錦織圭、左脇腹痛が回復せず棄権(2016ハレ2回戦)

2016 Halle (ATP 500)
2nd Round
Florian Mayer def. Kei Nishikori「2」, walkover

既報の通り、1回戦で痛めた左脇腹痛が回復せず2回戦を棄権しました。
昨年はふくらはぎの痛みでSFを棄権し、ウィンブルドンも2回戦で棄権となってしまいましたので、その苦い経験から今年は大事を取ったものと思われます。
怪我自体はバッドニュースですが、この判断はグッドニュースだと思います。

本人は軽症で1週間で治ると言っています。
額面どおり受け止めてよいかは過去の怪我の歴史を振り返る限り、100%の信用はできません。
ですがウィンブルドンに向けての判断としては現時点では最良だと言う事ができるでしょう。

心配なのはこの左脇腹痛が常態化していること。
新しいものから順に列挙すると、

2015年11月 パリ3回戦 ガスケに対し6-7,1-4でリタイア
(参考:残念無念・・・腹筋?腰?の故障でリタイア(2015パリ3回戦)

2013年5月 全仏 4回戦ナダル戦までこぎつけるも、序盤のプレーに左脇腹痛の影響あり

2013年3月 インディアンウェルズ3回戦 ベルロクに2-6,2-6で敗退 メンフィスで痛めた左脇腹の影響あり
(参考:負けた。負けたがうろたえるでない錦鯉たちよ(2013インディアンウェルズ3回戦))

2013年2月 デルレイビーチ1回戦 カルロビッチに対し4-5でリタイア 前週のメンフィスで痛めた左脇腹の影響
(参考:メンフィス奮闘の影響?錦織圭、左脇腹痛でリタイア(2013デルレイビーチ1回戦)

2013年2月 メンフィス 左脇腹を痛める(結果は優勝)

2012年5月 全仏
 バルセロナの故障が元で欠場
(参考:錦織圭、2012全仏を欠場

2012年4月 バルセロナQF ベルダスコに2-4でリタイア
(参考:錦織圭、左脇腹を痛め無念のリタイア(2012バルセロナ準々決勝)

2008年6月 ウィンブルドン1回戦 ジケルに対しリタイア
(参考:錦織圭、無念のリタイア(2008ウィンブルドン1R)

記憶の範囲だけでこれだけあります(漏れがあったら教えてください)。
他にも腰痛、手首、ふくらはぎなど、1回だけではない箇所もたくさんあります。
トレーニングやリハビリはしっかりやっているはずで、それでもどうしても完全には治っていません。
本人も言っているとおり、「上手く付き合っていく」しかないのでしょう。
個人的にはサーブのフォームが影響しているのではないかとの感想を持っていますが、まあ推測にすぎませんね。

ただ、2013年の故障までは「重症ではない」と言いながら意外と長引くという結果でしたが、2015年のときは「ファイナルのために大事を取った」と言い、実際にファイナルでは棄権することなくプレーしました。
自身の体の状態の見極めは上手くなってきているはずです。

続報を待ちたいところです。

73 件のコメント

  • グリップ的にフェデラーのフォームをそっくり真似するのは無理でしょう
    真似してほしいのは脱力と振り抜きです
    クロスに打つときに小手先やヘリコプターにならない脱力して打点を前にした振り抜き
    やってほしいのはこれです
    プロスポーツでのプレーヤーに対する意見に対して
    お前やれんのか?とかお前できんくせに
    とかいう反論はなしだと思います
    自分は出来ないです
    もちろん
    でも錦織に夢を託してます
    そこで思ったことすら言ってはいけないのならプロスポーツってなんのためにあるんでしょう?

      引用  返信

  • 雨で試合が押して、一日に2試合もある選手は大変ですね。
    日比選手、バウティスタ本日の2試合目始まったところです。

    ティエムの対戦相手の予定で棄権となった選手は前大会の決勝戦相手ですよね。
    今日は体休めの日となり英気を養って明日また更にパワーアップして出てくるのでは!

      引用  返信

  • Vivaさん、棄権になったのはコールシュライバー選手です。
    私は錦織選手の次に好きな選手なので、凄く心配しています。

    ハレのコートは怪我をし易いのではないでしょうか?
    錦織選手は今年は早めに棄権してよかったような気がします。

    コールシュライバー選手、肉離れらしいです。
    WBに間に合うことを祈ります。

    錦織選手は間に合いそうで本当によかったです。
    昨年の教訓を生かしたと思います。

    それにしてもティーム選手、強運にも恵まれて
    快進撃はどこまで続くのでしょうか?

