SAPオープンでのファン交流会レポート

2月のSAPオープンの2回戦の前々日にファンとの交流会があったそうです。

この交流会はベイエリア(サンフランシスコやサンノゼ周辺を含む地域)で発行されている日本語新聞に、

「SAPオープンで錦織圭の試合を観戦して交流会に参加しませんか?」

という大会主催者側からのチケットパッケージの売り出し広告が掲載され、実現したイベントなのだそうです。
日本人のファンが対象でしたが日本人以外のファンも数人いたそうで、日系メディアの主催ではなく主催した大会側の日本人担当者が日本語で進行係を務めていらっしゃったそうです。

この交流会の模様をフォーさんがレポートしてくださいましたので、掲載します。
少し時期を外しましたが、最近は錦織がリハビリ中で話題も少ないので、いいですよね?

2009年2月10日(火) SAP オープン ファンとの交流会

木曜日の夜まで試合の無い圭くんは、今日地元ファンとの交流会に参加しました。

このイベントにはSAP大会本部が企画した、特別にチケットパッケージを購入したファンのみが招待されました。

こちらの火曜日の午後6時から約30分の予定で、会場内のFJルームと呼ばれるお部屋で始まりました。

子供連れの親子も交えて約50名が出席。皆さん圭くんが来るまで少し緊張した面持ちです。

さて、大会本部の担当者と一緒に登場した圭くんは、明るい緑色のジャージの上着にジーンズ、頭にはたくさんの英文字がかかれた野球帽とラフな格好です。いつものように爽やかな笑顔で少し会釈をしながら壇上に上ります。

最初に圭くんの紹介から始まり、本人が挨拶しました。

「この大会は好きな大会でサンノゼは日本人のファンも多いし美味しい日本食もたくさんある。去年より良い成績を残したいと思う」

そして質問に移る前に司会者から「大人として常識のある質問をお願いします。」との一言がありました。以下、質疑応答です。

Q1.フロリダの好きな所は?

暖かいし、過ごしやすい。1年中テニスをするのに適している。リタイアした老人が多いので、和やかで(笑)住み易い。(島根に似てる?)

Q2.自分のイニシャルもKだし、ラケットも同じものを使っているのに、エアKが打てない。あと何があればエアKが打てるようになるのか?

余りおススメしません(笑)。でもジャンプ力とタイミングが大事なだけで誰でも練習すれば出来るようになります。

Q3.試合中に自分の思うとおりに行かないときはどんなことを考えるのか?

何も考えないようにしている。無心の状態でいつもプレーに集中するよう努力している。
でも、気持ちはぐちゃぐちゃになったりもする。

Q4.全豪のナダル対フェデラーの決勝戦についてどう思ったか?

ナダルが強すぎた。フェデラーが涙を見せた気持ちもわかる。自分も負けず嫌いなので小さい時は負けるといつも泣いていた。

Q5.昨日の試合の1セット目で相手にブレークポイントを握られた時はどうだったか

ブレークポイントだと気持ちもあせるが、そういう場面こそ次のショットに集中するようにしている。

Q6.カナダのバンクーバーから車を運転して来たが、今後カナダに試合で来る予定はあるか?

カナダには1回行った事がある。バンクーバーでチャレンジャーが毎年開催されるが、多分チャレンジャーには出場しないと思う。

ここで圭くんからカナダからのファンに質問

Kei: カナダからサンノゼまで車でどのくらいかかりましたか?(きっと自分も運転を始めたので聞いてみたかったんでしょうね)

17時間かかった。(国境を渡ってワシントン州、オレゴン州を通ってサンノゼまで運転してきたこのご家族は素晴らしい!)

Kei: えー、そんなに長距離を運転して観戦に来て下さったんですか。本当にお疲れ様です。(圭くんの優しいところですね。)

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実は圭くんの2回戦の試合前に、このご家族にばったり会場でお会いして少しお話を聞きました。
やはり圭くんの試合を一目見たくて小学生の娘さん2人の4人家族で駆けつけたそうです。

実際に圭くんに会ってほんとうに爽やかな好青年でしたとのこと。コート上で見せるあの厳しいプロの表情とは全く違った笑顔いっぱいの圭くんの魅力に家族全員が引き込まれたともおっしゃってました。

1回戦の試合では攻撃的なプレーもたくさんあったし聞きしに勝る多彩なプレー満載で楽しく観戦できました。
これからも応援して行きますとの心強い言葉でした。

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その他、圭くんの答えだけを書き留めます。

  • 日本のお笑い番組などを送ってもらって見ている。
  • このプロの仕事はテニスが好きだからやっていける。
  • (サッカーのリフティングを見せて欲しいとの声に)テニスボールでリフティングをみせて拍手をもらう。
  • テニスをするならアメリカが良い。でも日本にはいつも帰りたいと思っている。食事も日本が断然美味しい。
  • 応援の仕方については気にしないしどんな応援でも大丈夫。プレー中は集中していて応援の声が余り聞こえない。
  • (フェデラー以外に尊敬する選手は?)ナダルそしてアラジのトリッキーなプレーが好き
  • (空中のバランスが良いが特別に左手の運動をしているのか?)している

以上たくさんの質問に答えた後で、各テーブル毎にサイン会が始まりました。

握手はもちろんちょっとしたお話や写真撮影もOKで、一人ずつ時間をかけて丁寧に対応していました。ファンの
みなさんも緊張がほぐれてたくさんの笑顔や笑い声が会場に広がりました。

参加したファン全員と笑顔を絶やさず話をしたり一緒に写真を撮ったりする圭くんの姿を見て、2007年のジュニアの頃に比べて、質問へのユーモアを交えた対応やゆっくりわかり易い話し方など大きく成長した姿を見ることが出来ました。

これからも厳しい勝負の世界で揉まれながらも、ファンを大切にする気持ちを持ち、大切な人たちへの感謝の気持ちを忘れず、圭くん本来の松江の子らしい(と私が勝手に決め付けている)のんびりとした天然のキャラも失くさないで成長を続けて行って欲しいと思いました。

ジュニア時代の映像、特に渡米前なんかの映像を見ると、ほんとに成長したなあという感じがします。
これが修造チャレンジで、ノートに言いたいことをたくさん書いていたのについに何も言えなくて泣いてしまった錦織少年と同一人物なのですから、その間にはすごい努力があったことでしょう。

この種のイベントには本当に積極的ですね。ファンを大切にする姿勢が素晴らしいと思います。

5 件のコメント

  • リラックスしていてやさしい圭くんと、ファンとのゆっくりした時間が流れている感じのするリポートでした。

    こうやってゆったりと交流が持てるのも海外ならでは、ですね。

    フォーさん、本当に貴重なリポートありがとうございます。

    私も機会があれば是非こういった海外の交流会やトーナメントのイベントに参加してみたい。

    日本では到底望めない、体験できないイベントですもの。

    またこういったイベントがあったとき
    是非話聞かせてください、フォーさん。

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  • フォーさんありがとうございます。
    またまた胸がキュンとなってしまいました。
    圭君には癒されっぱなしです。
    レポート感謝してますっ。

      引用  返信

  • フォーさんありがとうございます

    あぁ僕もその交流会参加したかったなぁ^^
    錦織選手と写真が撮れるって夢のようだなぁ^^

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。