2017デ杯ワールドグループプレーオフ、ホーム開催の確率は50%

 デ杯ワールドグループ準々決勝が行われ、以下の通りの結果となりました。

ベルギー 3-2 イタリア
オーストラリア 3-2 アメリカ
フランス 4-1 イギリス
セルビア 4-1 スペイン

 そして、あと約6時間後(グリニッジ標準時 11日(火)9:00、日本時間 11日(火) 17:00)に日本が参加するプレーオフのドロー抽選が行われます。
 対戦する可能性がある国はベラルーシ、ブラジル、コロンビア、ハンガリー、インド、カザフスタン、オランダ、ポルトガルの8国。それぞれの国と対戦した時の開催国は、以下のようにデ杯公式アカウントがtwitterでつぶやいていました。

ホーム(日本)で対戦:コロンビア
アウェイ(相手国)で対戦:インド
抽選で開催国を決定:ベラルーシ、ブラジル、コロンビア、ハンガリー、カザフスタン、オランダ、ポルトガル

プレーオフは9月15日~17日に行われますので、その後のアジアシリーズ(楽天、上海)のスケジュールを考えるとぜひホームで対戦しておきたいところ。上記よりホームになる確率はちょうど50%です。近年、幸運なことにホームでの開催が多くなっていますが今回はどうなるか。

 各国の、今年出場した選手です。メンツを見るとブラジルが怖いですね。

カザフスタン(17位)
S: Kukushkin, Popko, Nedovyesov
D: Golubev/Nedovyesov

インド(18位)
S: Ramanathan, Bhambri, Gunneswaran
D: Bopanna/Balaji, Paes/Vardhan

ブラジル(19位)
S: Bellucci, Monteiro
D: Melo/Soares

オランダ(20位)
S: Haase, De Bakker
D: Haase/Rojer

ポルトガル(21位)
S: J. Sousa, Elias, P. Sousa, Ferreira Silva
D: J. Sousa/Elias

コロンビア(23位)
S: Gilardo, Struvuy
D: Cabal/Farah

ベラルーシ(24位)
S: Gerasimov, Ivashka
D: Mirnyi/Shyla

ハンガリー(26位)
S: Fucsovics, Balazs
D: Fucsovics/Balazs

 アウェイで嫌なのはインド。インドと言えば2008年、、荒れた芝でボパンナのサーブアンドボレーにやられた錦織のデ杯デビュー戦を思い起こします。暑いし。カザフスタン、ベラルーシあたりは応援に行くのも苦労しそうです。コロンビアでやったときも大変だったみたいですし・・・。

 日本としては、西岡が故障により復帰時期未定となってしてしまった今、確実に勝つためには錦織の参加が必要不可欠となるでしょう。しかし錦織の負担軽減のため、相手国によっては靭でやったようにダブルスのみ出場にしておいて、勝敗数次第でRubber 4のシングルスNo.1対決に交代で出場という作戦もありかと。ハンガリーあたりはチャレンジャーレベルの選手2人しか出ていないので、ダニエル太郎と杉田祐一でしっかり勝利したいところです。

 あるいはフランス戦を欠場した今年はもう錦織は出場しないという選択肢も、あるのかもしれません。いつまでも錦織に頼ってばかりはいられませんし、日本も層が厚くなってきていますから、レベルアップのチャンスと捉えて錦織抜きでチャレンジするのもアリかと。その結果、仮にWGから降格してもアジアゾーンは錦織抜きで勝たなければなりませんし、プレーオフでのワンポイントの錦織投入という作戦は十分考えられそうです。

 ほかの国のエース級選手を見るに、うまく集中してデ杯に参加する年を作って結果に結びつけています。錦織のように、毎年しっかり参加して貢献する選手の方が少ないくらいです。これまでの功績を考えたら、錦織の決断を尊重することはあっても、批判することはできないと思います(今年のチケットでえらい目に合いましたが、それでもそう思いますw)。

 また、デ杯は3セットマッチに変更されることが決定され、日程も3日間から2日間に短縮される可能性があるとのことです。このあたりも錦織の参戦に影響するかもしれません。

