今週の日本男子選手の活動状況

錦織圭は腹筋肉離れからのリハビリ中(ニック・ボロテリーのブログで軽く触れられています)ですが、添田豪はじめ、日本人選手が大挙してアメリカ大陸で試合に出ています。

添田豪はインディアナポリスのIS(インターナショナル・シリーズ)大会に本戦ダイレクトイン。

昨年のAIGオープン以来のATPツアー大会です。

1回戦の対戦相手は錦織圭がデルレイビーチSFで対戦した巨漢・ビッグサーバーのS.クエリー。

残念ながら6-4,6-4で敗れてしまいましたが、いい試合をしたようです。

のちほど、鼻血ブログ現地特派員の40Loveさんによるレポートをお楽しみください。

カナダのモンクトンチャレンジャーには鈴木貴男、岩淵聡、伊藤竜馬、松井俊英の4人が出場。

チャレンジャー大会(確か)15勝(勝利数じゃなくて優勝回数ですよ!)を誇る鈴木は今年、故障がち。ようやく2週連続で試合が出来ています。2週とも初戦敗退でしたが、夏に好成績をあげる傾向があるのでこれから徐々に復活してきて、AIGあたりでまた暴れてくれそうな予感がします。

P. Polansky[CAN, 5] def. T. Suzuki, 6-3,7-5

岩淵聡は、錦織圭のIMGアカデミーでのルームメイトで地元カナダ出身ということでワイルドカードを貰ったフィリップ・ベスターとの対戦。ファイナルセット3-2のところでリタイア負けしてしまいました。軽傷であることを祈ります。

P. Bester[CAN] def. S. Iwabuchi, 6-7(1),6-4,2-3 ret.

と、ここまでは元気出ない感じなのですが、ランキングの低い方から2人ががんばってくれました。

松井俊英は錦織圭がイズミールチャレンジャーで負けたマルシェンコに見事なストレート勝ち。
松井はいつもチャレンジャー本戦にはぎりぎり出れるかどうかというランキングで、予選回りになるケースも少なくないのに果敢にチャレンジャー大会に挑戦し続けています。

1回戦で負けてしまう(獲得ポイント0)こともあり、精神的にはかなりきついと思いますが、それでも持ち前の不屈の闘志でついにチャンスをものにしました。拍手したいです。

器用な選手ではないですが、日本選手No.1のパワーは魅力です。このままの快進撃を期待します。

T. Matsui def. I. Marchenko [UKR, 8}, 7-6(6),6-1

伊藤竜馬はフューチャーズで抜群の成績を残し、満を持してチャレンジャーに挑戦を始めています。
過去、チャレンジャー大会では過去に1勝しか上げていませんでしたが、北米で嬉しい2勝目です。

T. Ito def. D. Kindlmann [GER], 5-7, 6-3, 6-2

2回戦は鈴木貴男を破ったポランスキーと。強敵ですが、ここも破って錦織、添田に少しでも迫ってほしいです。

さてインディアナポリスの添田 vs クエリー戦ですが、現地ではナイトセッションだったため、日本時間では本日の午前中に行われました。

私を含めて、残念ながら仕事中などでライブスコア観戦できなかった人が多いと思いますが、現地特派員の40Loveさんが生観戦レポートをコメント欄に寄せてくださいました。

(40Loveさん、この場を借りてお礼しますm(_ _)m

コメント欄に埋もらせておくにはあまりにも惜しいので、ここで紹介させていただきます。

レポートはまずは第1セッ分トだけですが、続きをぜひ期待しましょう!

