デブは面感がいいの法則

のっけから口が悪いタイトルですいません。

知り合いのテニスをする方で、ふくよかな方を思い浮かべてください。そんな人は高い確率でスライスがうまかったり、ボレーのタッチが良かったり、ロブが上手かったりしませんか?また、結構ビッグサーバーだったりしませんか?

私はこれを「デブは面感がいいの法則」と呼んでいます。

なぜこのような現象が起こるのでしょうか?

太っている人は走れません。基本的に体のキレはよくありません。

そんな人がテニスで生き残っていこうと思ったら、効率の良いプレーを目指すしかありません。

なるべくラリーは短くしたいので、サーブ1本でポイントが取れることが理想です。

ラリーが始まったら、体力温存のために不必要にボールを追いかけることはしません。バックハンドは、少ない労力で打てるスライスが定番となります。

ネットに出たら勝負が早くつくし、反応の速さは求められますが左右の移動距離は短くて済むのでネットに出ます。ちょうど1対1の場面でゴールキーパーが飛びだすような感じ、肉を切らせて骨を断つ戦術です。幸いなことに、肉なら豊富にあります。

ネットに出ても効率を追求します。腕力はあるので、高めの球は分厚い当たりでヒット。低い球はアングルやドロップを駆使し、やはり早めにポイントを欲しがります。

リターンも体の裁きが最少ですむスライスを好んで使い、ちょっとでも走らされるとロブリターンでいなします。

このような人、周りにいないでしょうか?面の感覚を研ぎ澄まし、効率を追求するテニスです。

逆に言えば面の感覚があるからこそ、太っていても対抗できるのです。これが「デブは面感が良いの法則」の正体だと思います。

このような人は痩せたらもっともっと強くなるはずなのですが、練習の後のビールが楽しみといったタイプの人が多いような気がしますw

決して太った人を馬鹿にするための記事ではありません。実は私も最近体がたるんできており、生き残りをかけて面感を磨くことに力を注いでおりますw そのような試行錯誤の中から気づいたことを書いてみました。そういえばあの人もあの人もあの人も・・・というわけです。

他にもみなさん御存じの法則があったら教えてください。今回の用にネタ的なものから真面目なものまで何でも結構です。

6 件のコメント

  • あっはは!
    いる、いる。
    友人Mはふくよかだけど足は速い(すぐ息が切れる)けど…

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  • 面白い!
    こういう人見ると、衰えてきたフットワークが気になり
    思い出したようにSAQのトレーニングや筋トレをしている
    自分は何だろうって思いますよ。

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  • てことは、

    その内、なる晩で慰安(ナルバンデイアンwww)が男子のNo.1に???

    なるんですかねwww

    うーーーん。
    それにしても、一つ前の記事にコメントした「米村知子」の件が気になって。。。

    ヨネトモは結婚したのだろーか?
    明子ちゃんの方か?

    わたくしの「勘違い?」な気もしてきた。。。。
    物忘れ激しいな。うーーん。

    誰か教えて下さいまし~!!!!!!!!

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  • 僕が思う法則
    左効きでフォアハンドストロークが弱い人はいない。

    「人間の体の構造上、心臓が体の中心より左よりなため・・・強く振りきることができる」

    理論をすっかり忘れてしまいました。。。汗

    確か、心臓に負担が少なく強く振ることができるとか・・・
    どうして負担が少ないかがイメージできないです。

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  • ピュアドラさん

    心臓が左にあるので・・・理論は私も聞いたことがありますが、ホントかな?と思っています。
    心臓の位置は実は体の中央付近みたいですし、高々重さ300g程度の物体が、60kgくらいの人体の重心に大きな影響を及ぼすことはないでしょう。

    しかしながら、「左利きにフォアの弱い人はいない」法則には実感として同意できますね。
    右利きの人は右利きのバックにボールを集める習慣ができていることが多いですから、左利きの人にとってはフォアハンドを打つ機会が増える、ということで自然に強化されるのだと推測しています。

    また気がついた法則がありましたら教えてくださいね!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。