錦織圭、崖っぷちからの逆転勝利。1日2試合を勝ち抜いて今年初のマスターズベスト8!(2019ローマ3回戦 vs. シュトルフ)

2019 Rome (Masters 1000)
3rd Round
Kei Nishikori[6] def. Jan-Lennard Struff, 3-6,7-6(2),6-3


いや〜〜、嬉しいです!!

以下、嬉しいポイント。

  • 1日2試合の厳しいスケジュールを勝ち抜いた!
  • 崖っぷち、相手のSFMからの逆転勝利!
  • フォアの攻撃力、特にストレートの復活!
  •     

  • 今年初のマスターズベスト8!!!

今年はマスターズ1000で早期敗退が続いていました。

IW フルカチュに3R負け
マイアミ ラヨビッチに2R(初戦)負け
モンテカルロ エルベールに1R負け
マドリッド バブリンカに3R負け

錦織の実力から考えたら物足りない成績でした。
2016年に、「GSとマスターズ1000でベスト4の常連になろう!」と、「ベスト4常連化計画」を提唱しました。

GS、マスターズ1000での優勝はいきなり達成することは難しく、まず優勝に絡んでくるベスト4まで数多く進み、機会を増やすことが大事と考えました。
その結果、2016年はグランドスラムで4回中1回、マスターズ1000で7回中4回をベスト4以上に残ることができました。合計で11回中5回ですから、半分近くです。ここまで来れば「常連」と言えます。

当時と比べると、今の錦織のテニスは少し安定感を欠いています。まずは「ベスト8常連化」が当面の目標だと思います。

全豪でベスト8、マスターズ1000でこれで5回中1回がベスト8以上ですから、合計で6回中2回。
残りはGS3つ、マスターズ1000が4つ。このうち4つか5つでベスト8以上に行って欲しいなと思います。

今日一日だけでベスト8ですから、ダブルヘッダーは厳しかったですが、嬉しさも倍増ですね。

試合内容ですが、セカンドセット6-5まで根落ちしてしまっていたので、いいところしか見ていませんw

1stセットはシュトルフがよく、2ndセットはブレイク合戦だったようですね。
詳しい試合内容、後でチェックしたいと思いますが皆様の感想を教えてください。

2ndセットタイブレは、非常に攻撃的で動きもよく、フォアで打ち抜いて、「なんでこのテニスでこのスコア?」と思えるものでした。

ファイナルセットもフォアを中心に攻撃できており、最近の課題として挙げたリターン返球率も非常に高かったと思います。
ちょっと簡単なストロークミスやセカンドサーブのリターンミスもありましたが、全体としてしっかり仕上げるという、「錦織らしい」試合運びが戻ってきました。

反面、ドロップショットのミスと甘さ、ダブルフォルトの多さが気になりました。

リターンはよく返ってはいましたが、セカンドサーブに対して下がるよりも、やっぱり錦織は前に入った方が良いのではないかと思わされました。
元々のプレースタイルは、前です。
しかし調子が悪かったり相手のサーブが良かったりしたら、後ろからしっかり返すのもアリかな〜、と思っていたのですが、あまり機能していないように思います。
それならミスのリスクも高まるが、ポイントを取れるチャンスも高まる前にいた方が良いのではないかと改めて思いました。
相手に与えるプレッシャーと、ミスのときに楽をさせてしまうデメリットと、天秤に掛けて、丁度良い頻度で前に出たリターンを増やして欲しいと思います。

もともとクレーコートが特異でなかったマレーに、それをやられてクレーで惨敗したのはショックでした。
2015マドリッドSFですかね。

あれを、今度は錦織ができれば大きな武器になると思います。そんなに強いボールはいらない。タイミングが合えば効果的なショットが打てます。

次の試合はシュワルツマン。いい選手だしクレーでは手強い。
ただ、プレーはスピン系ストローカーなので、球種的には錦織との相性は悪くないでしょう。
気になるのは今日の疲れがどこまで取れるか、ですね。

それでは気持ちよく二度寝します!!!!!!!!!