こちらインディアナポリスは夜も更けてまいりました。さて添田君の試合の報告をします。といっても初めてなので皆さんのご期待に添えるか(!)わかりませんが、やってみます。テニスの技術に関してはどシロウトの私ですが、ライブスコアの数字では見えない部分を少しでも埋めていければと思います。もちろん添田君を応援する側としての報告ですので、公平ではありません。ご了承下さい。

午後6時ごろに4番コートでウォームアップをしている添田君がいました。リラックスしてる感じでした。

本選2日目のナイトセッションの2試合目。1セット目の3-4から観戦。

特に第1セットの第8ゲーム:長いデュースゲームでしたが、多彩なプレーを見せました。フォアハンド(FH)のウイナー(W)。FHでクエーリー(Q)を左右に揺さぶってからボレー。Qのバックハンド(BH)攻め。ワイドのサーブからサーブ&ボレー。ハイボレーを深く決めてのWなどなど。添田君のプレーに観客も大いに沸きました。

ここまではちょっと押されながらもQのFHとはまったく互角に打ち合っていました。サーブの配置もよくQも良いリターンが打てません。自然にラリーが多くなり、BHでミスをしない方がポイントを取り、FHでお互いにきっちり決めるという流れでした。添田くんはQを左右に動かしながら、いいタイミングでFHのWをかなり決めていました。

4-5で添田君のサーブ。ここでQがリターンを深く返してきて、添田君のミスが2本連続で出てしまいました。第3ポイントは添田君が120MPH(192km/h)の1STサーブでQのガットが切れ打ち返せず添田君の得点。でもその後ダブルフォルトとFHのエラーが出て第1セット終了。ここがテニスの怖いところですね。あれだけサービスゲームでよく粘っていた添田君でしたが、魔の1ゲームでした。

また明日仕事なのでこの続きはまた明日の夜に報告します。

ps:圭くんと同期のドナルドヤングの試合も2セット目だけ見れたので、そちらの報告もしますね。試合は6-2、6-2でスぺーディアの勝利でした。

 

 

 

7 件のコメント

  • 40LOVEさん、
    第一弾リポありがとうございました。

    お疲れのところ早速のUPで
    大変でしたでしょう~。
    でも第二弾も期待しています~^^

    前記事レスでもありましたが、
    テニスの勝負の分かれ目の1ゲーム。
    そこが詳細に解ってとてもよいリポでした。

    1ゲームの怖さ・・・。
    テニスは選手が常にピンと張った糸のように
    緊張を強いられるスポーツだと感じます。

    こうやって各地に特派員できると
    良いですね、団長!
    スコアだけではテニスの試合の本当のところの部分は
    わからないもの。

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  • 40LOVE/USAさん、グッジョブ!!
    後半も楽しみにしています。
    生観戦は本当に羨ましいですよ!!
    今後もヨロシクでっすw

      引用  返信

  • 松井選手、すごいなー。
    マルシェンコは思い出深いぞ。
    伊藤選手、どんどんのびていって欲しい!
    団長が記事にすると、急に興味がわくから不思議です。

    40Loveさん、レポートありがとうございます!
    互角のラリー、サーブ&ボレー・・・ですか。
    添田選手の試合もとてもみたくなりました!

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  • Netdashさん、記事にして頂いて嬉しいです。皆さんにもちょっとだけでも添田君の素晴らしいテニスを想像してもらえましたか?

    それでは、第2セットに入ります。

    1セット先取したQのペースで始まると思われた1ゲーム目は、何とQがアンフォースドエラー(UFE)を連発。ダブルフォルト(DF)や130MPHのサーブを添田君が難なくリターンしてQのUFEを誘ったりでラブゲームで添田君が初のブレーク。相手のミスが重なったとは言え、添田君がスピードを活かして予想以上に返球してくるのでQがたじろいでいたのも確かです。ここのあたりは圭くんとの試合と重なりました。

    添田君のサーブの2ゲーム目は30-40のBPでQを左右に振ってロブが上がってきた所でスマッシュのWでデュース。素晴らしいポイントの組み立てでBPを凌ぎ観客も大きな声援を送りました。最後はBHを攻めてQのショットがネット。2-0となって添田君に有利になりそうな気配。かなりイラついてるQ.