      引用  返信

  • @NGK
    @NGK 様
    NGK さんのご意見を読ませて頂き、賛同いたします。

    海外では4スタンス理論や初動負荷理論などは、スポーツ心理学や精神科学を研究する者にとっても、非常に興味のある理論です。イチロー選手が、実践されてるのは有名ですが、まだあまり正確な検証データは、ありません。が、これからどんどん理論の成功例が出て来ると思います。
    私は前々から、圭君が試合の前後(大きな大会から次の大会の期間も)毎日フィジカルを鍛えるために筋トレをトレナーさんの指導のもとで続けていることについて少し不安でした。度が過ぎたトレーニングをしているのかどうか?圭君に合ったものなのかどうか?と言うことです。なぜなら、去年の全米の1回戦や、今年の全仏の1回戦の時の入場の時から、試合が始まる前の精彩のない疲労の滲んだ顔色を見ても、慢性的な疲労を抱えているように見えました。トレーニングをあんなに一生懸命に続けてきて、体も強くなってきているはずなのに、此処にきて又怪我?勿論、芝へ対応するのが難しいこともありますが、でも何か方法が間違いなのか?と、。そして、やはり私としては、初動負荷理論のトレーニング方やストレッチをもっと試してみて欲しいなーと思います。テニスにも柔軟性はとても大切です。
    ジョコさんはヨガや、マレー選手は独自のトレーニング、ティーム君も、筋トレーは、やってませんよね。確かにプロの方々が周りにはついていますが、その道のプロの方々には、頑固に自分の信念を通す方が多いのも事実です。圭君は精神的にもとても辛い時ですので、早く圭君に合ったトレーニング方法見つけてあげてほしいものですね。臨時のレジェンドコーチの件もですが(サーブの姿勢について指導できる)、、。外野が長々とすみませんでした。でも、私は、いつもどんな意見のかたの投稿文も読むのは、とても楽しみです。

      引用  返信

  • もう毎日が本当にめまぐるしく動いており、なかなかここに書けずにすみません。
    また、タイミング的に話の腰を折るようでしたら申し訳ありません。

    まだハレです。毎日フェデラーとズベレフとティームを必ず観る日々・・(笑)。
    圭の棄権は、残念ではありましたが自分のためにベストな決断をしたわけですから良かったと思います。これを知った時点でまだ杉田選手が順延を繰り返している最中でしたので、もう杉田選手が優勝しちゃえ!と気合が入りました。ツイッターを見てくださっている方々が、ライスコ以外は私のツイートだけが情報源だと口々に教えて下さいましたので出来る限り実況しました。彼のバックハンドってあんなに力強くて鋭いのですね。サーブもエースをいくつか取りましたよ。セッピに負けないフォアも打てるのですが、やはり継続力が違いますね。セッピは、少しでも隙があると思えば攻め立てて来て、先に杉田にアタックチャンスが来ることがあまりなかったことが大きな敗因の一つかと。そして恐ろしいくらいイレギュラーにバウンドした(時には真上か?のような)ボールもしっかりとドライブ対応していたのがセッピでした。あとはやはり芝の洗礼。ドロップショットを取りに行かれた杉田選手、滑って転んでしまいました。

    ドイツに来てから杉田選手を強く応援しているという方(選手ご本人もこの方の情報をご覧になっているとのこと)から連絡が入り、メディアがないので写真も言葉もどうかよろしく、とのこと。なるほど、人もいない、カメラもない、東洋人らしき人は5名くらい?・・。500の2回戦ですのに戦い内容を日本人が観ることができない。残念ですね。視界に入るエンドコート同士のうごめく両者は比べるまでもなく体格が違うので、否めないパワーの差。なのに、最後まで、逆転を信じて戦ったその表情と溢れ出る闘志は忘れられないものとなりました。今回で一番心を動かされたのが杉田選手でした。杉田選手のブログを読んだところ、ご自分でも「スコア的には」あっさりとやられた、と言っていましたが、スコア的じゃなく内容では、そこまであっさりではなかったことをご存じだからこその言い回しであることを願います。2セットめのゲームカウント5−0 30−30から、4度目の入場で、4度目のウォームアップ後、2ポイント取られてゲームセット。とても悔しかったのは本人が一番だと思いますが、この雨に翻弄された者同士、自然と笑顔になります。杉田もセッピも良い笑顔。また絶対に頑張って欲しいです!