184 件のコメント

  • 実況記事すら立ててもらえなかった”老いた”錦織はブログ主に見放されてしまったのでしょうか??

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  • 錦織圭が新たに挑戦するプレースタイルだと今のスタッフでは無理だと思います
    年齢による身体の変化にも彼自身感じてるだろうし、そろそろ決断するかも知れないですね
    錦織のフォアさんの言ってるようなフォアの根本的な改造は選手生命を脅かしかねないし厚いグリップも変えようがないと思います
    そんな事したら選手生命が終わってしまうし
    本当にどうすればいいんでしょうね
    年齢と共に下半身の粘りが、なくなってくるのはスポーツ選手の宿命ですし特に日本人はどのスポーツ選手も下半身が命です
    私生活でも更なる節制が求められます
    錦織圭はそれをやってるのでしょうか?
    それを言ったら批判されますが錦織圭からそれを感じなかったんですが最近錦織圭の雰囲気からそれを感じるようになりました
    何をワケわからん?と思ったらすいません
    追い求めるスポーツ選手だけがもってる雰囲気になってきたと思います
    結果がでるかどうかはわかんないですけれどね
    僕は個人的にはスタッフはオールジャパンでいくべだと本来は思ってます
    やっぱり世界で戦う日本人の気持ちが分かるのは日本人だけでしょう
    様々な頭脳を結集したオールジャパンで錦織圭を支える方法を本人が選んでくれないかなφ(゜゜)ノ゜
    昨日は足が痙攣しなかっただけましなんじゃないですか
    全仏オープンをケガなく迎えるだけでいいと思いますよ
    昨日に関してはなぜ悲観する人々がこんなに多いのか僕には分かりません

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  • 年齢的にはまだ問題はなく、むしろ円熟期に入るところかと思います。
    ただ身体が変化してきているのは確かだと思うので、フィジカル面のマネージメントがとても大切な時期なのではないでしょうか。
    そういう意味では長年彼を見てきた中尾トレーナーが抜けたのも微妙な影を落としているのかも知れません。
    私は錦織選手の復活を信じています。

    それにしても新しい記事立てがないので、「いや〜〜、嬉しいです!!」のところにコメント書き込むの辛いです^^;

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  • ラケットは本当に考えて欲しいですね。ウイルソンとは生涯契約をしている(とても名誉な事ですね。)ので、逆に少し気を使ってしまうところもあるかもと思ったりするんですが😅
    本当にデータの収集、分析、活用をお願いします。

    批判があるかもしれませんが、コーチ陣営の刷新を本気で考える時だと思います。

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  • 才能がありながらケガがしやすかったイチローは、筋肉をつけることでケガの回避を狙いましたが、動きが重くなり失敗。異端の筋トレマシーンに勝負を賭け、柔らかでケガをしない身体となり成功しました。
    遠征でもそのどデカイマシーンを空輸し、欠かさず使っています。イチローはそのお陰で怪我なく長年に渡りシャープに動けたといっています。
    専門家に笑われていたそのマシーンは、イチローの成功で、その後トップ水泳選手やテニス選手も使い始めました。
    怪我をしない身体を狙っての筋肉付け、ラケットだと思いますが、ロビーさんの筋肉をつけるやり方は、錦織タイプの日本人には向かず、ジョコやイチローのようなしなやか系を目指した方がいいと思うのですが。メッシのような体幹は、元々体幹のある欧米人が目指すもので、日本人はトレーニングではつくれないし合わないでしょう。
    日本人に合わせたあのイチローマシーンを試して欲しい。マジで。
    不振は体調もあるでしょうが、ここ数年、動きが重いのが、錦織らしさを失って、「見せるテニス」としての魅力を失っているように思います。
    恐らく手首は爆弾を抱えたまま付き合うしかないのでしょうから(多くのアスリートがそういうもの)、ラケットはそれを考えての選択な気がしますし(そこ詳しくないですが)、日本に来た時、イチローマシーンの会社に寄って見て欲しい。

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  • 五輪メダルも MS決勝進出複数 も GSベスト4 複数も burnでも達成しとるからな〜
    そら全米決勝 躍進開始の2014は steam やけど笑

