <錦織、伊国際出場へ=コーチ「100%問題ない」>
    http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051601216&g=spo
    坂本正秀さん、吉松忠弘さん等、テニス関係者も次々Twitterに本日の練習風景をアップ。良い兆候に思えますが、どんな場合も想定してニュートラルに応援です。ローにもトップにもギア・チェンジ致します。

      引用  返信

  • のぶさんのスタンス、私はすごく共感します!あけびさんのコメントもとても良く分かります。
    まあ、出るからには応援。これに尽きます。
    フェレールとロペスはファイナル突入です。どっちも好きだけど、やっぱり鉄人に頑張って欲しいなぁ。。また錦織くんとのお互いを高め合うような試合を観たいです。

      引用  返信

  • 錦織選手の全仏第8シードはほぼ確定でしょうか、残る可能性があるのはゴファンベルディヒの2名ですが、条件が厳しそうですね。

    私はもちろん全仏が本命なのはわかりますが、その前に本人がずっと公言してる、マスターズのタイトルを獲ることを先にしてほしいと思ってます。
    そう考えたら、先週の棄権は今週ローマを獲る為の戦略なのではとも見えました。昨年はマドリードよりローマの方が良い感触だった気がします(ガスケに圧勝、ジョコビッチにフルセット1ポイント差の大接戦)。

    とまあ、ただの憶測の域を出ませんが、明日の試合を見たらまた評価が変わるかもしれません。
    もしも、万が一、今週優勝したら、錦織陣営のことをとやかく言う人が減るのになあとは思いますが。

      引用  返信

  • 今晩は。
    先ほどのTwitterの続きで。
    坂本正秀さんは「良い練習だった!」で、吉松忠弘さんは「ガチンコ勝負だった」と。これは期待が膨らみます。

    エントリー話の続きで。
    キリ丼さま
    6/25週のアンタリヤ250ですが、日本の杉田選手も本戦DAしていますので、こちらでも多くの方が注目されると思います。杉田選手、ティプサレビッチ選手、第1シードのティーム選手。誰と誰が対戦しても楽しみですね。
    その前週の6/18週のハレ500(ゲリー・ウェバー・オープン)は第1シードがフェデラー選手で、第2シードが錦織選手。もしティプサレビッチ選手が予選突破すれば、2選手のいずれかとの対戦もあり得ます。これまた楽しみ。

    にしても杉田選手、もうツアーでごく普通に本戦DAの選手です。嬉しいですね。錦織選手も心強く感じるのではないでしょうか。

      引用  返信

  • @naka さん
    アルマグロ→ベルダスコ、ですかね?
    一回戦から白熱してますね。

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  • フェレールが勝利して700勝!を達成しましたね。
    現役では4人目ですかね? ほんとにとんでもない勝利数ですね。
    さて、これで錦織の初戦はフェレールですか。一時期めちゃくちゃ当たってましたがまたその流れですかね…。
    ほとんど相手がマドリッドと同じですね。

      引用  返信

  • @セカンド さん
    あ、いけね、そうでした、なぜかベルダスコ選手をアルマグロ選手と間違えてしまいました。う~ん、なぜだ(^^;

    結局、ゴファン選手もフェレール選手も逆転勝利を収めましたね。
    そして、2週連続でフェレール選手、というか錦織選手的には2試合連続でフェレール選手(^^;
    相手が錦織選手じゃなければフェレール選手を応援したいのに(><)。
    まぁでも、決まった物は仕方ない、たぶん明日はこれくらいの応援しやすい時間帯になるはず、気合いを入れて応援しましょう。お休みなさい。

      引用  返信

  • @NORICHANさま
    個人と言ってもテニスジャーナリストの方ですし、過去のツイートを見ても私的なTwitterとは言えないかと思います。

    さて、錦織選手の相手はフルセットマッチを制した鉄人フェレール選手になりました。錦織選手はと言えば、今のところ出場に前向きなコメントの様ですね。応援フード…マドリードの時の「増えるL」ネタはまだ用意できるかわかりません。明日買い物に行ってみて用意するのが無理ならとりあえず自宅にあるプルーングミで乗り切ります。

    私の応援スタンスも「出るなら全力応援」です。楽観視なんかしてないですよ?でも出る出ないはファンの希望に合わせてはくれないし。ならば見守るしかないじゃないですか。あとはどっちに転んでもいいや!と腹くくるくらいしかできませんものd( ̄  ̄)

