錦織圭リタイア。しかしよくやった!すばらしい大会をありがとう!

楽しみだった3回戦でしたが、ウォームアップの段階から体が重そうで、サーブも軽く打つだけ。試合中も厳しい球は追いかけることができず、リタイアとなりました。

2回戦の最中から左足の付根を痛めていましたが、本日はその部分にテーピングを巻いて登場。1セット目終了後はトレーナーを呼んで治療を受けましたが、回復はなりませんでした。

2010 US Open
Men’s Singles 3rd Round
Albert Montanes def. Kei Nishikori, 6-2,2-1 ret.

しかしこれで良かったと思います。モンタネスに隙はありませんでしたし、このような悪コンディションで無理をして重大な怪我をしてしまったら大変です。むしろ、この状態で試合に出たのか・・・?と思ってしまいました。大目標であるグランドスラムの3回戦、きっと試合がしたくてたまらなかったのでしょう。気持ちはよく分かります。

40度の酷暑の中5時間にわたって行われたチリッチとの2回戦・・・体のどこかがおかしくならない方が不思議です。ウィンブルドンでファイナルセット70-68の超ロングマッチの勝者となったイズナーも、次のラウンドで負けてしまいました。

錦織はしかもこのUSオープン6試合目です。

たった今WOWOWで解説の坂本真一さんが、「この負けは負けのうちに入れないほうが・・・(笑)」とおっしゃっていましたが、同感です。

と思ったら実況の久保田アナ(でしたよね・)「あえて苦言を呈するなら、グランドスラムは7試合あるのでそれに耐えられる体力を・・・」とおっしゃっていましたが・・・酷暑の5時間5セットマッチは普通の試合ではありませんので、それはちょっと「あえて過ぎ」かと。プンプン。

今日は残念でしたが、2回戦は錦織のキャリアの中でもベストマッチの1つとなるでしょう。素晴らしい大会だったと思います。

ビンガムトンチャレンジャーから2回戦まで10連勝、タイブレークは11連勝中。115ポイント獲得で110位台に躍進(予定)という上り調子の状態でアジアシリーズを迎えます。

次は9月27日からのクアラルンプールにワイルドカードで出場します。その次はお待ちかね、楽天オープンです。

引き続き、鼻血が出るまで(出ても)応援し続けます!

86 件のコメント

  • ちょこさん、わざわざ錦織選手の詳細なコメントをありがとうございます!
    肉体的にも精神的にも本当に強く逞しくなりましたよね。

    「足以外に痛みがきてないっていうのが、まある意味、自分でもビックリしてる。体はすごく強くなっていると思います。」
    「すごく充実感がある」というコメントに、安心して嬉しくなりました。

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  • USOサイトによると、チリッチ戦のコート上の気温は推定華氏115度=摂氏46度だそうです。「体力」の定義が人によって違うと思いますが、46℃の炎天下で1ゲームだけでもやってみると、考え方が変わるかもしれません。

    わたしもGSは団長といっしょでQF以上を5セットにするのがいいんじゃないかと思います。その段階であれば1日にこなすべき試合数もぐんと減るのでヒートポリシーを厳格に適用したり、屋根付きコートでの試合が可能になりますよね。

    今年の全豪でもガスケとの5時間を超える1回戦を戦ったユーズニーは、2回戦に勝ったものの3回戦はwalkoverでした。ほぼナイトマッチで寒いくらいの涼しさだったにも関わらず、です。やはりあまりにも長すぎる試合は選手を壊してしまいます。

    ともかくKeiの全米オープン、ほんとに楽しかった。
    心配よりもわたしは今後の楽しみが大きいです!!

