テニスの試合時間はTV放映には不向き

オリンピックを見ていると、テニスと他の競技の違いを大きく感じますね…。

何が違うって、試合時間の長さが違いますね。

野球やサッカーは長いですが、団体競技です。

卓球やバドミントンは試合時間が短いですね。この方が明らかにテレビ向きですね。

でもテニスが卓球やバドミントン、あるいは軟庭のように短い試合時間にしたら…。たぶん、従来からのテニスファンを中心に「面白くなくなりそう」という意見が大半を占めると思います。

すでにプロのダブルスではチャンピオンズタイブレーク制(1セットオールで10ポイント選手のタイブレーク)が導入されていますし、日本のアマチュアレベルでもノーアド方式はかなり浸透してきました。
4ゲームマッチの2セット先取なんて試合方式も、公式試合であったりします。

でもこれらの新方式が好評だというのはあんまり聞いたことがありません。

どれも公平な方式のはずなんですが、デュースがなくて1本でゲームが決まったりするのは「是」ではないようです。

「ノーアドが取れなかったからね・・・」というのが言い訳のように(運がなかったかのように)使われる場面をよく見かけます。
(そして、私も気がつけば言い訳したくなったりします。)

しかし今後、テニスが興行的に生き残っていくためには長い目で見れば、試合時間の短縮化はかなり重要な気がします・・・。

最近読んだ本によれば、人間は現状維持バイアスがかかっている生き物(現状維持したがる生き物)だということなので、新しいルールに違和感を感じてしまうことは致し方ないかもしれません。

それに、5セットマッチのファイナルセットタイブレークなしという方式が今年のウィンブルドンの感動的な決勝を生んだわけで…、そう考えると、やっぱりああいう技術、体力、精神力のすべてがぶつかり合う名勝負は現行ルールだからこそ生まれるんだなあ、と思えてますます心情的にはルールを変えたくなくなります。

試合時間短縮&試合時間を読めるようにするための方策として何があげられるでしょうか?

すでに試行されているもの(プロ/アマ、国内外問わず)
・タイブレーク(昔はなかった)
・ノーアド
・チャンピオンズタイブレーク 
・4ゲームマッチ
・1デュースマッチ(2回目のデュースはノーアドにする)

これから試してはどうかと思うもの
・ファイナルセットだけ○○
 ・ノーアド
 ・4ゲームマッチ
 ・30-30をデュースにする
 
最後の30-30をデュースとする、ってのは比較的良い案だと思うのですが、どうでしょうか。

なぜならデュースと30-30は、2本連続で取らないとゲームが取れないという意味では等価だからです。

もちろんその前のポイントが持つ意味合いが変わってきますけど。

分かりにくければ「15-15からゲームを始める」ことが同じ意味なので、こちらを想像してみてください。
(すでにどっかで試行されているかも)

個人的にはやっぱりフルの3セットマッチや5セットマッチが見たいですが、選手の肉体的負担が年々高まっていることを考えると、試合方式の変更は避けて通れない話題だと考えています。

バレーボールなんてコロコロとポイントのカウントの仕方が変わってファンからは「ついていけない」との声もあるようですが、

テニスもどんどん良いと思うものは取り入れてほしいですね。
そういう姿勢はATPも見せてますけどね。

5 件のコメント

  • 思い切って30分マッチ(アマチュア)、60分マッチ(Fu・Ch)、90分マッチ(In・InG・Ms)、120分マッチ(GS)
    とかの時間マッチにすれば、TVサイドも時間は読めますよね。
    現に知り合いが男子シングルスの草トーで「今日の試合は20分マッチだったよ」と言うので「え?全部ベーグルだったの?」と聞いたら「いやいや、20分でどれだけゲームを獲り合えるか競うんだよ、ナンダヨ、全部ベーグルたぁ人聞き悪りぃなぁオマエw」って言われました(笑)1ゲーム毎に細かいルール変更を入れて、そーですね、ダンチョの言う「30-30はデュース」とかにして更に「ノーアド」とかね。(恐w)でも時間際に勝っている方が時間稼ぎでロブばっかりで逃げたりしたらつまらないので、終了10分前からは「ロブ禁止」とか柔道の「指導」にあたる「ペナルティー」を作る必要があるかもしれませんね。自分は頭悪いから細かいルールを面白さを損なわずに作るなんて出来ないので、あとはダンチョにお任せしますw・・・って、これで決まりみたいな言い方だねw
    あ、そーだ、以前Takolin師匠ンとこで「鼻トー(鼻血トーナメントw)」の話題が出ましたよね?ダンチョ主催の草トーやってみれば?って、忙しいのに余計なコトほざきました、ごめんなさいww

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  • テニスの試合時間はTV放映には不向き、とは気づきませんでした。
    体力に課題の残る錦織にとって、時間短縮は歓迎です。
    確か、むかし女子でも5セットマッチの試合があったよな、と思って調べてみたら、チェニス選手権という大会がありました。
    1984年に、ナブラチロワが強すぎるから、という理由で決勝のみ5セットになり、後に、やはり女子には無理という理由で3セットに戻ったようです。
    こんな感じに、試合ルールを変えてみる、その手がありましたね!
    TV向きの試合時間になったと思ったら、オリンピックをTV観戦する時代は終わってそうだけど。。。

    たねさん考案のルール、おもしろいw
    時間制限マッチはゴングを鳴らすんですか?
    コイントスを待つナダルのステップはボクシングっぽくてぴったり。

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  • バレーボールは
    私はサーブ権のあったころが良かったと思います。
    緊張感のある試合で、じっくり見れた。
    今のバレーボールは見ません。
    ポンポン点が入って面白くない。

    私も団長に同感で、
    テニスもバレーボール等と同じように試合短縮のためのルール改正がなされたら、手に汗握る名試合も少なくなると思います。

    テニスは直前にならないと試合日程が決まらないのが
    今回ネックだったのでは?とすご~く思いました。

    野球も一時試合短縮とかやたら騒いでいましたが
    今やその話もどこへやら、という感じです。
    (↑確かにルール改正はされましたが、それが
     野球の試合時間全体の時間短縮に役立ったとは
     どうも思えません。私見ですが。)
     
    時間短縮をねらったルール改正は個人的には無い方がいいなぁ~。

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  • 確かに、テニスの試合時間を短縮したら、物足りないものになりそうです。
    でも、団長が書いているように、選手にも肉体的負担の軽減というメリットはありそうです。

    よくテニス選手は、mono(伝染性単核球症)にかかってますよね。
    ちょっとみただけでも、フェデラー、エナン、アンチッチ、松岡修造がかかっている。
    ジョコビッチも扁桃炎に苦しんだ時期があった。
    これらの事は、ツアー生活がいかに過酷か、の表れだと思います。
    他のスポーツで、monoにかかって休養中って聞いたことがない。
    スポーツによる特殊性があるので、一概に比べられないけれど、テニスは非常にハードなスポーツだと思う。

    シビアなツアー生活が、選手のモチベーションを下げたり。故障選手を増やしたり。
    結果として、選手生命を短縮し、テニス自体の魅力を下げている一面があるのではないか。
    と、いう訳で、試合時間短縮は、試行する価値はあると思っています。
    まずは、手始めにGSを3セット、決勝のみ5セットにしてみたら?
    きゃ~、ブーイング(歓迎♪)必至の書き込みをしてしまった…

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。