      引用  返信

  • 今晩は。
    ROMさま
    失礼致しました。多分そうだろうなと思いつつ、ジャーナリストの方かどうか私自身であやふやだったもので。

    シャラポワ選手、RGより先にWBの結論が。ローマ1R突破でWB予選出場確実と。
    <逆風シャラポワ、全英の予選出場確実 本人驚き「勝つことで居場所を手にできる」>
    https://the-ans.jp/news/4206/

    元記事がこちら。英Sky Sportsより。
    <Maria Sharapova secures Wimbledon qualifying spot with victory in Rome at Italian Open>
    http://www.skysports.com/tennis/news/12110/10879145/maria-sharapova-secures-wimbledon-qualifying-spot-with-victory-in-rome-at-italian-open

    ローマ1R突破でWB予選OK。この論理が今イチわからないのですが、とにかくWCを貰わずに出場できるのですから、本戦に勝ち上がって頂きたいですね。WCは地元有望若手にということで。

      引用  返信

  • フェデラーがRG欠場なので、錦織選手のRG第8シードはほとんど決定かと思いますが、シード入れ替わりの可能性をフォーラム「目指せ?全仏第4シード以内(part3,欧州クレーコート編)」で議論しています。5月22日(月)付の基礎ポイント差から(ATPポイント変遷図の2ページ目「錦織からみたATPポイント差とタヌキ予想(第3-8シード争い)」のプロジェクション参照)、錦織選手が第9シードになるのは、ゴファン:ローマでW(錦織SF以下)またはF(錦織QF以下)、またはベルディヒ:ローマでW(錦織QF以下)のみなので、まあ可能性は低いかと思います。他のシード群も固まりつつあります。

    @naka さま、夜中なのでお腹が空いていて、メキシカン・タコスよりはマグロが食いてえ〜、と無意識で思ったとか。たぶん違いますね。

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  • シャラポワのRGのWC問題ですが、FFTはWC出しませんでした。いつもスポーツ紙しか読んでないのかと思われると困るので(笑)、Le Monde紙の記事を読むと、FFT会長のベルナール・ジウディセリ氏の談話として、「多くの人々ががっかりするのは了解しているが、トーナメントでは反ドーピングに一生懸命取り組んでおり、それに背く判断を下すことはできない。ケガからの復帰のWCは取れても、それはドーピング違反明けのWCとは全く意味が違う。他の人に頼らず、自分自身の力で道を切り開いてメジャー・タイトルを取ることは、マリア自身にかかっている」。様々な人々からFFT会長やRGディレクター(ギー・フォージェ氏)に電話などの働きかけがあったとかあります。シャラポワ復帰万歳のWTAには冷水を浴びせる結果となりましたが、小生はたいへん賢明な判断だと思います。RGのWCのリストは、こちらにあります。テニス・オーストラリアとの協定により男女共1名づつWCが入るようです。いつの間にそんな協定が。D杯の総合力ではオーストラリアに負けていない日本の日本テニス協会は。。。車いすテニスでは国枝選手がWCで入ってます。

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  • @しゅうや さん
    本当にそうですね。たしか、怪我とも付き合いながらトップを目指す、と決意にも似た宣言をしていた事がありましたよね。僕の考える錦織は有言実行の男ですが、今も現在進行形でその言葉の実現を目指しているのではないかと思います。痛みは慢性的なものと見做し打ち方や、プレースタイルに妥協点を探っているとのではないでしょうか。そのトライ&エラーがなかなか実らず、ベルッチ戦で爆発したのかなあ。
    僕がいつも、錦織を見てすごいと感じるのは、一旦テーマとした事に関しては、それがフィットしておらず、結果が出ていなくても、長期間続けることができる事です。
    そのもやっとした期間の後、彼は必ずブレークスルーしているような気がします。
    今回もそのパターンと自分は信じて応援してます。

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  • 誰かブルゾンネタに突っ込んで〜!

    お気づきのように、私割とミーハーで流行りネタぶっこんで来ますので覚悟してください(何を?)

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  • 錦鯉各位、
    皆様ここまで我慢して(?)スルーしたんですから、最後までスルーしましょう(爆笑)

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。