バグダティス強し(2009メンフィス1R)

チャンスはありましたが、バグダティスに敗れました。

Regions Morgan Keegan Championships (RMK選手権)

開催地: アメリカ・メンフィス(テネシー州)
カテゴリー: ATP500
サーフェス: インドアハード
ドローサイズ:32
賞金総額: $1,226,500
錦織圭エントリー条件: 本戦ダイレクトイン
錦織圭の過去の成績: 2008 予選2回戦

1st Round
M. Baghdatis def. K. Nishikori, 7-5,6-3

不覚にも寝坊して1stセットのほとんどは(ライスコで)見ることができませんでした。
Nosaさんとゲオルグさんがスコアを付けてくれていたのでポイント推移を掲載します。

1stセット

G1バ×××× 圭0-1
G2圭(○××)○○○ 圭1-1
G3バ○○×××× 圭1-2
G4圭○○○○ 圭2-2
G5バ○×××× 圭2-3
G6圭○××○×× 圭2-4
G7バ(×○○○)○ 圭3-4
G8圭(×○○)×○××× 圭3-5
G9バ×○○○○ 圭4-5
G10圭(××○)○○×○○ 圭5-5
G11バ○×○○××○××× 圭5-6
G12圭×××○× 圭5-7

1stセットは第5ゲームまで両者ともにスムーズにサービスをキープします。第6ゲームでまず錦織がブレイクされますが、続く第7ゲームで4ポイント連取してブレイクバックします。

次の第8ゲームもブレイクされた錦織、3-5と苦しくなります。しかしここから粘って2度目のブレイクバック、第10ゲームはデュースにもつれながらのサービスキープ、5-5に戻します。

続く第11ゲームが最大の山場でした。錦織は15-40とダブルのブレイクポイントを迎えますが、バグダティスが挽回します。さらにもう1本ブレイクチャンスが来ますが取ることができず、結局第12ゲームをブレイクされてセットを落としてしまいました。

2ndセット

G1バ×××× 圭0-1
G2圭×(×○○)○○ 圭1-1
G3バ×××× 圭1-2
G4圭○○××(×○)○○ 圭2-2
G5バ○○×○○ 圭3-2
G6圭○×××× 圭3-3
G7バ×××× 圭3-4
G8圭○××○×× 圭3-5
G9バ××○×× 圭3-6

2ndセットはバグダティスが調子よさげにラブゲームでキープしていく中、錦織はポイントでリードされる場面がありながらもなんとかキープして付いていきます。そして逆に第5ゲームではブレイクに成功、この試合で初めてゲームカウントでリードします。

しかし続く第6ゲームはすぐにブレイクバックを許し、次のサービスゲームもブレイクされます。そしてバグダティスのサービスゲームは再びポイントをほとんど与えない展開になり、万事休すとなりました。

ポイントの推移しか見ていないので実際の様子は想像するしかありませんが、キープにかなり苦労したようです。1stサーブは62%入りましたが、そのうち55%しかポイントに結びつけることができませんでした(70%以上は取りたい)。

逆に7本のノータッチエースを取ったバグダティスのサービスは、特に2ndセットに好調だったようです。5本のエースを含め12本入った1stサーブの全てをポイントに結び付けました。そんなバグダティスのサービスゲームを錦織は試合全体で3回破っており相変わらずのブレイク力の高さを見せているので、あとはキープ力が戻ってくれば・・・と期待させるスコアではありました。

ちょうどサンノゼ1回戦で錦織がミュラー相手に勝負所のゲーム(1stセット5-5からのゲーム)を取り、2ndを有利に展開したのと逆のことをバグダティスにやられてしまった格好となりました。さすが元トップ10選手といったところです。

先週に引き続き残念な結果になってしまいました。しかし先週も書いたようにそれほど悲観的になることはないと思います。

スコアからの印象でしかありませんが、1stセットで2回もブレイクバックして追いついたところ、2ndセットも先にブレイクしたところなどを見ると少し粘りが出てきている感じがあります。

あとは重要なポイントでの勝負強さ、そしてやっぱりサービス力でしょうね。ストロークの選手ではありますが、サービスが良くないと精神的に負担がかかり、ストロークにも悪影響を及ぼします。ちょっとでもサービスが甘いとストロークのアドバンテージがなくなってしまう非常に厳しいレベルで試合をするようなところまで到達してしまっているので、以前から取り組んでいるサービス力強化のためのトレーニングが実を結ぶのを期待したいです。

