2019ウィンブルドン男子決勝感想&望月慎太郎、日本男子初のグランドスラムジュニアシングルス優勝!

2019 Wimbledon (Grand Slam)
Final
Novak Djokovic[1] def. Roger Federer[3], 7-6(5),1-6,7-6(4),4-6,13-12(3)

レビューじゃなくて、単なる1テニスファンとして純粋に勝負を楽しんだ「感想」です。
分析とかなにもありません。

ウィンブルドンでは今年から、ファイナルセット12オールでタイブレークが導入されました。
男子シングルスで初めてそこまで行った試合が、なんとこの決勝でした。
間違いなくテニス史に残る名勝負。
タイブレーク導入には賛成ですが、この試合だけはタイブレークなしで観たかった気もしますね。

フェデラーに2回のチャンピオンシップポイントが訪れましたが、結果は3つのタイブレークを制したジョコビッチが優勝。
本当にこの人の精神力はなんなんでしょうか。

内容的にはフェデラーが押していた試合だったと思います。3rdセットまで被ブレイクは0。しかしセットカウントは1−2。
フェデラーの圧倒的な攻撃力とテクニックに酔いしれるほどの内容でしたが、いつの間にか追い込まれてしまいました。

しかしそこは百戦錬磨のフェデラー。第4セットは再び攻勢を強め5-2とリード。
このままファイナルセットインかと思われました。
ここでジョコビッチが1つブレイクを返します。結果、このセットはフェデラーが取りましたが、このブレイクバックがファイナルセットに微妙な影響を及ぼした可能性は否定できません。

フェデラーはファイナルセットで2度のチャンピオンシップ歩インを握るものの、ジョコビッチの強靱な精神力を最後の最後で崩しきれず。
6-6、7-7、8-8...とスコアは進み、ついに12-12の最終タイブレークへ。
タイブレークではいずれもジョコビッチが集中力を高め、ミスをなくします。
フェデラーは少々ミスが出てしまいましたが、決まるか決まらないかの紙一重の戦い。ほんの少しの迷いがあったかもしれませんが、あれだけの長い試合を戦ってほんの1ポイントの差で勝敗が分かれてしまったのですから、責められないと思います。
勝ったジョコビッチを讃えるべきで、歴史的な試合でした。

これでジョコビッチのグランドスラム優勝回数は16。ナダルが18。フェデラーが20です。
トップ3人だけで合わせて54です。13.5年分です。錦織のキャリアより長いです。
こんな化け物達と戦っているのですから錦織は本当に大変です。
負けはしましたが、期待を抱かせてくれる選手すら数少ない中、本当によく戦っていると思います。

望月慎太郎が日本男子初の快挙!

2019 Wimbledon
Boys’ Singles Final
Shintaro Mochizuki[8] def. Carlos Gimeno Valero, 6-3,6-2

16歳になったばかりの望月慎太郎が日本男子初のグランドスラム、ジュニア男子シングルス優勝の快挙!
錦織もなしえなかった偉業です。
(ジュニア男子ダブルスでは2006全仏錦織圭、2014全米中川直樹、2018全仏田島尚輝と3名が優勝しています。)

WOWOWオンデマンドでプレーを観ましたが、とにかく上手い。フォアもバックもコントロールが良く、組み立てが上手い。スマッシュもミスしないw
175cmと大柄ではなく、体の線もまだまだ細いですが、これからどんどんパワーがついていく時期。サーブの威力が増したらかなり楽しみな選手です。
ATPのランキングシステムの変更により、1ポイント取るのも大変になってしまいましたが、シニアツアーでの活躍も期待したいですね。

78 件のコメント

  • nakaさま、ご説明をいただき、ありがとうございました。
    そうなんですね。でもいずれにせよ、みんな余計な心配しちゃうから、説明してほしいですよね。

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  • FUMAさん, 有り難うございました。安心しました。マスターズでの優勝を期待し、楽しみに待ちたいと思います。