    前日、1回戦のフリッツに勝利後に主に日本のメディアに囲まれて歩きながら喋っている杉田選手を見ていたのですが、この様がまた良かったんですよ!周囲が笑顔で浮足立っているのに、ご本人のみ淡々となぜ勝てたかを冷静に静かに喋っている!いいですね、いいです!正しいスポーツマンのあり方、という感じでした。

     また、その方が教えてくださったのですが、杉田選手が全豪本戦が決まった時の新聞記事に「錦織は試合後のインタビューを受ける杉田の姿を嬉しそうに写真を撮りながら会場をあとにした」とあったそうです。ほっこりしますね。

    観たマッチについて全て書くことはしませんが、昨日、ガバシュビリに勝利したティームが出てきたので、サインと2ショットをお願いしました。これ、火曜日のダブルス後にも叶っていることなのですが、その時は本当に疲れている表情でしたが、より疲れが溜まっているであろうシングルス後の昨日、なんだかすっきりニコニコでしたよ・・。
    一方、もう芝で滑っていない選手はいないという感じです。昨日の、怪我で棄権し、ゴファンに勝ちそびれたスタコフスキーはもう本当に可哀想でした!芝は怖い!

      引用  返信

  • ゆきんこりさん
    杉田vsセッピの観戦レポートありがとうございますm(__)m
    本当に何度も雨中断して、選手もコートキーパーの方もゆきんこりさんも大変でしたね。私もゆきんこりさんのツイートで、始まるのやらないのと確認しながらのライスコ応援でした。内容はあっさりでは無かったんですね^^
    WB予選でも頑張ってほしいです!

    ツイ見ましたが、ティームと2ショット、サーシャにサイン、そしてロジャーさまと会話してサインもらうとか、もう夢の中の話しのようです✨
    ゆきんこりさんの行動力には脱帽します😆
    圭が棄権して残念でしたが、最後までハレを楽しんで下さいね(^o^)/

      引用  返信

  • ティエムの準決勝の相手って圭くんからぼた餅もらったメイヤーですか?勝ちあがってたんですね。多分あの状態で戦ってたら負けてたかもですね。ぼた餅生かして欲しいけど、やっばりティエム×フェデラーみたいです。って今の所ライスコしか見れんけど。

    まぁフェデラーによるフェデラーのための大会みたいで立ち向かう方もやりにくいよね。

      引用  返信

  • @ゆきんこりさま
    ハレレポートありがとうございます。杉田選手の試合は全く放送がありませんでしたので、情報はとても嬉しかったです。スコアだけではわからないんですよね〜。
    Twitterも見させて頂きました。私も行った気分になって最後まで楽しませていただく予定なので、続報よろしくお願い致します!m(_ _)m

      引用  返信

  • 初動負荷トレーニング、異常に長寿の三浦カズ選手もやってますよね。
    同じく長寿のイチロー選手はあのマシンをでかいトレーラーに載せて遠征地まで運ぶというから、欠かせないものなんでしょう。
    錦織選手にも長く続けて欲しいという願いも込め、あれ、是非使って欲しい。ハードな追い込み型のトレーニングではなさそうなので、面倒くさがりの錦織選手に合っている気もするし。
    ジョコのコンニャク身体も密かにアレ使ってんじゃないか疑惑(笑)
    あれを開発した日本人トレーナーさんは、異端児扱いで、イチローと一緒にかなり人から笑われたようです。しっかりRマーク取ってるし、今後世界のスポーツ界を席巻していったら、日本人として誇らしいですね。

      引用  返信

  • @風 さん、

    先日は、ヘンチョコなティーム論に賛同ありがとうございました。
    コールシュライバー選手は私も好きです!
    でも、いい人オーラが強すぎるのかなぁ~^^
    今回もダブルスまで含めて、ティーム君に振り回されて、
    挙句、リベンジする前に肉離れだなんて、神様も意地悪ですね。
    でも、おばっち理論の運貯金にごっそり入金できたと思いましょう!
    私も早い回復を祈ります。

      引用  返信

  • 連投すみません、

    @かたこり さん、

    さっき、セッピ戦をざっくり見てたのですが、マイアー選手、うマイヤ~^^
    今度対戦したら、シュウマイや~もいいかも、なんてのは置いといて、
    確かに、団長さんが危険視されてたのが分かる選手です。
    芝対応が本当に上手いし、スピンと見せかけてのスライスや、チェンジオブペース、何よりムキにならないベテランらしい試合運びが、なんとも、うマイヤー!

    確かに、フェデラー様主役の、WBへの前奏曲としては、
    迫りくる若手、ズベレフ君とティーム君に貫録勝ちして、
    完全復活の狼煙をあげてWBに乗り込むというシナリオが最高ですし、
    そうなる可能性も大きいと思います。その姿を見たい!

