本日より3日間IPTL神戸大会開催!

直前の案内になりましてすいません。

本日より3日間、IPTL (International Premier Tennis League)神戸大会が開催されます。

錦織圭は本日19:30からの対インディアン・エーシーズ(Indian Aces)戦、そして明後日4日 19:30からのフィリピン・マーベリックス戦に出場します。

まずは記事を立てただけですが、直前情報を随時まとめていきます(15:00)。

【15:13】今まさに圭アプリで練習動画がリアルタイム配信されました(20秒ほど)が、観客席とコートが近い気がします。
キャパシティも有明などよりは小さいでしょうし良く見えそうです。

【16:37】SS席はアリーナ席にかぶって手前側のコートが見えない場合もあるそうで・・・。なんということでしょうか。そんなことでは何を見に来ているのか分かりませんね。

出場選手

結局誰が出場するんだろう?
メンバーはこのブログの過去記事の通りですが・・・。全員は来ませんので。
現在情報収集中ですが、現在のところ日本入りが分かっているのは以下の選手たち。

【15:53】12/2の試合オーダー分かりましたので記載します。

12月2日(水)

16:00~ UAE Royals vs. Singapore Slammers
女子S イワノビッチ vs. ベンチッチ
男子S ベルディヒ vs. キリオス
男子D ベルディヒ/ネスター vs. メロ/キリオス
ミックスD ムラデノビッチ/ネスター vs. メロ/プリスコバ
レジェンドS イワニセビッチ vs. モヤ

19:30~ Japan Warriors vs. Indian Aces
ミックスD シャラポワ/パエス vs. ミルザ/ボパンナ
女子S シャラポワ vs. ストーサー
レジェンドS サフィン vs. サントロ
男子D 錦織/Herbet vs. モンフィス/ボパンナ
男子S 錦織 vs. ドディグ
その他、来日が確認されている選手
ガスケ
ブラウン
ラオニッチ

TV放映情報

WOWOWですべて生放送されます。
「初日の第1試合は無料放送」とありますが、これはどうやら「本日16:00からのシンガポール・スラマーズ vs. UAEロワイヤルズの全カード」のようです。

「19:30からのジャパン・ウォリアーズ vs. インディアン・エーシーズの第1試合」が無料ではありませんのでご注意ください。

しかも、23:00からは「錦織圭グランドスラム全試合見せます」やるみたいで、WOWOWはどうやら今日は寝かせてくれないらしいですw

詳細な放送予定は下記リンクでご確認ください。
放送予定・対戦表 |IPTL2015 |WOWOW TENNIS ONLINE | WOWOWオンライン

大会ルール

大会ルールは結構複雑で、独自ルールもあります。
詳細は下記リンク先でご確認ください。
IPTLとは?|IPTL2015 |WOWOW TENNIS ONLINE | WOWOWオンライン

特徴的なルールは下記の通り。

  • 各チームラウンドロビン(総当たり戦)による上位2チームによる決勝。
  • ラウンドロビンは1セットマッチ5本(男子S、男子D、女子S、ミックスD、レジェンドS)の計5セット。
  • ラウンドロビンの勝敗は、各試合の勝利敗ではなくゲーム取得率で決まる(獲得ゲーム÷総プレーゲーム)
  • 各セット1回ずつ選手交代が可能。
  • ノーアド、5-5タイブレ(シュートアウトという独自タイブレ)
  • シュートアウト:タイブレ6-6の時、次のポイントを取った方がタイブレを取る。
  • スーパーシュートアウト:5セット終了後のゲーム取得率が同率のとき、男子Sによる10ポイントシュートアウト(9-9になったら次のポイントを取った方が勝ち)を行う。
  • 最終セット(第5セット)の特別ルール:それまでの4セットを含んだ総獲得ゲーム数の多いチームが最終ゲームを制するまで行われる。すなわち5セット目を制したチームの総獲得ゲーム数が相手チームより少なかった場合、総獲得ゲーム数が並ぶ、もしくは総獲得ゲーム数の多いチームがゲームを取得するまでそのセットは行われる。総獲得ゲーム数が並んだ場合、スーパーシュートアウトが行われる。
  • コカコーラパワーポイント:レシーバーの選手は次のプレーで取得する得点が倍になる、コカコーラパワーポイントを行使することができる。コカコーラパワーポイントは各チーム、1セットにつき1回まで行使できる。

