添田が全日本2連覇

添田が杉田に6-3,7-6(3)で勝利し、全日本連覇を成し遂げました。

全日本はATPポイントのつかない大会ではありますが、添田のような「勝ちを期待される選手、勝って当然と思われている選手」にとってはやりにくい大会です。

勝って当然の実力でも、実際に勝つことは、簡単ではありません。

かつては決勝で岩渕に苦杯をなめた添田も、プレッシャーのかかる中での連覇をして来年は世界での活躍が期待されます。

全日本は、そういう世界への登竜門的な意味合いを持つ大会です。

添田に準決勝、決勝で負けた三橋、杉田は悔しい思いをしたでしょうが、力を付けてきています。

2人とも小兵なので苦労はするでしょうが、三橋は体付きがすごく、フィジカル的にも世界でやっていけるのではないかと期待させられます。ブログなどでの本人の弁もまさに「侍」で、20歳そこそこでこれだけメンタル的に成熟しているのはすごいと思います。

杉田は18歳で目覚ましい活躍をし、その後スランプに陥りましたがまた盛り返してきて、今が伸び盛りです。

球を速いテンポで捕らえるセンスはこれもまたずば抜けていて、スピードを武器にランクアップが期待されます。

岩渕、本村、茶園、森上など多くの選手が引退してさびしくなった今大会でしたが、若い力が確実に育ってきていますので、まだまだ楽しめそうです。

そして「男子の速い球を経験する絶好のチャンスだと思った」ということでミックスに参戦した伊達さん、また優勝。あきれるほど強いですね。

これで錦織が復帰したらますます楽しめそうです。はやく戻っておいで。

1 個のコメント

  • 私は三橋に非常に期待をしております。
    メンタル、フィジカル、そしてブレインと3つの要素を持たなければいけないテニス。
    メンタルとブレインがなかなかいい感じなのではと思うからです。
    といいつ三橋のプレーを見る機会を今回も逃してしまいました。
    来年のデ杯に出てくれるといいとおもっています。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。