    本人ブログ アップされました↓
    http://blog.keinishikori.com/2010/09/3-1.html

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  • 暑さの問題も深刻ですよね。
    女子だけでなく、男子にも同じようにヒートポリシーを適用してほしいです。
    それも、ハッキリとした具体的なルールを作るべきだと思います。
    コート内の気温が何度以上になったら中断するとか、ゲームごとの休憩時間を長くするとか。屋根をつけるとか。
    あまりにも暑すぎる場合もなんらかの対策をしてほしいです。そうじゃなきゃ選手が熱中症で倒れてしまうし、暑さにも限界があると思いますから。なんか、そのへんの
    ことがあいまいになっていますね。

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  • 燃えました!!
    圭くんお疲れです!!!
    ここのみなさんのコメント読んだり、公式ブログのコメント見たり、地元のニュース見たりしながら、圭くんは前向きにとらえているということを実感できたので、次が楽しみになってきました。

    とにかく、無駄なことはなかったと思える気持ちの持っていきかた、故障していたときにいろいろ学んだことは絶対活きると思いますね。

    彼自身も、それを今回のことで実感できたのではないでしょうか。
    フィジカルだけでなく、メンタルがものすごく違うはずです。

    一つ一つ、目の前の目標にチーム一丸となって進んで欲しいです。
    そして、変えることのできることは積極的に対応してほしい。試合環境のことですけど。選手を守る、、というのは甘やかすということでなく、ベストな状況で戦えるベースを整えてほしいですね。

      引用  返信

  •  モンタネス戦直後の「実況掲示板」でケイメヒコさんに提供して
    いただいた情報なのですが、下記アドレスのマレーシアオープン
    からのプレスリリースの2文目辺りに、

    http://www.malaysianopentennis.com/2010/news_005.php
    ————————————————-
    All Kei’s Matches In KL To Be Broadcast Live In Japan – A Further Boost For Tourism Promotion.
    ————————————————-

    とあります。

     これって、「クアラルンプールでの全ての圭の試合は、日本で
    生中継される予定」という意味ですよね。

     最初はライストのことを言っているのかとも思いましたが、そう
    であれば、In Japanとは表現しないはずです。

     とすれば、WOWOWかGAORAのどちらかでしょう。

     正式発表は、圭の回復状況を見定めてからになると思いますが、
    しばらくは、両社の動向から目が離せません。

      引用  返信

  • ケイメヒコさん、先程の意見は同感?ということでしょうか?何度か読み直したんですが、少しわかりませんでした。

    あと、運営者の方にベホイミさんが何か見せしめにされたみたいでかわいそうな気がします。
    確かに言い方がきつかったり、ルールを守らなかったりでしょうが…
    もう一度だけチャンスを与えてあげても良いんじゃないでしょうか?
    運営側からしましたら、非常に迷惑なのは承知ですが、この媒体を大きくしていく上ではゆるしてあげることも大切だと思います。
    ベホイミさんも錦織くんファンでしょうから。

      引用  返信

  • 上のベホイミさんの件について。
    皆さんそれぞれ意見はあると思いますが、
    私は団長さんの意見に賛成です。
    個人的に不快な思いをしてましたから。

    ただ本来なら賛否をあえてこの場で言うべきではありません。
    (今回はジョイさんの意見に団長さんが流されないか心配だったので・・・)

    どっちの意見が絶対正しいというのは無いのだから
    このサイトのルールは団長さんが決めるべきじゃないでしょうか?
    そして決まれば私たちはそれに従うべきです。

      引用  返信

  • hideさんのTwitter情報に「圭の左足の怪我は順調に回復とのこと。良かった!」との書き込みが!!

    まあ、正確な検査結果ではないのであれですがちょっとは安心しました。

      引用  返信

  • 自分だけ分かる文章で済みません。
    引用させていただいた箇所は全く同感です。>ジョイさん。

    その後は、別件になり、Cilic戦のわたしの見方による個人的乾燥です。
    分かりにくくて済みません。

    ———
    ケガについてのわたしの見方です。
    森永の丸山トレーナー、同行されるようになって一ヶ月余ですよね。やっと徐々に錦織選手の体の特徴をはっきり認識されるようになった頃と推測します。ですからこれからどんどん良い適切なケアをして、クアラルンプールも有明も体の心配ない状態にしてくれるものと期待しています。

    ——-
    Broadcastをわたしは何の疑義無く電波による放送と思いました。IMG主催の大会であること、去年のことも有る上、放送権料も加われば、主催者はWC発行を早めに発表したのだと思います。

