以上からセンターへの速いサーブに対する対応を比較的苦手にしているのではないかと推測する。彼の体格のことを考えたら前目のポジションで確実性の高いリターンで相手サーブにプレッシャーをかけることはいずれ必須となるので、今後どれくらいものにするか楽しみである。
悲観的なことばかり書いたが参考までに昨年の北京の初戦リュビチッチ戦は1stサーブが入ればほぼ無抵抗、2ndのスピン系のサーブへのリターンがことごとく浅くなって叩かれていたことを考えれば、数ヶ月で2ndサーブを攻撃できるようになっただけでかなり成長している。おそらくAIGの頃不安定極まりなかったバックハンドの安定がリターンにも好影響を与えたのだろう。
大雑把に彼の長所と短所を挙げれば前者はストローク、後者はサーブと考えられる。
長所が際立ち短所が目立ちにくいコート、すなわちクレーが持ち味を最大限に発揮できるコートであり、逆にサーブ力が際立ってしまうインドアハードや芝の大会はそれらに比べればパフォーマンスは低下するのではないかという推測ができるが、他にもバウンドの高さやイレギュラー、照明、風の有無などもプレーに影響するためかならずしも自説が正しいという自信はない。
正直現状の錦織選手のこなした試合数ではコートの適性に関して確たるコメントを出せるのは本人のみとしか言いようがないのではないか?と思う。
katsuさん、ネタ出しありがとうございます。確かにサーフェス適正と対ビッグサーバーの話は面白い話題になりそうです。
私もkatsuさんと同じイメージを持っていて、ビッグサーバーに弱いわけではないと思います。
40Love/USAさん、10年続くブログは目標ですね。30歳まででもあと12年ありますし、錦織がプレーし続ける限り頑張りたいと考えています。
たなーさん、サーフェスはどうですかねえ。ボロテリーでもクレーはありますし、本人がクレー好きって言っても実際のところどうなのよ?ってのがファンの反応だったわけですが・・・。
]]>netdashさん、いつもたくさんの情報ありがとうございます。こちらにお邪魔するのが毎日とても楽しみです!katsuさんもおっしゃっていたように、私も長い目で(実は向こう10年間くらいの予定で!)テニス選手としてだけでなく1人の人間としての圭くんの成長を勝手に追っかけて行きたいと思ってますので、よろしくお願いします!
]]>僕は今年・来年は無理をしてランキングにこだわらないで、怪我をしないようにじっくり体をつくりながらやっていってほしいと思っていますが、これだけ勝ち進むとランキング的にもどうしても期待してしまいますよね。
個人的には全仏後のハードコートシーズンで104位前後まであげて、全米でストレートイン、年末に100位を切れば上々だと思っていましたが、これでウィンブルドンでストレートインする可能性が出てきましたね。
ところでnetdashさんに記事として取り上げていただきたい事があるのですが・・・。
『錦織のクレー適正は本当のところどうなのか』と『錦織は本当に長身ビッグサーバーに弱いのか』の二つなのですが。
クレー適正については本人が「クレーが好き」といっているのに対し、ハードのデルレイでの試合内容・クレー初戦でクレーのあまり得意でないブレークに敗北したこと・スローハードでモンタネスに敗北したことなどから「錦織に一番向いているのは早めのハード」という認識が強いようですが、実際のところはどうなのか。
また、2ちゃんなどでは「錦織長身ビッグサーバーに弱い説」がかなり強いですが、個人的にはそうは思わないので(というか長身ビッグサーバーが”得意”な選手は基本的にはいないでしょう。それにクエリーとグルビスに勝ってるのに)、これも検証していただけたら・・・と思います。