全豪オープン10日目:準々決勝レビュー

フェデラー def.  ダビデンコ, 2-6 6-3 6-0 7-5

やっぱりフェデラー強かったか・・・。

実は見始めたのが第4セットの4-4、ほぼ終わりかけでした。

ダビデンコはこのゲームをブレイクされて次のフェデラーのSFM(Serving for the match)のゲームでも最初のマッチポイントを握られますが、そこから連続リターンエースを見せてブレイクバック。意地を見せました。

しかしそこまで。ダビデンコが攻めてフェデラーが受けるという展開でしたが、ダビデンコの攻めの精度がよくありませんでした。

昨年のATPファイナルのときと比べるとやや余裕がなく、フットワークも落ちていました。疲れがあったのかもしれませんし、フェデラーのプレッシャーがそうさせたのかもしれません。

かといってじっくり行ってもフェデラーに先に展開されてしまうだけですので、戦法としては間違っていなかったと思います。が、フェデラーが危なげないプレーをしていました。

さすがにグランドスラムになると調子を上げてくるなあ・・・。

準決勝はツォンガと対戦になりましたが、プレーの無駄のなさでフェデラーに分がありそう。

WOWOWで流れた入場シーン、ダビデンコに対する歓声がフェデラーのそれと比較してあまりにも静かでちょっとかわいそうになりました・・・。

ツォンガ def. ジョコビッチ, 7-6(8) 6-7 1-6 6-3 6-1

またもやフルセットにもつれる試合。この試合も面白かったです。

最初の2セットはどっちが取るか最後まで分かりませんでした。荒々しさが基本のツォンガのプレーですが、ドロップショットなどの繊細なタッチも持ち合わせていて、見ていて惚れ惚れします。

クズネツォワは彼を評して「サンプラスを見ているみたいだ」と言ったそうですが、なるほどと思いました。薄めのグリップのフォアハンドにサーブのタイミングの取り方、瞬発力で勝負をかけるテニスが被ります。

解説の柳さんは「それは言い過ぎでしょう」と言っていましたが・・・。

第3セットに入るとジョコビッチが腹痛でメディカルタイムアウトを取りました。このセットはジョコビッチが取りましたが、その影響か第4、第5セットはプレーのレベルが少し落ちてしまい、逆に勢いを増したツォンガの前に敗れてしまいました。

一昨年の決勝はこの対戦で、ジョコビッチが勝っていましたからツォンガにしてみればリベンジ成功といったところです。

ツォンガのプレーはフェデラーにも通用するとは思いますが、リスクと取って攻めるテニスなので百戦錬磨のフェデラーが隙を見逃してくれなさそうな気がします。

それにしても今年の全豪はいい試合が多く、面白い。

トップグループに対していわゆる「2番手グループ」が挑む構図になっており、かなり勝負になっていることがその要因ではないかと。

ベスト4に進出したツォンガやチリッチはまさにそんな「2番手グループ」の一因で、2人でGS優勝経験者であるデルポトロ、ロディック、ジョコビッチを倒しました。

女子はリー・ナがヴィーナスを破り、これでベスト4に中国勢が2人入るという快挙を成し遂げました。リー・ナはセリーナと、ジェン・ジーはエナンとの対戦ですので2人とも厳しい戦いになります。このブログを読んでいる方はエナンを応援している人が多いかな?私も、片手バックハンドの最高峰であるエナンを応援します。

12 件のコメント

  • 中国の二人はすごいですね、うらやましー!

    フェデラー的には、やっとこさ一山越えたくらいですか?ちょっとホッとしたところか?4セットめなんざしぶといところを見せました、ダビデンコ大したもんだ!

    ま、とはいえメンタルもフィットネスも強さを感じさせるフェデラーは流石だとも思いました。

    ジョコビッチは一時ゾーンに入ってたと思ったのですが、腹痛以降テンション下がりました。苦しそうだった…。

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  • エナンのテニスは、やはりダントツに面白いので応援します。デンコさんのテニスも同じように切れがあっていいのには残念でした。

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  • エナンの男前なテニスが好きです♪
    この全豪は、またエナンを観れて
    幸せです~~~~♪♪
    そして、デンコ。
    今日もよくがんばった!
    どうして人気がないのかな??
    いいプレイするのにねえ・・・。

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  • 私もBAKOさんと同じく、男前テニスのエナンが好きです。
    体は小さくても、すごいボールがびゅんびゅん飛んでく。
    憧れの片手バックハンドだし。。。

    中国勢の二人はじっくり観戦しなきゃ。
    すごいフットワークです。あんな動きをしてみたいけど無理ですね。体壊れます。

    壊れても
    真似してみたい
    人ばかり

    全豪ももう大詰めですねぇ。
    早いです。

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  • 錦織圭は、来週のATPチャレンジャー・ダラス大会を見送ることになりました。 これは、彼のラケットスポンサーとラケットの仕様の変更を行っているからです。 変更作業は現在も続いていますが、錦織圭はサンノゼ大会から復帰できることを望んでいます。

    とのことです。公式サイト。

    腕はどうなっとるんじゃあああああああああ
    気になります。

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  • なんか顔文字が出とる・・・管理人でも知らない技を使うなーNosa-!

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  • 錦織選手残念です。完全に0ポイントからの出発とするなら、1年経ってからの復帰というのはどうなんだろうか?

    わたしはMurrayが準優勝ではダメと試算間違えてました。決勝進出しましたのでMurray は3位以内確定ですから、Nadalは4位陥落決定です。

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  • Nosaさん かわいい技が使えてうらやましいナ!

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  • なんか、<img localsrc=”d140″ />とか書けば、出るみたいですよ。

    テスト

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。