      引用  返信

  • 遅くなりましたが、「Kアナウンサーへのプンプン!」に、違った点からもプンプンしました。

    二回戦の事なのですが、「チリッチのコーチです」としかボブ・ブレットさんの事を紹介していませんでした(私は再放送の4セット目タイブレからしか観られなかったので、あくまでもその放送範囲内の話ですが)。

    ボブ・ブレットさんは、圭君を修造チャレンジでコーチングした事もあります。さらには、修造さんも現役時代には師事し、大変お世話になった素晴らしいコーチです!
    修造さん曰く「ボブと会っていなかったら僕のキャリア成績は無かったかも知れない」と。

    Kさんが「あえて」付け加えるならば、イバニセビッチを再生させて、ウィンブルドンを捕らせた事や、その繋がりでクロアチアコネクションのチリッチの指導を始めた事ぐらいコメントして欲しいのですが。プロのアナウンサーならば勉強して欲しいですね。

    私もあえて付け加えれば、ボブ・ブレットさんは、ボリス・ベッカーの恩師でもあります♪

    兎に角、ボブ・ブレットさんは、日本のテニス界の恩人なのですから、それは日本のテニスファンに伝えて欲しかった!

    このコメントお読みになったどなたかに、この件でのご意見聞かせていただければ嬉しいです♪

    かしこ

      引用  返信

  • >赤さん、twitterの読みました。ほっとしました。
    そういえば、昨夜(夜中)のwowow解説の時、坂本さんが、同じような事言われてました。思い出したので、録画確認してみました。

    今後のツアーについて・・・
    アジアツアー…今のところの予定はマレーシア、楽天、上海

    ケガについて・・・
    本人に今朝(モンタネス戦の翌朝だと思います)連絡してみたけど、疲れているようで、朝は出なかったんですけど、
    コーチのグレンワイナーさんとトレーナーの丸山さんに話を聞くことができました。
    昨夜の時点で(モンタネス戦の夜だと思います)痛みの方は引いてきていて、怪我に関しては全く問題はないのではないかと。
    やはり、疲れから来る筋肉痛の方が多いそうです。
    一週間も休めば、大丈夫だ、と言っていましたので問題ないと思います。
    ・・・のように、坂本さんはおっしゃってました。

    もちろん、選手側がどこまで情報を出すかという問題もあるでしょうが、少なくとも、長期になるような大きな怪我にはなってなさそうなので、安心しました。
    どんなことでも大丈夫なように、応援する方も気持ちを強く持っておこうと思います。

      引用  返信

  • 初めて書き込みます。
    Kアナの「7試合発言」がバッシングされてますが、問題の発言はフェデラーの「GSには7試合出来るだけの準備をして臨んでいる」という主旨の発言を引合いに出し、錦織君にも是非GSファイナルを目指して欲しいという愛のある叱咤激励的な発言に聞こえましたが...
    文脈的にも予選から5試合やって体力的にはきついという坂本氏の発言を受けてのものだったと思うので、「5時間試合をした後の足の痛み」で棄権したことに対して「体力がない」と批判したととれるように取り上げるのは、ちょっと違うんじゃないかな~と思います。
    Kアナだってあの5時間の激闘を実況したうえで、そんな的外れな批判をするつもりなんて無かったと思いますよ。

      引用  返信

  • 炒り茄子ターゼさん、コメントありがとうございます。
    ちょっと話が盛り上がり過ぎちゃったかもしれませんが、「プンプン」程度のものですので、そうご理解いただけたらありがたいです。
    「あえて苦言を呈するなら・・・」と、「苦言」として久保田アナがおっしゃったのは事実ですので、愛があったとは思いますが内容としては私は「違う」と思いました。それだけのことです。
    あとで「報道としてバランスを取るための発言だったと思い、本心ではないと思いますが。」とフォローも入れております。決してバッシングという程のものではございません。

