批判や苦言を呈するのは全然問題ないです。
ただ、『必死さやハングリー精神が無い』 『勝つ気が無い』 『相手に対してリスペクトが無い。』
これらが、
よくあの人と目が合う。自分に笑顔を見せた。手が触れた。
『だからあの人は自分に惚れている。』
そういう勝手な想像、妄想と同じに様に感じて『幼稚』だとコメントしました。
負けた理由を知りたいが為に、勝手な想像や妄想を作り上げる必要は無いように感じます。
ただ、メンタル面や錦織選手のテニスに対する姿勢を批判される方達が、
他人の心を読める『超能力者』でしたら
謝罪します。
あと応援の仕方までも指摘してしまった事も謝罪します。
他人がとやかく言うことではありませんね。
すいませんでした。
ps
難しい言葉も、伝えやすい言葉も知らないので幼稚なコメントになってしまいましたが
みずきさん がすべて分かりやすくコメントしてくださってました。
それよりも私は、今回の敗因は「高くなった地位から生じた新しい課題」にあると思っています。
WBが終わったとき、GSの2週目を戦い抜くには「格下の相手には楽に勝ちたい」というようなコメントが本人からありました。
この言葉は一見不遜だと誤解されそうですが、現在の肉体の頑健レベルからすると当然の要求であり、合理的な目標でしょう。
シードとしての義務意識と開けてきた上位への展望、そしてそれと共に加わってきた「楽勝への義務観念」という新しい課題が、彼の動きを少し縛っているように感じます。
必死にやっている圭君が自分に対してイライラするのは、高くなったATPや世間からの評価を自分に対するレベルアップに置き換え始め、課し始めているからであり、その意識が今はまだ雑念となって彼の体を縛っていて思うようなテニスができないからのように感じます。
ただし、当然この心理上の負担は2戦、3戦と今の地位が続くうちに軽減されていくでしょう。
彼の「テニス魂」が、それをさせずにはおかないはずです!
私は、対人的にはボール・パーソンも含めて決して紳士的な態度を忘れてほしくないと思っていますが、シャッツをたくし上げようが、ラケットを投げつけようが、そんな細かいことはさして気にする必要はないと思っています。
対戦中は、そんな「行儀の良さ」や「いい子」でいることよりも自分の頭を冷却することのほうが大事で、ほとんどの選手はそうでしょう。
冷静でいられのは地の性格もあるでしょうが、ボルグやエバート、フェデラーなど、相当自分の望みを果たしたレベルの選手たちであり、圭君はまだまだそのレベルにははるかに遠いのです。
私はある競技で生計を立ており現在も現役です。とくにメンタル面の影響がテニスよりはるかに大きな比重を占める競技なのでメンタルには自信があります。
しかし、そんな自分でさえレストランで食べた食事がまずかったり、タクシー運転手に遠回りされたり、ほんの些細なことによるストレスがプレーに影響したりするものです。だから日常生活におけるありとあらゆることに注意をはらっています。
ですから、まして自分の言動を批判されたりすれば間違いなくプレーや日々のトレーニングに影響すると思います。とくに錦織選手はまだまだ若いですから。
彼がナンバーワンになれるかどうかの確率は、ここでのみなさんの言動に大きく左右されることを自覚してほしいと思います。
ちなみに彼クラスの人間になれば自分のことを自分で天才だと思ってるはずですし、まわりも彼がナンバーワンになって当然だと思ってくれたほうがそれに合わせてのっていけると思います。
もちろん本人の中に不安、迷い、重圧はあると思いますし、いくつか乗り越えるべき壁があるでしょうが、彼の長所を見つめてポジティブな
意見交換をすることでそれらを軽くすることができます。
それがこのサイトの存在意義ではないでしょうか。
錦織選手は間違いなくナンバーワンになれる才能があります。
がんばって下さい!