今度は最近の試合のリターンゲームstatsを分析してみた。

サービスゲームstatsの分析に引き続き、リターンゲームのstatsを分析してみました。

returnstats01

リタイアしたMemphisの予選決勝(Qfy.F)を除けば、やはりビッグサーバーのときは1stサーブが入ってくるときついことが分かる。

S.クエリー(デルレイビーチSF)
J.ブレイク(デルレイビーチF)
A.ロディック(サンノゼ2R)

あたりは、1stサーブが入ってきたときにポイントが取れていない。

それでもクエリーとブレイクのときは、2ndサーブから50%以上ポイントを取ったので勝てたと考えられる。

1stサーブに対するポイント獲得率は、やはり最低でも30%は欲しい。そして2ndに対して55%以上取れれば、かなりブレイクのチャンスが増えるだろう。デルレイビーチQFのレイノルズ戦のような感じが、見ていても安心感がある。

次にブレイクポイントがらみのstats。

returnstats02

Break Points Won=ブレイクしたゲーム数/ブレイクポイント総数
Break Percentage=ブレイクしたゲーム数/リターンゲーム数

緑色の線(Break Points Won)が紫色の線(Break Percentage)を大きく上回っている場合、

「少ないチャンスを生かしてブレイクした」ということになる。

クエリー戦(デルレイビーチSF)とロディック戦(サンノゼ2R)が該当。

ロディック(サンノゼ2R)はさすがに2ポイントしかブレイクチャンスを与えてくれなかった。

逆に1Rのハートフィールド戦では8本中6本もブレイクチャンスをものにしている。

好調な時期だったとは言え、全体的にブレイクチャンス自体も多いし、勝負強くチャンスをものにしていることが分かる。

特にデルレイビーチのS.クエリー戦では、自分のサービスゲームのブレイクポイントは挽回しまくっていたのに、クエリーのサービスゲームでは4/5の確率で決めている。勝負強い。

ファイナルタイブレ3-6からの衝撃的な逆転劇を見て、

明け方の静けさの中に思わず、

「よっしゃあああああああああああ!!!!!!!!」

と吠えてしまったのは私だけではないはずだ。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。