覚えるだけで大変ですw

最終セットは要するに、負けているチームはそのセットを取られない限りはいくらでも追いつくことができるということですね。これは面白い。

極端な例を上げると以下のようなことも可能になります。

  • 4セットで0-24で負けている。
  • 5セット目を勝利する(6-0から6-5まであり得るが、スコアは関係ない)。
  • この時点で特失ゲーム数は6-24から6-29の間であるが、その後、負けている方がゲームを連続で取り続ける間は負けない。
  • 6-24だとしたら18ゲーム連続で取り、スーパーシュートアウトを取れば逆転勝利。
  • 6-29だとしたら23ゲーム連続で取り、スーパーシュートアウトを取れば逆転勝利。
  • スーパーシュートアウトに持ち込む前に相手にゲームを取られてしまったら負け。

出場の意義と価値

オフの貴重なトレーニング期間にこの大会に出ることに対しては様々な意見があります。
錦織の場合、疲労を取るとともに体力向上、怪我防止策を取ることが翌シーズンに向けてベストな選択であると私は思いますが、このような大会に出て気持ちをリフレッシュすること、レジェンド選手はじめ他の選手達との交流、ファンサービス、テニスの振興など様々な意義もあり、なかなか悩ましいところです。

帰国以降、休暇は取れていないようです。
多忙の錦織 休暇無しでIPTLへ – テニス365 | tennis365.net

私としては本音はどこかで集中的にボディケアとトレーニングをしてほしいところではありますが、結局のところどのような事情があるかについては本人または周囲の人々でないと分かりませんし、様々な要因が絡み合った中での決断ということで、これを尊重したいと思います。

出場の意義については杉山愛さんがコラムで「選手にとってもメリットがある」とおっしゃっています(WOWOWのコラムなので、ポジショントークも含まれているとは思いますが・・・)。
WOWOW – スポーツナビ

リンク集

26 件のコメント

  • 本人のツイートから、ラオニッチも来日して神戸にいる模様です。
    サントーロとサフィンの試合なんて、鼻血ものですね!サフィンは、今でも嫌なんでしょうか?気になります。

      引用  返信

  • 団長さん、記事立てありがとうございます。

    IPTL、豪華メンバー、どの試合も面白そうで、一度見始めたら何も手に付かなくなりそうで恐いです(嬉しい悲鳴ですが笑)。

    スレ違いですが、番組情報です。
    今夜9時からのNHKニュースウォッチ9に『耐え抜いた1年、錦織選手単独インタビューで今季を総括』とあります。
    何を語ってくれるか、楽しみです。
    既出だったら失礼。

    オフでも本当に多忙な錦織選手、本当にゆっくり温泉に入れる時間、取れるんでしょうかね〜?
    本人は神戸のIPTLが終ったら少し休めるって言ってたけど…。

      引用  返信

  • ITPL神戸大会、すごいメンバー集まりましたね。
    錦織選手、気分転換にもなるし、楽しんでるので
    いいかもしれないですね。
    楽しみな対戦が多いですね。

      引用  返信

  • サフィン、エルベールと、自分の好みの選手と、そこにIMG先輩のシャラポワも錦織のチームメイトなんて、不思議な映像で本当に夢の中みたいです。錦織のダブルス楽しみだなぁ。

      引用  返信

  • にゃんりーさん、神戸から松江は比較的に近いので、一週間足らずですが、実家で休養出来るかもしれませんね~10日くらいは休んでほしいですけども・・・m(__)m

      引用  返信

  • 下団さん、そうですよね。10日でも休めるとホント良いですよね。

    あ、錦織選手のタブルス、始まりましたね。
    ダブルス、久々で楽しみ。

      引用  返信

  • にゃんりー さん、本音は少なくとも1ヶ月は休んでほしいです(T_T)
    でも、これだけオフシーズンも忙しい選手の出現を期待していたのも事実ですので・・・出来るだけ遠い未来の錦織選手が引退する時が幸せな瞬間でもあってほしいですし、そうなってほしいですねm(__)m

      引用  返信

  • はじめてのコメントが質問ですみません。
    ジャパンウォリアーズが総獲得ゲーム少ないまま(23-24か24-25)錦織選手がセットに勝利した時点で終わってしまったんですが…誰も疑問に思っていない…?
    それとも私がルールを勘違いしているのでしょうか?