    でも、走り続けている間は忘れていた疲れって、突然訪れた休日に思い出すこともあるので、そういう時に試合巧者と当たるのは、ちょっと嫌かもしれません。
    それでも勝てたら、ティーム君、本物ですね!

      引用  返信

  • ゆきんこりさん、ツイではいつもお世話になってますm(__)m♥
    お杉の試合レポートや、日本人選手を応援している圭のエピソード、ありがとうございます🎵o(^o^)o♥ホントにほっこりしますね♥
    WOWOWは、最近ようやく日本人多目の中継になって来ましたが、GAORAはまだまだなので、せっかくツアーの予選を上がった選手がいても、ライス子が頼りの状態です~(;A´▽`A♥フリッツに競りかった試合も、映像で見たかったです~f(^_^;)
    “毎日、ロジャー・サーシャ・ティエム三昧”なんて裏山すぎです~❗(*≧∀≦*)♪キャー♥←私も、ゆきんこりさんのツイを見ながら、自分も疑似体験させてもらっています❗Ψ( ̄∇ ̄)Ψ♥
    これからも、どんどん大会に参戦して、私たちの目になり、耳になってくださいませ~❗((o(^∇^)o))♥

      引用  返信

  • 今日の山陰中央新報に載っていた記事から抜粋です。
    棄権はヨーロッパ遠征の疲労蓄積が一番の原因と自己分析をして「何で毎回ここで影響が出るのか。これからはスケジュールのことに対して取り組んでいかないといけない」
    ウィンブルドンには十分間に合う見込みで「テニスは何日か休まなければならないが、ハレに少しいてロンドンに向かいたい」

    ゆきんこりさん、いつもすてきなレポートありがとうございます。
    話の流れなど気になさらず、びしばし書き込んでくださいませ。楽しみにお待ちしております。

      引用  返信

  • @かたこり さん

    6-7で落としました。
    第2セットはフェデラーが取りました。

    フェデラーがどうこういうより、ズブレフがすごすぎる。

    @みけ さん

    ありがとうございます。
    ちゃんと自己分析できてますね。

      引用  返信

  • ズベレフ、素晴らしい!!
    すごい19歳だなあ!
    フェデラー相手に勝ちビビりなしとは…(^◇^;)

      引用  返信

  • メイヤー 5-2 なんかドイツ人同士ホームの戦いになりそう。ブンダバーですな

      引用  返信

  • @おばっちさん
    先日の「ティームが頑丈な理由」を推察されたコメントは、
    とても興味深く、考えさせられるものでした。
    実際、ティーム選手の試合への取り組み方は、
    「疲労を少なく」という面でも、「怪我をしない」という面でも、
    かなり考え抜かれた方法なのかもしれません。

    コールシュライバー選手ですが、あなたのおっしゃるとおり。

    ティームに振り回されて、挙げ句、怪我とは・・・。
    ほんとにいい人過ぎますね。
    (彼の持つ雰囲気が大好きです。テニス以前に。
    実は一目惚れでした。)

    早く回復してほしいです。

    フェデラー選手負けてしまって残念です。
    世代交代の波は確実に来てる?
    (私はまだまだ交代してほしくないです。)

    錦織選手は以前より故障しにくくなってきてるとは思いますが、
    選手生命を長く保てるよう、
    故障、怪我をしにくい身体作りが大切ですね。
    何人かの人が言われている、初動負荷トレーニングとかも
    試してみては? と、思ってしまいました。
    (でも合うかどうかは判りませんが・・・。)

    素人の私たちは外野で勝ってなことばかり言ってるのかもしれませんけど、ファンならではの選手愛ゆえです。
    だからこそ選手への心無い発言は本当にかなしいですね。

      引用  返信

  • 連投にて失礼します。

    ティーム対マイヤー戦、すごいことになってますね。

    錦織選手にもらったチャンスを生かしたマイヤー選手、
    強い!

      引用  返信

  • ゆきんこり様、遅くなりましたが、現地レポートありがとうございました。Twitterも拝見させて頂き、ますます楽しませて頂きました。杉田選手の様子もよく分かりました。
    ズベレフ選手、勢いがありますね。そして、ティーム選手、この試合はどうなるでしょうか?どうぞハレね観戦、楽しまれて下さいませ。いつも楽しいレポートをありがとうございます。

      引用  返信

  • Justin when you are in small town Alaska the only coffee shop you can go to is in your Home.As for coffee try some Alaska blend you want strong look up DEADMANS REwHv..wwA.raCensbrew.com ………MIKE

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。