錦織圭、ブレイクポイントをなかなか取れず苦労するも、3試合連続ストレート勝利で準決勝進出!(2019バルセロナ準々決勝 vs. カルバエス・バエナ レビュー)

2019 Barcelona (ATP 500)
Quarterfinal
Kei Nishikori[4] def. Roberto Carballes Baena, 6-4,7-5

まず始めに、プレビュー記事で応援フードの掲載が試合に間に合いませんでした。micchiさん申し訳ありません。
今、アップした状態になっていますので、みなさま1つ前の記事をご覧ください。

さて試合は、今日もストレート勝利。
3回戦よりはミスは多め。しかし、相手もかなり良いプレーをしていました。
まずは初っぱな、幸先良くブレイク。
その後、力関係は拮抗。バエナはフォアを軸にかなり良い攻撃をしてきました。

1stセットは5−4で危ない場面があったものの、凌いでキープ。セット先取。
2ndセット、再三のブレイクポイントのチャンスをなかなか取れず。
私がちょうど見ていない時間帯だったのですが、0−40からドロップショットのミスを皮切りに、ミスを連発してしまったようです。
かなり復調してきたとはいえ、この傾向はまだ継続しています。
まあ、リターンゲームのポイント率は30%台後半ですので、3本に1本くらい取れればOKなのですが、今日は9本目、5−5でやっとブレイクできました。
この前は10本のブレイクポイントを逃して負けるということもありましたね。

その分、自分が迎えたブレイクポイントではしっかりプレー出来ました。
ここは確実に良くなってきている点です。
自分はブレイクチャンスにブレイクできないのに、自分が迎えたブレイクポイントでは我慢できず落としてしまうことによる負けが最近は続いていました。

と、100点ではありませんが良い点も徐々に増えてきました。バエナ、クレーコートでやはり怖い選手でした。

久しぶりの準決勝進出(2月のロッテルダム以来)です。
上位ラウンドになればなるほど、良いプレーが求められます。
次はメドベージェフ。相手にとって不足無し。
これまで以上に厳しい戦いになることは間違いありませんが、戻ってきた勝負強さでブリスベン以来の決勝進出を期待したいです。

19 件のコメント

  • 試合数がこなせるのは復調するのに大事なことですよね。 試合は見れなかったけど、まずはもがきながらも勝つことが1番!
    よかったです。
    明日も楽しみ! テニスチャンネルで放映ありますように、、、

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  • バナナ効果で(?)勝ててよかったです。
    中盤以降はもやもやしましたが、本人の感触は悪くなさそうなので、明日も錦織らしい試合を期待したいです。

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  • 2度の0-40から取りきれないのは、この試合は勝ったからよいとして、やはり年齢との闘いにもなってきたより高いタイトルを狙うという面では、不安が募りますね。
    あと相手が怪我してからのサービスゲーム、ジョコビッチだったらワイドサーブなど相手を走らせると思うが、錦織は美学?なのか、優しいのか、相手が動かなくても打てる場所に置きに行ってた。これではチャンピオンにはなれないのではないだろうか。

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  • 団長さま
    記事立てありがとうございます。

    アリアシム戦の印象が強かった為か今日の試合の印象は薄かったものの、クレーコーター相手では充分有り得た内容だったと思いますし、相手はSEがかかった状況ですからこの試合で全てをかけるつもりで来たはずですから簡単では無いケースも想定されたと思います。

    その相手にストレートで勝てたのはデカイかなぁって思っています。

    勝ちもそうですが、負けがこんでいた時に比べてアリアシム戦辺りから「色々な面」が見れ始めたかなぁっと。相手BPからのドロップ選択は勿論、同じ状況をネットボレーで凌いだ後の「危っぶねぇ〜😅」的な笑顔なんて久しぶりに見れましたから・・・

    暫くまとわりついていた閉塞感が少しずつ剥がれてきている様に思います。😁

    まぁ、でも勝って課題が出て来るのは良い傾向ですね。

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  • ほんとーに久しぶりにリアルタイムで最後まで見ました。
    久しぶりのドキドキ感。
    第2セットでなかなかブレイクチャンスを活かせず、相手の調子が上がってきてしまった時は
    ままたまさかの逆転負けとかあり得るんじゃないかとヒヤヒヤしました。
    でも、今回はなんとか切り抜けた。まだ本調子ではないとしても良い方向に向かっているのだと確信しました。

    2人とも粘り強くよく走ってひろった見応えある試合でした。
    カルバレスバエナ(昨日の相手といいオバさんには名前が難しい😓)選手の足が軽傷であることを願います。ナイスファイトでした。

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  • ブレークポイントのドロップは、相手を下がらせていた局面でしたので、選択としては間違っていなかったと思います。ただ、取られても次で決めるぐらいの感じで打つべきだったというのはありますが。
    後は、少なくとも私が見た限りミス連発ということでは無かったと思います。むしろ、カルバエスバエナのファーストがいいところに決まって来て、ノーチャンスに近かったかなと。うまくラリーに持ち込めたポイントも、相手も集中力を上げてほとんどアンファーストエラーは期待できなかったですし。
    なので、今日に限って言えばブレーク出来るまで集中を切らさず、粘り強い相手にしっかり勝ち切ったというのが私の印象でした。良い試合だったと思います!

