「翔べ、錦織圭!」読了

昨日、Amazonから「翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡」が届きましたので、早速読了しました。

感想:面白い!

以上!

だけだとあんまりな感想なのですが、とにかく面白いのです。

それもそのはず、

世界最高の錦織圭マニア

かつ

錦織圭マニア歴19年

ご両親

が書いた本なのですから!

面白くないわけがありません。

プロデビューしてからのエピソードは錦織ファンならそれなりに知っていると思いますが、やはり幼少期からジュニア時代、どういうことがあって、どういうことを思ってきたか、またどういう考えでここまで成長してきたか、そこはご両親ならではの深い話が満載です。

50ページくらい読んで、

「な、何だこのネタの宝庫は・・・

と思ってしまいましたw 悲しいブロガーの性です。ネタじゃないって・・・。

このブログに換算すると、3年くらいはネタが持ちそうな感じですw

錦織圭本人が語った2008年、錦織圭+ご両親による「錦織家座談会」も読むことができ、最後まで一気に楽しんで読むことができました。

神さんの「錦織圭 15-0」はさすがプロのライターさんが書かれた本という感じで、綿密な取材に基づき、文章力と構成力に優れた本で、まるで劇場で錦織圭のストーリーを見ているかのような感覚を持ちましたが、この本はご両親がご自分の言葉でひとつひとつ丁寧に、これまでを振り返りながら語られた本で、語り口は冷静な印象ですが、その底に流れる熱い思いというものが感じられて感動しました。

語られるエピソードは微笑ましいものから過酷なプロツアーの厳しさを感じさせるものまで様々ですが、とにかく錦織圭に一番近いご両親が書かれた本だけあって、生々しいというか、メディアを通じて見る錦織圭とは少し違った本音の錦織圭の姿を垣間見ることができます。

「こんなの載せて、本人OKなの?」と思ってしまうような本音の発言が数多く、収録されています。

いや、まずいことが書いてあるわけではないのですが、本人が読んだら「お父さん(お母さん)、そんなことばらしたら恥ずかしいじゃないか~」と言ってしまいそうなエピソード満載ですw

例えば、ジュニア時代、父清志さんは錦織圭が試合に負けたとき、何も言わなかったそうです。
それは清志さんなりの思いやりというか、「スポーツというものは嫌な負け方をすることも多いもの。負けたことに対しては言及してはいけない。」という考えによるものだったのですが、最近になって

「あのときは怒っていたじゃないか」
「あれが嫌だった」

と錦織が言うようになったそうですw

そういうことが言えるようになったのは自分の中で消化できたからではないか、と母恵理さんは語っておられます。

他にもこんな感じのオフレコっぽい話が結構載っています。

ちなみに、錦織圭本人は、

両親が僕に対して密かに思っていることなどは、今は聞かないでいたいと思うのです。それを知ってしまうと、逆にいろいろと気になったり、考えたりしてしまいそうです。

とまえがきで語っているので、だいたい何を書いてもOKでしょうw>ご両親

次の本でもお宝エピソード満載でお願いしたいものです。

しかし、単純に勝った負けたを追いかけるよりは、こういった「サイドストーリー」を知ることによってますます観戦なり、応援が楽しくなりますね。

ご両親、そして出版元のベースボール・マガジン社様(テニスマガジン発行元)、大変面白くて感動する本をありがとうございます。

12 件のコメント

  • 早速感想ありがとうございます。それにしても買いたい気持ちにさせる感想ですねぇ~。どうしよう…
    「サイドストーリー」分かります。自分はいつもそれに釣られてます。w

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  • 僕はまだ途中です^^;;
    でもやっぱりおもしろいです^^

    ちなみに「聞かないでいたい」が「効かないでいたい」になってます^^;;

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  • 私も今記事見ました。もうショック・・・
    トレーニングのやりすぎってこと?

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  • 続きです。
    わざわざ帰国するんだから悲しいお知らせかもとドキドキしてたんですが、予感が当たっちゃいました・・・

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  • あああああああああ
    ウィンブルドンは出てほしかったぁ!!!!!!!!

    錦織選手のコメント
    「新しい痛みが出たので検査を受けたら骨に小さなひびが入っていた。8週間もリハビリを続けてきたし、ウィンブルドンに出たかったのですごく悔しい。全米オープンを目標にまたリハビリしたい」

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  • 待ちます、いつまでも。
    リハビリに気持ちを切り替えているところがえらいけど、つらいでしょうね。
    今年はほんとに我慢の年。応援続けます!

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。