帰ってきました。
残念ながら今朝はWOWOWの放送もライブスコアも見ることはできませんでしたが、なんとか携帯の電波をキャッチして錦織系実況掲示板を覗くことでスコアをキャッチアップすることができました。
掲示板に書き込みしてくださった方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
さて、試合の感想。
家に帰ってWOWOWの録画をチェックしてみましたが、とにかく驚きました。
錦織のプレー内容にはいつも驚かされっぱなしなのですが、それ以上に試合展開に驚かされました。
まず6-4,6-4とフェレールに対して勢いよく2セットを連取したところに驚きました。
次に、続く2セットを落としたのにファイナルセットで立て直してきたことに驚きました。
第4セット終盤はファイナルセット勝負を考えていることが見て取れましたが、それをきっちり実行できるのはもの凄いです。
サンプラスを思い出しました・・・。
第4セットが終わった時点では、とても勝った試合をみているようには思えませんでした。
リアルタイムで応援していたら、おそらくかなり「やばい」と思っていたことでしょう。
次に3-1と先にリードしたことにも驚きましたが、5-2からのフェレールの挽回にも驚きました。
そのフェレールにもやや疲れが見えていたことにも驚きました。
もちろんプレーのレベルは維持していましたが、「あの」鉄人フェレールをここまで追い込むなんて・・・。
ブレイクはトップ選手の中では波があるほうだし、圭ワールドに引き込めばチャンスはあるというイメージがありますが、
フェレールは甘さの全くない選手。
正直、錦織がフェレールに勝つイメージを、試合前は応援している私自身ですら持つことができなかったのが本音でしたが、
まさかここまでの内容でここまでフェレールを追い詰めるとは・・・と感動しっぱなしでした。
5-5になって、結果を知っていてもとてもまだ「勝てる流れ」には見えませんでした。
マッチポイントを逃したダメージもあるだろうし、この展開はフェレールに有利。
ここからどうやって勝ったのだろうか・・・
迎えた第11ゲーム、錦織はナイスサービスを連発して6-5とします。
この土壇場でまだ底を見せない力を発揮する錦織に、また驚きました。
それでもまだ、勝負の流れは見えない状況でした。
錦織の勝負師としての才能に一番驚いたのは続く第12ゲーム、30オールからのポイントです。
バックハンドのリターンをフェレールのバックへ。
そこからバックハンドのクロスのラリーが続きます。
攻撃されないように、深くプレースメント。弾道を変え、スピードを変え、スライスも使って7往復のラリー。
そこから急にストレートへコースを変えた速い球。
浅くなった球を回り込んでフォアで逆クロスへアプローチ。10往復のラリーの最後はフェレールのパスがネットして決着がつきました。
スーパーショットを放ったポイントは他にたくさんありましたが、このポイントには今の錦織テニスの全てが詰まっていたと思います。
錦織はかなり攻撃寄りのテニスで、時にはいわゆる「バカ打ち」的なショットを打つこともあります。
「ここはもうちょっとじっくり攻めてほしいなあ」と思うことも多々ありますが、たまの「バカ打ち」も錦織のテニスを構成する一要素で、攻撃的な姿勢を保つために必要な、いわば「税金」みたいなもの。
そう思ってトータルで見れば時々バカうちするのもOK。
落ち着いてしたたかなプレーをするのは20歳を過ぎてからでも遅くない、そう思っていました。
しかしトップ選手相手に勝つためには欲しいポイントで確実にポイントできなければなりません。
そのためにはこのポイントで見せたような虎視耽々と攻めどころを探るプレーが必要になってきます。
それを、本当に大事なポイントで錦織圭は行ったのです。
粘り強さ、ショットの多彩さ、攻めの大胆さ、すべてが詰まった素晴らしいポイントでした。
ここで私は勝利を予感。
この土壇場でこのプレーができれば大丈夫。私の中でフェレールと錦織が肩を並べ、追い越した瞬間でした。
それにしても男子シングルスは面白いドローになっています。
ベスト4までの勝ち上がりを予想すると、ナダルとフェデラーはかなり確率が高そう。
ジョコビッチの山にはチリッチ(3回戦)、ツォンガ、ロブレド、ロディック、ゴンザレスと強敵がたくさんいますが、ジョコビッチが一つ抜けている感じ。
3強がベスト4に顔をそろえる可能性はかなり高いと思われます。
そして残る1人は・・・
錦織、デルポトロ、バブリンカ、マレー
の中から誕生します。
まさに「若手No.1決定戦」。3強への挑戦権をかけた戦いの様相です。
非常に楽しみです。
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錦織圭 vs ダビド・フェレールの3回戦は、ルイアームストロングスタジアムの第4試合に組まれました。
これは時間が読めません。
1試合2時間として、6時間後。 AM11:00スタートですから、PM5:00スタート(現地時間)。
13時間の時差で、日本時間では明日の朝の6時。
1試合2時間半としたら、同様に日本時間では明日の朝7時半。
前の3試合は男子2試合、女子1試合です。
女子の試合は早いと1時間くらいで終わっちゃいますし、第1試合のカルロビッチvsクエリーもビッグサーバー同士の対決で展開は速そう(でもスコアはもつれるかも)。
早めに寝て、朝5時くらいに状況をチェック。状況を見てから時間を読んで2度寝。これがパターンでしょうか。
そして寝過ごす、と・・・。
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1回戦は肺炎明け2戦目のモナコに勝利
2回戦はカラヌーシッチがリタイア
という状況なので、「ラッキー」だったと思っていませんか?