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  • 第2セット、再三のブレイクポイント取りきれず、最後にようやくブレイクできた試合でしたが、
    今日の痛恨のミスショットは第2セット第1ゲームの
    あのドロップショット失敗だと思います。
    他にも惜しいミスがありましたが、このミス以外は相手の粘りが大きかったのではないかと思います。
    ブレイクポイントをきっちり取り切るテニスが早く復活しますように!

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  • 既にテニス賢者の方々からのツッコミ済では有りますが・・・

    錦織選手の試合後のインタビューで次戦のメドベージェフ選手について「決勝では2回ほど対戦しているがクレーは初めてだね」的なコメント・・・

    ってアンタ、昨年のモンテカルロで初対戦しとるがな👋👋、そして勝っとるがな👋👋👋

    何か、色々な意味での「錦織選手らしさ」が次々と戻って来ている気が・・・😅😅😅

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  • 良いGWの入りです。
    今夜はGAORA、BS朝日、wowwowオンデマンドと
    解説選び放題。
    対ダニールメドベージェフの応援フードは
    ブリスベンの記事を読み直して、
    今度こそ
    煮る 麺と ベジ

    タンメン
    チャンポン
    味噌ラーメン
    あたりでどうでしょうか!

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  • 「なかなかブレークチャンスを生かしきれない」。これが逆の立場ならば「数々のピンチをしのいだ」という表現になります。錦織選手のミスもありましたが、それと変わらないくらい相手選手の良いプレーもあったと思います。それらをしのいで勝ち切った試合だったと思いました。カルバエス バエナ選手、LLを見事に生かし切った大会でした。暫定86位です。
    次は難敵メドベージェフ選手。あはははもうなんも浮かばなーい!10連休の食事のメニュー考えるだけでいっぱいいっぱいです。皆さま充実した休日をお過ごし下さいませ(^ ^)

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  • 団長、ノープロブレムです!

    ステファンさん、ごめんなさい
    大きくはずれました

    改めて使いますね

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  • 久々の生応援📣、途中からはハラハラドキドキ💗
    まだオジェ戦を見れてないので、余計に心配しました〜(+_+)
    でも、クレーコーター特有のしつこいしつこいプレーに粘り負けせずにストレートで勝ちきれた事は、きっと大きな自信になると思います❗(≧∇≦)b♥
    メドベは今シーズン急にクレー覚醒した感満載ですが、クレー覚醒の大先輩として、貫禄のプレーを魅せて欲しい❗💪💪💪←ああ、「魅せて」という表現もチョー久々〜😍😍😍
    楽しい大型連休突入ですね、圭、ありがとう❗😘😘😘
    そして久しぶり準決勝進出、おめでとう❗( ˘ ³˘)♥( ˘ ³˘)♥( ˘ ³˘)♥

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  • 団長さん、お忙しいなか、レビュー記事のアップありがとうございます。GW中は少しゆっくりできますように。
    カルバエス・バエナ選手、よく走ってよく拾い、よく粘りましたねー。
    TennisTVで観ていたのですが、ゲスト解説者が(たぶん)昨年引退されたジレ・ミュラーさんで、錦織選手が第2セットでブレイクチャンスをなかなか取り切れなかった場面について「逆に言えばそれだけブレイクポイントを握っているということ。物事の明るい面を見るべきだ」と言っていました。また、バエナ選手について「自分はこれまで彼のプレーをじっくり見るチャンスがなかったが、あらためて驚いている。今大会中ずっと、素晴らしい戦いをしている」と。

    確かに第2セットはバエナ選手のプレーの質が上がってきたところへ錦織選手のミスが出たりして、ひやっとさせられる場面がありましたが、BPをしのぐ強さが戻りつつある気がします。またこの試合は、今後のクレーの大会に向けて、変な言い方ですが「いい練習」になったと思います。準決勝の相手は難敵メドベージェフ選手。どんな戦いになるか、目が離せません。

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  • 相手も圭もよく粘って、クレーコートの試合らしさを堪能しました。
    本当は、圭なぜブレイク出来ない😣❗と、少しイライラしたのですが~。
    昨日負けてたら、悲しい連休始めになってた筈😢❗
    外は雨☔ですが、心は晴れ☀
    まだ圭を見れる、しかも準決勝❗❗
    メドベに、なんとしても勝って決勝へGo💨❗❗