      引用  返信

  • ジョイさん

    コメントありがとうございます。実は1回、「私の管理するスペースなので、運営上の判断はお任せいただけたらありがたい」という趣旨の返信を書いたのですが、みなさまの反感を買わないかと心配し自分で削除しました。
    ですがやはり、運営上に必要な措置ですのでこのままとさせていただきたいと思っております。
    ベホイミさんは既に長期間(2年3ヶ月)に渡り複数のハンドルネーム(10以上)を用いて攻撃的な発言をされておられる方です。今回の書き込みはマシな方です。
    パターンとしては警告を受けたり、他の読者の方々にたしなめられると数カ月間、書き込みをやめます。その後別のハンドルネームであたりさわりのない書き込みを何回か行った後、何かのきっかけに乗じて非建設的な書き込みをされています。
    「さらしもの」にならないように具体例を出さず最低限の情報にとどめているつもりです。
    ですがコメント禁止(特に技術的な規制はしていませんので自主的に控えているようです)という厳しい措置をするからには理由を明示する必要があるので、書かせていただきました。
    すでに何回か警告は出していますし、運営上の判断としてこれ以上は容認できません。確かにあまり気持ちのいい措置ではありませんが、放置する方がデメリットが多いと判断せざるを得ませんでした。
    どうかご理解いただけますようお願いします。

    りょうたさん

    コメントありがとうございました。しっかりポリシーを持って運営にあたりたいと思います。

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  • いつもこのブログで楽しませてもらっています。
    これからも錦織選手の活躍をこのブログとともに応援していきたいと思います。

    borisさん

    技術的なことだけでなく、テニス周辺の出来事や歴史についての紹介は解説者のお仕事かと思います。
    アナウンサーはあくまで実況という立場でしょうし。
    ただ、鍋島さんは熱意あるアナウンサーですから、非常に詳しいデータを紹介してくださいますね。時々越権かなとも思いますが貴重な存在だと思います。

    でもテニスの場合、じっくりラリーを見たかったりするので、アナウンサーは解説者から知識をうまく引き出すスタイルの方が良いように思います。言葉は少なくても要点を押さえた実況&解説に期待!

      引用  返信

  • borisさん、多分再放送のときは、割愛されていたのかもしれませんが、実況アナウンサーは、もう少し詳しくボブ・ブレットさんのことを紹介していたと思います。もともとイワニセヴィッチのコーチだったことや日本のテニス選手を6年{?}指導しにきてくれてまじめな選手には早朝でも夜でも熱心におしえてくれていたとか・・・言ってました。

      引用  返信

  • 初めてメールします。我が家では、小学生の息子2人がテニスな人生を送っているので、錦織君を等身大のヒーローの様に思っています。食卓を預かる母としては、応援フードにも感心&関心。ちなみに、我が家ではどうしても上手い“置き換え”が出来ない時のお助け食はPASCOの“十勝→10勝”パン。“とかち”と読めなかった息子の瓢箪から駒です!

      引用  返信

  • みっちゃんさん

    初めてのコメントありがとうございます。
    おそらく10勝パンのおかげで、錦織は10連勝したのでしょうw
    次回はぜひ、画像を投稿してください。

    borisさん

    ボブ・ブレットさんのことは、坂本真一さんが「長年日本のアドバイザーとして・・・」といった紹介はされていました。が、borisさんの望むレベルではなかったと思います。ここはborisさん、WOWOWの解説席をジャックして修造・ボブ・ボリスについて熱く語って(その後タイホされて)みてはいかがでしょうか。期待していますw

    PENPENさん

    私、そういうケはありませんが「鍋島LOVE」です。このブログでも鍋島エピソード2つほど紹介していますので検索してみてください。
    (昨年デ杯でサインもらった&昨年楽天で鍋島解説付きで試合を見れた)