しかしなんと言っても今日の相手はバグダティスですからね。故障さえ完治していれば最低でも20位以内に戻れる選手だと思います。

そういえば昨年のウィンブルドン前のチャレンジャー大会でバグダティスが急遽ワイルドカードをもらって第1シードでエントリーし、錦織のすぐ近くの位置に入り、

「おおおお、バグダティスとの試合が実現するかも??(でもちょっと迷惑・・・)」

と思ったことを思い出しました。そのときは結局バグダティスは出場しなかったと思いますが、故障の状態が良くなかったんでしょうね。

今後、彼はかなりランキングを戻してくるのではないでしょうか。

錦織圭の次の試合は3月第1週のデ杯中国戦(大阪)です。久しぶりの日本でリフレッシュしてほしいですね。マスコミは相変わらず騒ぐかもしれませんが、全米後だった昨年のAIGよりは少しは静かかもしれません。それからIMGがテニスに集中できる環境を作ってくれているはずなので大丈夫だと思います。

その後はインディアンウェルス、マイアミとマスターズ1000の大きな大会が続きます。

これらの大会こそ頑張って欲しい大会で、1勝でもできればものすごく大きいです。1回戦勝利がATP250大会のベスト8に相当します。2回勝ったらベスト4相当。ドロー次第ですが、シード選手と3回戦まで当たらないところに入ったらATP250の1回戦、2回戦レベルと同じような対戦相手との試合になりますのでチャンスです。まあ対戦相手にとっても同じチャンスですけどw

本当に気を取り直していきましょう。それから状況を良く考えれば、短期的にはダウンがあっても中長期的には着実に進歩していることがわかります。

2007年夏、ツアーレベルに出ること自体が初めてのころ、ツルスノフらにストローク自体が歯が立ちませんでした。

同10月、AIGオープン。フォアは強烈でしたがバックにミスが多く、150位くらいのフライシュマンにリターンもぶったたかれていました。

昨年のデルレイビーチの前はチャレンジャーの予選にも負けていました。予選2回戦の大会公式映像をオンラインで見ることができたのですが、とにかく凡ミスが多くて、「これはちょっと強くなるには時間がかかるかな」と思った直後にデルレイ優勝でしたから、本当に驚きました。

デルレイビーチで優勝したといってもそれは実力の最大値の話だったと思います。あまりに衝撃的な優勝だったので、毎回好成績が残せるかのような感覚に私を含めてなってしまいましたが、その後一時期苦しみます。とは言え100位前後の選手にはかなり勝てるようになって来ました。

ロディック、チリッチ、そしてブレイクとの再戦、全部負けはしましたがこういった強豪との対戦が当たり前になってきました。

バミューダCHではトップ100の選手4人と110の選手に合わせて5連勝。ファイナル・タイブレまでもつれこんだトロイッキとの決勝戦は「大会史上最高の決勝戦」と評されました。しかも本来の調子ではない中、「泥臭く、勝ちにこだわって」の優勝は価値がありました。

全仏からウィンブルドンまでの時期はまた苦しみました。腹筋痛に体調不良。しばらく負けていなかった下位選手に2度敗れました(グロイル、マルシェンコ)。そんな中現在世界でダントツNo.1のナダルにフルセットの大健闘。ツルスノフについて行けなかったストロークがナダルに通用するようになっていたのです。サービスも200km/hを越え、エア・ケイはサービス並みの158km/hを記録するというパワーアップぶり(TVに映りました)。
同じ試合、ナダルのスーパーレーザービームバックハンドクロスリターン(長い)が130km/h台でした。 

そして言うまでもないUSオープン。GSでの世界4位に対する勝利は伊達のフェド杯グラフ戦勝利に匹敵するエポックメイキングな出来事と言えるでしょう。

AIGでも大きい期待を背負っての2勝。150位に負けた選手が1年で60位の選手にストレートで勝てるようになっていたのです。

ストックホルムでもベテランのハーバティ(70位@プロテクトランキング)などに勝利。勝てる選手のランキングが着実に上がってきていました。

今年も20位台(ベルディヒ)、60位台、70位台に勝利。負けた相手はマチュー(18位)、メルツァー(32位)、デルポトロ(7位)そして元世界No.1で全仏王者のフェレーロ(リタイア負け)そして今日のバグダティス(元8位、全豪ファイナリスト)です。

