ちょっとモヤモヤ?でもストレートで上手くまとめて3回戦進出(2016マイアミ2回戦)

2016 Miami (Masters 1000)
2nd Round
Kei Nishikori[6] def. Pierre-Hugues Herbert, 6-2,7-6(4)

1stセット序盤はエルベールのプレーが噛み合わずあっという間に4-0に。
そこからエルベールが落ちついたことによりサービスの威力が増し、キープできるようになりましたが、とにかくストロークでのミスが多い。セット終盤、1stサーブの確率を落とした錦織に対して有効なリターンゲームをプレーすることができませんでした。

2ndセットに入ってエルベールのサーブとネットプレーが良くなります。全身をバネのように使うサーブはスピードがあるだけでなく曲がり、跳ねるので錦織もリターンに苦労します。特にアドサイドからのセンターにはやられました。
2ndサーブでも170km/hを超えることがあり、あまりに跳ねるのでノータッチになったことも。
それでも手が届くところに来たリターンはしっかり返し、ストロークに持ち込みさえすればかなり安心して見ていられました。

錦織の2ndセットのサービスゲームは1stサーブの確率が低かった1stセットを反省してか、確率重視のサーブに切り替えます。
しかし第4ゲーム突如として入らなくなり、4ポイント連続で2ndサーブ、うち2本はダブルフォルトというひどい内容でブレイクされてしまいます。

このままファイナルセットに行くかと思われましたが、第9ゲームでプレッシャーのかかったエルベールにミスが出てブレイクバック。
そのままタイブレークへ。
タイブレークでは試合の流れを変えかねないスマッシュミスもありましたが、全体としては徐々にリターンを合わせてきた錦織がストロークに持ち込んではポイントを取る展開。なんとかストレートでまとめました。

エルベールはストロークがもう少し上手ければという内容でした。ストローク戦になるとまったく怖さを感じませんでした。
ディフェンスで粘りきるわけでもなし、リスク覚悟で攻めるでもなし。
でも錦織の2ndサーブへのアタック&ネットプレーは良かったと思います。そして例の前傾サーブ。
スピードも速いけど、打点を前にすることでリターナーは相当速く感じるのではないかと思います。「打ち抜く」という言葉がぴったりのサーブでした。

錦織はブレイクされたゲーム以外はまずまずの出来だったと思いますが、サーブはこれから相手が強くなっていくことを考えると心配ですね。
確率とプレースメント重視で行ってもらえないかなあと思います。
特に2ndサーブは浅くなったり、配球が単調になったりして狙い目になっています。それでいて今日はダブルフォルトが4本と多めでした(エースも0本)。
きっちりとコースに行っていればダブルフォルトが少々出てもいいと思います。

ナダルやガスケのように、横回転を強めにかけつつ振り切る1stサーブが打てないものかと思ってしまいます。錦織はフラット系が多いですよね。いわゆるトップスライスサーブ(ちょっと縦回転の入ったスライス、あるいは横回転強めのスピン)を使ってバリエーションを増やし、安定感を手に入れて欲しいと思います。
同じ速度でも、タイミングさえ合えば返ってくるフラットサーブよりリターンとしては打ちにくいと思います。複数の回転量を使えば、リターナーのバウンド後のタイミングの予測をずらすことができます。野球でいうと技巧派投手になってほしいと思います。

3回戦は仲の良いドルゴポロフとの対戦になりましたね。天才同士の技の応酬が見れそうでワクワクします。
1stのトータルの確率は60%そこそこでもいいので、試合の中での波をなるべくなくして安定したサービスゲームをすることが鍵になりそうです。

明日朝からテニスなので寝ます!

102 件のコメント

  • youkoさん、
    先にゆきんこりさんからのコメントが入りましたが、いかがでしょうか?

    僕自身は、そのコメントで少し客観的になれた気がします。
    要するに、youkoさんがおっしゃりたいことは、「発信する人には責任があるから、スルー前提の逃げの姿勢は許されない」ということですよね。ご自身のコメントも、責任を持って書いているのでみんなに読んでほしいと。
    対して、ゆきんこりさんの例では、あらかじめ読者の方が選択し易くなるような情報を入れて、スルーする方に対して配慮している。

    前者も後者も、客観的に見たら結果は同じではないですか?
    結局は読者が選ぶのです。
    テレビ番組の制作者だってネットの発信者だって同じで、責任を持って良い物だと信じて発信するけれども、ユーザー側に選択権があることを承知の上の行為ですよね。

    スルー推奨だろうとスルー容認だろうと、またそれを書こうと書かなかろうと、結果は同じ。
    書いたことについて失礼と感じるか謙虚と感じるかもまたユーザーの感性に委ねられること。
    そういうことでよくないでしょうか?
    人それぞれ感じ方が違うことをこれ以上議論しても答えが出なそうなので、僕としてはこれで終わりにしたいと思っています。

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  • youkoさん、
    すみません、コメントが入れ違いになっていたようです。
    ご容赦ください。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。