 個人的には、5セットマッチで戦われるデ杯が大好きです。他の大会にはない雰囲気、一体感があります。こうして度々記事にしているくらい好きです。一方で選手への負担は、近年の過酷なツアー環境とあいまって由々しき問題であり、最優先で考えられるべきものです。その意味で3セットマッチでの変更は歓迎すべきであるものの、私としてはむしろ以下のような案が良いのではないかと考えます。

  • 2年かけて大会を開催する。つまり、1年に2対戦ずつ行う。
  • 5セットマッチは維持する。(デッドラバーは従来通り3セットマッチ)
  • 参加選手にしっかりATPポイントを付与する。

 2年かけて大会を実施することで選手の負担は半減します。
 ポイントについてはもうこれは絶対必要だと思います。名誉だけでは多くの選手の参加は期待できません。一時期、ATPポイントが付いていたのにまたつかなくなりました。オリンピックもそうです。これではいい選手が参加してくれるわけはありません。ATPとITF、どちらも同じテニスというスポーツを振興したい思いは共通でしょうから、選手のことをしっかり考えて仲良くやってください!

259 件のコメント

  • 昨夜のジョコビッチ選手対ゴファン選手の熱戦は…私は2セット目終了時点で睡魔に負けました。2セット目は転倒後ジョコビッチ選手のプレーから変な力が抜けたように見えたので、このまま突っ走るのかと思っていました。ネバネバゴファン選手の勝利でしたか!

    バルセロナに関しては、ポジティブシンキングオンリーで行こうと思います。第1シードの重圧は無くなったし、ナダル選手にはモンテカルロで体力使い果たして頂きましょう。

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  • 連投失礼致します。既出だったら更にごめんなさい。https://mobile.twitter.com/tennis365/status/854956252484386816
    昨日ゴファン選手のラケット見て「あれ?」とはおもっていたのですが…。
    錦織選手、バルセロナから新しいラケットだそうです。

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  • @ROMさま

    現行Burn 95 CVのカラーを反転させたリバースモデルだそうです。お気づきのように、ラオニッチ選手やごファン選手の使用するBladeのリバースモデルも用意され、日本でも数量限定で6月に発売とのことです。
    Wilsonの道場さんによると、現行Burnを初めて錦織選手に見せた時、かっこいいけど、こんなに地味になっちゃって大丈夫ですか?と心配されたそうで、ならばとリバースモデル作成に着手したそうです。
    先代Burnnのデザインはポップな感じでお気に入りのラケットの一つでしたが、現行モデルのデザインは、渋いけど確かに地味ですよね(^^;

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  • 今日は。
    ジョコビッチ選手敗戦の弁です。
    <全仏控え暗雲? ジョコビッチもモンテカルロ・マスターズ敗退>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3126038

    う~ん、コートの日差しに問題をすり替えてはいけない。相手も同じ条件ですよ、そもそも毎年のことでしょう、と言いたいところですが、そういう部分に敗因を求めたくなる程ナーバスになっていたのでしょうね。

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  • @ぐうさま
    なるほど、確かにかなり地味でした(^◇^;)。
    リバースモデルという事はスペックは変わらず…なんですね。こんなにすぐに変わるなんておかしいとは思っていました。

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  • 今日は。
    ジョコビッチ選手敗戦の弁Part2、ゴファン選手勝利の弁。
    <ゴファンがジョコビッチから初勝利で4強「僕のテニス人生の中で最高の試合」>
    http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=123509

    ですよね~。5連敗中だった対ジョコビッチ選手戦、しかもそれは全てランキング1位に在位中のノールに対して。それがようやく勝てたんだもの、錦織選手とはまた違った思いがあるはず。おめでとうございます。

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  • 錦織選手のバルセロナ欠場は残念ですが、しっかり治してもらって、GS制覇目指してもらいたいですね。
    もともと怪我の多い選手ですから出場試合を絞っては、という意見も拝見しましたが、私も同意です。
    選手寿命が延びているとは言え、悲願達成にはこの数年が勝負でしょう。

    そのためにも、9月のデ杯POは欠場でもよいのでは。2月のフランス戦と同様、ブラジルは錦織選手のフル稼働でも勝てるかどうかの相手。

    出来るだけ早い時期に欠場を表明してくれれば、協会の会場選びも楽でしょうし、それでも観に行くつもりの人達のチケット取りも楽になります。フランス戦の時は、転売目的の輩が大量発生しましたから。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。