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  • しばらく錦織君の試合がなくて腑抜けのようになってます。プレイボーイの団長さんの記事に、錦織ロス倍増してしまいました。
    で、その次に興味深かったのは、大船渡高校野球部がエースを出さないまま県大会決勝戦で敗れたニュースです。
    監督は佐々木投手の体がまだ成長途上にあることを踏まえて科学的な視点から登板させなかったわけで、その勇気ある決断は、”為せば成る”の精神論を重んじがちな高校野球界に一石を投じたと思います。
    ところが、大船渡高校には抗議の電話が殺到しているとか。また、野球界のご意見番が「ケガを怖がったんじゃ、スポーツ辞めたほうがいいよ。みんな宿命なんだから、スポーツ選手は」などと述べているとか。
    うーん…やはり”スポ根”重視の考えって根強いものがあるんですね。
    一方、ダルビッシュ投手や長友選手の言う”選手ファースト”の考えは、まだ日本のスポーツ界には根付いてないのかなと思わざるをえません。
    それは野球やサッカーだけでなく、テニスにおいても根付いていないと感じます。しかも世界的レベルで。主催者側が観客を満足させるため試合数を多く設定しているのはわからないでもないし、負けの混んでいる多くのプロテニス選手にとっては生計を立てやすい試合数なのかもしれない。と同時に、化け物、いや、神の域にある一握りの選手には上位を独占できる試合数になってしまってるような気がする(悪口ではないです)。ともかく、神の域に達する以前の、力のある優秀な選手にとっては、過酷な試合数だと思います。
    去年の全英から今年の全仏までの錦織君の試合数は69試合(ファイナルズも含む。大会数は21、総試合時間数は134:39。計算間違いがなければ)。ということは平均すると1ヶ月に5試合以上、1試合に約2時間かけて戦っていることに!実際はもっと濃密なはずなので、疲労度は平均に表れている以上だと思います。
    だから、今回(全英前もですが)、錦織君が試合をスキップしたことは良かったと思います。いずれも怪我のせいではないみたいですし。確か、前回は試合直前の練習もスキップしてましたっけ。
    根性論でなく、理にかなったトレーニング・練習方法で休養と活動のバランスを取ることで、これからもできるだけ長く選手として活躍してほしいし、さらなる成長を遂げて彼自身の夢(私達の夢でもある!)を叶えてほしいと願っています。
    というわけで、錦織君の試合を見られない寂しさを、錦鯉の皆さんとともに私もグッと我慢します!やせ我慢かもしれないけど…

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  • すれ違いなれど・・・m(__)m
    ゆきんこり さ~~~ん(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    西岡選手への熱烈応援!!ありがと~う(ノД`)・゜・。
    お疲れ様でした_(._.)_

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  • ヨッシー、やったぞ~。ゴファンに逆転勝ちだ~
    ファイナルセットもタイブレで粘り勝ち。最近の試合中では、ベストに近いでしょう。
    やった~、ヨッシー。錦織選手が不参加の中、盛り上げてくれてありがとう!!!!

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  • 望月選手、錦織選手の背中をしっかりと見ている西岡選手の背中をしっかりと見てほしい_(._.)_
    良き指標がいますね~\(◎o◎)/!

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  • 私もテレビの前で応援してました。
    西岡君がゴファン選手との、接戦を勝ちきってくれました。ナイスゲームでしたね❗次戦は、キリオス選手との対戦、楽しみです。
    そして、我等の錦織君は、元気にハードワークをこなしている様子。マスターズ、モントリオール大会が楽しみ過ぎます❗

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  • ヨッシー、凄い♥
    ホントに頑張ったね〜❗😍😍😍💪💪💪♥♥♥
    帰って録画見るのがチョー楽しみ😘😘😘

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  • 西岡選手おめでとう!
    ゴファン選手は、打っても打っても、走らせても走らせても
    厳しい所に球が返ってくるので、焦ってしまっているようにさえ見えました。
    見事な勝利でしたね。
    次の対キリオス戦はどんな戦いになるのでしょう。
    とても楽しみです。

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  • ヨッシー、素晴らしかったですね!元トップ10のシード選手相手に臆するどころか、一歩も引かなかった。
    劣勢になった時、ただがむしゃらにプレーするのでなく、相手をよく見て冷静に粘り強くプレーしていたのが、素晴らしかったです。”今日勝たないでどうする? 絶対に勝つんだ!”という強い意思をヒシヒシ感じました。
    ブレーク合戦を逆転勝ちで物にするって、誰かさんとおんなじ⁉︎ ローマのストルフ戦を思い出したりしました。
    ヨッシーは錦織君よりもさらに小さな体なのに、今回、気迫に満ちていて貫禄さえ感じました。ゴファンがラケットを2回も投げつけるなんて、初めて見たような気がします…
    ゴファンも素晴らしいプレーをしていたのに、それをさらに上回って接戦を物にしたヨッシー、一段と上手くなりましたよね。
    次は同級生キリオスとの戦い、本当に楽しみです。錦織君のいないワシントンを盛り上げてくれてうれしいです!