    ウルトラツアーで ブリスベンで ナイスプレーやったしな〜

    Steamからは ラケット サイズは変わっとらんし フレームの厚み等が 多少 ちゃうだけ

    何より 張ってたストリングの種類も テンションも 縦横の組み合わせも 全くちゃうけん もし道具に 言及するんなら そっちの方が影響大 よな〜

    2014頃と比べて 何がちゃうって 動画でさえ 一目瞭然 身体のキレよな〜

    そらそうか…

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  • すいません、昨日はずっと会議でプレビュー記事を書かなかったのと、試合の時は電車移動中だったので実況(スコアつけ)は不可能な状況でした。
    ですのでツイッターでコマンドするのみにとどめました。
    今、出先なのでレビューは帰ってきてから書かせていただきます。

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  • ツイッターでコマンドする…。
    誰に何を?笑

    団長さま、お仕事お忙しい中いつもありがとうございます。レビュー記事お待ち致しております。

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  • うーん残念。フィジカルに関しては、やはり落ちているのでしょうか。
    中尾トレーナーの良いイメージがあるだけに、今のトレーナーはプレッシャーがかかりますね。
    こういう負け方を見るとどうしてもトレーナーの存在が頭をよぎってしまいます。
    (本当に現トレーナーのプレッシャー考えただけで、寒気がします・・・。頑張れ!)
    ラケットに関しては、あれだけガットやセッティングに繊細な拘りを持つ錦織がペイントジョブではないはずはないと思うのですが、どうなのでしょうか。細かく画像をチェックした事もないので分かりませんが。

    いずれにしろ、全仏に照準を合わせた戦い方とポジティブに考えて、次戦以降を期待したいです。

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  • はー、もっとバカバカ強打打ちまくる錦織が見たいのう(ストロークでウィナー量産)
    以前に比べてしっかり構えてドカンってシーンが減ったし、ポジションも今より全然前だった気が。
    まぁ体の事もあるし仕方ないのかもしれんけど。
    大不調期だったとはいえナダルに完勝した試合今でもよく見るけどあーゆープレーを見れる日は来るのだろうか

    来て欲しいなぁ(きっと来る…。)

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  • ROMさんのコメント見て、コマンド?って何??
    早速検索…笑 どの意味が当てはまるのかよくわかないけど…雰囲気は了解 笑
    ツイッターで実況していただいてましたし、レビュー的なコメントもあったので
    今回はレビューなしと解釈してました😅
    技術的なことがよくわかっていない私としては幸い昨日の錦織選手に不安なし( ̄▽ ̄)
    リカバリーをして全仏でまた元気な姿を見せてくれればオーケーです✌️

    専門のトレーナーが付いている錦織選手より団長さんの体調が心配なくらいです😅💦
    錦織選手の活躍が始まったらまた忙しくなるんですから、錦織選手とともにリカバリー
    に励んでください🙏

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  • ラケットとか大会運営のこととか物理的な事が錦織不調のような話になってますが、プロがそんな事で負けてしまうっていったい何を今までやっているの?です。

    どなたかも書かれてましたが、私も今が体力の円熟期を迎えてきていると思います。
    年齢が上がれば確かにマイナス要素ですが、まだそこまでだとは思えません。

    体力をカバーするのは技術だと思います。
    私が錦織圭と同じ年齢の頃、あるダンスをやっていました。アスリート並みの動きが必要なダンスで、高度な技術で魅了するダンスです。
    20代、体力はあれど技術が追いつかずミスばかりで体力消耗。
    30代、むしろ後半(年齢バレちゃう😅)の方が踊りやすく、多少の時間を踊り続けても耐えられ、感情も込められるようになりました。
    それは高度な技術を必要とするステップもちょっとしたコツが身につき楽にこなせるようになったからです。
    あとは高度な技術よりも楽に?魅了する踊り方ができるようになったからかと。
    テニスでいえばサーブ、ドロップショットとか省エネ技術かな。