    でもさすがに世界第44位で今大会第4シードのQ.次のSGはラブゲームで簡単に取ってしまいました。2ポイント目に添田君がホークアイコートでの初チャレンジ。レフトベースのアウトコールに対してでしたが、かなりのアウトで本人もちょっと照れくさそうにしていたのがとても可愛らしかったです。

    2-1の第4ゲーム。15-40とDBPを取られながらFHの素晴らしいWと相手のエラーでデュースに持ち込んだものの、ライト二アラインに打った際どいショットがアウトコールされ、再度チャレンジしたもののわずか2mmほどのアウト。余りにも際どかったのでスクリーンの画像を拡大しなければスペースが見えないほどでした。観客席からも大きなため息が出ました。このショットが入っていればまた流れは添田君のほうに向いたかも知れません。ここでブレークされて2-2.

    その後はお互いに4-4まではラブゲームでサービスキープが続きました。この間、添田君のSGではパッシングショットをきれいに決めたり、サーブをワイドやBHに頭脳的に打ち分けてQの甘いリターンからWを簡単に決めたりと添田君のテニスを大いに見せてくれました。特にQが添田君のSGで主導権を取れなかったのは、添田君の2NDサーブにかなり苦しんだからだと思います。フェデラーも言っていたと思いますが、セカンドサーブの良し悪しは試合に大きな影響を与えますね。

    4-4でQのSG.Qがスマッシュエラーをしたり、添田君が2NDのリターンWをQのFH側へ打ち込んで、30-40となり添田君のブレークチャンス。しかしここからQは1STをきっちり入れて結局キープして4-5.

    第10ゲームは最初のDTLショットがほんのわずかにアウト。そして痛恨の2ポイント目はQのBHのクロスコートのショット。アウトになると思って打たないで見過ごしたところ、ロングライン上にギリギリでイン。その後気を取り直して、ネットインの低く短い難しいショットをうまくさばいてFHでクロスコートにW.しかし最後はラリーの後FHとBHのエラーがでて試合終了。あの2ポイント目が流れを変えてしまいました。

    でも、最後にコートから退場する時に観客からあたたかい拍手が惜しみなく送られていました。試合全体を通じて添田君は世界44位を相手に堂々と戦かったのできっと素晴らしい自信になったと思います。124MPHのサーブも出たり、スピードを活かしたハッスルプレーにクエーリーも戸惑う場面も多くありました。試合終了後にバッタリ会った時「おつかれさま」と声をかけておきました。次の大会も大いに頑張って欲しいですね。

    ヤングの試合はまた明日ということで、おやすみなさい!

      引用  返信

  • 40Loveさん、
    第2弾レポート、ありがとうございます。
    すごーく想像のひろがるレポートでした!!
    よーし、絶対いつか添田の試合を観にいくぞ。
    決定。

      引用  返信

  • 40LOVEさん、ありがとうございます!!

    添田選手もそのプレーに表現力があったということですね♪

    観客に認めて貰えればチカラはあるということですからね。
    今回のクエリーは格上でしたから「あたって砕けろ」的なモノも
    無いとはいえませんでしょう。
    「(当たって砕けろ的)だから出たチカラ」ではなく、
    どんな相手にもこのパフォーマンスを出せる土台をしっかり作り、更に上乗せしたチカラを身に付けて、
    「添田のパフォーマンス」を完成させて欲しいと思います。

    そしてそのパフォーマンスで我々を魅了してもらいたいですね!!
    皆さんも添田選手に励ましのおたよりを!!(って漫画家かw)
    http://gosoeda.blog.tennis365.net/ ブログ
    http://www.go-soeda.com/ HP

    だんちょ、すいません。 ここは圭君の・・・。
    40LOVEさんのコメに興奮しちゃいましたww

      引用  返信

  • 40LOVEさん貴重な現地レポートありがとうございました!
    これからもぜひよろしくお願いします(無理ない範囲で)。

    種丸さん

    無問題。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。