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  • 西岡君、残念でしたが、最後のお互いに笑顔で称え合うシーンがステキでした❗
    2ndセットは、粘り強く喰らい付いて、キリオス選手の唯一の弱点のメンタルの揺れを引き出しました。おもしろいゲームでした。自身のサービスが苦しかったけれど、最後まで負けん気の強さ!が伝わって来ましたよ。キリオス選手も、1stセット圧巻のプレー。そして崩れきらなかった、集中力と、次はどんなプレーするんか?というワクワク感、仕方ないね。
    負けは、しましたが、充実感あり❗の西岡君、今後が楽しみです。

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  • サーブの威力、ラリーの躍動感、今日のキリオスはノリノリでした。才能豊かな選手だけど、ちょっとうまくいかなくなると悪態ついたり審判台にボトルを投げつけたり、憎み切れないロ○○○○というか、愛すべき悪童ですね。
    難敵相手にヨッシーは工夫してよく戦っていたと思います。第2セットではリターンもだんだん返せるようになってきていたし。第9ゲームのラリーはすべてが素晴らしかった!
    負けて残念でしたが、きっと得るものが多かったに違いないですね。握手の時の爽やかな笑顔がそれを物語ってるように思います。

    さあ、いよいよ来週から錦織君登場!待ちきれない!

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  • モレアル(Coupe Rogers)の錦織のドロー

    1回戦 Bye
    2回戦 ペール/ガスケ
    3回戦 RBA/シュワルツマン
    QF  チチパス/ラオニッチ/モンフィス
    SF  ナダル
    F   ズヴェレフ弟/ティーム

    避けたかったナダル/チチパスと同じトップハーフという例によって厳しいドローですね。ズヴェレフ弟かティームと同じボトムに入りたかったですが。2回戦から厳しい相手が続きます。

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  • ドローでましたね。相変わらず、錦織は、厳しいドローですな~。まあ、どんな相手でも勝ち抜くしかないのですが。この相手に少エネで勝てというのも……。とにかく、こちらは、全力応援あるのみ。何とかマスターズ1000の大会で、優勝させてあげたい!

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  • この数ヶ月間、徐々にですが明らかに安定性(総合力)を上げてきていますね。
    このまま緩やかなこの上昇曲線を維持できれば、全米前の2つのうち1つは獲れると個人的には見ています。

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  • モントリオールもしくはモレアル
    シングルスドローに
    最近の鬼門のフルカチュの名前ありませんが予選組みでしょうか(ダブルスにはいました)
    ワシントンの西岡の活躍にも刺激を受けたでしょうから兄貴分としていいとこ見せちゃって下さい!

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  • ドローのお知らせ、ありがとうございます😊
    錦織選手のだけ見ると…、まあ…あれなんですけど 😅全体を見渡すとまあ〜大変
    そうなのがいくつもあって🤭 結局楽なドローなんてない!ということですね 笑
    錦織選手が負けた相手とか、最近活躍していてよく名前が見られるランキング的
    にはまだ100以内という選手とか、誰も彼もがレベルが高くて、ノーシードだから
    少しは楽…なんてことはないですねー、特に最近は。他のシード選手から見ても
    それは言えることで、想定していたシード選手が対戦前に負けてしまい、結果的
    にラッキーな相手……なんてこともありますものね。
    1戦1戦がんばってもらいましょう!もちろん応援も錦織選手に劣らずがんばるぞ!
    久々の試合が楽しみで仕方ない(๑>◡<๑)
    調子も良さそうです╰(*´︶`*)╯♡

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  • ステファンふぁん さん、はい、フルカッチ選手は、予選の第1シードになっています(`・ω・´)ゞ

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  • アンダーソン選手棄権。フルカッツ選手繰り上がりました。ドロー表も玉突きで変更ありです。

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  • 個人的な疑問なのですが、シード選手がドロー発表後に棄権というのは、ペナルティないんでしたっけ?今回のアンダーソンや、直近だとウィンブルドンのチョリッチなど、ドローをしっちゃかめっちゃかにしてしまう行為は、プロとして如何なもんかと毎回思います。
    もちろんギリギリまで決断が下せない事情もあるのでしょうけど、それを含めてプロ意識が欠けてるなあと、どうしても思ってしまいます。

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  • よよよさん,
    シード選手に限ってのペナルティは無いはずです。
    タイミング次第では強制0ポイントになるだけ(マスターズ1000の出場義務免除権があっても無効になる)だったはずです。

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  • 錦織選手の初戦の相手を決める、
    ガスケ選手 VS ペール選手
    が月曜日に予定されました。
    錦織選手の初戦が火曜日になる可能性もありますね。

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  • シングルス、ダブルスともに火曜日に予定されなかった・・・(+o+)
    ダブルスの対戦相手がワシントンで決勝進出していたので仕方ないですが、どちらか入れてほしかったですね~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。