    今の圭は、技術が精度が甘いのが不調の原因なのかな、と昨夜のシュワ戦で改めて思いました。
    スーパーショットはトップオブトップだけど、安定感がない。
    私のアマと比べるものではないけれど、基本的なところは同じかな、と。

    ラリーを見据えた返球ではなく、ウィナーをとる返球にする。早い攻めですね。多少ミスをしても、成功すればゾーンに入るはず。その力はあるのだから。

    体力の問題はまだまだ大丈夫だと思うんですよ。
    疲れは体力ではなく、ミスからのメンタルの疲れだと。
    確かにトレーナーが変わって調子が良くないけど、むしろメンタルトレーナーが必要のような。
    トップ20内(シュワ、ワウリンカは元)の選手に勝てないのはやはりメンタル…自信ですね。
    チリッチが良い例。あんなパワフルさを持っているのにメンタルからのミスが多い。

    圧倒するようなサービスリターンポジション。
    下がらない強さで相手にプレッシャーをかけてた。それは技術があるから出来るわけで、それは自信とも思えます。
    そういう気迫が今季はあまり感じない。
    圭の方が怯んで下がりミス。最近の若手はミスが少なく精度も高い。そして体も大きい。
    あ、シュワはサービスが圭より断然高いですね。身長の問題じゃないんですね…。

    RGまでの間に体も気持ちも休めて本来の強さを取り戻して欲しい。

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  • 昨日は忙しかったうえに、家に帰り着いたら叔父(父の従弟)が肴を持って来訪・・・\(◎o◎)/!
    ソワソワしつつも、叔父の孫の名前は「圭(けい)」君( ^ω^)・・・歓迎あるのみ(`・ω・´)ゞ
    話も面白く、話題も豊富なので、いつの間にか夜遅く・・・(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    スコアを確認しましたしたら、負けてたけど、怪我等は無かったようなので一安心(*´ω`*)
    同じトップハーフのジョコ選手 vs デルポ選手 と時間が離れ過ぎたOOPに何事?とか思いましたが、シュワ選手のダブルス(結局棄権)もあって、仕方なかったのですかね~(。´・ω・)?
    雨に祟られたうえに、コート整備の不十分さでも悪名高きローマMSです💀
    ダブルヘッダーで一日5セットも経験出来ましたし、何よりも大きなトラブルが発生せずに終えられたので、良しとしましょう(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    錦織選手、全仏で頑張れ~\(◎o◎)/!

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  • 下団さん,
    下団さんのこういうコメント読むとなんでだか、ホッとしまーす(╹◡╹)♡

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  • Momoさんの意見、興味深いです。
    特に
    >「怪我をしない身体を狙っての筋肉付け、ラケットだと思いますが、ロビーさんの筋肉をつけるやり方は、錦織タイプの日本人には向かず、ジョコやイチローのようなしなやか系を目指した方がいいと思うのですが。」
    の部分、同感です。

    あと、レオさんも仰ってましたが中尾さんがチームから抜けたことも何気に気にかかっています。

    ラケットのことについては無関係だろうと思われる方が多そうですが、だからこそデータ活用できたら、と思うのです。(無関係かどうかもわかるでしょうから。。)
    ラケットに限らず、いろいろなことが「見た目の印象」と「実際のデータ」では違うかもしれません。
    データも分析の仕方が的確でないと間違った結論にたどり着いてしまうかもしれませんから、その点も重要だと思います。
    私は錦織選手の才能を信じているので、
    不調に陥るのは何らかの原因があるからと思っています。
    時間は有限なので、錦織選手の身体も年齢に逆らうのは限界があります。早め早めに打てる手を打ってほしいですし、そのためにはあらゆる原因の可能性を探って、対策に活かしてほしいと願っています。

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  • ラケットを以前使用してたモデルに戻すだけなら比較的簡単です。
    塗装だけモデルチェンジ後のものに変え、元のラケットを使い続けている選手がいるという話はよく聞きます。ペイントジョブと呼ばれていますが、デルポトロ選手は、塗装を変えて以前のモデルを使い続けているといわれていました。
    なので、もしもSTEAMのフレームがあっていたなら、BURNの塗装を施したSTEAMを使い続ければいいわけです。ULTLA TOURはクラッシュゾーンが採用されているためそういうわけにはいきませんが(^^;
    そもそも初代BURNは市販品がつや消し、錦織選手が使用しているものが光沢塗装という違いがありましたし、STEAMとBURNは塗装以外で見分けることはほぼ不可能でしたから、実際にSTEAMにBURNの塗装を施していても、分からなかったと思いますよ。