書いていてクラクラしてくるような戦績。(私を含めて)期待がものすごく大きくなってしまったので負けが込んでいるような印象があるかもしれませんが(TVはそういうトーンで伝えると思いますが)、こうして時系列で並べてみれば順調に来ているのがわかります。

昨年後半より負けるときのスコアが良くなかったり一方的だったりするのでその印象が強くなってしまうのはある程度仕方がないことかもしれませんが、勝っているときのことも同じように注目すれば、それほど悪くないことがわかります。

優勝しない限り最後は負けてしまいますしね。

心配なのはやっぱり怪我、体調不良などコンディション面、それから負けが続くことによるメンタル低下です。

私も(またレベルの違う話で恐縮ですが)、高いレベルの試合に挑戦して負けが続いているとき、決して内容が悪くなかったりいい経験になったりしても、やっぱり負けているときはいいイメージを持ちにくいのです。勝てる気がしなくなってくる。

錦織はそこまでまだ負けてないですが、もし5連敗とか6連敗とかすると、いくらいいプレーができていても気持ち的にはきついだろうと思います。

逆に内容が不本意でも勝っているときは「内容が・・・」と言いながらもやっぱり精神的に余裕が出てくるものなんですね。きついドローが続いてしまいましたが逆にラッキーなときもあるでしょう。絶対今後、チャンスはめぐってくると思います。

錦織圭の実家にある直筆の色紙

「いつでもだれでもラッキーはくる そう思え」

を思い出しました。これは突然やってくるチャンスを活かせるように普段からしっかり準備しろ、という意味だと思いますが、錦織はそれをやっていると思います。

 

20 件のコメント

  • 試合中にケータイ鳴った…錦織、マナー違反で自滅
    http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20090218032.html

    確かに携帯が鳴るのはよくないけど、それにしても記事の書き方すごいですね。
    携帯と試合の緊張感を結びつける根拠が希薄なように思うのですが。

    「今の実力なのだろう。」「あっけなく」など手厳しいですね。
    やっぱりこの目で見て確かめたいなあ。

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  • やはり寝過ごしたんですか。まあ、朝早かったですからね。
    某所にもありますが、スポニチによると、第1セットの途中で携帯電話がなっちゃったらしいです。ちょっと笑っちゃいました。
    Indian Wells(Miamiも)はドロー運が良いといいですね。で、個人的な希望で1R二日目。:D

      引用  返信

  • 団長、疲れているんですね。少しは休んでくださいね。

    今日は、なんせバクチャン。きっと学んだことがいっぱいあったでしょう。

    まあ、日本に戻ってきてしゃぶしゃふでも食べて元気な姿をみせてほしいですね。

      引用  返信

  • 実況版の皆様 お疲れ様でした。
    バグちゃん強かった~。
    本人が以前言ってた「試合でしか得られない経験」を積むしかないんですね。
    携帯鳴ったんですか!やっぱりそそっかしいのでしょうか。(笑)

      引用  返信

  • 携帯マナーモードにしてなかったのねw
    圭くんらしいエピソードですね(ごめんね圭くん)

    確かに手厳しい記事が多いですね。
    バグちゃんの事もランクだけみて格下扱いだし。
    ちょっと調べれば挑戦者は圭くんの方!?
    だとわかるはず・・・。

    今年の戦績はあまり良くないけど、負けた相手はそうそうたる
    名ばかり!!
    こんな素晴らしいプレーヤー達と試合できる自体すごい事。
    その辺をもっと評価してもらいたいなぁ。

    次はデ杯。日本に帰ってリラックスしてね。
    楽しみに待ってます。

      引用  返信

  • 次はデ杯ですね。
    けど中国選手って500位ぐらいでしたっけ?
    デルレイの方が良いけどなぁ~
    サッカーだって格下相手にヨーロッパ組み呼ばないのに・・・。

    まぁ気分転換かな。

      引用  返信

  •  実況版お疲れさまです。私は朝がチョー弱いので^^出勤前に拝見しました。

     う~ん、残念!あともう少しだったのですね! でも、実はこのあともう少し、が遠い道のりだったりするのですよね~ 全豪でのフェデ戦の印象では、バクちゃんだいぶ復調してきているみたいでした。

     私的には、手も足も出ない状態になるやも…な~んて思っていたので、この接戦には大満足です。(ミスのほとんどないバグちゃん相手に互角に戦うなんてすごい! 団長の言う通り、圭は確実に強くなってますね!!!