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  • 準決勝進出、早期敗退続きからの脱出、良かった…でも、今は錦織圭には当たり前の勝ち進みでなければならない。
    メドとの試合がやっと本番だと思います。

    セブンさんの
    “怪我してからのサービスゲーム、ジョコビッチだったらワイドサーブなど相手を走らせると思うが、錦織は美学?なのか、優しいのか、相手が動かなくても打てる場所に置きに行ってた。”
    私も思いました。
    2ndは特に何か決めのショットが決まらず、拾われまくっている。
    相手の厳しい場所に打つ深い球はミスとの隣り合わせだけど、左右にもっと振るラリーが見られなかったように感じます。
    自分のペースに持っていくラリーをしていると相手もリズムを持ち直して反撃をくらう。
    結局ロングラリーで自らミスに。
    ここ3大会、これで負けていたような…。
    加えて、2nd中盤からのプレッシャーが甘くなっていた。
    打点が下がるとこんなにも違いがあるんだと改めて思いました。

    勝ってもこんな厳しい感想になってしまいますが「勝って当たり前」の錦織圭なんですよ。
    あ、むやみに勝って当たり前とは思ってはいません。攻めてミスも少ない、相手のウィナーやプレーが良くて負けてしまうのであれば健闘を讃えます。

    決勝、ナダルかティエムとの闘いが観たい!

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  • 団長さんレビューありがとうございます😊
    「100点じゃないけど、徐々に良い点が増えてきた」
    まさにそういう状態ですね。全仏までの大会でその良い点をさらに増やし、しっかり
    自信を身にまとってほしいと願ってます。今から100点満点💯では、もう伸びしろ
    がないわけですから( ̄▽ ̄)なかなかいい状態だなと思えます。

    ゆうたさんがおっしゃっていた「危っぶねえ〜😅」的な笑顔&舌をちょろっと出した
    表情に私もホッとする感覚がありました。あの後ちょっと気分がほぐれたのか、また
    自分のプレーが戻ったような気もしました。ここのところのまとわりついていた閉塞
    感も徐々に剥がれて…という表現にも同感です。まっ、むしろ私たちファンのほうが
    重苦しい閉塞感をまとっていたかもしれませんが(笑) かなり解き放たれた感があります。
    クレーでの対戦はない発言に私もウケました。でも昨年のモンテカルロで対戦したメド
    べデフ選手の印象は確かに薄く、その後の変貌で錦織選手が対戦した東京とブリスベン
    のメドべデフ戦は強烈な印象が錦織選手に焼き付いていると思われるので、まあ………
    ちょっとは理解できるかな(笑)などとフォローしてみる(๑>◡<๑)

    プレカンでの回答でも、自信を持ててきている雰囲気が伝わります。本人が言うように
    テニスのレベルを上げないと勝てないという緊張感と集中力を保って、試合できること
    を願っています。全力応援できる連休のお楽しみをありがとう!錦織選手(╹◡╹)♡

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  • 今夜(東京時間)のメドベージェフ戦、テニスですから、もちろん錦織選手が100%勝つ保証はありません。
    ただ、気になる故障はないこと、体力的にも問題がないこと、ここ3戦で自信が戻ってきていることを考えると、メドベージェフ選手にとって、極めてやっかいな相手であることは間違いないと思います。
    団長さんのプレビューをお待ちしていますが、いずれにしても良い試合になり、錦織選手が勝利することを願っています。

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  • 10連休、団長さまにおかれましては、既に日本脱出してたりして❗まさか、バルセロナに?などと、あれやこれや想像してみたり…
    難敵、メドベーデフ選手に、錦織君は、どのような戦術で臨むのでしょうか?楽しみであり、少し恐くもあり、です。相性の良いバルセロナで、是非決勝に進んで欲しいと、思わせてくれる、ことが有難い❗全力応援よ。

      引用  返信

  • 団長さん、レビュー記事ありがとうございます。

    確かに決めなければいけない時に決められなかった課題は残ったかもしれませんが、それよりバエナ選手の超人的なしつこさと粘りの圧に屈することなく勝ち切ったことが嬉しいです。
    バエナ選手も2セット目の途中から足に来ているように見えましたが、錦織選手が地獄の特訓かと思うほど前後左右に振り回して走らせても全てのボールに食らいついて返して来る、その精神力は敵ながらあっぱれでした。
    あまりのしつこさに錦織選手も笑うしかないみたいな表情をしていましたね。
    次のメドべデフ戦もメンタル的にタフな戦いになると思うので予習になったかもしれません。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。