ボールの軌道計算ソフト見つけた(テニスの物理(3))

「テニスの物理」シリーズを執筆したいということを以前書きました。

その中で、その難しさを実感し、とん挫しているところだったのですが、よさそうなソフトを見つけました。

ボール投げシミュレータ(Vectorより)

このソフトはEXCELベースのソフトですが、素晴らしいところは空気抵抗とボールの回転も考慮に入れることができることです。

そして、「テニスボール」を指定すればパラメータが自動入力なところが良いです。

画面スクリーンショット(開発元・環境ソフトランドさんのページ)

実際のところ、テニスボールの空気抵抗、そして回転によるマグナス力の「係数」がいくらになるか、まったく情報がなかったのでこれはありがたいです。

単純に軌道を計算するだけなら高校物理の範囲でできますし、EXCELで適当にマクロを組めばそれほど難しくありません。

しかしこのソフトのレベルまでちゃんとインターフェースを作りこむとなると話は別です。

1680円のシェアウェアですが、迷いなく購入です。

まだ使いこなせていないのですが、面白い結果が出たらお知らせします。

やってみたいことの例は以下のとおりです。

  • サーブをセンターに打つのとワイドに打つのでは、どちらが入りやすいか?
センターの方が入りやすい気がするが、ちゃんと計算してみないとわからない。また打点の高さによって結果が変わるかもしれない。
  • トップスピンをかけることでどのくらい打ち出し角度誤差を許容できるようになるか?
  • 回転によってボールの跳ね方がどう変わるか?
あんまりじっくりやりこむ時間が取れないのが悩みですが、楽しみです。
また、参考文献・参考図書もいくつか集め始めています。

1 個のコメント

  • さすがに物理の話になると、
    書き込みがない~~~。
    かく言う私も、文系人間。

    高校で2年間習った物理で覚えているのは
    先生が雑談で話してくれた
    <いけ花というのも、ベクトルでつりあい
    とれているんですね。>というコメントのみ。
    というオソマツさ。

    団長が、生活密着目線で、やさしい物理学を
    展開してくれるのを、楽しみに(!?)してまっす。

    さて、テニスナビで圭くんのサイン色紙やサインボールが
    抽選であたるそうです。
    私、さっそく応募いたしました!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。