     どの試合でも良いから、早く映像を見せてくだされ~

      引用  返信

  • 今日は負けてしまいましたが、朝からみなさんと応援できて、楽しかったですね。
    その後、おーし私も頑張るぞという感じで、サクサク仕事ができました。

    ここまでの歩みを含めて、大局的な見地というのでしょうか、団長の考察は、非常に興味深いです。
    1セット目の第10ゲームのデュース、長かったですねぇ。
    どんな内容だったのかは分かりませんが、あの時、よくとったと
    思いました。

    最近、1セット目が前より良くなっているような気がします。
    前は(チャレンジャーレベル相手に)1セット目がどうもうまくいかずに、2セット目以後にギアが上がるケースが目立ちました。
    メルツァー戦も、1セット目取れそうなところまで行ってました。
    以前と相手が違いますが、勝負どころで今日も惜しくも1セット目
    を取られましたが、バグダディス相手に(この人は、格下ではありません!スポニチさん。)粘ったと思います。

    まー、こう書いていても錦織のポテンシャルが高いゆえに、またついつい期待ばかりが膨らんじゃうんだけど。
    デ杯は相手が500位(なんですか?)だったとしても、全然また別物
    なんでしょうね。楽しみです。

    今朝、後半のスコアはゲオルグさんにつけていただきました。

      引用  返信

  • Nosaさんスコア係お疲れ様でした。

    朝弱の私はおせわになりっぱなし。

    応援フードマスターにはなるし、
    鼻血ブログの母ですね^^

    バグちゃん
    画は無いけれど試合巧者という感じが
    ひしひし伝わってきました。

    圭くんはベストじゃないと勝てない相手と
    ばしばし当ってきますね。
    この辛抱の時期を乗り越えて
    また大きく羽ばたけるときがきっと来ます。

    ピンチがチャンス?
    逆境こそ良いことの前兆?

    マスコミが石川くんに向いているあいだに
    しっかり立て直そう!

    デ杯で見れるのすごく楽しみだなぁ。

      引用  返信

  • 団長様、ありがとうございます。

    今朝、早起きしてライブスコアで応援してましたが、残念でした。
    団長さんのおっしゃるとおり、今年に入って負けてばっかりの印象が強かったのですが、団長さんの細かい分析を読んでいると前を見ろ!先を見ろ!といわれているようで涙が出てしまいました。
    圭は勝っても負けても前を見て自分をしっかり見つめていますよね。

    私もデ杯に応援行くので元気な圭を見たいと思っています。
    そして日本で疲れた体を癒してほしいですね。

      引用  返信

  • 全米、AIG、ストックホルム、ブリスベンまで
    4大会連続で1大会につき2回以上勝っているのだから
    すばらしい成績だと思います。

    来週のデルレイは出場しないのでデ杯まで間が空きますね。
    いつ帰国するのかな。

    中国は卓球、バドミントン、女子テニスは強いけれど
    男子のテニスは今ひとつですね。
    中国にもいつか圭くんのような男子テニス選手が出現すると良いのですが。

      引用  返信

  • 単なる非常識人でとても競技者とは言えない。
    上になぜマナーモードと言うレスにも呆れる。
    持ち込み自体がおかしいし、1回目で電源を切らなかったと言うのも言語道断。
    即引退を勧告する。
    競技者ではない。

      引用  返信

  • 常識人さん

    確かにプロとして恥ずかしいことだったと思いますが、引退は勘弁してあげてくれませんか。反省していることだと思いますし。

    なお、持ち込み自体はルール違反ではないはずです。GSの決勝戦で優勝後、喜びの電話をしている選手をよくみます。
    電源は切るべきでした。

      引用  返信

  • ファンならあえて苦言を言うべきで擁護するのは本人にとってほんの少しも良い事はない。
    一部メディアは前代未聞と書いてあるが、まさにそう。
    松岡熱血塾は携帯の指導はなかったのだろうかね。
    相手選手に対しあまりにも失礼だ。
    2回鳴った時点で自らコートを後にしたら潔かったろけどもね。