      引用  返信

  • >borisさん
    僕もPENPENさんの「それはアナウンサーではなく解説者の役割」
    というご意見に完全同意です。
    そういう意味では実況掲示板にリアルタイムかつピンポイントで
    borisさんはじめ詳しい知識や現地情報を提供してくださる方が
    何人もいてくださるのはとっても勉強になるし、
    本当に楽しいと思っています!
    それが既存メディアにないネットの力ということでしょうね。
    もちろん既存メディアからは高画質の生映像を提供してくれるという
    大きな恩恵を受けています。
    つまりマルチメディア観戦が僕には一番あってるということでしょうか♪

      引用  返信

  • かなり前から覗かせてもらってますが、初コメです。
    よろしくお願いします。

    今回の3回戦棄権は残念でしたが、皆さんがおっしゃるように収穫が多い大会となったので、よかったのではないでしょうか。それに、今季チャレンジャーレベルでは連勝街道まっしぐらって感じでしたが、連敗中だったATPレベルでも初めて連勝できましたし・・。
    とりあえず、ゆっくり体を休めて今後の大会にいい状態で向かってほしいなと思います。

      引用  返信

  • こんばんは。運営者様をかなり悩ましていたんですね。そこまで多くの事をやられていた方でしたら、仕方ありませんね。私も浅はかな理解での発言で申し訳ありませんでした。スポーツもルールの中でですからね。失礼しました。
    また、ケイメヒコさん、同感とのことでホッとしました。ちょっと私も熱く書いてしまい…後でよみなおして反省してしまいました。ただ、アカデミーの世界中の才能を認められた若者との競争に勝ち残ってきた錦織くんですので、体力云々がもし劣っているなら、もっと前にとっくにアウトの烙印をおされているということです。そのあたりの話はK大出身の坂井君、というか監督のブログのアーカイブを見ていただければ、世界での男子プロテニス界の厳しさがわかると思いますし、数年前の錦織くんもちょくちょくでてきます。

      引用  返信

  •  約1時間前のFacebookでの本人のコメントです。

    Nice to be back in Bradenton. Cpl of days of rest and then start getting ready for the KL tournament.

     クアラルンプールに向けてやる気満々といったところでしょうか?

      引用  返信

  • デルレイビーチの頃から、ほぼ毎日チェック、楽しませてもらってますが、初めてコメントします。
    ほんとコメント盛り上がってますね。
    賛否両論ありますが、普段日本のメディアにテニスが出ない事を考えれば、これだけ盛り上がっているのは嬉しい事です(^^)
    ところで先日、団長からもありました
    「検索性が悪いのが今後の課題です。何か改善できそうな点がありましたらお気軽にコメントをください。」
    という件ですが、個人的には携帯でチェックすることの方が多いので、
    実況掲示板に、
    HOMEから直接、最新の実況掲示板へリンクできるとありがたいです。

      引用  返信

  • ここのサイトを訪れる皆さんの真っ当な意見にほっと
    します。でも、世間や某所では「体力が」とか言うので
    しょうね。チリッチに勝ったのは、今の錦織の実力では
    金星だと思いますが、いかがでしょうか。
    どうも「ポテンシャルがある=実力がある」と誤解され
    ているような気がします。
    ポテンシャルがあることはとっくに証明されている
    と思いますが、ポテンシャルが実力に昇華(定着?)
    した状態とは思えません。
    ナルバンディアンと比較すると、錦織の離脱前のラン
    キングは「勢い」であって、実力として定着していな
    かったということでしょうね。

    足りないのはむしろ経験、それもATPという高いレベル
    での切磋琢磨された経験ではないかと思います。
    メンタルやゲームのマネージは、高いレベルでの経験に
    よって磨かれるものだとしたら、観戦者が「はらはら・
    どきどき」するような「むらっ気」は今の時点では仕方
    ないのかな、と思っています。
    20歳という若さに残されたフィジカルの向上の余地と、
    ATPでの経験、それにテクニックの上達が花開くまで
    気長に待ちたいです。
    チャレンジャーはすでに錦織の居場所ではないことは
    明らか。アジアシーズンで貰えるWCを活かして這い上
    がってほしいです。

    追記
    プロとしては、もう少し言語能力を磨くことを錦織の
    チームは考えるべきかと。言い過ぎでしょうか。
    日本語のブログ文章にも違和感がありますが、それは
    さておき、英語のインタビューはあきらかに物足りない。
    (日本語のインタビューはほとんど聞いたことがない
    のでわかりません)