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  • 第2セットの後半まで負け戦だった試合をいつの間にか盛り返し、奇跡的な逆転勝利で終える。半日後、疲労でヨレヨレの雑巾みたいになって(錦織君ゴメン!)、冬眠に入ったかのような試合をする。それでも、時折ハッと目覚めて、洗練されたプレーが鮮やかに蘇ってくる。が、それもつかの間で、またプレーは冬眠に入ってなすすべもなく負けてしまう。〜昨日私が受けた印象はそんな感じです。感覚的な見方かもしれませんが…。

    この試合内容の激しい落差とか、絶体絶命の時に研ぎ澄まされたプレーがふと本能的に蘇ってくるところとかが、私にはとても興味深いというか面白く、謎めいて不思議でもあり、言うに言われぬ捨てがたい魅力を感じるんです。
    これって、GS&MS優勝を熱望してもいるファンとして不謹慎ですかね?ファン失格ですか?
    また、怪我でさえなければ何も心配はいらない、休養を取って回復すればまた錦織君の素晴らしいプレーが必ず戻ってくると信じてもいるんです。これも楽天的すぎますか?

      引用  返信

  • 錦織選手が試合後の会見で仰っていた
    「みんな強くなってきて、楽な試合が前よりなくなってきているので、みんなにとってタフな状況ではありますけど―」
    はその通りだと思います。
    誰が勝ってもおかしくないし、逆に誰が負けてもおかしくない。(もはや『まさかの』は存在しないのでは?)

    ただ、その中で勝ち続けているのはほんの一握りの選手だけしかいません。
    そう考えると、現在レース8位以内、しかもこれだけトップ選手の中で故障者が続出し長期離脱を余儀なくされたり、試合中もMTOをとったり棄権したりする選手が多い中、あの手首の怪我から復帰後ほぼMTOも取らず、且つ上位にいるというのは、もっともっと評価されるべきだと思います。
    まず試合に出続ける身体を作ることが第一で、まずファンとしてはそれが一番有り難いし、その身体なくしては何事も始まらないので。

    ただ、やはりどのファンも錦織選手が本当に喜ぶ姿を切望しているわけで、それだけに、実際のところが見えない分色々心配もするし、あーしたらこーしたらと考えてしまう。
    課題がいくつもあるということは確かだろうけど、それはその分改善の余地があるということであり、可能性があるということ。
    たしかに年々回復力が厳しくなるのはどんな名選手でも避けられない事だけど、その分身体の使い方や戦術等で補ったり、今からでも出来ることはいくらでもあると思う。

    課題は連動しているはずなので、多分ご本人も会見で言及しておられた(ここでも皆様の話題になっていた)フォアの安定によって、リターンだったり攻撃のリズムだったりが芋づる式に良くなり、自信も自ずとついてきて、結果にも結びついてくるんじゃないかな…と思います。
    ご本人の目は既に全仏を見据え、前に向かって歩き出していますね。

    ご自身で「以前より上手くなってきている」と実感しつつも色々と試行錯誤している途中で結果はすぐに出ないとは思いますが、失敗を怖れずに(どんな失敗も受けとめるので)色んな角度から色んな視点で色んなアプローチの仕方も貪欲に試してみて、錦織選手ならではの勝利の方程式が導き出されるといいなと思います。
    そして、錦織選手の夢が(すなわち錦鯉の夢が)叶う日が来ることを切に願っています。

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  • ウクレリアンさん、aokiさんですさん
    数日頭の中でぐるぐるしていた思いを言葉にしてくださってありがとうございます。
    同感です(╹◡╹)♡