とんでもない。快挙です。錦織だって肉離れ明け2戦目ですし、何よりテニスの内容が素晴らしい。
改善の余地がまだまだある状況であのクオリティですから、末恐ろしい18歳です。
よく考えてみれば
18歳の日本人が、
グランドスラムの3回戦で
世界No.4の選手と対戦
こんな日が来るとはちょっと前にも想像もできませんでした。
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
リアルタイムで応援できるこの状況が本当に嬉しいです。 (more…)
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ちょっと不思議な感じでしたが、危なげなく勝利しました!
2セットを取ったところでカラヌーシッチがリタイア。勝ち目がないということで勝負を投げたような感じにも見えました。
US Open 2008
男子シングルス2回戦
錦織圭 def. R. カラヌーシッチ, 6-1,7-5, ret.
相手のカラヌーシッチはつかみどころのないプレー。
一発はあるものの、とんでもないアウトを連発。
錦織圭は相変わらず素晴らしいストロークで応戦。
フォアハンドの切れと安定感はやっぱり凄いです。
1stセットは20分であっという間に錦織。
2ndセットは相手も少し良くなり、ブレイクできません。
相変わらずとんでもないミスを交えながらも時折強烈なショットを入れてきます。
錦織のプレーも1stセットと比べたらよくありませんでした。
ブレイクポイントを握ってからの凡ミスが目立ちました。
特に心配だったのがダブルフォルトが多かったこと。
試合後のインタビューでは、「1回戦はサーブが入らなかったので、今日はスピンでも何でも、とにかく入れていこうと思った」と語っていましたが、だとしたらもう少し確率を上げたいところでした。
スコアは競ったものの、2ndセットも錦織の方が内容が良かったので、ブレイクするのは時間の問題でした。
5-5からきっちり取り、最後のサーブも締めて2セットアップとなったところでカラヌーシッチがリタイアしました。
カラヌーシッチは2ndセット序盤でトレーナーを呼んだり、少し足を気にしていたようでしたが、2セットを連取されたところで挽回をあきらめたのでしょう。
確かにちょっと負ける要素が見当たりませんでした。
これでついに、(おそらく)フェレールとの対戦です。
フェレールは言わずと知れたトップ選手ですが、昨年この大会でベスト4に入った時ほどの勢いはありません。
強い相手とやると自分のプレイが上がる錦織圭ですから、本当に楽しみです。
ランキング的にもこれで来年の全豪ストレートインが確実な状況になりました。そういう意味でも変なプレッシャーから解放されて、のびのびとプレーできるのではないでしょうか。
2回戦で体力を温存できたのも大きいです。
ぎりぎりでの本戦ストレートインといい、何やら今大会は条件がそろっているような気がしています。
普段はあんまりそういうことは信じないのですが、「フラグが立った」と考えたいです。
フェレールに勝ってUSオープン16強入りということになれば、デルレイビーチ以来の鼻血ブーとなることは間違いないでしょう。
ちなみにポイント推移は以下の通りです。
Set1 6-1
G1圭○○×○○ 1-0
G2辛○○×○○ 2-0
G3圭○×××○○○○ 3-0
G4辛○○×○○ 4-0
G5圭×○××× 4-1
G6辛×○○○○ 5-1
G7圭○○○○ 6-1
Set2 7-5
G1辛××○○×○○××× 0-1
G2圭×○○○○ 1-1
G3辛○××○○×○××○×× 1-2
G4圭○○××○○ 2-2
G5辛×○○○×××× 2-3
G6圭○×○××○○×○○ 3-3
G7辛○×××○× 3-4
G8圭○○○○ 4-4
G9辛○×××× 4-5
G10圭○×○×○○ 5-5
G11辛○○○×○ 6-5
G12圭○○○○ 7-5
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