      引用  返信

  • こんばんは。いきおいだけでグランドスラムの大舞台で当時のトップ5に三回戦で勝ったりはできませんね。そんなに甘くはないですね。また、まだツアーを一年間もしっかり回ったことのない一年生が怪我を一年間近くもしてたんですから。経験も何もないです。さらに、修造チャレンジの頃の錦織くんをご覧になれば、みつごのたましい〜じゃないですが、饒舌なコメントを言い出すわけないでしょうし、その姿が米国でもまれたのに、日本人らしくてギャップがあって良いんだと思います。怪我さえなければ、数年内にトップで活躍しますし、慣れてきて気の利いたコメントもしだしますよ。

      引用  返信

  • ジョイさん

    貴重な話、ありがとうございます

    >K大出身の坂井君、というか監督のブログのアーカイブを見ていただければ、世界での男子プロテニス界の厳しさがわかると思いますし、数年前の錦織くんもちょくちょくでてきます。

    お手数ですが、もう少しヒントを。
    それか、訪問先を教えて下さい。

      引用  返信

  • borisさん、ブレットさんのこと説明していたのは坂本氏真一さんでした。失礼しました。
    Terrieさん、わたしは、圭君の日本語ブログもインタビューもすごく好きですね。なんかポエティックなところというか型にはまらない自由な発想があって、本人がとっても苦しいときでもユーモアがあるというか・・・
    英語についても本人の個性がでていて好きです。別にもっと上手くなってはいけないわけではないですけど、今そういうことは気にしなくていいんじゃないかと・・・
    圭君は、コミュニケーション能力の面でもも伊達さんに似ていると思うんですよね。なめらかではないけどすごく深いところで伝わるというか、・・・ナダルもそっちのほうかな。

      引用  返信

  • 錦織君の大ファンで、いつも楽しく読ませてもらっています。
    チリッチ戦、素晴らしくて何度もビデオを見てるのですが、
    ポイントがおかしいゲ-ムがあって、何度見ても腑に落ちなくて
    GSでもこういう事があるんだと不思議に思っています。
    2セット第8ゲ-ム、チリッチサ-ブ、0-30になったのに、
    チリッチが又アドコ-ト側でサ-ブを始めて、錦織君も審判も
    何のためらいもなくゲ-ムを始めました。チリッチがエ-スを
    取り15-30、でも審判は15-15とコ-ルし、画面のスコア
    も一度は0-30と表示したのに0-15からのスタ-トとなって
    しまいました。解説の坂本さんが「あれ、0-30じゃなかった
    ですかね」おっしゃったのですが、勘違いだったのかな-みたい
    な事になってそのまま流れてしまいました。結局チリッチの
    サ-ブサイドがずっとずれたまま錦織君の1ポイントがカウント
    されないままこのゲ-ムが終わってしまい錦織君は1ポイント
    損をしました(そう思えた)。錦織君がこのセットをタイブレ-ク
    で取ったからいいようなものの、もし落としてたらとても大きな
    1ポイントだったように思うのですが・・・
    暑さのせいで、審判もコ-ト上の選手も朦朧としてたのでしょうか?それとも私の間違い?
    もう終わった事ですが、どうしても引っかかるシ-ンなんです。
    あのビデオを見られた方どなたか教えて頂けませんか?