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  • 錦織選手、今年のIW MSへの出場で、GS4大会+MS9大会の13大会への連続参戦を初めて果たしました。
    これは、杉田選手に続いて日本男子で2人目の偉業です٩( ”ω” )و
    思うような結果は残せてないのかもしれませんが、その間にGS4大会で、
    全仏ベスト16、全英ベスト8、全米ベスト4、全豪ベスト8
    と、復帰からの一年間とは思えぬほどの好成績を残しています(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    こういったプラスの面にも目を向けていきませんか?
    錦織圭は、日本男子テニス界の開拓者です!!彼が拓いた道を追いかける選手達も出て来ています。
    スイスにしても、突然、フェデラー選手が出現したわけではありません。1988年のマスターズ(現在のWTF)で活躍したラセク選手、バルセロナ五輪金メダルのロセ選手等に続いて、フェデラー選手やワウリンカ選手が登場してきたのです。
    日本男子テニス界も偉大な開拓者を得ました٩( ”ω” )وその価値を伝えていくのは、団長さんはもちろん、ここに集う我々の役目ではないかと思います(`・ω・´)ゞ

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  • あけびさん、私も頭の中で思いがぐるぐるしていたのは同じです。敗戦ですごく落ち込んでいました。同時にいろんな思いが湧いてもきていて…今もちょっと収拾がついてないですけど…同感と言ってくださって嬉しいです。こちらこそありがとうございます!

    下団さん、錦織君が開拓者として新しく道を切り拓く時の喜びは大きいでしょうが、苦しみも並大抵ではないでしょうね。錦織君のこれからのテニス人生に幸あれ!と祈りたいです。

      引用  返信

  • ウクレリアン さん、追いかけてくる選手の存在も大事ですが、信じて応援してくれる人達の存在も苦しい道を行く選手の勇気になるかと思います(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    私のお師匠様が、「馬鹿なくらいに信じて応援してくれるのが力になるんじゃ!!」と言ってましたが、それを忠実に守っているのです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾ええでぇ~(V)o¥o(V)

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  • キリ丼さま
    実は私も紹介したかった記事でした。紹介して頂きありがとうございます。

    ただ、この記事を読むにあたって注意すべき事は下記の2つだと思っています。

    ①「ネット記事を読むに良くありがちなタイトルに引っ張られずに内容をキッチリ理解する事」
    ②「この媒体で『どうせゲンダイでしょ』と安易に結論づけをしない事」

    日刊ゲンダイや東京スポーツの様なゴシップ性の強い媒体には眉をひそめる内容も多いですがそのほとんどは「関係者の話」的なものであり、東スポで良くコメントされる佐藤武文氏や🖕の武田さんの様にちゃんと名前を出されている記事については相応の重みのある内容だと思っています。

    要は名前を出して言葉を発した「責任」が有りますからね。

    ただこの記事って深読みすると錦織選手というよりも、むしろ我々ファンに向けた提言だと思っていますが果たして・・・

      引用  返信

  • あけびさま

    こちらこそ、いつも元気が湧き出るようなコメントをありがとうございます。
    次の全仏も全力応援いたしましょう!

      引用  返信

  • キリ丼さま ゆうたさま
    記事を紹介して下さってありがとうございます。
    気付かないうちにグッと息を止めていたものがフッと緩んだ心持ちです。応援していく側もいつもキリキリするばかりではなく こういう伸びやかな(?)視点を持つことも大切ですね。

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  • すでに気持ちは、全仏に向かっていますが、気になることを・・・

    シュワルツマン選手、西岡選手など小柄でもここぞというところでエースをとり、
    ファーストサーブを普通に入れます。二人をみると体が柔らかいのかなと思います。
    (素人意見です) 疲れてくると、サーブが入りにくくなることはあっても、常に入るかを
    心配する感じではありません。
    錦織選手の場合、勝っているときは、サーブも調子よく、エースも取れることがありますが
    劣勢になってくるとファーストが入らず、慎重に入れにいってダブルフォルトになるパターンが
    多いことからもサーブは、かなりメンタルがはっきり出るのだとわかります。

