【試合レビュー】2008デルレイビーチQF vs B.レイノルズ

Delray Beach Tennis International Championships 2008 

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アメリカ・フロリダ州 Delray Beach
賞金 $436,000 / 32ドロー
ハード(アウトドア)


準々決勝(QF)
K. Nishikori def. B. Reynolds, 6-2 6-4


松岡修造以来のツアーベスト4がかかった歴史的試合ということで、公式サイトからライブストリーミング視聴権を購入して、詳細にスコアをつけてみました。以下それを元にした試合の概要です。

相手がアメリカ人ということで、アウェイの雰囲気で試合が始まるかと思いきや観客席はガラガラ。淡々とした感じでゲームが始まる。

1stセット第1ゲーム(レイノルズサーブ)

1本目からいきなりバックのストロークエース。フォアのリターンエースもあってダブルのブレイクポイントを握る。しかしミス2本と相手のいいサーブ2本でキープされてしまう。0-1。

第2ゲーム(錦織サーブ)

相手のいいフォアハンド2本で30-40とブレイクポイント握られるがフォアのエースで切り抜ける。サーブは2ndが相変わらず弱く見えるが要所で1stサーブが入る。早くもサービスエース3本。1-1。

第3ゲーム(レイノルズサーブ)

ストロークが冴えて早くもブレイク。リターンも良く入る。レイノルズサーブはあまり強力には見えない。2-1。

第4ゲーム(錦織サーブ)

安定したストロークと最後はドロップショットが決まってラブゲームでキープ。3-1。

第5ゲーム(レイノルズサーブ)

レイノルズにストロークミスが多く出たものの、いいサーブを集められキープされる。3-2。

第6ゲーム(錦織サーブ)

フォアのミスが3本出てデュースに追いつかれるも、そこからナイスサーブとフォアの逆クロスが決まってキープ。4-2。

第7ゲーム(レイノルズサーブ)

フォアが決定力ありすぎ。全ポイントをフォアの強打から取ってブレイク。うち2本はリターンエース。フォアで押し込んでからバックのエースもあった。5-2。

第8ゲーム(錦織サーブ)

15-30の大事なポイントから2つのサービスポイント。最後はレイノルズのアプローチがネットして第1セットを奪う。6-2。

2ndセット第1ゲーム(レイノルズサーブ)

気合を入れなおしたレイノルズの攻撃に押されキープを許す。0-1。

第2ゲーム(錦織サーブ)

今度はバックが決まり始める。相手ミスもあってキープ。1-1。

第3ゲーム(レイノルズサーブ)

レイノルズは2ndセットに入ってからサーブが良くなってきた。簡単にキープされる。観客がちらほらと増えてきた。1-2。

第4ゲーム(錦織サーブ)

ラブゲームで難なくキープ。バックのショートクロス気味に目の覚めるようなエースがあった。2-2。

第5ゲーム(レイノルズサーブ)

フォアに回り込んでのスーパーリターンでポイントを取った後、バックのパスを抜いて「カモン!」の声が出る。レイノルズにDFが出てついにブレイク。明らかに乗ってきた。3-2。

第6ゲーム(錦織サーブ)

勝ちを意識したか?突然フォームにバランスを欠いてフォアのミスを連発、ブレイクされる。3-3。

第7ゲーム(レイノルズサーブ)

レイノルズは相変わらずナイスサーブを打ってくるがフォアにミスが出る。デュースにもつれこんでから錦織のバックパスが抜けて再びブレイク。4-3。

第8ゲーム(錦織サーブ)

今度は力みが見られず、軽快にラリー。流れの中から軽い感じでスコンとエースを取り、非凡なセンスを感じさせる。ラブゲームでキープしていよいよベスト4が見えてきた。5-3。

第9ゲーム(レイノルズサーブ)

ここはレイノルズが踏ん張りラブゲームでキープ。5-4。

第10ゲーム(錦織サーブ)

ジャックナイフでエースを取ったり、バックハンドでラリーを支配しまくり、もうやりたい放題といった感じで最後はサービスエースで完全勝利。6-2, 6-4。

観客も大拍手。インタビューでは英語が聞き取れずWhat?と聞き返す場面もあったが、やっぱり嬉しそうだった。

というか見ているこっちが本当に嬉しくて、こんな日本人がついに出てきたかと感慨ひとしお。

次の対戦相手はアメリカの若手ホープのケリー。厳しい戦いになると思うがチャンスを生かして勝って、決勝に進んでほしい。

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ABOUTこの記事をかいた人

 テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。