デ杯予選・エクアドル戦 初日0勝2敗のピンチ。錦織出場の可能性は?

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デ杯予選のエクアドル戦、初日が終わりました。
日本は錦織、西岡、ダニエル、杉田と上位4人を欠き、添田と内山がシングルス、内山・マクラクランペアがダブルスという布陣で臨んでいます。
残念ながら0勝2敗のスタート。エクアドルチームのプレー素晴らしかったです。

新型コロナウィルスの影響で無観客試合に

世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で、デ杯エクアドル戦も無観客試合となってしまいました。
スポーツや音楽等、イベントは軒並み中止・延期・無観客になっていますし、世の中の趨勢ということで仕方ありません。
ただ、これでホームアドバンテージのかなりの部分がなくなってしまったのは痛いです。
やはり地元の応援は選手の力になりますから。

西岡の決断

錦織はチーム入りはしたものの、大方の予想通り試合には出場せず。ダニエル、杉田も不在で西岡にエースとしての期待がかかっていたところですが、これも新型コロナウィルスの影響で日本からアメリカへの渡航制限の可能性が示唆されており、西岡はデ杯には出場せず、ドバイから直接アメリカへ渡る道を選択しました。

インディアンウェルズやマイアミに出場できないことは、キャリアハイを更新したばかりで東京オリンピックも狙っている西岡にとって計り知れないほどの痛手となります。この判断は致し方ないと思います。さぞかし、苦渋の決断だったことと思われます。西岡にとってデ杯も大事な試合だったはずです。

錦織の状況

さて我らが錦織の状況は、昨年10月に肘を手術し、早ければ1月にも復帰という話でしたが、それを額面通りに信じていた方はそれほどいなかったのではないでしょうか。
練習開始できるまで4から6週間と言われていましたので、それだけで12月になってしまいますし、思い切り打てるようになるまでにはさらに時間を要するでしょう。
加えて、落ちた体力を取り戻したり、フォームを改造したり、実践練習をしたり、コンディションを整えたり・・・と、半年くらいはかかってもおかしくありませんでした。

との推測通り、1月の全豪を始め、ニューヨーク、デルレイビーチ、インディアンウェルズと欠場を発表。デ杯については、オリンピックの出場条件になっており、チーム入り。本日は試合には出ませんでしたが、チームの一員として現地にいたので、ルール上はなんとかオリンピックに出場できる道があると思われます(別の記事で分析しようと思います)。

ただ、練習はできており、最近はアプリに動画がアップされています。
デ杯ではチームと一緒に練習する姿は未確認ですが、高田コーチとサーブ練習する姿があったり、ちらほらと情報が出始めています。
決して何かトラブルがあるというわけではなく、肘は大丈夫だが体がまだ試合をできるほど仕上がっていないということのようです。

ということで、心配いりません! 近いうちにプレーする錦織の姿が見られると思います!

初日の結果

● 添田 5-7,6-7(3) ゴメス
● 内山 6-7(4),6-2,6-7(8) ケイロス

添田はゴメスにストレート負け。私は1stセットの後半しか見ていないのですが、ちょっとバックハンドがアジャストできていなかった印象があります。
ブレイク先行されてから追いついたし、スコアも競っているのですが、ゴメスのナイスプレーに阻まれました。

内山はタイブレーク2つを落とす苦い敗戦。ファイナルセット3-4になるまで1ポイントもBPを握らせないサービスゲームの内容だったにも関わらず、このゲームで0-40のピンチ。

ここで落としてそのまま敗戦となったら悔しい・・・と思ったのですが、そこからタフにプレーしてキープ。
4-5からのサービスゲームも再び0-40になりながらキープ。

錦織が乗り移ったかのような挽回劇。成長を見せました。
タイブレークも3-0と先行、そして3つのマッチポイント(いずれも相手のサーブですが)がありましたが取りきれず。
あと、ほんの少しの思い切りだったかなあと思うんですが、リスクの取りすぎと紙一重の状態でしたし、責められない。
タイブレ8-7だったかな?内山のパスに飛びついてボレーを決めたケイロスのプレーは見事でした。

ここで、観客がいたらなあ・・・と思わずにはいられなかったのですが、条件は同じ。
知らない国でコロナ騒ぎが起きているところに、覚悟を決めて乗り込んできたエクアドルチームの気迫が凄まじかったということでしょう。

日本チームも気迫を持って戦いました。
錦織も事あるごとに立ち上がり、手を叩き選手を激励していました。
(久しぶりに動く錦織を見てちょっとうれしかった)

2日目に錦織出場の可能性は?

2日目の選手変更については、ルールブック上は以下の通りになっています(協力:禮さん)。

  • No.3、No.4シングルスは、ノミネートされた選手のうちNo.1、No.2シングルスでプレーしてない選手に変更可能。
  • No.3シングルスはダブルス終了15分以内、No.4シングルスはNo.3シングルス終了後10分以内に通知が必要。
  • ダブルスは試合開始1時間前までに、ノミネートされた選手から変更可能。

(出典:https://www.daviscup.com/media/314796/314796.pdf?fbclid=IwAR10jjKYhmj3jU0UBBTYfPkd7PH0-tMO6bYR5wCeHdX1pfe_jpXDnlqj9E8

つまり、錦織は試合直前まで単複とも出場の可能性はあります。
しかし、ここで出場できるのであれば最初から出場している気はします。
内山が3試合できつい(ツアーも回っている)ので、シングルスを内山から綿貫に変更するオプションの方がありえると思います。

錦織には、マイアミからの復帰を期待したいですが、前回の故障からの復帰時(2018年)のようにチャレンジャーから、あるいはWCをもらってATP250くらいから復帰するというのもアリかもしれません。

それよりは新型コロナの影響でヨーロッパのクレーシーズンが成立するかどうかの方が心配です。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。