マックウィン珍道中記:フェデラー、ブレイク、マッケンロー、ボルグ in ベネツィアンマカオリゾートホテルの巻

ヴェネツィアン・マカオ・リゾート・ホテルで開催された、フェデラー、ブレイク、マッケンロー、ボルグが参加したエキシビジョンマッチに、マックウィンさんがこのブログに載せるために取材に行ってきました(笑)。

以下、「マックウィン珍道中記 in マカオ」、お楽しみください。


楽しんでまいりました~。

マカオのエキシビジョンマッチ!!

当日はヴェネチアンリゾートホテルのイベント会場
コータイアリーナへ早めに行ったつもりなのですが、
入ってみたら、フェデラーとブレイクが練習してる!?

これがあるからもっと早めに入るべきだったと、
テニスファンビギナーは後悔しました。

にしても
練習着姿のロジャーの素敵なこと!!(←ファーストネームで呼ぶ私^^)
トレーニングズボンにカーキ色?のTシャツ。そしてCAPを後ろにかぶって、
普段見慣れないロジャーの姿に目がハートになりました。

エキシビジョンの最初は
ボルグとマッケンローの1セットマッチ。
いかにもエキシビジョンという雰囲気で、照明とハデなBGMの中出場してくる姿はプロレスのよう。

コイントスはオークションで選手の商品を競り落とした方が担当、そしてその方と記念撮影。

試合は往年の姿を見るように、
ボルグは黙々と球を向こうのコートに返す、
マッケンローは相変わらずののけぞりフォームで、力入っているときは声を出しながら球を打ち返す。

そんな感じで、時折『悪童マッケンロー』役をひきうけながら、
ラケットを放り出したり、審判に文句言っているフリをしたり、
コードボールでスーパーショットが決まったら、
ネットに向って「この、この、このやろうが~っ!!」ってな感じでネットをラケットで打ったりして、
みんなそんなマッケンローに大喜びでした。

時折、マッケンローはボールボーイの代わりに向こうにボールを打って廻してあげたりして、
こんなこともエキシビジョンではやるのねぇ、と新鮮でした。

もちろんスコアは調整が入りつつの6-6。
ボルグの方が調子良い感じで、マッケンローの不調を助けてのこのスコアのようでした。
でも、ポイントが足りなくなったときの気合を入れたマッケンローのサービスエースはかっこよかったです。

タイブレークは上記の調子を映し出したかのように、ボルグの大差で勝ちました。

マッケンロー、少し練習不足だったかな?

二試合目はブレイク対フェデラー。

みんなフェデラー目当てでねぇ。(もちろんだけど。)
往年のボルグ&マッケンローファンは会場(1500人収容)の半分くらい。
だからフェデラーだけ見たい、という人たちでやっと会場も8、9割がたは埋まってきます。
会場はアジアに在住?の欧米の方も、フィリピンやマレーシアから来るファンも、
中国、台湾から来るファンも、いろいろですねぇ。

そして日本の応援がおとなしい、というのがこれを見てよく解りました。
みんな思い思いに応援して声もかけてる。
観客もリラックスして楽しんでる。
日本人はつくづくおとなしいなぁ~って思いました。

フェデラーはおちゃめでね。
いろいろやってくれました。
ボールボーイの代わりにボールを向こうのボールボーイへ打って廻してあげたり、
ボールを頭で受けたり、
サービスが決まった場所を
「ここか?ここに決まったのか?ほんとかい?!」
と何度かラケットでその場所をトントンと叩いて疑問のポーズをしたり、
私たちを楽しませてくれました。

トッププレイヤーはあうんの呼吸でここの次はこのショットでしょ、みたいな
ドロップ&ドロップのラリーの連続を見せてくれました。
それからこれでもかのロングラリーも。

スコアはフェデラーが要所要所ゆずりつつの6-4、6-4でのきれいなまとめ。
ゲームポイント、マッチポイントでは自ら拍手を要求したりしておかしかったです。

あとウェーブをフェデラー自ら要求して、みんながそろそろと始め、
2週目くらいで全員に浸透したら、みんな止めなくなって、
フェデラーが「すと~っぷっ!!」のジェスチャーをしても止めなくて、
サービスの動作に入ろうとしても止めなくて、
「おいおい!」みたいなジェスチャーをしていたのがおかしかったです。

第3試合は
ボルグ&フェデラー対マッケンロー&ブレイクの
10ポイントタイブレーク。

ボルグは手持ちでラケットを2本、マッケンローはラケット1本のみをぶらぶら下げて
入場してきたのにはびっくりしました^^;

笑いを取る役はフェデラーとマッケンローで担当。
マッケンローのサービスで、前衛のフェデラーが変なポジションでサービスを受けるポーズをすると、
「おしりに当てるのかい?」みたいなジェスチャーのマッケンロー。
フェデラーのサービスには、マッケンローがお返しのポジショニング。