    キリオス選手がメドベデフ選手相手にどんな対策するのか、興味深く見ましたら、構える
    位置を前にしてメドベデフ選手が気持ちよくサーブできないような工夫をしていました。
    錦織選手の場合、かなり下がって構えているので対照的だと思いました。

    今回の3,4回戦の第一セットは、本来ならありえないセットでしょう。
    対策が外れているのか 準備不足でよけいにエネルギーを使わせられ、その結果がシュトルフ選手には
    勝てても、シュワルツマン選手には通じなかった。。
    きのうも、怒涛のまきかえしで4-5まで戻したところでシュワルツマン選手のサーブ。
    ここまで含めて戦略だとしたら、完璧でしょう。
    第二セットは、通常の点の動きでしたが、シュワルツマン選手は、集中をきらすことなく、
    先にブレイクしました。挽回に力を奪われたことで勝ち抜く体力が残っていなかったのでしょう。
    体幹がしっかりしているシュワルツマン選手は粘り強く、勝ちにこだわる対策を貫いたと思います。
    錦織選手がデータを使わないつもりと話されたと聞くと、勝つことを一番に考えたらいかに楽に勝ちあがるか
    対策を練るべきではないかと思います。プロだから、当然やっているという意見も多いですが、
    4回戦をみた感じでは、かなり焦った顔のように見えました。真実は、当人しかわかりませんね。

    いつだったか、大会と大会の間のわずかな期間でもシュワルツマン選手は、ナダル道場へ寄ってから
    きたという話を聞きました。ストイックな練習に耐えた選手が勝ちあがることに妙に納得です。

    仲のいい選手もライバルであり、年下関係なく勝ちにくることにもっと危機感をもつべきでした。
    やさしい、ひびきのいい言葉を言ってくれる人だけでなく、適切なきびしいアドバイスをする人が
    本当に欲している人かもしれません。人選、ショットどちらも選択ミスは、命取りになりかねません。
    去年の全仏のティーム選手に2セットあっさりととられた場面も相手の戦略でした。もったいないミスを
    繰り返すことなく、融通のある対応で、本来の”らしさ”がまた見られるように期待しています。

      引用  返信

  • 以前、鈴木貴男さんが解説の時に
    「テニスという競技は『ミスをするもの』なんです」という旨のことをおっしゃっていたことを思い出します。つい応援する側は、固唾をのんで一つのミスも許されない、みたいに思ってしまいがちですね。
    同じく鈴木貴男さんが「錦織選手のテニスの魅力」を聞かれて
    「勝つにしても負けるにしても、錦織選手次第、という所ではないですかね」と。
    そこにも激しく頷いてしまいました。
    ただただこんな魅力ある選手に出会えたことに感謝して
    彼が戦い続ける限り
    勝っても負けても応援するのみです。

      引用  返信

  • 勘 さん
    あなたの意見にとても感銘を受けました。
    一見厳しい意見のようにも見えますが、
    的確な視点と錦織選手への深い愛を感じます。
    錦織選手にもぜひ読んでほしいと思いました。

      引用  返信

  • 興味深い記事のご紹介ありがとうございます😊
    錦織選手が、1stセットの最後にブレークされるきっかけになった、ミスしたドロップショット、あれがなければ!と、まさに〈この一球〉がいまだに私の頭にこびりついてます。
    でもこれが日本人的ななおかつアマチュアの思考とは知りませんでした😅
    プロは常に次の一球を見据えて、もっと大きな世界観で戦っているというようなことでしょうか。

    確かに、次から次へと試合のあるプロ選手は、一球のミスなど、気にしていられなし、次の一球に向けて、前を向くしかないですね。

    でも試合を見ていると、テニスには流れがあって、あの一球が勝負の分かれ目だったと後から感じる事があります。
    まさに、あの時のドロップショット、なぜあまり使っていなかったドロップショットを一番重要な場面でトライしてしまったのか、試合の流れを左右した重要なターニングポイントの一球だったような気がしています。それを選択したのは、遊び心だったのか、早くポイントにしたかったのか、フォアに不安があって振り切るのをためらったからなのか、それは本人しかわかりませんが、微妙な心理のあやのようなものがあったと思います。次があるさと前を向くのはすごく重要ですが、なぜあの時その選択をしたのかを自分に問いかけるのも成長の為には同じくらい重要な気がします。同じミスを繰り返さないために。
    ジョコビッチは、ドロップショットを試合の序盤で試すように打つ事があると思うのですが、重要な局面で使いたいなら、試合序盤で使っておくべきというような、そういう戦術的なものが、今の錦織選手には少し足りないように思えます。

