【公式ブログ更新情報】大いに悩め、錦織圭

公式ブログ更新されてます。

– 錦織圭公式サイト|KEINISHIKORI.COM

また記事のタイトル入れてないw

サバンナCHを直前に控え、やる気満々。

クレーでの練習は久しぶりで慣れないことが多かったみたいです。

そしてまだ、「勝つプレー」か「したいプレー」かの間で揺れているようです。

この前も言いましたが

結果を出さないといけない。(試合に勝つ)

でも自分の納得のいくテニスがしたい。

そして楽しんでプレイがしたい。

(納得のいくテニスができて、すごいショットも打って、自分のテニスで相手を翻弄させたい)

こういういろんな考えが頭をぐるぐる回ってるんですよね。

この文のあとも錦織の悩みはさらに続きますw

ブログに書くことで考えを整理しようとしている感じですね。

いいぞ、もっとやれw

悩んではいると思いますが楽しそうです。

そりゃそうです、ちょっと前までは「試合に出れるか、出れないか」で悩んでいたのですから、それと比べたらテニスの内容で悩むなんて、これは幸せな方・・・。

見ているこっちも、いっしょに悩みながらうれしい気持ちもあります。

さて悩みの内容について。

基本的には「したいプレーで勝つ」というのが最終目標のままで良いと思いますが、「したいプレー」をしたら勝つ確率が大幅に下がるとしたら、それは困りますねw

どうやら「したいプレー」をする方向に気持ちが傾いているように見受けられます。

全部は読んでいませんが、前回の公式ブログ記事に対するファンからのコメントも、基本的には「したいプレーをすること」に対する支持が多かったように思います。

個人的な感想としては、考えをニュートラルにしてくれる人の意見も欲しいと思いました。「したいプレーをしてください!」という意見は非常に受け入れやすいですが、「勝つプレーにこだわってください」とは書きづらい雰囲気があります(仕方ありませんが)。

受け入れやすさではなく、その選択が有効かどうか、が常に問題ですから、その選択によって結果がどうなりそうか(短期的にだけでなく、長期的にも)という観点から考えてほしいと、切に願います。

公式ブログのコメントについては、ファンですから、基本的に選手の言うことに対しては肯定的にコメントしがちになります(私もそうです)。

そして「したいプレーで勝つ」という方針には非のうちどころがありませんw

フィギュアスケートで、採点基準に迎合するよりトリプルアクセルにこだわった浅田真央が称賛されたように、日本人の気質として現実を見据えて確実な判断をするよりは、理想を追い求める姿の方が受けがよいという傾向があります。

今回の錦織の悩みに対する反応もまったくその通りですね。

しかし、現実の判断は効果をしっかり見極めて行われるべきだと考えます。

前回書きましたように、勝つことによって初めて次の試合も行えるわけですし、自信もつきます。

「不本意なプレーで勝っても意味がない」なんてことはなく、勝つことが良薬になって徐々にプレーも良くなっていく、ということの方が多いと思います。

もし、「したいプレー」をすることによって勝率が著しく落ちるならば、まずは勝つプレーに徹した方がいいんじゃないかな?と思います。

・・・前回と違うことを言っているように思われるかもしれませんが、そんなことないつもりですw

「したいプレー」をしても勝率があまり落ちないのならば、後々のことを考えて「したいプレー」にこだわることもあり、そう思っています。

スタイルを変えることによってどのくらい結果が変わってくるかは、プレーする本人じゃないと分からないでしょうから、その辺を考えて、錦織には判断してほしいなあ、とおせっかいながら思う次第です。

ここで誤解のないように申し上げますが、理想を追い求めずに現実を見据えろ、と言いたいわけではありません。「あるべき姿は何か」で判断するのも大事ですが、「何が効果的か」で判断した方がよいのでは?という意味であり、吟味の結果、「したいプレーをする方が効果的」という判断になればそれはそれで良いと思います。

まあ、あんまり固定して考えず、ハイブリッドに勝ちにこだわりながらもその中でいろいろ試していく、あるいはラウンドによってちょっとずつ比率を変える、という感じが良いのではないかな?と思います。

6 件のコメント

  • サフィンが好きだったころがありました。気持ちの良いテニスをしてくれたし、チャーミングな人だったけど、こらえ性がたりないかんじで、結局負けがこんだ。負ける続けるとは自信をなくしますよね。
    今、圭君は勝つために自分にできる最善のことをしていけば勝率は上がるしイメージしているような業もやがて自然にでてくると思うんですよね。

      引用  返信

  • 勝手な思い込みかもしれませんが、したいプレーで勝率が下がるのは、したいプレーをすると精度が落ちるからではないでしょうか。したいプレーは余裕が無いとできないと思いますので余裕も無いのにしたいプレーをするから精度が落ちるのでしょう。余裕は勝ち続けないと出てこないし、多くプレーするためには勝たないといけないし。”ここだ”と思えるときだけしたいプレーをすればいいかな、そのうち”ここだ”が増えていけば良いですね。待ちましょう。

      引用  返信

  • 僕も「したいプレー」をしてしまう傾向があるので、直したいと思います!
    つなげれば、勝てるのに思いっきり打ってミスることがあるので><

    サーブもセカンドが入らないのに、ファーストを思いっきり打ったり・・・

      引用  返信

  • 負けたKAMKE戦でもドロップショットを使ったが大きくなり対応されていたと現地で見てた方のコメントを見ましたが、そういうところでしょうね。錦織君はトリッキーなショットを好調時によく使ってましたから

      引用  返信

  • >テニス少年さん

    今日その姿を目撃・・・

    Keiのブログ、過去最大級にとっちらかってますよね(笑)
    でも、たしかに鼻血さんの言うように楽しそうです。
    これ以上散らからないことを希望しつつ、
    わたしは見守っていくのみです。

      引用  返信

  • プロはみんなしたいプレーをしてますよね?
    違うのかな?
    わたしたちアマチュアはまさにしたいプレー
    めざして練習して、でも試合では勝つプレーと
    いうより、もうぐちゃぐちゃって感じ(あはは)
    テニスはむずかしいです。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。