サム・クエリーその後

クイーンズ・アルトワ選手権の2回戦で錦織圭と対戦する可能性が高いサム・クエリー。

現在、フランスのオリビエ・パシオンスとの1回戦が始まったところで勝敗の行方はまだ分かりませんが、彼が勝ち上がってくると仮定し、最近の戦績をチェックしてみたいと思います。

2月のデルレイビーチで錦織圭と対戦したときのランキングは62位でしたが、最新のランキングでは41位となっており、好調であることが分かります。

デルレイビーチでは121位のSchukin、79位のガルシア=ロペス、73位のスペイディアを破ってベスト4進出。錦織圭にファイナルセットタイブレークで敗れました。

この上位進出でランキングが53位に上昇。しかし翌週のサンノゼではグレメルマイヤー(108位)に1Rでフルセット負け。

その翌週のメンフィスではラッセル(129位)にファイナル7-5で勝った後、ベテランのビヨークマン(85位)にまたもやファイナルタイブレ負け。

しかし3月に入ってラスベガスでツアー初優勝。グロージャン、キーファー、ベネトー、カニャス、アンダーソンに勝利。

これでランキングは48位に。

続く2つのマスターズシリーズはともに2回戦敗退。ヒューストンもマスーに1R負け。

4月に入ってモンテカルロ(マスターズシリーズ)でベスト8入り。ジョコビッチには歯が立ちませんでした。

5月はPoertschachで2R負けの後、全仏オープン1Rでフェデラーと当たる不運。

こうして見ると2回戦負けで細かくポイントを刻み、たまに荒稼ぎするという感じでランキングを上げてきたようです。

全体的に錦織より好成績を収めていますし、モヤ、ガスケ、カニャスといった大物にも買っています。

全仏でのプレーもパワフルでした。

サーブがいいので、芝のコートということもありブレイクは相当難しそうです。

1回戦のFalla戦と同様(そしてデルレイビーチの時と同様)、ワンチャンスを生かす必要があります。

クエリーは単調で力勝負を好む傾向があるので、錦織が多彩なプレーで揺さぶれば勝機はありそうです。

ちなみに前回、デルレイビーチでは強力なサーブに苦しんだもののストローク戦では圧倒していました。

ファイナルセットはクエリーは完全な「シコり」に入り、コートの真ん中にとりあえず返してミスを誘う作戦に出ました。

それにまんまと乗ってしまった(ように見えた)錦織は、ミスとエースを交互に繰り返すようなプレーをし、私も思わず観戦しながら「そんなに打つな、もっとじっくり行け」とつぶやいてしまうほどでした。

これは負けパターンか、と思ったのも杞憂に終わり、予想に反して結局最後まで攻撃を貫いて打ち切って勝ってしまいました。

このあたりからも錦織の非凡さが伺えると思います。

最近の成績はイマイチですが、いつも何かやってくれそうな雰囲気を漂わせ、実際、我々の期待以上のものを出してきた錦織圭、今回もやっぱり期待しちゃいます。

6 件のコメント

  • と、書いたとたんクエリーがブレイクされました(笑)。
    現在、5-3でPatienceのリードです。

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  • と、書いたとたんクエリーのブレイクバック。
    現在4-5ダウンでクエリーのサーブ。

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  • 圭くんの次の試合が楽しみでしょうがないけど、
    クエリー1セット取られましたね。
    どうなるでしょう???

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  • とうとう明日は錦織の二回戦ですね; 
    少しながら緊張している次第です(汗)
    明日はせいいっぱい応援しましょうね!^
    もしヒマがあれば、
    ぜひそちらの実況掲示板にもお邪魔させてもらう予定です。
    でわ失礼します^w

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  • パシェンス勝ちましたよ
    てか仏人は普通に芝は得意だから
    厳しいたたかいになりそうです

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  • 私も昨日ライブスコア開いて見てました。
    クエリー負けちゃいましたね。

    今日の戦いはどんな感じになるんでしょうか?

    団長さん体調はいかがですか?

    圭選手とともに
    コンディション整えてくださいね^^

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。