    テニスには〈次の一球〉があるとしても、それは目の前にある一球の積み重ねでしかなく、常にこの一球に集中することがより良い次の一球に繋がると思います。その究極の一球の積み重ねが、その人のテニス人生を形作っているような気がします。
    ナダルのプレーを見ていると、一球一球全力で打ち込み、一球たりとも疎かにしない、まさに絶対無二の一球を体現しているなあと感じます。
    とは言え、それはやはりナダルだから出来ることで、フェデラーやジョコビッチは大事なポイントとそうでないポイントを見極め、微妙に体力温存をはかっているのかもしれません。
    かといって、一球を疎かにしていると言うのでもなく、何かを試したり、ポイントを早める為にミスも織込み済みの際どいコースをついてみたりしてるようにおもいます。
    たらればになりますが、シュワルツマン戦で錦織選手が、冷静に0ー5の時点で、次のセットに向けて体力を温存してWSOしていたら、もしかしたら2ndセットは取れたかもしれないし、でもシュワルツマンのプレーが戻ってやっぱり負けたかもしれない、それは誰にもわからないけど、少なくとも、錦織選手の戦略的なものは感じられた。ここで落としても次は取れるという自信がその戦略を可能にするのかもしれませんが、最近の本人の自信が付けばと言うような発言からも、やはりポイントを取れる時に取りたいと言う焦りのようなものが、試合全体をちぐはぐなものにしてしまっているのかも。

    で、結局何が言いたいかというと😅テニスでは根性論はさておき、一球はとても重要な〈この一球〉であり、たがが一球、されど一球、いかに戦略的にその一球を使えるのか、が大事であり、雑に打っていい一球などないし、反省せずに前ばかり向いていても本当の意味で前へ進むことはできないとおもいます。

    と、観戦者の私が偉そう理屈をこねるまでもなく、プロの選手には体感的にそのような事がわかっているからこその絶対無二の一球の言葉なのかなあと推測します。

    もちろんご紹介いただいた記事への批判などではないですよ。
    多分記事が最も言いたかったのは、負けた状況であっても、未来を信じて選手も観客も楽しむことが大事と言うほどの例えのキング夫人の言葉だったかとおもいます。

    つい〈この一球〉ではないのに、、、と言う部分に、ん?と反応してしまいました。修造さんのファンというわけではないですが😅
    長文駄文失礼しました。

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  • 風さん、
    ありがとうございます。うれしい言葉に励まされました。
    ファンというよりも、心配性な親の目線かもしれませんね。

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  • つきまはさま
    ご返信ありがとうございます。

    武田さんの記事を私も紹介したいと思ったのは内容に共感したのも勿論ですが「これは絶対に意見が分かれれる記事だろうなぁ」って思ったからです。何故なら、最近の錦織選手の不調で、皆さま各々のスポーツ観戦に対する感性の違いが浮き彫りになっていると感じているからです。

    そう意味では、あの記事はある種の「リトマス試験紙」的な役割を示すのではないかなっと。とはいえ、感性が違えど決して「敵」では有りませんけどね。

    武田さんのコラムは何度か見ましたがクセが強いケースも多々あるので、否定される時にはより明確な否定の文言を使う印象があります。

    あの記事で「この一球は・・・」に対し武田さんが「そうでもないのに」と論じているのは、決して全否定では無く「『今』も大事だけど、それに捉われ過ぎてもっと大事な『次』を疎かにしては本末転倒なのでは?」という問題提起だと解釈しました。

    もっと広く解釈すると、要プレーする方は勿論見ている方もバランス感覚が必要なのかなぁっとあの記事を見て考えさせられました。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。