マッケンローが、「今のポイントにはやってらんない」とばかりラケットを投げると
反対側でサービスの準備をしていたフェデラーもラケットを投げ、お付き合い。

試合が終わっても(あ、試合はマッケンロー&ボルグの勝利でした。)
セレモニー待ちでベンチに腰掛けたマッケンローはブレイクににいろいろ話しかけているのに対し、
ボルグとフェデラー側は静かに待っている。対照的でした。

後姿のマッケンローは首の後ろあたりのシワが年齢を感じさせたなぁ~。
マッケンロー、フェデラーとボルグの座っているところに来て間に入って座ったりして
3人の座る後姿がなんだかよかったなぁ~。

トロフィー的に見ると、
ボルグ・フェデラー・マッケンロー&ブレイク
がそれぞれ1位を取れたということで、よく出来た結末でした^^;

エキシビジョンはガチンコ勝負じゃないけれど、
エキシビジョンなりにとても楽しめることがよく解った今回の観戦でした。
プロのプレーてすごいですね。
ボールを自在にあやつる光景がたまりません。
あんなにテニスが上手だったらいいだろうなぁ~。

タナーさんお薦めのエキシビジョンキングの選手の方も見る機会はあるだろうか~。


マックウィンさん、ありがとうございました!

さすがエキシビジョン、楽しませてくれたようですね。

マカオまで行って6-1,6-1とかだったら金返せ!ってなりますもんねw

去年はサンプラスvsフェデラーがありましたね。もちろん調整も入ったのでしょうが、3連戦の最後はサンプラスが勝ったのにはちょっと驚きました。

その試合、見に行く予定だったのですが事情がありチケットを入手していながら断念しました(泣)。

ヴェネツィアン・マカオ・リゾート・ホテルは超豪華なホテルだと聞いておりますがいかがでしたか。
まさか宿泊も同ホテルで??
チケットは意外と安いと思いますがホテルは超高いのでは。

9 件のコメント

  • やはりフェデラーはテニスが強いだけでなく、
    ユーモアも溢れる最高のプレーヤーなんですね!
    自分も行きたかったな~^;

    それわそうとだんちょ!w
    錦織限定スペックを予約したとは本当ですか!?
    自分も少し興味あるんでだんちょはどーいった方法で
    予約など申し込んだ次第でしょうか~?

      引用  返信

  • 圭kunnさん
    どもです。

    会場収容人数は15000人です。訂正します。
    それから
    Tennisnakamaさんのところの記事は
    クアラルンプールでのものでしたね。失礼しましたm(__)m

    補足でサイトを貼り付けます。
    写真はコチラで楽しんでください。
    http://www.afpbb.com/article/sports/tennis/atp/2541283/3545176

    http://www.afpbb.com/article/sports/tennis/atp/2541283/3545176

    タイでもあったみたいですね。
    http://www.afpbb.com/article/sports/tennis/atp/2541837/3549594

      引用  返信

  • 圭kunnさん

    知り合いのテニスクラブ関係者にお願いしました。
    数に限りがあり、私も「特別」で1本都合つけてもらったので、残念ながらお教えすることができません。すいませんです。

    ネットを探せばあるかも。私も調べてみます。

      引用  返信

  • お茶目なフェデラー、みたいですね。
    素敵な記事、ありがとう、マックウィンさん!!!

    圭くんモデルはやはりこの手で持ってみたいですね。
    もし、私が手に入れたら展示品になってしまいますね。

    圭くんはウィルソンでも特別扱いなんですね。

      引用  返信

  • マックウィンさん、マカオレポート、堪能しました!!
    ボルグ、マッケンロー、フェデラーを生で見たなんて、
    羨ましい~~。

    えみっちさん、紹介ありがとうございます。
    私も徹底解剖を期待したいと思います。

      引用  返信

  • マック勝利(ウイン)さん、レポありがとーござまーす。
    いいなぁ、生フェデ、生マケ、生ボルグ。 あ、生ブレもねw
    生フェデはAIG2006で、生マケ&生ボルグはサントリーカップで観たなぁ。あとタイーホされちゃった生コナーズもww
    ブレイクはまだ観てないなぁ。いい選手だから観たいなぁ。

    ・・・・あ=====早く来シーズン始まれっ!!!!

      引用  返信

  • えみっちさん、情報ありがとうございます!
    「ためにならないブログ」、相変わらずためになりますねw

    mimiさん、使い倒すのが正しい使い方なのか、飾っておくのがコレクターの常識なのか・・・迷います。

    Nosaさん、徹底解剖は任せてください。実際に解剖したら大変ですけど・・・。

    「KSpecの内部はこうなってます!」とか?
    そこまでしたら本物ですね・・・。

    種さん、コナーズのタイーホはびっくりしましたがおおごとではささそうですね。

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。