ベルダスコ ああベルダスコ ベルダスコ

ベルダスコが凄い。

本日行われた全仏オープン3回戦でもアルマグロに第2、3セットをタイブレークに持ち込まれたがストレートで完勝。

F. Verdasco[8] def. N. Almagro[31], 6-2,7-6(4),7-6(8)

何がすごいって、1stサーブ。

1stセットは確率100%。
2ndセットは確率90%。
3rdセットは確率83%

こ れ は す ご い

そしてあの腕っぷし。
いや、腕っぷしだけならアルマグロも負けていないが、ベルダスコの方がしなやかな感じがする。

バックハンドが比較的弱いといわれているが、素晴らしいフォームじゃないか。
全豪SFでのナダルとの大接戦はフロックじゃない。

アルマグロとの打ち合いはクレーコートとは思えないテンポで進んだ。
見ていて気持ちのいい、スカッとする打ち合いだった。

順調に勝ち上がればベルダスコはQFでナダルと対戦する。勝つのは厳しいというのが大方の見方だろうが、ナダルを消耗させることはできるかもしれない。SF以降のナダルの勝敗にも影響しそうだ。

「ダークホース」という言葉がよく似合うベルダスコに注目。

9 件のコメント

  • けれんみのない打ち合いでいい試合でしたね。スカッとしました。

    ベルダスコのファーストサーブは高確率
    緩急をつけるために要所でフラットサーブを混ぜるので最高速は速い
    平均速度はロディックのセカンドサーブ並
    左利きの独特の回転があるので1.5サーブでも戦えるというレフティーのアドバンテージを生かしてるといえます。

    ただこういう異常な高確率のサービスの選手はサーブが入ってることで精神面の均衡を保っている人が多いです。
    自分の周囲や対戦相手にもよくいます。
    そのほとんどが実はサーブが苦手でセカンドサーブを打ちたくない人。

    もともとこの選手は精神面の弱さが課題。
    去年はトップ30で1試合平均最高のファーストサーブの確率と同時に4本以上のダフォを記録した選手です。
    この試合でもたった13本しか打たずにすんだセカンドサーブで4本フォルト。
    ファーストサーブは88%入ってるのにセカンドは69%です。
    ファーストとセカンドが似たようなサーブなので、最初でミスすると修正がききにくいのかもしれません。

    昨シーズンよりさらにサーブの確率を上げてメンタル面を安定させ、自慢のストローク力に磨きがかかった今シーズンの彼ですが、
    本当の大化けを果たす鍵はこの辺にありそうな気がします。

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  • フェル、全豪でのナダルとの死の決戦で見せた、神懸りならぬ鬼懸かり的なプレイを見て大ファンになりました!!

    そこで一皮むけたのか、じりじりと8位まで上ってきましたが、なぜかしら出る試合出る試合全てQFでナダルと当たり続けるんですよ・・・そして今回も・・・!

    WOWOW191しか観られない私にはようやく巡ってくる観戦のチャンスな訳ですが、たまにはくじの神様に微笑んでほしいです。

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  • 僕も見ましたが、凄かったですね!!!
    1stサーブ100%ってヤバイです^^

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  • そう、サーブ100%でありながら最高速は230km/h超えという。ありえん。

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  • 菜梨さん

    たしかにサーブ入りすぎかも。
    サーブ入れたいんでしょうね。
    それでも100%とか、信じられない高確率ですけど・・・。

    逆に、65%くらいになるように調節した強さで(意味わかります?)サーブを強打した方がいいかもしれません。

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  • ベルダスコ、何本マッチポイント逃しとるんじゃ~?
    と、ちょっとイライラするところもありました。
    急に打ちきれなくなったり、大事なところでダブったり、精神的に?な部分があるなと思いながら見ていましたが、やっぱり課題とされていたんですね。

    「これって、有明?」(←おいおい!)
    「スペイン同士の対戦だね」
    「白はベルダスコ、赤はアルマジロ~^^」
    ごはん食べながら、試合見れるのは嬉しい!

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  • おひさしぶりです
    このごろわけあってテニスをあまりやっていないし見ていないんですが
    そんな間に全イムオープンが始まりましたねwww

    ってかなにより100%ってすご……!!!!!

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  • iさんお久しぶりです。
    全イムオープン覚えててくれましたかwww
    残念ながら私は予選の予選の予選で敗退しますたw

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  • 鼻血さまへ

    ニュアンスはたぶん理解できてるつもりです。
    高確率のサーブでリズムを取るスタイルを激変させるのもリスクが高いので、
    セカンドサーブの技術、自信がつけば徐々にファーストの率を落としてでも質を上げてくると思います。
    技術が向上しない気もしますが(汗)
    ナダルも10代の頃はベルダスコに近いタイプのサーブでしたが、今はかなり攻撃的なファーストサーブになったと思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。