デ杯インド戦 錦織圭 vs R.ボパンナの感想

GAORAで放映された錦織圭 vs R. ボパンナ戦を見ました。

2008年デビスカップ アジア・オセアニアゾーン グループI
2回戦 インド vs 日本
2008年4月11日~13日

R. Bopanna def. K. Nishikori, 7-6(2), 3-6, 6-4, 2-6, 6-3

風邪でぶっ倒れていたので、テレビのところまで這って行って録画をセット。観てみたら、「放映時間を変更」とのことで、添田豪vsアムリトラジの途中から録画できていませんでした…。そうか、試合時間を計算に入れるの忘れてた…不覚。

それはそうと、試合を見た感想。

  • 解説の小浦さんの声が小さすぎて聞き取りづらい
  • リプレイのときのDavis Cupアニメーションが長すぎて次のポイントが始まってることしばしば。うざったい
  • 松岡修造氏の声はインドでもすぐそれと分かる

・・・と、試合に関係ないコメントはこのくらいにして・・・

まず錦織圭の出来について。確かに芝に不慣れな感じは随所に見られたが、予想したより悪くなかった。フォアは相変わらず強力だし、やはりセンスを感じる。サーブも悪くない。

それでも負けたのは、「ポイントの集め方」だと思います。試合の流れや戦術的なことについては後述。

次にボパンナ。これが300位台の選手かというくらい強かった。サーブ凄い。しかも5セット戦って、第5セットが一番サーブが良かったのではないか。

ボパンナはミスるときはミスる。そのミスが出た第2、第4セットは比較的簡単に錦織にセットを取られてしまう。その代わり、取った第1,3,5セットでは少ないチャンスを勢いで取ってしまった。このあたりが、総ポイント数で錦織を下回りながらもボパンナが勝利した要因だと思います。

錦織の方がプレーは安定していたと思いますが、爆発力が足りませんでした。安定している中で、突発的に迎えたピンチをしのぐことができませんでした。5セットもあればどうしても何回かはピンチを迎えてしまいます。逆にボパンナはその少ないチャンスの場面で積極的にプレーしました。竹内キャプテンや錦織本人の談話にもあったように「大事に行き過ぎた」面があったように思います。

初デ杯のプレッシャーはあったとは思いますが、それより芝への対応がより大きな問題だったように見えました。波に乗れそうで乗れない場面が続き、最後はパスのミスが目立つようになってしまいました。

小浦さんはしきりに「リターンのポジションが後ろすぎる」ことを指摘していました。確かに、勝負をかけて前のポジションでリターンする場面をもう少し増やした方が良かったように思います。

相手がネットプレイヤーだったので仕方のない面もありますが、フォアでぐいぐい押す場面があまり見られなかったのが残念。

錦織としてはもう少しロングラリーに持ち込みたかったと思いますが、とにかくボパンナがネットにラッシュしてくるのでその暇がありませんでした。

ボパンナは「やることがもう決まっているので、迷わなくてすむ状況(小浦さん解説)」だったのに対し、錦織圭は終始試行錯誤を繰り返しながらのゲームだったように見えました。

それもこれも、ボパンナの強力なサービスがそうさせたのは明らかで、ネットへの詰めも早く、繰り返しになるが300位台の選手とは思えないクオリティでした。

ボパンナは芝で育ち、デ杯も20戦近く経験している選手であり、アウェイであったことも考慮するとランキングの差はほぼ帳消しで、勝負の行方は最初から五分五分だったと思います。

その五分五分の戦いに負けたわけですから、言い訳はできませんが、映像を見た感想としては錦織圭も頑張ったと言えると思います。

(映像を見る前はどうやってダメ出ししようかと考えていました^^)

今日の夜はブパシに勝った試合の放送です。結果が分かっていても楽しみです。

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1 個のコメント

  • ボパンナは
    ・リターンを前で取りプレッシャーをかける
    ・無理しても前に出る
    ・サーブで攻める
    というシンプルな作戦で、ある程度のミスやポイントを取られることもあらかじめ考えていて、迷いが無かったような気がしますね。
    確かに小浦さんの言っていたようにランキングの差はあのサーフェスで帳消し、いやそれどころかボパンナに有利に思えました。
    まさに地の利を最大限に活かしたいい例でしたね。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。