      引用  返信

  • @ももき さん

    WOWOWが間違っている、または変更になっていたが知らされていなかったということかな?と思っています。混乱しますよね…
    説明が欲しいですね。

      引用  返信

  • @sachi
    返信ありがとうございます、やはりルール変更があったのですかね?
    個人的に心配なのは試合の勝敗がどうなるかですね…

      引用  返信

  • 仕事終わらせてからIPTL観戦行ってきました。試合終わって会場から出ると雨降ってます…(笑)

      引用  返信

  • @ももき さん

    やはりWOWOWは間違っていなくて、今回のみ適用されなかったようです。もしくは、モンフィスが棄権したとの情報もあるようですが…。棄権して勝てるなんて話があっていいものでしょうか?
    団長さまがツイッターで色々聞いて下さってるようですね。続報を待ちましょう。

      引用  返信

  • やはり、皆さん、今日の終わり方に疑問を持たれていたのですね!団長様の解説お待ちいたします。
    圭君、とても楽しそうでしたが、ちょっと疲れてましたよね。少しでもお休みがとれると良いのに!と思ってしまいました。圭君最後勝利でよかったですが。

      引用  返信

  • 下団さん、私も強くそう願います。

    今日のIPTLを観ていて、最後のシングルスの試合前、モンフィス選手が足に違和感があるようなのに出てきて、無理に出場して怪我に繋がらなければいいのに…と思ったり。また逆にくるみちゃんのあの幸せそうな笑顔を見ると、やっぱりあの場所は特別な所なんだなぁって思って、それを体験できて、実際に試合も出るのは、とても大きな経験値として選手にとってプラスになるんだろうなぁとかいろいろ思っちゃいました。

    ファンとしては錦織選手のプレーを長く観ていられるのは本当に幸せですが、やはり無理はして欲しくない…、複雑な心境でした。

    でもしっかり楽しめました。
    こんな試合の数々を日本で観れるなんて、凄いことですね。
    本当に錦織選手のおかげです。

      引用  返信

  • 今日の最後はどうなっちゃったんでしょうね?
    ツイッターを見ると外国の人もみんな’Last Set Importance’ はどうなっちゃったんだって言っているので、今日の審判やみんなはそのルールをしらなかった??

    モンフィスが棄権したら、交代枠があるので、棄権で終了はあり得ないのでは?
    すっごく面白くなってきてたのでがっくり、真意がしりたしです〜。

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  • @sachi さん

    会場の空気に流されて自分がおかしいのかな?と思っていましたが、少なくとも提示されたルールにおいては自分の解釈は正しかったみたいでちょっと安心しました。(とはいえ戦った選手達の事を考えると全然安心出来ませんが…)

    夜も眠れなさそうだったので、現場でIPTLの名札を掛けている方にも聞いてみたのですが、やはり公式見解が出るまではなんとも言えないみたいです…

    団長さんが聞いて下さっているようですので、大人しく待っておきます!sachiさん、団長さんありがとうございます!

    うーん、せっかくの珍しいルールだったので、単普段は見れない延長戦、あわよくばスーパーシュートアウト見たかったなぁ~

      引用  返信

  • すいません、途中で送信してしまいました。

    今日はすごい盛り上がって楽しかったのですが、終わり方もそうですが、ルール自体がややこしかったですね。サフィンが負けた時点でJapan Warriorsがトータルで負けているという認識はほとんどの観客が持ってなかった気がします。

    あと神戸ワールド記念ホールで終了予定時間22時半はちょっと無茶な気がします。ポートアイランド周辺は大阪からあまりアクセスがよくなく、23時頃に終電を迎える人も少なくないないと思います。実際22時頃から席を立つ人も見え、錦織がが勝利?した同時に大勢の人が席を立って駅に向かいました。自分もその一人です。

    なんか不満点ばかりになってしまいましたが、大会自体はとても楽しかったです。錦織とシャラポワが人気なのは分かっていましたが、モンフィスの人気に驚きました。
    あとはサフィンがいつラケット折ってもおかしくない状態で笑いと同時にハラハラした空気が会場に流れました(笑)

    長文失礼しました。金曜日にも観戦に行ってまいります。

      引用  返信

  • @fox さん
    @ももき さん

    現地組だったのですね!何とも羨ましい〜!
    公式見解、ちゃんと出してくれるといいですね。時間の問題ならまぁ納得です。知らなかったとなると…w

    foxさん、モンフィスは私も大好きですよ〜!5thが圭くんvsモンフィスとわかった時にはテレビ前で叫びました( ´ ▽ ` )w 脚は大事ないといいのですが。
    サフィン戦はテレビを観ててもハラハラしました。現地はもっと緊張が走ったのでしょうね…!
    お二人とも、明後日はもっと冷えるようですからどうぞお気をつけて(*^^*)楽しいレポお待ちしてます。