      引用  返信

  • flowerさん

    あの場面、気になっていました。

    ビデオで今確認したら、おっしゃるとおりでした。
    再確認すると2セット・8ゲーム目、チリッチ選手のDFに始まり、次も彼はクロスをアウトして0-30。TV画面表示は当然、0-30。
    なのにチリッチ選手の次のサーブは、アドコートからです。
    すると、TV画面表示も慌てて?15-0に変更。
    2ポイント目はノ―カウントになったのでしょうか?
    イヤイヤ、再々確認すると大声ではっきりアウトのコールがあって両選手、次のポイントに入っていきます。
    まず、チリッチ選手が勘違いし、圭君はじめ、みんながそれにツラレてしまったのでしょうか?
    GSでこんなことがあるんなんて・・・

    しかし、今度は再生をストップモーションにするとクロスボールはライン上に着地のように見えます。
    審判は何を言っていたのかはっきりしなかったのですが、0-30とは聞こえなかったのでオーバーコールだったのかも知れません。

    よく、わかりません。

      引用  返信

  • flowerさん、問題のシーンですがおっしゃる通りのことが起こっています。
    私も「暑さでみんな意識が朦朧としているのか?誰も気づかないなんて!」と思っていました。
    最初のポイントはダブルフォルト、次のポイントも錦織が取って0−30だと思ったのですが。
    実際には2ポイント目が何らかの理由でリプレイになったとのことだったと思います。
    実況掲示板を見返してみましたがよく分かりませんでしたが、確かそういう理解だったと思いますが・・・。

      引用  返信

  • Terrieさん>

    Terrieさんの、「ポテンシャルが実力に昇華(定着?)した段階にはまだなっていない」というようなご見解に同感です。
    この言葉はスポーツを長くご覧になっているか、ご自身でおやりになっているかしなければ、出てこない重い言葉だと思います。
    そのせいで、まだ今のところ、驚くような力を発揮したり、簡単にやられてしまったり、不安定ですよね。
    そして、おっしゃるように「ATPという高いレベルでの切磋琢磨された経験」を積むことによって、安定した実力が発揮されてくるのだと思います。

    また同時に、ゲームの流れを決めるポイントの捕えどころや、それによる心身のペース配分など、直接ボールを打つこと以外のことがよりいっそう身に付いてくるのでしょうね。
    そして、それらの条件を備えるか、備える前に挫折してしまったこれまでの多くの日本人男子選手の中で、なんと有望な選手なのだろうか、と思っております。

      引用  返信

  • 錦織くんのUSオープンでの戦い寝不足になりながら熱く楽しませていただきました!

    チリッチ戦での4h59minに及ぶ過酷な状況下での試合に、最後は思考力が落ちるほど消耗しながらも、勝利したというのは、錦織くんが怪我をして精神的に苦しみながらもその期間ガッツリフィジカルトレーニングに取り組んだ成果だと思います。

    フェデラーの7試合を戦い抜く準備うんぬんのコメントについてですが、GS本戦に出場される選手たちはみんな同じような心構えでそれだけのトレーニングを積まれていると思います。(錦織くんも含めて)

    今回残念ながら錦織くんが途中棄権となってしまったのは、予選からフルパワーで戦って、その上チリッチ戦でとどめを刺してしまったということではないでしょうか?

    同じフルセットの試合でも3時間台で終わる試合もあれば、錦織くんの試合にようにもつれる試合もありますしね。

    ただ、フェデラーの試合を見ていて思うのは、すべてのゲームすべてのセットをフルパワーで戦ってはいないなと・・・。

    あれ?っと思うほどあっさりとボールを追わないゲームと、よく解説者の人が「ギアをあげましたね!」と言っている超やる気満々・イケイケ!のゲームがありますよね。

    そういう、攻め・抜きみたいなものって、持って生まれた勝負勘なのか経験で培うものなのか…。

    錦織くんもそんな風に体力の調節ができるようになれば、もっとうまく戦えるようになるのでしょうか・・・?

    素人意見ですみません。

    いずれにせよ、錦織くんの活躍で今回のusオープンは、久しぶりに熱く楽しませてもらいました!
    ありがとう!!!

    ちなみに私個人としてはフェデラーに優勝させてあげたい!です。

      引用  返信

  • RYUJIさん、netdashさん、

    早速お答え頂きありがとうございました。
    あのプレ-がリプレイになったのならすべて納得いきます。
    GSで、しかもトッププレイヤ-、審判が一度に間違いを犯すなんて考えられませんものね。ありがとうございました。
    引き続き、圭くんの活躍を願って、このブログも楽しみに拝見していきます。

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。