      引用  返信

  • 「確かにプロとして恥ずかしいことだったと思います」と書きました。これが私の意見です。

    すでに各方面でいろいろ苦言は呈されているので、あえてここで追い討ちをかけることはないと思いましたので、これ以上糾弾するつもりはありません。

    確かに携帯が鳴ったのは良くないことです。

    しかしドーピング違反ですら数年の出場停止が普通ですし、携帯が鳴って引退はないと思います。

    ペナルティとしては試合中にウォーニングが出されていますので、それがATPツアーとしての判断であり、それ以上を求める議論は不要だと思います。別途罰金などがあったかは不明ですが、いずれにせよATPツアーが判断します。

    あとはモラル面ですが、これは反省して二度と起こさないようにするしかないとしか言いようがありません。
    もちろん今回のことで失望した方は常識人さんだけではないでしょうが、それは仕方ありません。汚名返上は本人の今後の頑張り次第ではないでしょうか。

    というわけで、今回のことは遺憾に思っているとともに今後を見守りたいというのが私のファンとしてのスタンスであり、あえてこれ以上この話を追求するつもりはありません。どうかご理解よろしくお願いします。

    常識人さんのご意見はスポーツファン(ですよね?)が今回の件に対してどう思うかということを示す一例として大変貴重なもので、意見としてこのコメント欄に書いていただく分には全く問題ないのですが、これ以上この問題を追及したいということでしたら錦織選手のマネジメントをしているIMG社に直接コメントしてはいかがでしょうか。私は一ファンにすぎませんので錦織選手に対して言いたいことを書かれましても、私はこう思うということしかお答えできません(そしてそれはすでに回答させていただきました)。もちろん私に対して言いたいことがあるという場合はこちらに書いていただいて構いません。

    IMGには日本支社があり、ホームページにはメールアドレスが掲載されています(お手数ですが検索してください)。私もメールをしたことがありますがちゃんと回答をいただきました。しっかりしている会社です。

      引用  返信

  • がっかりなさっているのは理解しますが、一部メディアの「前代未聞」というのは事実ではありませんのでちょっと付け足します。

    過去10年間に、私が実際観戦していたプロの大会(海外)でもプレー中の選手の携帯が鳴ってしまったケースは時々あり警告も受けていました。選手同志も自分にも起こり得るミスなのでお互いに寛大な態度で対応していた記憶があります。

    携帯電話をコートに持ってくる事はルール違反ではないし、各大会のロッカールームの状況も違うので一概には言えませんが、特に海外では防犯対策のためにも選手が貴重品と一緒にラケットバッグに携帯を入れて試合コートに持って来る事も多いと思われます。センターコートでは余り見かけませんが、外のコートでは試合終了後に自分のベンチで携帯を使用している選手を多く見かけますから。

    だからと言って今回の件で圭くんを擁護する訳ではありませんが、この件に関してはこれから本人が心して臨むしかないと思います。

      引用  返信

  • 最近の世の中の傾向として、
    失敗した人に対して寄ってたかって痛めつける!みたいなことが多いですね。。。
    要は失敗を繰り返さないことが大切なわけで。
    今回のことも本人や身近な人以外はどういういきさつで
    携帯のマナー違反につながったのかはわからないので、
    起こってしまったことだけを非難しても
    あまりに一方的すぎるのではないかと思います。
    そのこと一つで、彼自身のことがすべてわかるわけでもないですしね。
    まあ、マナー面に関しては今後彼の周りの大人がきっちりと教えていくということで、私たちは彼の今後に期待しつつ、テニス観戦を引き続き楽しむってことで良いのではないでしょうか…。

      引用  返信

  • 携帯に2回目が鳴ったのは頂けないが、外野がそんなに騒ぐ事とも思えんけどなぁ~。

    マスコミなんか「錦織、格下に不覚」なんて見出し付けてバグちゃんに失礼しまっくてるし・・・

    デ杯頑張ってもらおう!!

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。