      引用  返信

  • この時期にエキビジとはいえ試合をするのは如何なものかという意見もありますが、確かに肉体の弱点を鍛えるトレーニングと休養が出来ないことは事実ですが、一方これをリラクゼーションと実践練習と見なせば、普段自重するような遊びのあるプレーを交えながら、モンフィスを相手にシングルス、普段組むことのないエルベールと組んでボパンナ/モンフィス組とダブルスをそれぞれ1セットずつ集中してやる、というのは、とても充実した実践練習になっていて、ツアー中には味わえない刺激と収穫を錦織は持ち帰っているのではないか、と見ていて感じました。

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  • zeugさん、確かに私もちょっとそう思いました。
    試合はしっかりやってましたからね。
    でもトレーニングはしっかりやって、いいオフシーズンを過ごして欲しいですね。

      引用  返信

  • zeug さん、団長さん、なんにしても現役時代に完全休養は無理ですよね~軽いトレーニングやラケットを握っての練習も継続していかないと体型を崩してしまっては元に戻すのに大変です。
    そういう意味ではエキシビションも調整の一環として考えれば良いのでしょうね~m(__)m

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  • >団長、下団さま、
    そうですね。肉体改造もぜひやってほしいです。

    フェデラーの1歳半歳上のサフィンが明らかにトレーニング不足で、数ゲーム前後に走らされてぜいぜいしていたのはちょっぴり悲しかったです。

    それにしても、ミスをある程度許容できるエキジビションマッチよりも、勝負にこだわるフェデラーとの真剣勝負の方が、観客を魅了するスーパーショットを結果的に多く生み出すという事実をみても、あらためてフェデラーと錦織はお互いにプレーでインスパイアーし合う関係にあるのだと確信しました。

      引用  返信

  • 錦織選手に限らずトップ選手のオフについてですが、このクラスになるとシーズン中に意図的にオフを作るしかないと思います。
    具体的には全豪ぶっつけ本番にする、2月は大会に出ない、4月は大会に出ない(クレーはマドリードから)、全英後カナダMSまで大会に出ない(今年は五輪の関係で無理)。
    こんなところでしょうか?

      引用  返信

  •  現地組です。
     試合は最高に面白いです。

     2日目の試合、錦織は欠席で残念ではありましたが、毎試合白熱の戦いが繰り広げられ、時間があっというまに過ぎます。

     試合の前後の練習もホント豪華で、今日の昼と夜の休憩では、シャラポア・サフィン、ベルディヒ・イワニセビッチ、コールシュライバー・パエスが3分の2面のコートを使いラリーをしていました。
     本日初登場のセレナは、GSなどで見ていると鉄人のような様ですが、実際はキュートで、ちょっとファンになりました。最近、悪童ブりを発揮しているキリオスも、まだまだ少年ぽさが抜けきれないところもありますし…、少し髪が伸びたラオニッチや「今に見とけ」の常連ガスケ、昨日はメンバー紹介されなかったのにベンチにずーっといたコールシュライバー、ベンチと観客席の狭いところで座り込んで靴紐を結ぶベルディヒなど、見所満載で、実戦ではないリラックスした雰囲気もみることができます。
     会場も大変コンパクトで申し分ないのですが…

     運営については???です。
     今回、関西での開催ということで、う~んと奮発してSS席を3日間通しで購入しましたが、最低でした。距離的には問題ないのですが、団長がご指摘の通り、アリーナ席のおかげで、コートエンド、コーナーが見えません。席にもよるのでしょうが、私の席が1階アリーナの入り口のすぐ横で、ひっきりなしに観客・ラインズマン、ボールボーイの通行がある上、その入り口に係員がいて、一々チケットの確認を立ち上がっています。初日は、サーブの時でも、ラリー中であろうとお構いなしだったし、目の前を噂のシャンパングラスを手にした観客が、ラリー中うろうろしているし…。

     会場はホボ英語onlyで、当日配布の日本語訳のルール(Match Scorring)を熟読するのみ。試合を観戦するには問題ないので、IPTLの大会というより、勝手に野球のオールスターゲームののりで楽しんでます。IPTL側は日本人の観客に理解がなく、日本での運営代行側にはテニスの大会運営のノウハウがないというところでしょうか。

     けど、試合自体は本当に面白くって、明日は錦織も参加する予定ですので、残り1日、参加選手が怪我なく終わることを祈りながらも、楽しみたいと思います。

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。